ポケットモンスターSV~電子生命体との出会い 作:ガチャガチャクツワムシ
光の渦の中から現れたショウは、ハルト達の方を向いて怪我の有無を確認すると安堵したような表情を見せるとすぐに表情を戻し方向を向き直した。デジモン……デルタモンも進化を終えると新たな姿を表した。その姿は、様々なデジモンの一部が合体した先程よりも異形の姿となったキメラモンであった。
「キメラモンか……デルタモンならまだ楽だったんだがな……」
「ショウ!? あのポケモンを知っているの?」
「まぁ……数回戦ったことはある。まずはタイムマシンを壊されたくないから」
とショウの呟きにネモは反応するが簡単に答えるとフィールドを展開した。
フィールドが展開してセグレイブが現れると
「ショウ、気を付けてあのキメラモンかなりのエネルギーを持っている。多分究極体クラスだよ」
「みたいだな。どうやらテラスタル結晶をかなり食ってるな。まぁ何とかなるな、まずはテクスチャを解除する。フィールドを展開しているがハルト達がいるからやり過ぎるなよ?」
と会話が終わるとテクスチャが剥がれCペイルドラモンへと戻っていった。
「セグレイブから姿が変わった?」
「てかっ、しゃべってなかった?」
とハルト達が混乱していると
キメラモンとCペイルドラモンの戦いが始まった。
「ギャオウ‼」
キメラモンは4本の腕を巧みに使い攻撃するも、Cペイルドラモンは爪を使い受け流した。そのまま下の腕を掴むと握り潰そうとするも、すかさず上の腕を振り上げ叩き付けるとCペイルドラモンはふらつき手を離したため、追撃で下の腕で殴り付けた。その衝撃でショウの近くまで吹き飛ばされてきた。
「グゥ!? ……」
「大丈夫か?」
「問題ない。痛いっちゃ痛いがソウマやヒョウガの拳骨の方がこの数百倍痛い‼」
「わかる」
体は打撲傷が目立つが直ぐ様起き上がり、戦いを再開した。(ちなみにショウ達の会話を聞きハルト達はドン引きしていた)
キメラモンは、その行動に苛立ったのか必殺技の【ヒート・バイパー】を放ちCペイルドラモンに直撃するがあまりダメージを受けておらずキメラモンは驚愕した。
「ギャオ!?」
「今度はこっちの番だ。【フローズンクロー】‼」
急接近したCペイルドラモンは、左の爪を振るうとキメラモンの腕を切り飛ばすと右の爪を突き立てた。
「ギャァー」
爪を突き立てた部分から凍りつき、キメラモンは悲鳴を上げ再度【ヒート・バイパー】を放とうとするがその前に爪を引き抜き左の爪で右肩から切り裂いた。そのままキメラモンは前のめりに倒れた。
次でSV本編は終わります。