ポケットモンスターSV~電子生命体との出会い 作:ガチャガチャクツワムシ
4体の完全体デシモンとショウは、襲われていた人達の前に立ち不適な笑みを浮かべていた。
「誰や? 危険やから早よ逃げぇ!」
「いや、先ずあんた達ケガして動けそうにないだろ。大丈夫、いつものことだから安心してくれ」
「何を言……怯えている?」
緑の髪のイケメン?が関西弁でショウに逃げるように叫ぶもショウは意に介さずスコピオモンを見ていた。他三人も避難するように言葉を発しようとした時に何故か先程までこちらをいたぶるように暴れていた相手が驚愕の表情を浮かべておりその巨体が小刻みに震えている様子が見られる。さらに後ろの方で楽しそうに笑っていた3体も似た状態になっているのに気がついた。
「まぁ自分よりも遥かに格上が4体もいればそうなるか。色々聞きたい事があるから終わり次第聞かせて貰いますね。」
「C(クリス)ペイルドラモンは迎撃! ライズグレイモン、J(イェーガー)ドルルモン、ピポグリフォモンは、この人達を守れ‼」
「「OK!」」「了解!」、「わかった~!」
少年がそう分析すると4体に指示を出し始めた。4体は頷きながら何と人の言葉を発したのだ。そうして戦闘が再開された。
Cペイルドラモンは、スコピオモンに一気に近付くと氷の生えた爪をアッパーカットのように振り向けた。咄嗟に鋏で防御しようとするも実力が違うのか甲殻は砕け鋏は切り飛ばせれてしまった。切り飛ばされた鋏を見ると何故か0と1数字が出ており電子機器のバグのように消えて行った。
スコピオモンとの戦闘に集中していると思い、部下の3体は背後から各々の必殺技を繰り出した。フライモンは自身の毒針射出する【デットリースティング】、サンドヤンマモンは羽を羽ばたかせ砂嵐をぶつける【デザートウィンド】、ゴキモンは、己の周囲にゴミを出現させぶつける【ドリームダスト】。その三つの必殺技がCペイルドラモンに当たるもCペイルドラモンは、ダメージをまったく受けておらずそのままスコピオモンの残った鋏も踏み砕いていた。
「止めだ!Cペイルドラモン!」「了解!」
ショウからの指示のより苦し紛れに放ったスコピオモンの必殺技【ポイズンピアス】を己の必殺技である【フローズンクロー】で迎撃し粉砕する。その勢いで部下達の方に蹴り飛ばし一纏めにすると
「【カロスディメンション】!」
4体の周囲のみに吹雪を発生させ氷漬けした。
わずか十数分の戦闘であった。
その後に氷漬けになった4体から0と1の数字が出てはじめモザイクが発生し消滅した。その場には卵のような物のみが残されていた。
「戦闘終了。お疲れ」
ショウは、そう言いながらも笑顔で拳をCペイルドラモンにつきだし、Cペイルドラモンも同じように拳をつきだし拳同士を合わせた。