だいぶ間隔が空いてしまいました十九話投稿です。
本日8月10日。無事医務室から出られたので
「よーす。一応医務室で観てたけどどんな感じなの?」
「快調も快調!ミキもだけど達也君が大活躍してるわね」
「レオ君も凄いですよ。モノリスの分離を
あー、そういやあったなそんな話。確か分離後くっつけるのは反則だけど分離する前に防ぐならありなんだよな。確かに硬化魔法はもってこいだわ。
「レオって言えばあの謎のデバイスは?」
小通連であることは知っているものの達也たちから実際に話を聞いているわけではないし、あの特徴的なデバイスを見て興味を持たない方が不自然なので質問しておく。
「達也さんが設計してお知り合いの工房に組み立ててもらったそうなんです。硬化魔法って相対座標で固定する術式なのでああいうことが出来るそうなんです!」
ほのかさんの解説を聞く。ほへー、いやまあ知識としては知ってたけどね?実際に稼働してるのを見ると不思議だわ。確かに
あと幹比古のCADいいなぁ。俺も1から達也にCAD調整して欲しいわ。ストレスフリーに古式魔法高速発動できたら絶対楽しいだろうなあ。
そんなこと考えてたら戦局が変化し始めていた。
そこを幹比古が如何にブロックし達也を援護出来るかなんだが…いかんせん平野なのが面倒。これが河川かせめて山岳なら古式魔法の利点も活かせるんだが…まあ無いものねだりしてもしょうがない。原作でもやった通り《
「だー!見ててハラハラする…達也が崩れたら終わりじゃんか」
「でも吉田君の方も妨害されてて助けに行けなさそう」
雫の言葉を聞いて目線を向ける。達也が一条の魔法を適宜潰してるところからやや離れたところで幹比古と吉祥寺がやり合っていた。この時点で既にあんだけなんだからすげーよな幹比古って。古式魔法師として更に水を開けられてしまう…!いやそもそも渓谷ぐらい開いてるか。
なんてふざけたことを考えている間も戦況は目まぐるしく変わっていく。レオが幹比古のカバーに入ったな。レオが身に付けているマントは硬化魔法をかけ易くなる
やはり見た目が派手なせいかレオ&幹比古vs吉祥寺に観客の視線が集まる。だが魔法師関係の者の視線は徐々に歩みを進める達也に降り注いでいた。そりゃそうだ。本来選手ではない技術スタッフ、しかも二科生が三高の一年最強で十師族直系たる
「って、あ!?」
原作通り、一条が規則により定められた威力を大幅に上回る魔法の発動を行なった。…いざ現実になるとちょっと寒気なんてもんじゃないな。明確に
とはいえ流石は達也。銃形の特化型CADを構えて次々と処理していく。んー、どう見ても普通の魔法師じゃ無理な探知の方法してるけど誤魔化せるんかこれ。いや誤魔化せなかったな。確か老師にもバレてた筈。
なんて考えてる間も達也は両手左右のCADを適宜持ち変え、体ごと捻って照準を合わせながら軸はぶらさずに着地して再びアクロバティックに回る。この光景には唸る気分だが…これが例えば俺が魔法の見えない、要は魔法の威力を知らない一般人だったりすればただの美しい身のこなしとして見れるけどね。いやー、さっきも感じたこの
だがその攻防も永遠に続く訳がない。一条は途中で読み込みを切っているから増えることはないし、達也も流石にずっと飛び回ることは出来ないだろう。というか原作のように先に《術式解体》での処理が間に合わなくなってしまうはずだ。
そしてその時が来た。
偏倚解放の魔法式が世界を改変し、空気が放たれる。こうなってしまうと《術式解体》は意味を為さなくなってしまう。達也は身を捻って数回避けたものの、囲むように放たれた魔法を全て避けることは出来ず直撃を喰らってしまう。
魔法によって勢いよく後方に吹き飛ばされる。が、達也はあっという間に立ち上がって一条に接近する。右手を素早く突き出し耳元でスナップ音を鳴らし、魔法で増幅された音波は強く一条の余裕で鼓膜を余裕で破いた。
「なんだあれ…」
そう呟いたはものの、会場に居るであろう独立魔装大隊の面々や老師と同じく俺はあの魔法を知っている。
《再成》。限定的な時間遡行を行ない、過去の
知識としては知っていたし漫画やアニメの演出も観た。だが
今回は完全に観客です。まあ、朔は今年はもう出る競技もないんですがね。
次回はパーティーのところから夏休み編ですかね。流石に次回は早く投稿できるよう頑張りますので、どうか見捨てずに読んでくださると嬉しいです。