ポケットモンスターSV~電子生命体との出会い 作:ガチャガチャクツワムシ
ソウマがリアライズしたのは、身の丈を越える大太刀を携えた武者のような姿をした……タクティモンと白色の羽毛を持つヒト型の鳥デジモン……クロノモンHM(ホーリーモード)の2体であった。
「ふむ……其処までの驚異には見えぬが我ら2体を出す必要があるのか?」
「それだと時間が掛かるし、あまり周囲に被害を出したくないんだよ」
タクティモンが分析し疑問を伝えるとソウマは理由を話すと納得はした。
「それならば、この姿では強すぎるな」
そういうとタクティモンは光に包まれ右腕に斬馬刀を左腕に刀を持つ騎馬武者のような姿をしたザンバモンに退化した。
「此方のほうが手加減しやすい」
そう言うと下半身である馬が嘶きをあげた。
「ふざけおって! やれぇい!」
元教頭はデジモン達にそう指示するとデジモン達は攻撃を開始した。
最初にフウジンモンとライジンモンが二体に突撃し各々か両腕の【クリティカルアーム】と【ブリッツアーム】わ振り下ろした。しかしサンバモンとクロノモンは、微動だにせず馬の頭部に付いている小刀と片翼で受け止めていた。受け止められたことに驚愕するも直ぐ様その場から離れると残りの4体共に必殺技を仕掛けた。
「緩い! クロノモン! 【ホーリーフレア】!」「応‼」
ソウマがそう指示するとクロノモンは必殺技の【ホーリーフレア】を放ちその聖なる光と炎はデジモン達を飲み込むと全てデジタマに戻ってしまった。
「まだだ!」
元教頭は目を血走りながら叫び更にデジモンを出した。
「今度は、ラストティラノモンにムゲンドラモン、メタルシードラモン、ピノッキモン、グランドロコモン、V(ヴェノム)ヴァンデモン、スカルマンモン、クロスモン、ディノレクスモンか。まだ随分出したな」
「有象無象だ。さぁ首を寄越せぇい、【打首獄門】! 【十文字切り】!」
ザンバモンはそう言うや否や物凄いスピードで駆け回りデジモン達を切り伏せていった。
「負けておれん! 【クロノスワップ】!」
続くようにクロノモンも聖なる力を宿した両翼でデジモン達に叩きつけていった。
ものの数分でデジモン達は倒されデジタマに戻されていった。
その後も与えられたデジモンを殆ど出すが殲滅され周囲も両者に埋めがたい差があることが理解した。そうこうしているうちに外にいたソウマのデジモン達が戻ってきた。
「戻ったぞ!ソウマ! 俺たちも分は残っているか?」
「どうやらもう終わったようだぞ?」
「何だよ! つまらん」
デジモン達はそう口々に文句を言うと
「……ふざけるな、ふざけるなぁ! 私の復讐を邪魔をしおってこうなれば全てを滅茶苦茶にしてやる!」
そう元教頭は叫ぶと2体のデジモンをリアライズした。