寧々「ゲホゲホ、司〜、類〜…」
類「ってうわぁ!?なにそのダミ声!?」
司「寧々!?どうしたんだ!?」
俺たちがいつものようにショーを開催しようとしていたところだ。歌ありダンスありのライブステージ…………、の予定だったんだが。
寧々「ごめん、カゼひいちゃって今日は歌えそうにないや…」
歌どころかダンスも無理だな、この状態だと。
類「今回のショーどうする?」
寧々「あ、それなんだけど、ネネロボに代わりに立ってもらうことにしたよ」
え、ネネロボに?あいつ歌えたっけ?
寧々「万が一のことを考えて、いくつか音声を収録しておいたんだ…」
いったいどんな音声を収録したのだろうか、まあ寧々のことだからどうせネガティブな発言でも…。
ネネロボ「こんにちは〜、ネネロボだよ〜」
司「ぷっ、がぁっはっはっは!!」
寧々「ちょっと、なに笑ってんのよ!」
いやぁスマンスマン。だってこんな、ウマ娘のトウカイテイオーみたいな高い声を出すなんて、普段の根暗な寧々からは想像つかないぞ!思わず笑ってしまったではないか!
類「問題は誰が操縦するかということだ。それも滑らかな動きをさせるように」
ああそうか。ただ動かすだけなら自動操縦でもいいのだろうけど、お客さんが期待しているのは、MMDだったかな?ああゆう3D動画みたいなダンスだと思う。
麗華「どうかしたのですか?」
ああ来てしまったか。彼女の力を借りるのはいいとして、それが吉と出るか凶と出るか。
類「あの聞きますけど、麗華さんはロボットを操縦したことはありますか?」
麗華「ありますよ」
なんと!心強い!…………って思ったのも束の間だった。
麗華「亜空の使者で。赤と白のボディをしたやつのことを言っているのですよね。いやぁ、まさか使用キャラになるなんて、プレイしていた当時は思いもしませんでしたよ」
類「いやスマブラの話じゃなくて!」
さて冗談はこれぐらいにして、麗華さんが持ってきたのは格闘ゲーム用のコントローラー。レバーにボタンが6つか4つ並べたあれだね。
類「プログラミングは完了したよ。パンチボタンで腕が上がって、キックボタンで足が上がるよ」
司「おお!じゃあ動かしてくれ、麗華さん!」
そして麗華さんに動かしてもらうことになるのだが…。
ガシャガシャ バンバンバン
あれ?ネネロボが微動だにしない。
麗華「あれ?ネネロボちゃん?どうしたの?」
おそらく、麗華さんのコントロールさばきについていけなくて、動くことができないのだろう。本番まであと数時間。
司「こんな調子で大丈夫かな…」
類「なんか今回の話、文字数少なくない?」
寧々「多分次回で本気だすんだと思うよ。まあ面白いかどうかは読者のみんな次第だけど…」