ポケットモンスターSV~電子生命体との出会い 作:ガチャガチャクツワムシ
感慨深い気分になりながら歩いているとゲートの前に人が立っていた。
「あれ、アキヒコ先輩」
「ショウ久しぶりだな。元気そうで良かったよ」
待っていたのは直前まで一緒に調査をしていた先輩テイマーアキヒコであった。
「済まない……僕の不注意で大変な目に会わせてしまい」
そう謝罪するアキヒコに対して
「気にしないで下さい。それどころかまさかポケモンの世界に行けるなんて中々体験できないことをしているんですから」
気にしていなかったショウであった。
「そうか……まずは帰還しよう。リーダー達が待っている」
そう言うとヘクセブラウモンを戻すと2人はゲートを潜りサンシャインCITYに戻って来た。
「あれ? ショウじゃないか‼久しぶりだな。帰ってきたのか⁉」
「ただいまナイトモン。久しぶり」
驚くように声をかけて来たのは、サンシャインCITYとゲート繋ぐ出入り口を守っているガードデジモンのナイトモン達であった。ショウは挨拶すると、リーダールームに向かった。リーダールームに行くとコウとサヨ、サブリーダーのパルサとコマチ、ドロシーとニュートンも勢揃いしていた。全員の前に来るとショウとアキヒコは敬礼し
「ショウ、ただいま帰還しました‼」
そう報告した。
「ご苦労、緊急の長期任務であったが問題なく遂行してくれて感謝する‼」
代表してコウがそう労うと空気が緩和していった。
「堅苦しいのはこれくらいにして、早速で悪いが報告をお願いするよ。報告書は読んでいるがやはり本人の口から聞いておきたくてね」
そうコウから言われるとショウは緊張をとき今までのことを報告していった。報告を終えると今度はサヨから質問をされた。
「報告書や先程の報告であった謎の蜘蛛型デジモンについて実際に戦闘をした貴方から見てどうだったの?」
ショウは少し考えてから答え始めた。
「そうですね……近くに現地の人間がいたため短期決戦をしましたが、ギュウキモンと似た戦い方をしていました。弱い方を狙って攻撃をしてきましたね。ただ倒した際にデータが出てこずそのまま消滅しました。まるでトレーニングで使うプログラムの印象を受けました」
そう答えるとサヨは
「こちらで調べても似たような結果だったからそうのなのでしょうね……厄介ね」
「両Teamの見解としてあちらの世界に干渉しようとする存在がいるのかもしれない。故にショウ、君はプラチナランクに上がってもらい対策したいと考えているの」
続けてサブリーダーのコマチ代表してが懸念事項を話した。それを聞いたショウは
「わかりました。師匠が代わってもらえる間にランクアップします」
力強く宣言した。再度敬礼し退室しようとするとサヨから止められる。ショウは嫌な予感をしつつ振り替えると
「あなた、あちらの世界で私のことドSリーダーって言っていたそうね?」
笑顔でありながらとてつもないプレッシャーを放ちながら聞いてきた。
「誰から聞いたのですか?」
取り繕い聞くと
「あなたのお友達から聞いたの。さて……少しお話をしましょうか?」
此方に近づいてくるサヨ。ショウは助けを求めようとするも既に全員がいなくなっていた。
「あのですね…」
ショウは必死に弁明をした。