ポケットモンスターSV~電子生命体との出会い 作:ガチャガチャクツワムシ
ショウ達は校長室から退室するとタイミング良くミモザと出会った。
「ども~ミモりん、元気?」「こんにちは、ミモザ先生」
「ミモりん言うなし…」
いつものツッコミに元気を感じられず疲労感が強くみられていた。
「どうしましたか? 酷くお疲れの様子ですが?」
「やっぱり? みんなから言われるのよね。な~んか夜中になると鈴の音が聞こえてその後、嫌な夢をみるのよね」
「夢の内容は?」
「なんかケンタロスのような顔を持つポケモンに襲われる夢なのよ」
「スリーパーを持っているんだから【ゆめくい】してもらったら?」
「それが一度、スリーパーが食べようとしたらすごく体調を崩しちゃったのよ。それからはお願いしてないの」
「成る程、ならこれをつけてみたらどうでしょう」
話を聞き、アリサはブレスレットを渡した。
「これは?」
「その石は、シンオウに生息しているクレセリアというポケモンが持つ三日月の羽と同じ効果を持っていたそれを加工したブレスレットです」
アリサはそう説明すると
「ふーん、なら今夜試してみるか……」
そういって手首につけてみた。
「なんかつけたら疲れも和らいできた気がするかも?サンキュー! お二人さん。ところで此れからデート?」
「違います」「共通の知人に会いに行くところだ」
「ほ~ん、そうなんだ~?」
ニヤニヤしながらからかうミモザ先生と別れソウマ達の所に向かった。
ソウマ達のアパートに行くと玄関に買い物袋を持ったソウマと出会った。
「よっ、どうした? 何かあったのか?」
「お疲れ様です、師匠。相談しなければならない用件が出来たので、ヒョウガさんは?」
「あぁ、ヒョウガなら1度報告をしにデジタルワールドに戻った。直ぐに戻ると思うからとりあえず用件を聞こうか」
そう言うと先程の件を聞くと渋い表情をして
「ほぼ確実にギュウキモンだろうな。しかし何処から現れたんだ?」
「そこは自分も不思議なんですよね」
「デジヴァイスに反応は無かったですね」
「此方も反応がなかったからとりあえず、ヒョウガが報告から戻り次第、調査してみる」
「お願いします」
話し合いが終わりアパートを出ると
「それではショウさん、私も此れからジム巡りに行くので失礼します」
そういうとアリサは西エリアに行く出入り口に向かっていった。
「俺も巡回するかぁ……」
そういってショウは東エリアに行く出入り口に向かって行った。
その日の真夜中、嫌な気配を感じてショウが目を覚ますと自室が霧に覆われていた。
「これは……」
すぐさま窓に向かうと窓の外も霧覆われておりみることかできなかった。
「不味いな。とりあえずお嬢と合流した方がいいかな?」
そう判断すると、着替えてアリサの部屋へと向かった。