Fate/kaleid liner プリズマ☆シロウ withアーチャー 作:Rin/さすらいの人
あらかじめ伝えておきます。
戦闘描写はありません。
次話では出しますのでどうかお読みください…
「……えーと、どうして、拘束されているのでしょうか?」
「そんなの当たり前じゃない
ねぇ?」
「そうですわね」
「なぜ、あなたがクラスカードを持っていて、あのような姿になっていたのかしら?」
「ましてはそのクラスカードは全容がわかっていないのですわ。
どのようにしたのかも聞かなくてなりませんわ」
「わ、わかった。話すよ。
だからできたら拘束を解いてくれ」
息苦しくてたまらない、と2人に伝える。
2人は承諾してくれたようで、拘束を解いてくれた。
士郎はカードはイリヤの部屋から見つかったもの
姿を変えたのはきづいたらこの姿になっていたことを伝えた。
「そう、まあ、何となくわかったわ」
遠坂凛は理解したようだ。
とは言ってもこれ以上説明のしようがない。
「じゃあ、あの時黒化英霊の攻撃を、宝具を防いだあの盾のようなものは何かしら」
2人からしたらそれが1番重要なことである。
「アーチャーのクラスカードは
出たのはただの洋弓」
続くように
「あなた本当に何者かしら?」
衛宮士郎にとってそれを説明するというのは『座』での出来事、
自分のところで起きた聖杯戦争についても話さないといけなくなる。
よって衛宮士郎が取った選択は……
「すまない、それは言えない」
言わない、という選択だった。
「あなたねぇ……自分がどのような立場がわかってらっしゃ……」
「そこまでよルヴィア。
衛宮くんは言わないではなく、言えないって言っていた、つまり今はまだ話せないってだけ、ってことよね? 衛宮くん?」
遠坂凛はフォローをしてくれた。
「あ、あぁ、そういう認識で構わない」
「まあ、何はともあれ。はい」
と、遠坂凛は手を差し出す。
「え? 」
「だからはい!
クラスカード、返しなさい!」
元々それは私たちの物なのだから! 、と
遠坂凛は衛宮士郎に強く伝える。
それは衛宮士郎にも伝わっている
「け、けど」
「安心なさいあなたがいなくても支障はないわ」
それは事実だ。
事実トドメを刺したのはあのミユって少女だ。
「それでも
もちろん返さないつもりは無い」
「……はぁ……分かりました。
あなたが回収作業に同行するのを許可します」
「トウサカリン!? 一体何を考えてますの!?」
それもそうだ。ステッキに選ばれ2人と違って
この男は自分の意思で回収作業に同行する意志を見せた。
それを遠坂凛は許可した。
「安心してちょうだい。彼は強かったわ。
それこそ魔法少女に匹敵するくらい」
ルヴィアは少し考え、答えを出した。
「あなた!! あなたは何ができますの!!」
そう何ができるかだ。
戦力は魔法少女2人で十分だ。
たとえ衛宮士郎が魔法少女に匹敵するくらい強いとしても。
「あぁ。そうだな」
衛宮士郎は少し考え、口を開いた。
「遠坂。今何のカードがあるんだ?」
「えーと……ランサー、ライダー、そして衛宮くんが持ってるアーチャーのカードよ」
「ってなると、残るのはキャスター、バーサーカー、アサシン、そして……セイバー……」
「なっ……! ……知っている、っていうわけね」
「アサシンは分からないが、
その他3騎の弱点は知ってる」
「! 、それ本当ね?」
「あぁ、本当だ」
「……あなたの強みがわかりましたわ。えーと……」
「衛宮士郎だ」
「エミヤシロウ……シロウ……あぁ! 言い難いわね! シェロ!
いいですわね!
協力するのですからよろしくお願いしますわシェロ」
「あぁ、よろしく頼む……えっと……ルヴィアさん?
そして……えーと……美遊ちゃん?」
「……?」
美遊は何? と言わんばかりに上目遣いで眺めている。
「えーと……いつまで抱きついているんだ……?」
気まずそうに伝える。
今の状況を伝えるが否
美遊は顔を真っ赤にし離れる。
「あ、あぅ……」
美遊はすごく恥ずかしそうにしている。
「ミ、ミユ!」
ふと、イリヤが立ち上がる
そして深呼吸をして……
「お、お兄ちゃんは渡さないからね!!」
「イ、イリヤ!!?
一体何を言っているんだ!?」
周りはあちゃ〜と言わんばかりの顔をしている。
その際、美遊は……
「イリヤ……お兄……士郎は渡さない」
と、対抗心を燃やしている。
「……なんでさぁ……」
────────────────────────
「なんて言ううっかりだ、遠坂のが移ったのかな?」
と小さい声で言う士郎であるが
一体何をしたかと言うと
休日にも関わらず平日と勘違いして
急いで着替えていたからだ。
その時、
「誰が、うっかりなのかしら?」
「ととと遠坂?!
いつからそこに?!」
「うっかりってところからよ」
「結構初めからじゃないか!!」
なんて言われるかと思ったが、遠坂凛は何も言ってくることはなかった。
「まぁ、それはいいわ
次の黒化英霊の討伐作戦のためにイリヤに聞いてここまで来たのよ」
「そうか、じゃあ行くか」
「もとより、そのつもりよ」
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【ルヴィア邸】
「という事で次の黒化英霊の討伐に向けて
作戦を立てるわ」
「なぁ遠坂、次の黒化英霊のタイプはどんなタイプだ?」
「……まだ、わかってないけど
わかっていることは大量の魔力を保有してるわ」
「大量の魔力……わかったぞ。遠坂」
大量の魔力でピンと来た。
それはもう1人だけだ。
「それは一体何かしら??」
教えてちょうだい、という。
「恐らく相手はキャスターだ
多分、神代の魔術師だ」
「「神代の魔術?!」」
「あぁ、今の魔術じゃ、勝てない可能性が高い」
「じゃあどうしろと……」
頭を抱える凛
神代の魔術。それは現代の魔術とは根本から違う。
正直な話、カレイドステッキがなければ勝ち目はない。
「何も作戦はない訳では無い。
だが、これは実質運任せだ
キャスターは魔術には長けている
だが、身体能力はそこまで高くないはずた
そこに物理攻撃で叩くしかない」
「わかったわ
ありがとう、衛宮くん」
作戦はいくら立ててもいいくらいである。
「いや、俺はこれくらいのことしか出来ないから」
「って言うことでイリヤ、美遊、作戦はわかったかしら?」
「は、はいわかりました!」
「わかりました」
「そう、じゃあ夜冬木大橋に来てちょうだい」
「わかりました!」
「あぁ、承知した」
衛宮士郎とイリヤが立ち上がり、解散……とは行かず
「衛宮くんだけ待ってくれるかしら?」
引き止められた。
やはり朝のことだろうか。
「な、なんだ……?」
「少し聞きたいことがあるのよ」
こっちに来てくれるかしらと部屋を移動する。
「それで、なんだよ? 聞きたいことって」
疑問だった。
衛宮士郎は魔術のことはからっきしであるため
魔術のことでは無いと踏んでいる。
しかし……
(一体なんだ……?)
「あなたの体のことよ」
「……は? 俺の……体?」
衛宮士郎は自分の体に以上がある自覚はない。
そのため遠坂凛の言葉が理解できなかった。
「衛宮くん。あなたがやってる事は
クラスカードにある力を自分の体に降ろしてるってことなのよ?
それなのに無事なはずないのよ?」
考えてみればそうだ。
あの時もアーチャーの腕を使った影響で少しづつ自分の中が変わっていく感覚はあった。
クラスカードを使うって言うのはそれと同義なのだろう。
「だから衛宮くん」
「……なんだ……?」
衛宮士郎は嫌な予感がした。
そしてその予感は的中した。
「服を脱いでちょうだい」
「はぁ!? なんでさぁ!」
「いいから脱ぎなさい!!」
「なんでさぁぁぁ!!」
【数分後】
「……」
無事服を脱がされた衛宮士郎であった。
そして遠坂凛が口を開く。
「おかしい……」
「お、おかしいって……なにが?」
「何も異常がないのよ!!」
クラスカードと繋がって力の一部を使う
遠坂凛からしたら異常の一つや二つあってもおかしくないというのに。
目の前の男、衛宮士郎からは何も異常な反応は無い
「ならいいんじゃないのか?」
いいと考えている。
「異常がないのが異常なのよ! 本来クラスカードはカレイドステッキを経由して使うもの、それを経由せず使ったらどのような影響が出るかわかったものじゃないのよ!?」
「……」
何も言えなかった。
まずそんなリスクがあることすら知らなかった。
「……まあ異常がでてないなら良しとします」
と言っているが納得いってない顔をしている。
「あ、あぁ。じゃあまた後でな」
衛宮士郎は服を着てその場を後にする。
to be continued…
リメイク前と比較して話の進み具合はすごく遅いです。
次話はキャスターと戦います!
是非とも次話もご覧下さい!