はたらく(?) ルカさま   作:layRa

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第6話 萩山姉妹が誇る歌唱力

彰人「司先輩、ちょっといいすか?」

司「どうしたというのだ、伝説を超える男(笑) 東雲 彰人よ」

彰人「いや(笑)は余計だから!俺の弟の彼女のことで相談があるんだけど」

 

彰人の弟(のように大切に思っている従兄弟)か、あいつは第一弾の作品で主役だったよな。そういえば、好きな女の子と両想いになったとか言ってたな。

 

司「どんな女の子なんだ?」

彰人「すごく女子力が高い子なんすよ。小学生なんだけど、いわゆる押しかけ女房みたいなことをして、ご飯とかつくってくれたり」

 

へぇ、いいお嫁さんになれそうじゃないか。俺も付き合うとするならそういう子と…。

 

彰人「ただその子は弟といっしょにお風呂に入ろうとしたり、同じベッドで寝ようとするんですよ。俺と絵名と親父が必死になって止めるんすけど…」

 

と思ったけどそんなことは無かったぜ!

 

司「いますぐ別れさせるべきだ!」

彰人「いや俺もそう思ったんすよ!別れろと言ったんすけど…」

 

 

「もし彼と別れることになったら、お兄さんに襲われたってデマをネットに流して炎上させてやるんだから!」

 

 

彰人「……なんて返されて」

 

そ、そこまで卑劣な手段をとるとは…。恋している乙女というのは恐ろしいものだ。

 

司「なあ彰人、その女の子に会わせてくれ。あいつの……、夕作の今後を考えるためにも」

 

 

 

 

 

 

 

 

後日、フェニックスワンダーランドに彰人が例の女の子とそのお姉さんを連れてきたのだが…。

 

司「あれ、卯月ちゃん!?」

風花「あれ、ドナルドさん!?」

 

この子以前(第一弾 10話)バンドを組んだ萩山 風花(はぎやま ふうか)ちゃん、通称"卯月ちゃん"じゃないか!?あ、ちなみに"ドナルド"とは俺のことだ。

 

司「たしかきみ中学生だろ、あいつとお付き合いしてる小学生の女の子というのは…」

彰人「あ〜先輩、この子です。歩夢ちゃん」

「はーい」

 

ヒョコ

 

「こんにちは。萩山 小兎音(はぎやま ことね)です。みんなから"歩夢ちゃん"と呼ばれています」

 

うお、かわいい!?姉妹そろってかなりの美少女じゃないか!?これなら俺も一目ぼれしそうだ!そして一番彼女たちを魅力的だと感じたのは…。

 

ドドドドド

 

麗華「うお〜、あゆぴょんにうづにゃん!!何度もガチャ回しても出現しなかったのに、ついに私の目の前に〜!!!」

彰人「え、ルカさま!?」

風花「えっとボカロの人ですか?」

麗華「おっと失礼、私は鳳家のメイドをしています。緋桜 麗華です。そちらのおふたりが歩夢ちゃんと卯月ちゃんにそっくりだったのでつい取り乱してしまいました」

 

そういえばリズムゲームもやっているんだよな。本家のあの子たちもかわいいもんね。さて呼ばれてもいないのに、現れた麗華さんも来たことだし。

 

司「そろそろ本題に入ろう。そちらの姉妹ふたりがかなりの問題児だと聞いたのだが…」

小兎音「え〜、問題児だなんて」

風花「照れちゃいます」

彰人「いやほめてないから!」

司「まずふたりについて教えてくれないか?普段の生活のこととか」

 

俺にはこの子たちのどこに問題があるのかわからない。というか彼女たちは、自分たちが問題児であることを自覚していないのだと思う。だからまずは普段の行動から知ることが大切だと思う。

 

小兎音「えっと、好きな男の子と将来結婚するために、いろいろ努力しているんです」

風花「この子ほんとに一生懸命なんですよ♡その好きな男の子の脱いだおパンツとかとったり、部屋にカメラを気付かれないように設置して1日の様子をとったり☆」

 

おいおい、♡とか☆とかつけてるけど、小兎音ちゃんってかなりヤバいやつなんじゃないのか!?その「とったり」も、「盗ったり」とか「撮ったり」だろ絶対!

 

麗華「この子もしかしてヤンデレじゃないでしょうか?好きな人のために危なっかしい行動をとる、あれです」

彰人「もしかしなくてもヤンデレなんですよ!」

 

まあこの子が彼氏を愛しているから危険な行動をとっていることがよくわかった。すると麗華さんが…。

 

麗華「あの私と連絡先を交換しませんか?恋愛ゲームもやりこんできたから、アドバイスできると思いますよ」

風花「うわぁ、ありがとうルカさん♡」

 

まあ麗華さんがしてくれる恋愛のアドバイスだと頼りないが、でもいい判断だと思う。もし小兎音ちゃんが危なっかしいことしたとき、周りの大人が止めなくちゃいけないからな。その大人のひとりに麗華さんも加わるわけだ。そしてそんな大人たちが動きだすぐらいのことが起きてほしくないと願ってはいるが…………。さあこれで第6話も終了、と思ったのだが。

 

麗華「ところでおふたりは、歌うことは好きですか?」

萩山姉妹「「大好き!」」

麗華「うおっ、すごい返事!アイドルアニメのヒロインみたいな見た目してるからもしかしてとは思いましたが。そうだ!せっかくですしみなさんに聴いてもらいましょうよ!」

彰人「…………やめといたほうがいいと思うが」

 

 

 

 

 

〜ステージにて〜

 

麗華「みなさん、歩夢ちゃんと卯月ちゃんのそっくりさんが歌ってくれます」

萩山姉妹「「こんにちは!」」

 

ワイワイ ガヤガヤ

 

司「うおっ、ステージはいっぱいじゃないか!?」

彰人「あの子たち見た目はいいですから。…………見た目はね」

 

美少女が歌うということでステージに満員になった。本来のステージのキャストである俺たちよりも人気があるのはすこし悔しいが…。

 

麗華「アイマスとラブライブのヒロインふたりが歌ってくれるなんて夢のようです!」

彰人「そうだね、夢であってほしいね………」

 

さあ、歌いだすぞ。そしてその実力は…。

 

 

 

ボエ〜×2

ホゲ〜×2

 

司「うおっ!?」

 

なんてすごい声量だ!そしてうちの寧々にも負けない歌唱力!

 

バチバチ バタバタバタ

 

麗華「…」ぶくぶく

彰人「…」ヒクヒク

 

あまりのレベルの高さに機材が壊れ、彰人や麗華さん、そしてお客さんやスタッフが倒れた。彼女たちの素晴らしい歌声を脳で処理することができなかったのだろう。だから、いま立っている俺が感想を伝えるぞ。

 

司「素晴らしい歌声だぞキミたち!ぜひとも俺のユニットに入ってくれ!」

風花「え、いいんですか!?」

小兎音「ありがとうございます!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




司「なあ、卯月ちゃんと歩夢ちゃんの姉妹、あの後フェニックスワンダーランドに入場禁止になったんだが、どうしてだろう?」
類(逆に僕はあの子たちの音痴な歌声を聴いて、立っていられる司くんのほうが理解できないよ…)
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