空気感が変わり周りは焼け野原それでいて空気が重く感じられる。
腕の中には藤丸がいて私の斜め少し後ろにマシュが独特な十字型の盾を携え立っている。
「マシュ・キリエライト、戦線に出ます」
「あぁ、マシュちゃん。私の手勢で雑魚集めるからそれで練習しようか。何事にも実戦に近い練習は必要だしねぇ」
そう言って1cm角のELSをいっぱい放ち、スケルトンや黒化サーヴァント(バーサーカーなヘラクレスを除く)を半殺しにして連れてきてマシュと戦闘をさせてパワーレベリングを敢行。この特異点に於いてはこれくらいあれば大丈夫だろうレベルであるLv10位になるまでそれは続いた。
「な、何とか勝てました…!」
「うんうん!マシュもコレでこの特異点の間はある程度大丈夫だと思う」
「それはどういう事ですか?」
「すぐには死なないとは思うくらいかな?後はマシュの動き次第だよ!」
「…!はい!頑張ります!」
『ァ~…!聞こえる〜?聞こえる〜?お〜い!もしも〜し!聞こえますか〜!』
『聞こえてるなら返事をしなさいよ!!』キ〜ン
「…!ロマニさん、それにオルガマリー所長!」
「ん?おや、やっと繋がったのかい?随分かかったねぇ」
『随分、と言われてもまだ1日も経ってないよ?』
「こっちはマシュの特訓をしてこの特異点くらいなら多少は、て所くらいには鍛えたぞ?」
『それは、…君が規格外で優秀な事を自覚して欲しいものだね、本当』
「そっかー…まあ、そんな事はどうでもいい『とうでもいい!?』取り敢えずすすもうか」
そのまま進み途中でキャスタークー・フーリンを拾い、大聖杯の洞穴前にたどり着いた。
「道中の雑魚はマシュに訓練相手として戦闘してもらったりクー・フーリンによる宝具の修得もして貰ったしこの特異点の間は問題ないね!」
和やかな雰囲気が出ていたその時
「随分と気が緩んでいるじゃないか」
「…とうとう出てきやがったか、執事さんよぉ…!」
「…。私は執事では無い」
「あっ!エミヤシロウ!女難の相がサーヴァントになっても消えない、ある意味隠れスキル化してるのではというレベルの女難の相持ちのエミヤシロウじゃないか!」
「おい!やめたまえ!!その様な事は無い!断して!」
「生前の事を振り返ってもかな?」
「……。無いったら無い!」
「そっかー…じゃあ、マシュとクー・フーリンでアレの相手お願い」
「オメェは何すんだ?」
「ちょっとバーサーカーを嬲りに!」
そう言うとダッシュでバーサーカーのいる方向へ向かう
「あ、ちょ!…あのヤロォ!行きやがった…!」
「君の仮のマスターは愚かだな。まさかバーサーカーの方向へ行くとは」
「まぁ、流石に勝算があってこそだろうよ。こっちはこっちで殺るぞ」
「ふ、よかろう」
「戦闘、開始します!」
その頃、主人公と藤丸は
「到着!か〜ら〜の!」
瞬時にゲシュペンストマークIIIに体をチェンジしてから力強く大地を蹴り空中に高く飛び上がりブーストで更に飛び上がった後、バーサーカーめがけて蹴りを出す。
「必殺!ゲシュペンストキック!!」
バーサーカーは知覚は出来たが反応する前に心臓を、霊格をゲシュペンストキックにて破壊される。
「ガァアアアアァ!?」
バーサーカーは反応出来なかった事に驚いた、故に本気で戦う様にと本能が囁く。
「次!」
ゲシュペンストマークIIIから姿がアルトアイゼンとなった後、
「スクエア・クレイモア!!」
クレイモアを全弾ばら撒いた次の瞬間、バーサーカーへブーストを使用し急速に近づき
「リボルビング・ステーク!!」
元に戻ったバーサーカーの心臓めがけリボルビング・ステークを打ち込みこの武器自体が紅くなるまで打ち込み続けた。
「バーサーカー!チンタラしてたらお前の蘇生宝具を使い切らせてしまうぞ?」
その言葉に嘘を感じられなかったバーサーカーは
「!!ガァァァアアアアア!!!」
自身の武器である斧剣を強く握りしめ今までで最高の強者を相手に出来る事に本能的に感謝しながら自身の出せる全てをぶつけなければならないと本能的等の原始的思考よりも深い、魂や霊格から発せられた危機感がバーサーカーを動かす。
「次!いくぞ!バーサーカー!!」
「ガアアアアアア!!!」
ELSはアルトアイゼンからサイバスター荷姿を変えバーサーカーが構える斧剣と何度も切り結ぶ。
「オラァ!!バーサーカー!やれば出来るじゃねーが!っと、そこだ!」
何度も切り結んでいたその瞬間、バーサーカーの斧剣をELSのサイバスターが持つディスカッターで受け流して
「ディスカッター・乱舞の太刀!はぁああ!」
四方八方からディスカッターでバーサーカーは斬り刻まれた後トドメに霊格を一突き
サイバスターは一突きしたら直ぐに退避してディスティニーガンダムSPECIIに姿を変えた。
「ホラホラ行くぞ!」
「がぁああああ!!」
ディスティニーガンダムSPECIIの質量のある分身をELSを使って分身ではなく実体で翻弄し続けながらバーサーカーの
バーサーカーが撃ち殺された瞬間にその撃ったディスティニーを掴み膝蹴りで胴体を泣き別れさせてから斧剣で叩き潰した後蘇生が終わり次第直ぐにRQM60F フラッシュエッジ2 ビームブーメランをナイフに見立てて前と後ろで挟み込んで完璧に同時に心臓部に打ち込み更に1回。
刺し殺して止まった瞬間にバーサーカーに掴まれ2機が叩き潰され大破した後また蘇生した瞬間、待ってましたとばかりにMMI-714アロンダイトビームソードを遠くからのブーストを掛けて速度を限界まで上げた別のディスティニーガンダムSPECIIが心臓部めがけて突撃しそのまま刺し殺す事で更に1回。
先程のディスティニーが蹴って距離を取ろうとしてバーサーカーの斧剣の錆にされた後、バーサーカーが蘇生した瞬間にM2000GX 高エネルギー長射程ビーム砲を心臓部にゼロ距離で超過火力にて発射、貫通して更に1回。
退避しようとしてバーサーカーに掴まれジャイアントスイングにて複数の機体が巻き込まれ大破に追いやり、回復したバーサーカーの気付かぬ様にぬるりと距離を詰め MMI-X340 パルマフィオキーナ掌部ビーム砲を心臓部めがけて超過火力にて粉砕で更に1回。
計5回バーサーカーに
ELSはディスティニーからインフィニットジャスティス弐式に姿を変えながら距離を取る。
バーサーカーは少しも焦らない。それどころかむしろ戦意が向上して、殺る気に満ち溢れている。その目は若かりし頃のバーサーカー、つまりはヘラクレスを知るものが見ればあの眼はギラギラと輝きを失っていない、諦めていない、むしろこれを成長の糧にしてやると言わんが如き意志の強さを感じた事だろう。
「…流石英雄だなぁ、私は
ちょっとイラついてMA-M1911 高エネルギービームライフルで牽制してバーサーカーに脚のMMI-S1M7 トーニトゥルス ビーム重斬脚で蹴りつけるが斧剣で止められる。その後
バーサーカーの蘇生と共に後ろからブリッツガンダムがミラージュコロイドを解除してビームサーベルを心臓部に突き立てて刺し殺す。
バーサーカーは直ぐに背後に出てきたブリッツガンダムをチョップにて胴体を泣き別れさせ踏み潰す。
ブリッツガンダムに気を取られた一瞬でゴッドガンダムになったELSが爆熱!ゴッドフィンガーを発動したまま蘇生したばかりのバーサーカーの心臓部に貫手の繰り出し更に1回と共にゴッドガンダムはバーサーカーに斧剣で真っ二つにされた。
「卑怯とは言うまいな。そもそも先ほど言った通り気が遠くなる程に時間をかけなければ貴方クラスにはなれないから所詮は凡人なんですよ、私は」
そう言うとバーサーカーの眼は憐憫を帯びる。
「ヤメロ!!そんな眼で見るな!!」
バーサーカーの眼は尚も可哀想な、よく頑張ったと言わんばかりな目付きでELSを見る。
「あ"〜!!もうそんな眼はヤメロと言ってるだろうが!!!もう良い!さっさと殺す!!」
ELSは姿をグランソンに姿を変えバーサーカーの周りにワームホールを開いてワームスマッシャーを放つ。
「喰らえ!!」
最初の数合は斧剣なりステゴロなりでなんとかしていたが、ワームスマッシャーの速度をどんどん速めていき1000を数える頃には追い付か無くなって全方位から撃たれ見るも無惨な四肢欠損状態で幕が下りた。
グランソンの姿からヴァルシオーネRの姿に変えバーサーカーに近付く。
「バーサーカー、座に帰って覚えていられたのたならウチに、カルデアに来てくれ、バーサーカーでもアーチャーでも良いから」
そう話していたらバーサーカーが消えた。
「…やっぱり、ヘラクレス強いなぁ。いや、ギリシャ最強説がある英霊何だから当たり前かぁ…」
頭を右手で軽く掻きながら大空洞の方へと向かった。
マシュとキャスフーリンは辛勝ながらも勝ちました。