ポケットモンスターSV~電子生命体との出会い   作:ガチャガチャクツワムシ

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ちょっとした葛藤

 ワルシードラモンとスカルバルキモンから情報を貰い解決策をドュフトモンと考え始めたショウは、考えが纏まったのかアリサの方を向くと

「アリサ、お前のパートナーデジモンをリアライズしてくれないか?」

「分かりました。リアライズ! ベルスターモン!」

 アリサがリアライズしたのは、黒いレザースーツを身に纏った女性型デジモン……ベルスターモンであった。

「アタイの出番かい? アリサ?」

「そうなりますね。それでショウさん、作戦は?」

「ベルスターモンが上空から必殺技を放つ狙撃。此が時間を掛けずに此処の人たちを守りながら行える作戦であるとドュフトモンのお墨付きだ」

「それならアタイじゃなくて、ガンドラモンでもいいんじゃないか?」

「ドュフトモン曰く、俺とアリサのパーティーだとベルスターモンが周りに被害を与えられず狙撃が出きるだろうとのことだ。それにこれを渡す……」

 そういうととある物をアリサのデジヴァイスに送った。

「……此っていいんですか? ショウさん⁉」

 アリサは送られたものを見て驚きながらショウに確認した。それに対しショウは苦虫を噛み潰したような表情で

「成功率をあげるためだ……」

 そう葛藤しながらも口にした。

「ショウの奴、大分お悩みちゃんな様子だぜ?」

「うん……なんかあげたくないけど、仕方ないからあげたような感じ」

 そうペパーとハルトが話していると

「気にしないで下さい。ショウの悪い癖です」

 そうラジエルモンが会話に加わると話を続けた。

「おそらくアリサに渡したのは、以前手に入れたものはいいがもったいなくて使おうとしなかった特殊な進化アイテムです」

「あぁ……あれか! 確かにあれはなかなか手に入らないからな」

「そうなん? ショウってエリクサー症候群なん?」

「え~使わないと勿体ないじゃん。また手に入ることもあるんだし」

 ショウはそういう会話を聞こえない振りしつつアリサに

「まだもう1つあるから気にするな。さっさと異変を解決させた方がいい」

 強がりながらそう言い切ったショウにアリサは苦笑しつつ、ベルスターモンと頷き合い

「それでは、お言葉に甘えて。ベルスターモン」

「了解!」

「ベルスターモン X-進化‼」

 ベルスターモンの体が光に覆われた。光からXという文字が浮かび上がり光が晴れると

「ベルスターモンX抗体‼」

 ベルスターモンはX-進化(ゼヴォリューション)しベルスターモンX抗体へとなった。

「カッコいいですよ。ベルスターモン」

「サンキュー! アリサ、ショウ。これならいけるよ。アタイに任せな‼」

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