正義実現委員会の指揮者   作:くろゆみ

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二年生編スタートです!
ただ短めになってしまいました...。


決意の二年生編
二年生へ進級


無事に二年生に進級しました!クラスも変わって、ハスミちゃんやナギちゃんと一緒のクラスになりました!

 それにしてもみんな一年生の頃とは違ってなんだかかっこ良く、可愛くなってる気がしますね...!

 

 そして、二年生と言ったらやっぱり先輩になると言うことが大きいと思います!

 参加していた新委員長から聞いた話だと、これまた個性的な子がいるらしいのでお話ししてみたいですね。正義実現委員会に入ってくる後輩以外にも色んな人とお友達になれるように交流していきたいです!

 

 ■

 

 やっぱり勉強は疲れますね...。二年生の初めなのに一年生の頃より難しくなって正実の活動との両立が大変になりそうです。

 正実と言えば、二年生になったら少しずつ指揮系統を任されることもありますしその勉強もしないといけないですね...。一年生の時には無かった負担や責任とかが増えて今まで以上に自分の行動について考える必要がありますね。

 

 そんなことを考えながら歩いていると特徴的なバッグ...あれはペロロさんでしょうか?そのバッグを背負った子が何だかオロオロしていますね。モモフレンズのコアなファンは少ないので是非ともお友達になりたいですし、何より困っている子は見逃せません!

 

「こんにちは!何かお困りですか?」

 

「その...ここに向かってまして...。」

 

 ふむふむここは...。なるほど最初は行くのがとても面倒くさいところですね、私さんも一年生の時は迷ったものです。

 

「ここは行き方が面倒くさいので一緒に行きましょう!」

 

「え!?それは...申し訳ないですし...。」

 

「私さんから言ってるので良いんですよ。それじゃあ行きましょう!」

 

 ■

 

 ペロロさんが好きな子、阿慈谷ヒフミちゃんはやっぱり一年生だったようで私さんは渡りに船だったようです。

 ヒフミちゃんは「普通」と言うことをことあるごとに主張していましたが、ペロロさんのことを様付けするほどの愛を持っている子は果たして普通なのでしょうか...?それに中等部の頃にブラックマーケットに行っていたと言うことも聞いて、この子は何を持って普通と言っているのか少し不安になりました。

 ただ、基本的に礼儀良く活発で良い子だったので今後も仲良くしていきたいですね。

 

「────ありがとうございます!」

 

「いえいえ、それじゃ私さんは行くのでまたの機会に会いましょう。」

 

 ああも真っ直ぐに感謝を伝えられるとこちらも嬉しい気分になりますね。トリニティは少し、いや大分腹の探り合いと言いますか、言葉の裏を読み合うというかとても純粋なままでは居られないんですよね...。

 この中でヒフミちゃんみたいな子を見ると暖かい気分になります。そうですね、何だかナギちゃんが気に入りそうな子です。

 

 今日は正実の活動もありませんし、これからどうしましょうか。このまま帰るのも何だかそういう気分では無いですし、かと言って勉強するのは嫌です。

 こういう時は散策しますか。トリニティは広い上に景観も良いので辺りを歩いているだけでも楽しいんですよね。

 

 優しく空から照らしてくれる太陽、鳥の可愛らしい鳴き声、青々とした木々、その中に調和するように建てられている建物の数々、やっぱり良いですね、日々のストレスから解放されて心が洗われるようです。

 

 そうやって自然の音に耳を傾けていると聞こえてくる音に変化が...これは強い感情が籠った声でしょうか?聞いたところ誰かを複数人が勧誘しているようですが...。

 

「────ですからハナコさん、シスターフッドに入られてはいかがですか?」

 

「いえいえ、彼女はティーパーティーにこそふさわしい人物です。さあこちらへ参りましょう。」

 

 わ、わぁ...ストレスから逃げていたらストレスの元凶に遭遇しました...。

 あれは確か...委員長が言っていた首席入学者の浦和ハナコさんですかね?表には出していないようですが彼女相当嫌がっていますね。

 それに気づかず自分の都合ばかり押し付けるとは...聞かれたら不味いですがぶっちゃけゲヘナとそんなに変わらないとまで思ってしまいますね。

 とりあえずハナコさんをあの人たちから救出しますかね...。

 

「あ、ちょっと失礼しますねー。」

 

 ヒョイッ、タッタッタッ────

 

「え、ちょっと待っ────」

 

 ■

 

「ここまで来れば大丈夫ですかね?突然失礼しましたね、困っているように見えたもので...。」

 

「いえ、ありがとうございます。そしてあなたは私に何の用でしょうか?」

 

 これは...私さんもあの人たちと同じように見られているんですね。確かに恩を着せて、という手法もあるので彼女がそう感じるのは仕方ないでしょう。

 一旦誤解を解いて、出来れば仲良くしたいですね。お友達になるのに第一印象はあまり関係ないので!

 

「私さんは別に何もするつもりは無いですよ。強いて言うならあなたとお友達になれたら...なんて考えてますね。」

 

「私と友達...ですか?」

 

「今はまだすぐ答えなくて良いですよ。いつかお返事お願いしますね、それでは!」

 

 ハナコちゃんは中々人間不信になっていますね。それもそうですね、あんな心無い上っ面だけの言葉ばかり受け取っているとそうなりますよね...。

 私さんもあんなことをされたら怒らない自信は無いですし、言葉が強くなるのは許してほしいですね。

 ハナコちゃんもまだ一年生で楽しい高校生活を送る権利がある子です。いつか心を開けるお友達に出会えると良いですね。出来れば、私さんもその中に入っていたいですけど...。

 

 ────────────

 

 確かに委員長が言っていた通り中々濃い子がいましたね。明日は去年と同じなら正実で一年生の実力を計る試験の筈ですね。

 一体どんな後輩が入ってくるのかワクワクしますね!

 




お気にいり、評価、感想を頂けるととても嬉しいです。また、もしかしたら更新速度が上がるかもしれないので是非!

先生赴任初日にハスミと一緒に連邦生徒会に突撃させる?

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