ありふれた降霊術師へ世界最凶の魔術師は贈る   作:sahala

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今回の話、実は本題に入る前の触りの部分というか……それなのに何でこんな長くなったんだろ、といういつものアレです(呆れ)
まあ、恵里はこんなパワーアップしましたよという感じで。


第八話「恵里の戦闘訓練」

 オルクス大迷宮・深層部。

 邪神エヒトルジュエに敗れたオスカー・オルクスが、いつか神を倒す者が現れる事を願って作成したダンジョンには、戦闘の経験を積ませる事を想定してか多種多様の魔物が生息していた。

 その深層部の中間ぐらいで、恵里は肩で息をしながら戦闘訓練を行っていた。

 

『ビャアアアアッ!!』

 

 けたたましい鳴き声がいくつも鳴り響く。恵里の周りを両手が皮膜に覆われた翼となったドラゴン――ワイバーンが羽ばたきながら旋回していた。

 ここはおそらくワイバーン達の巣なのだろう。自分達の縄張りに土足で踏み入った恵里に対して怒りの声を上げ、その臓物を食い千切らんと彼等は隙を伺っていた。

 

(暗い水の中へ……飛び込んでいくイメージ!)

 

 だが、恵里は自分の周りで鳴き喚くワイバーン達に意を介さず、自分の内面へと意識を向ける。

 キャスターの修行で行った臨死体験。その時の感覚を思い出し、自分の根底にある“力”へと繋げる事を意識した。そうして擬似的な神経が自分の中で開いた感覚が恵里の身体に迸り、恵里の中で生命力と術式が繋がる回路―――魔術回路が励起した。

 

「ビャアアアアッ!!」

「“呑み込め(Swallow)紅き母よ(Crimson Mother)”―――“炎浪”!」

 

 しびれを切らした一匹のワイバーンが向かってくる。恵里は魔術回路に循環させた魔力と共に最低限の詠唱で火属性の魔法を使った。杖の先から炎が津波の様に噴き出した。本来、ドラゴン型の魔物に火属性の魔法は効果的ではない。一部を除いて生まれつき火のブレスを吐ける彼等は、その鱗も耐火性能が備わっている者も多いからだ。

 ところが、今回の場合は話が違った。魔術回路を励起させた事で術式に込める魔力が上がった恵里の魔法は、無策に突っ込んできたワイバーンを包み込み、自慢の鱗ごと焼き焦がされて断末魔の声を上げながら地面にのたうち回った。

 

『ビャアアアアアァァァッ!!』

 

 仲間が殺された事に残ったワイバーン達が怒りの声を上げる。犠牲になった仲間の様に突撃するのは危険と判断したのか、彼等は一斉に“カン! カン!”と火打ち石を打ち付ける様な音を口から響かせる。舌打ち音(タンギング)と呼ばれる、ドラゴンブレス(火の息)の発射合図だ。それを見た恵里は素早くウエストポーチに手を入れ、そこから取り出した物を地面にばら撒く。

 

「来い! “竜牙兵"!」

 

 地面に撒かれた物———魔物の骨を媒介にして、植物が生える様にトカゲの様な頭を持つ骸骨兵が次々と誕生した。

 これが恵里がオルクス大迷宮で得た生成魔法の使い方だ。生成魔法は“錬成師”の様な天職持ちが真価を発揮する神代魔法であり、恵里の腕ではアーティファクト製作といった事は出来ない。

 だが、自分が得意とする降霊術を組み合わせる事で、魔物の骨や臓器を媒介にした術———死霊魔術(ネクロマンシー)が扱える様になった。

 

「“集いて為せ(conglomerate)!”」

 

 恵里の号令で生まれ出た十数体の竜牙兵が動き出す。彼等は骨の身体をバラバラに崩したかと思うと、まるでお互いの身体を組み合わせる様にして恵里の身体がすっぽりと隠れる様な壁を形成した。そうして骨の障壁が出来上がったと同時にワイバーン達は一斉に火炎弾を吐き出した。

 

「ぐっ、うぅぅ……っ」

 

 ワイバーン達が吐き出す火炎弾が次々と恵里が作り出した骨障壁に着弾する。脆そうな見た目に反して、骨障壁は表面からパラパラと欠片を散らせるくらいで大砲の様にドンッ! ドンッ! と放たれる火炎弾にビクともしない。だが、それを維持している恵里は歯を食い縛って辛そうな顔になっていた。

 恵里の身体を巡る魔術回路。体内へ巡回させている魔力はまるで焼けた鉄を血管に通してる様な不快感と共に、恵里の身体を激痛で苛んでいた。

 

「ほら、そこで足を止めるな」

 

 額から止めどなく脂汗を流す中、恵里の後ろから声が掛けられる。

 大方、今まで霊体化して状況を見ていたのだろう。キャスターが恵里の背後に現れ、いつものニヤニヤとした顔で立っていた。

 

「だからこうして狙い打ちされるわけだ。一対多という状況で、足を止めるのは袋叩きにして下さいと言ってる様なものだぜ?」

「くっ、うるさいな!」

 

 状況を見てない、というより空気を読んでないかの様にダメ出ししてくるキャスターに恵里は苛立ち紛れに怒鳴った。

 

「あとな、竜牙兵で障壁を作るのは悪くないが、力を入れすぎて無駄な魔力を使ってるな。もうちょっと肩の力を抜けって」

「あー、もう、うるっさい! ここから勝てば文句ないだろ!」

 

 自分が生死の瀬戸際にいる中で呑気にアドバイスしてくるキャスターへの反発心から、恵里には魔術回路の反動の激痛を忘れる事が出来た。そして口では反発しつつも、骨障壁に使っている魔力をアドバイス通りに少し下げる事で多少の余裕が生まれた。

 

「ビャアアアアッ!!」

「おおっと、話の途中だがワイバーンだ。さあ、どうする?」

「黙って見てろ!」

 

 一向に破れない障壁にワイバーン達が苛立った声を上げる。獲物は亀の様に殻に籠もったと判断したのか、先程から一転して足の鉤爪を光らせて恵里に襲い掛かろうとしていた。

 

「“湧き上て(Rising)骨棘よ(spine)"!」

 

 恵里の詠唱と共に障壁が形を変える。ワイバーンの鉤爪が障壁に当る刹那、障壁から棘が飛び出し、向かってきた一体を串刺しにした。再び仲間が死んだ事にワイバーン達は怒り狂い、徒党を組んで押し潰すと言わんばかりに全方向から恵里に襲いかかった。

 

「“全方位(All directions)……防御っ(protection)!!」

 

 骨障壁が再び動き出す。まるで恵里を覆う檻の様にドーム型となり、恵里はその中でうずくまった。

 だが、宣言通りに視界の全てが骨に覆われていく中、恵里は自分の頭上―――迫り来るワイバーン達の群れに向かってウエストポーチの中から取り出した物を投げつけていた。

 そして骨のドームが閉じ、ワイバーン達が獲物が籠もった殻を叩き壊そうと全員が近寄った瞬間―――恵里の投げた物が破裂した。

 

『ビギャアアアアアッ!?』

 

 ワイバーン達から一斉に苦悶の声が上がる。彼等は身体の至る所から、肉が腐り落ち出して苦悶の声を上げていた。

 もしも、クラスメイト達がこの場にいれば、恵里がドームに閉じこもる前に投げつけた物を見てゾッとした顔になっていただろう。

 恵里が投げつけた物―――それは魔物の心臓を加工して作った手榴弾であり、破裂したと同時に撒き散られたのは魔物の死体から抜き取った歯や骨片といった遺骸だ。呪いの魔力が込められた遺骸が身体に突き刺さり、ワイバーン達は腐っていく自分の身体に苦悶の声を上げていたのだ。

 

「グギャアアアアアッ!!」

 

 ドラゴン達が地面にのたうち回る中、心臓の手榴弾をいち早く警戒して呪いの骨片を避けていたワイバーンが咆吼する。今までのワイバーンより身体が二回り以上大きく、黒い鱗を持った個体だ。さしずめ彼が群れのボスなのだろう。

 黒いワイバーンは翼を力強く羽ばたかせると突風が生まれて、恵里が籠もったドームごと吹き飛ばした。

 

「がはっ……!」

 

 竜牙兵達はバラバラとなって吹き飛ばされ、恵里もまた突風に煽られて背中から壁に激突した。

 

「グォオオオオオッ!!」

 

 立ち上がれない恵里を見て、もはや獲物に抵抗する力は残されてないと判断した黒いワイバーンは鉤爪を光らせて恵里に襲い掛かる。少女の身体など撫でるだけで引き裂け、真っ赤な血飛沫が臓物と共に零れ落ちる様を黒いワイバーンは確信し―――その瞬間はただの幻視に終わった。

 

「グギャッ……!?」

 

 突然、地面に倒れていた筈のワイバーンが起き上がり、黒いワイバーンの無防備になっていた首に噛み付いた。自分の仲間である筈のワイバーンに反旗を翻された事にボスである黒いワイバーンは痛みに耐えながら目玉を向ける。

 だが、噛み付いたワイバーンはボスに目を向ける事は無かった。何故なら彼は既に死亡しており、降霊術によって操られた死体に過ぎなかったからだ。

 

「でりゃあああああっ!!」

 

 死体のワイバーンに足止めさせ、恵里が黒いワイバーンへと走っていく。第三者から見れば、破れかぶれの特攻に見えただろう。だが、黒いワイバーンは本能的に嫌な予感を察した。獲物――否、もはや疑う事無く自分を殺しにくる敵に対して、残る力を振り絞って火炎弾を吐こうとした。

 

「ガンドォッ!」

 

 瞬間。恵里の指から黒い魔力の塊が飛び出す。

 ガンド。北欧に伝わる呪いの魔術。

 キャスターから習い、使える様にした一工程の魔術(シングル・アクション)を恵里は咄嗟に放っていた。

 黒い魔力の塊は直接的なダメージにはならなかったものの、黒いワイバーンの目に当り、ワイバーンは最後の反撃の機会を逃してしまった。

 そうして距離を詰めた恵里は黒いワイバーンの頭を掴み、魔術回路を限界まで励起させて魔法を放った。

 

「“死、識”いぃぃっ!」

 

 激痛と共に恵里の全魔力が黒いワイバーンの脳に注がれる。全身を引き裂かれる様な痛みに、恵里の噛み締めた歯茎からも血が流れる。これが決まらなければ、自分は終わりだ。その覚悟と共に恵里は全魔力を込めて放った。

 

「ギ、ァ……ッ」

 

 瞬間。黒いワイバーンに変化が起きた。死体のワイバーンに噛み付かれた以外、特に外傷はない。それだというのに、黒いワイバーンは口から泡を吐き出す。グルン、と目玉が裏返り―――次の瞬間、絶命して地面に倒れていた。

 恵里の放った魔法―――“死識”。

 闇魔法の中に“堕識”という物がある。これは対象の意識を瞬間的に奪う高等魔法だ。そもそも闇魔法は“堕識”の様に精神に干渉する物が多く、恵里も“降霊術”が大別すれば闇魔法に分類される事からそういった精神干渉系の魔法を得意としていた。

 ただし、“死識”は少し内容が異なる。キャスターの修行の下、自分の原点となる“死”のイメージに触れ、また彼から地球の死霊魔術(ネクロマンシー)を教わった彼女は、対象に自分がかつて幻視した“死”の感触を脳に叩き込む魔法を編み出していた。

 恵里の呪いの魔力と共に放たれる“死識”は、対象の精神を“死”の幻覚で犯し、そして絶命させる。そんな即死魔法を開発していた。とはいえ、恵里自身がまだ未熟な事もあり、“死識”を使うには相手の頭に直接触る必要があり、使用の際にも恵里の全魔力を振り絞る必要があるなど改善の余地があった。

 

「はぁ、はぁ……」

 

 全ての魔力を使い果たし、恵里はもはや立つ気力も無いまま肩で息をする。

 周りにはワイバーン達の死骸。これを自分一人でやったという事実に対して、恵里は誇らしい気持ちも達成感も特にはない。あくまで狂った神に対抗する為の訓練でしかないのだ。この程度で喜ぶ気持ちなど湧かなかった。

 そんな恵里の耳に、パチパチ……と軽い拍手の音が響いた。

 

「はい、お疲れさん。よく勝てたな」

 

 ワイバーン達との戦闘で泥や土埃で汚れた恵里に対して、キャスターは埃すら全くない、いつもの伊達なスーツ姿で恵里を見下ろしていた。

 

「まあ、途中の立ち回りで減点はあったが……大甘につけて、今回は七十点といった所だな。とりあえず、よく出来ました♪」

 

 まさしく遙かな高みからヌケヌケと評価してくる達人。そんなキャスターにイラッと思いながらも、恵里は強がりの様に笑ってみせた。

 

「はぁ、はぁ……どうだ。勝って、みせたぞ……」

 

 次の瞬間、限界を超えた恵里の精神は意識を失った。

 そして地面に崩れ落ちそうになる瞬間―――キャスターは恵里を抱き止めていた。

 

 ***

 

「言い始めたのはこっちだが、よくやるね本当」

 

 ベッドで寝る恵里に対して、キャスターは呆れた様な声を出した。

 場所は所変わって、王宮の恵里の部屋。人払いの魔術で余人の立ち入りの心配のない部屋でキャスターの治療を受けながら、恵里はブスッとした声を出す。

 

 

「それこそお前が言い出したんだろ。短期間でレベルアップするには、生死を賭けた戦闘を何度もやるしかないって。痛っ……」

「だからって、それを実行する方もする方だけどな。普通の人間なら断るぞ?」

 

 恵里の背中にできた内出血にキャスターは調合した軟膏を塗り込んだ湿布を貼っていく。最初は光輝以外に肌を晒したくないと思っていた恵里だったが、戦闘訓練で何度も生傷をつくる内にキャスターに治療される事に慣れっこになってしまっていた。

 

「なあ、このくらい治癒魔法でパパッと治せば良いんじゃないか?」

「駄目だ。魔術は便利だが、多用する物じゃない」

 

 我が儘を言う患者を頑として首を振らない医師の様にキャスターは言った。

 

「それにな、魔術で治せるからと痛みに鈍感になるのも考え物だぞ? このくらいの痛みなら自分の身体は動く、これ以上になると動かないから危ないという事を普段から意識させておかないと」

「ちっ、分かったよ」

 

 不承不承ながら恵里は頷く。「ほら、終わったぞ」と声を掛けられ、恵里はシャツを着直した。

 

「ま、丁度良いし今日はこのまま寝ておけ。次の訓練は明日にしようか」

「ちょっと待てよ。このくらいなら、まだ動ける」

 

 恵里は無理やり起き上がろうとする。背中に痛みが走ったが、それでも身体を動かす事は出来た。

 

「エヒトルジュエがいつ気紛れを起こして光輝くんにちょっかいを掛けるか分からないんだろ? だからボクは、一刻も早く強くならなきゃいけないんだ!」

「駄目だ。今日はもう休め」

「だから……!」

()()

 

 尚も言い募ろうとする恵里に対して、キャスターが静かに声を出す。いつものニヤニヤとした笑みを消し、真剣な表情で見てくる目を見た途端、恵里は何故か尻込みしてしまった。

 

「お前が非常に努力しているのは知っている。そしてミスター・クソゴッドの動向が気になるのも理解している。だが、その上で今夜はドクター・ストップをかけさせて貰う。詰め込み過ぎは逆効果だ」

「でも………」

 

 恵里は唇を噛む。そんな恵里を見ながら、ふっとキャスターはいつになく表情を和らげる。

 

「今回の戦闘訓練、立ち回りこそ減点だったが、それ以外についてはまあまあ良しだ。“竜牙兵”、“ガンド”、生成魔法を使った“死霊術”……これらを短期間でここまで使いこなせる様にしたのは紛れもなく恵里がレベルアップした証だ。誇っていい」

 

 そこでふう、とキャスターは息を吐いた。

 

「本来なら年単位でじっくりと教えてやりたいところだが、状況がそれを許してくれないからな……。そこに関しては環境を整えられなくて申し訳ない」

「……別に謝ってもらわなくても」

 

 普段の態度から似合わずに素直に頭を下げるキャスターに、恵里はそっぽを向きながら小声で呟いた。

 実際のところ、恵里がこうして短期間でレベルアップできたのはキャスターのお陰だというくらい、恵里にも分かっていた。彼が修行場としてオルクス大迷宮の深層へ連れて行ってくれ、そして魔術を始めとした戦闘方法を教授してくれる為に他のクラスメイト達より急速に強くなれているのだ。その彼を責める程、恵里も恩知らずではなかった。

 

「はっきり言ってこちらも無茶難題をふっかけてる自覚はあるんだが……それだけに、休息はしっかりと取らせるべきだと考えている。それが師匠としての俺の判断だ」

「……でも、エヒトルジュエの奴が」

「そっちは俺が見張ってるから大丈夫。大体、奴は自分好みな劇を見たいから盤面を見ても、そこにある駒の一つ一つに気を配る程の注意深さは無い」

 

 恵里の心配事をバッサリと切り捨てる様にキャスターは言った。

 

「奴がいま望んでるのは、勇者くんがここ一番で()()()()()、絶望した顔を見せること。幸か不幸か、勇者くんの実力はまだまだ魔人族との戦争に出せるレベルじゃねえ。そういう意味ではまだ猶予はあるわけだ」

 

 エヒトルジュエを間近で見た者として、キャスターの言っている事は説得力があった。それを見た恵里は、しばらくしてようやく首を縦に振った。

 

「……分かったよ。あんたがそう言うなら、今日は大人しく休む」

「おう、そうしておけ。じゃあ、風邪ひかない様にしっかりと暖めて寝ろよ」

 

 そう言って、キャスターは霊体化しようとする。だが、その前に恵里は「待てよ」と声を掛けた。

 

「あのさ。なんか前と対応が変わってない? なんていうか……前はここまで過保護だった?」

 

 恵里は思った事を口にする。それこそ前ならば、恵里が無茶な事をしようとた時は「まあ、お前がそうしたいなら」と肩をすくめながらやってみろ、というスタンスだった気がする。それなのにある時期から、どうもキャスターの自分に対する接し方が変わった様な気がしていた。

 

「――――さあね。まあ、現世に戻って久しぶりに出来た弟子だからな。それなりに大切にするとも」

 

 キャスターはいつもの様にニヤニヤとした笑みを浮かべながらそう言った。

 いつもの様に、人を食った様な――――本心の読めない笑顔。

 

「なにせ―――生前、弟子一人もまともに育てられなかったからな。だから……今度こそは、とは思ってるさ」

 

 そう言って、今度こそキャスターは恵里の部屋から姿を消した。




>恵里の魔術回路

魔術回路の質:B+(やや変質) 
魔術回路の量:C(普通。ただし、エヒトに植え付けられた“神の使徒”としての力がサブ回路の役割を果たしているので、更に本数は上がる)

>恵里の生成魔法や魔術

はい、Fateで獅子劫さんがやっていた死霊魔術です。魔物の死体を使って色々なアイテムとか作れる感じです。なにせオルクス大迷宮から素材はいくらでも取れるので。その他、魔術師として一つの頂点に立ったキャスターから、ガンドの様な基本的な魔術や呪いは教えて貰っています。

>“死識”

いわゆる即死魔法。恵里の原点ともいえる、かつての光景。自らの死のイメージを自覚した事で、それを他者に植え付ける魔法を彼女は生み出しました。原理としては幻覚の中で死ぬと、実際にショック死するみたいな感じ。ただし、今の恵里では相手の頭に直接触れなければならず、また一度で恵里の精神力を使い果たすくらいに消耗する。相手の対魔力によっては防がれてしまう。

>“生前に弟子一人もまともに育てられなかった”

キャスターの後悔の一つ。残念ながら、生前の彼は教師として全く向いてなかったらしい。だからこそ、今度こそは恵里に対する想いはあるらしい。



……それだけではないと思うけどね?
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