だからえむちゃんの活躍は今回だけになるかもしれないです。
「う〜、わんだほ〜い!」
ヤッホーみんな!えむだよ!私は司くんと寧々ちゃんと類くんといっしょにステージで盛り上がるから、みんなよろしくね!
…………ってこれだけの文だと話にならないからここからは俺、天馬 司の視点で物語を進めていきたいと思う。
ある日のこと、俺たち3人がフェニックスワンダーランドに話し合いで来たときだ。
えむ「……」
司「ん、どうしたえむ?いつもの元気は?」
ほんとどうしたんだろう。冒頭でもすごいテンションだったのに。なにか怯えているようだった。
えむ「あ、司くんに寧々ちゃん。それに類くん。あのね、ルカさまの様子がおかしいの…」
類「なに!?ルカさまが!?今すぐセカイに向かおう!」
えむ「違うの。巡音ルカじゃなくて、うちの麗華さんが…」
ある日のこと、えむが麗華さんに話しかけたときだった。
えむ「ねえルカさま、スプリングマンって知ってる?」
麗華「えっ、ARMSのやつですよね」
寧々「まあそう返すよね」
えむ「でも今日、同じこと聞いたんだよ。そしたらね…」
麗華「え、バッファローマンの相方ですよね」
司「えっ、それだけ?」
類「それだけでおかしいと思うかな?」
えむ「おまけに目つきも悪いし、耳にピアスしてるし、真面目に家事をしてるし、なんだか今日のルカさまはおかしいんだよ」
3人「「「そりゃおかしいよ!!」」」
さっそく行って真相を確かめよう。本気でやる気を出したのか、それとも誰かの変装なのだろうか…。
類「麗華さん!」
寧々「急に働きだしたってほんと!?」
司「いっつも「ゲームしようぜ」とか言いだすのに!?」
麗華(?)「みなさんこんにちは。紅茶とお菓子でもいかがですか?」
お〜、ナイスタイミング。………じゃなくて!
司「いやなに普通にメイドとして対応しているんだよ!?」
麗華(?)「何か問題でも?」
問題………ではないけど。というか彼女はほんとに麗華さんなのか?見た目はまんまルカさまだが、えむが言ったように目つきが悪くピアスまでしている。
「あれ、みなさん来てたんですか〜、ゴホゴホ………」ヨロヨロ
司「ん、あれ!?」
ヨロヨロと現れたたのは、あれ!?麗華さん!?どうして二人いるんだ!?
類「まさか真面目に働いていたほうは本物のルカさま!?」
麗華「そ、そんなわけないじゃないですか〜」
麗華(?)「私の名前は緋桜 スピカ。麗華の双子の妹です」
え、双子!?にしては似ていないな…。
スピカ「普段は家事代行サービスをしているのですが、姉が体調を崩して代わりにみなさんの対応をするように頼まれたのです」
司「というかえむ、お前は知らなかったのか?」
えむ「私もいま初めて知ったよー」
しかしほんとしっかりしてるよな、姉と違って。まるで俺と咲希のような関係だな。
麗華「スピカちゃん、今日はありがとうね〜」
スピカ「お姉ちゃん、また深夜までゲームしてたでしょう。みなさんに迷惑をかけちゃって」
ふ〜ん、自業自得じゃないか。ゲームに熱中しすぎるのも困ったもんだ。
類「それで妹さん?」
寧々「なんて呼べばいいのかな?」
スピカ「あ、呼びやすい名前でいいですよ。私もスピカでも妹でも"ルカさま"でも。まあもっとも…」
バサッ
スピカ「私はアイドルマスターの"ルカさま"のそっくりさんですけど」
あのピンク色の髪の毛はウィッグだったのか。本来は金色が混じった黒のロン毛。大きな声で言えないけど、かなり威圧感が増してる。
麗華「妹は昔から見た目が恐くてですね、みなさんの前では私のふりをしてもらうように言ったのですよ」
スピカ「また姉に何かあれば呼んでください」
司「そうならないことを祈ってますよ」
ルカさま(妹)
本名…緋桜 スピカ
年齢…20代前半
身長…169cm
趣味…料理
特技…家事