ポケットモンスターSV~電子生命体との出会い 作:ガチャガチャクツワムシ
圧倒的であった。
あれほど苦戦していた相手を謎の少年が引き連れた氷の鎧をまとったドラゴンのような生き物が蹂躙してしまった。
「なるほどな…」
声の方向を向くとオオカミのような頭部をもつ騎士のいでたちの生き物ががこちらを見ていた。
「ショウ! こいつら全員がスコピオモン達の毒を受けているようだぞ!」
「なんだって⁉本当なのか?」
「ああ、どうやら気づかれないように微弱な毒を霧状に撒いていたみたいだ。」
ショウと呼ばれた少年は手首に付けている謎の機械をこちらに向け調べていた。
「本当だ。思考や動きを鈍化する効果があるみたいだ。とりあえず浄化しないと.……」
すると今度は手首を掲げ
「リアライズ。ラジエルモン!」
と機械が光ればそこには先程の4体を越える圧を放ちながらも神々しい雰囲気を醸し出すの天使のような姿の生き物が現れた。
「ラジエルモン。【ファイナルヒール】頼む。」
「了解。【ファイナルヒール】」
暖かな光が襲われていた4人を包み込むと今までの倦怠感や痛みが治まっていったのだ。
「これは!?」「なんて心地よいの光なのでしょう…」
「ラジエルモンの【ファイナルヒール】は特別で、対象のどんなケガや病気も癒すことが出来るのさ」
死んだ魚のような目をした男性とスーツを着た女性が驚いているなかショウは、そう説明した。
「さてと。じゃあ急で申し訳ありませんが、此処が何処かなど色々聞きたい事があるから聞いてもいいでしょうか?」
「わかりました。仮にも恩人となるわけですから」
「ありがとうございます。それでは先ず「オモダカさーん」ン?」
と質問を始めようとした時に声が聞こえそちらを全員が見ると鍵の形したポーチを持つ少女と金髪で大柄な男性がこちらに走って向かって来ていた。
「ポピーさん、ハッサクさん!」
「けががなくてよかったです~!」
少女は泣きながらオモダカと呼ばれた女性に抱きついていた。
「ご無事でしたか? 爆発音が聞こえたため心配致しました」
男性も無事を確認し安堵した様子を見せている。
ショウはその様子を見ながら先程の言葉を頭の中で繰り返していた。
(オモダカ? オモダカってポケモンの? 確かによく見ればSVのキャラそっくりだ‥おいおい……まじかマジなのか此処ってポケモンの世界なのかよ……)
と考えていると。デジヴァイスから甲高い電子音が鳴り始めた。
「失礼、こちらショウ」
「ショウ無事だったんだな!? よかった繋がった。すまない僕が油断してしまったばかりに」
と通信の相手は、任務中にはぐれてしまった先輩のアキヒコであった。
「アキヒコ先輩、俺も油断していたので、それよりも先程スコピオモン含め四体の昆虫型デジモンかゲートから現れました」
ショウも謝罪し先程起こった内容を報告すると
「そうか.実は例のゲートがデジタルワールドのあちこちに出現しているそうだ」
アキヒコは、先程リーダーから伝えられた内容を再度ショウに伝えた
「マジですか‼」
ショウは、更なる問題に頭をかかえてしまった
すみません。後1話続きます。