本編は中々暗いことになっていますが、これからもよろしくお願いいたします。
今回かなり短めです。
それは、自分自身への過信である。
通常であれば成長していくにつれ、理想と現実の差に苦しみ、やがて妥協し生きていく。
しかし、大きな失敗を経験したことが無い者は理想を理想のまま現実で叶えられてしまう能力があってしまう。
その結果、成熟し自分自身ではどうしようもない理不尽に合い、現実を突きつけられ挫折してしまう。
まるでイカロスの様だ。
理想を追い求め全能感に酔いしれ、分不相応なものにまで手を伸ばし落ちていく。
私では彼女を助けることは出来ない...。
願わくば友人と共に前を向く日が来て欲しいものだ...。
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あれからどれだけ経ったのでしょうか。全て自分ではない何かが体を動かしているようで、どこか夢の様に感じています。
もし、全部悪い夢で起きたら何も無かったら...なんて思うこともありますが、そんな都合の良いことは起こるはずもありません...。
自分では普段と変わらないように過ごしているつもりですが、みんなからそれとなく心配されているのを感じます。
ツルギちゃんやハスミちゃんからは直球に見ていて辛いから休んで欲しいと言われました。
イチカちゃんを筆頭に後輩のみんなはどうも私に頼らなくても良いようにそれぞれの出来る範囲で努力を積み重ねているそうです。
そしてとうとう委員長から半ば強制的に休暇を取らされてこうして家にいるという訳です。
こうやって思い返すと無様ですね...。あんなに啖呵を切って独断専行した挙げ句、こっぴどくやられて...。そして勝手に一人で傷ついて...。
もし、あの時一人で行かず救援を待っていたら?
もし、あの時自分が勝てずとも負けていなかったら?
もし、もし、もし、...。
後悔というのはそういうものですが、それでもあの時もっと上手くやれていたのではないかと自分を責めずにはいられないのです。
あぁ、こんな姿みんなには見せられませんね。それとももうみんなからは期待されていないからそんなことを考えなくても良いのでしょうか?
きっとそうでしょう。
ツルギちゃんとハスミちゃんと行動を共に出来ていたのは小手先の技術と知恵で補っていたからで、純粋な能力で言ったら劣っていたのかもしれません。
委員長からも頼られていましたが、それは立場などを考慮して実力に見合わなくても何とかなってしまっていたからでしょう。
後輩のみんなもあんなところを見せてしまったらもう尊敬はされていないでしょう。あぁ、反面教師としては良いかもしれませんね...。
もう、今は何も出来る気がしません...。
いっそのこと......
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最近のランの様子は見ていてとても酷いものでした。
昨年も似たような事がありましたが、今回は比ではありません...。
私やツルギは一旦肉体的にも精神的にも休養を取るべきだと勧めたのですが、聞こえていてもその言葉を理解していないかの様子で自分を追い込んでいく姿に耐えきれず、委員長に頼んで強制的に休ませることにしました。
以前からランは責任感が強くとても頼りになりました。しかし今回ばかりは彼女一人に抱え込ませるにはとても大きなものを背負わせてしまった結果潰れてしまいました。
そして責任感が強いだけではなく、何かしら失敗したときに強く自罰的になる様子も活動の節々に見られました。
思い返すとランの明るく活発な部分に助けられていたのだと今更ながら思います。
彼女の直属の後輩もどこか彼女に似て学年を引っ張るようになってきています。
そんな中今回の事件が起き、あのランの姿を直接見た私たちは酷く取り乱しました。その場には居なかったメンバーも先輩、後輩、関係なく少なからず衝撃を受けていました。
竜胆ランという存在がどれだけ私たちに大きな影響を与えていたのかこのような形で知ることになるなんて...。
今はただランが元気になって戻ってきて欲しいという思いだけです。
果たして少女の行く末は如何に...
先生赴任初日にハスミと一緒に連邦生徒会に突撃させる?
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突撃させる
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させずに後でシャーレ発足を知る