ポケットモンスターSV~電子生命体との出会い 作:ガチャガチャクツワムシ
少年達は、歓喜した。これで自分達を退学に追い込んだスター団に報復出来る力を与えられたから。実際に試しでデジモン同士で戦わせるとその強さに驚愕した。そこらにいたトレーナーとのポケモンバトルも赤子の手を捻るように蹂躙できた。これならスター団に復讐できてもしかしたらパルデア地方を自分達の物に出来るのではないかと誰かが言うとだんだんと肯定的な声が上がり始めた。そうと決まれば、ポケモンリーグとアカデミーを占拠するために、スター団のアジトに襲撃かけ事前に聞いていた。自分達の障害になる別世界の人間やジムリーダーをそちらに誘きだし、自分達はテーブルシティに進軍した。しかしテーブルシティの前には男が立っており新たな支配者の自分達に偉そうに命令してきた。両隣にはデジモンがいたから恩人からの情報通りなら邪魔になるテイマーであろう。実力があろうがこの数を相手には出来ないだろう。見せしめにしてやろうとデジモン達に指示を出した。
蹂躙できる筈であった。
「なんなんだよ……何なんだよこれ⁉」
「何で二体しかいないのにこっちが負けそうなんだよ⁉可笑しいだろ⁉」
そう癇癪声をあげるも意味がなかった。
「【ブレイブトルネード】‼」「【世堀クロードリル】!」
ウォーグレイモンは全身を回転させながら突進し、B ゴーレモンは右腕の掘削機で突撃し少年達のデジモンを屠った。
「【ガイアフォース】!」「【漢癪ダスト】!」
更に二体の必殺技でデジモン達か消滅してしまった。
「2人ともあんまり地形壊すなよー」
そう言いながらテイマーの男は、拳でデジモン達をなぎ倒していた。
リーダー役の少年は焦燥に駆られながら別の入り口から進軍している部隊に連絡した。
「こちら本隊! 東口応答しろ!」」
「こちら東口! なんだ⁉」
苛ついた口調で返事をしてきた。ムカつきながらも平静な態度で
「こちらに戦力をまわしてくれ! 此のままでは壊滅してしまう!」
「こちらにそんな余力はない! こっちも壊滅しかけてるんだよ!」
そう怒鳴り返されると別の奴のスマホロトムに通話が入った。
「こちら西口! 聞こえるか!」
何だと思いながら通話状態のまま会話した。
「どうした?」
嫌な予感がしながらそう聞くも向こうからは戦闘の音や悲鳴が聞こえていた。
「こちらはほぼ壊滅だ‼援軍を送ってくれ‼」
その後にギャーという悲鳴のあとに通話が切れた。
「やってられっか! 俺たちは逃げさせて貰う!」
そう怒鳴り東口の奴は、電話を切った。そう話している内に恩人から与えられたデジモン達は、全て倒されてしまい残りは自分達のみとなってしまいリーダー役の少年は、絶望に支配されてしまい膝から崩れ落ちてしまった。