正義実現委員会の指揮者   作:くろゆみ

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モチベがあっても案がない...。
日常会を書くのが難しい...。
グラブルに囚われていました...。


落ち着いた日々

 あの一件が終わってからは、特に大きな事も起きず平和な日々が続いていました。

 一時期は後輩のみんなにくっつかれていたり、ツルギちゃんが事あるごとに様子を確認してきたり、ハスミちゃんが登下校を一緒にしたり、と中々過保護な扱いを受けていました...。

 それでも、私さんの事を心配してくれているからの行動と分かっていたので嬉しさと恥ずかしさとで半々でした。

 

 そんな日々が続いて2年生の夏がやってきました。

 

 ■

 

「ふぅ、暑くなってきましたね...。」

 

「あなたはまたそんなことを言って...。気持ちは分かりますが活動に気を抜くのはダメですからね。」

 

 夏というものは暑いものです。つまり、このような愚痴が漏れてしまうのも仕方がないことなのです。

 どうしても暑いとなると、普段よりも疲れる気がしますし、早く涼しい部屋に戻りたくなってしまうんですよ!

 そうです!今からカフェにでも入って少し休憩しましょう!!ハスミちゃんもスイーツで釣れば何とかなるでしょう!

 そうと決まれば、善は急げ?です!

 

「ハスミちゃん今からパフェ食べに行きませんか!?もう結構見回り頑張りましたし少し休憩しましょうよ!さぁ今すぐ行きましょう!!」

 

「............」

 

「...えぇっと、ハスミちゃん?」

 

 ……何か間違えましたかね?そういえば少し口が回りすぎてしまったかもしれませんが...?

 

「そうですね、そこまで楽しそうに話すことが出来るのなら時間になるまで休みはいらなさそうですね。さぁ頑張りましょうね()()。」

 

「あああああぁぁぁぁーーーーーーーー!!!!何でー!!!」

 

 

 ■

 

 

「全くあなたはもう...。いくら暑いとはいえ限度がありますよ。」

 

「うぅ...返す言葉もないです...。」

 

 やはり私さんは夏との相性があまり良くないのでしょう...。そういえば去年の夏もなかなか凄いことを言ったような気がしなくもないです。

 本部に戻ってきたときにハスミちゃんに少し睨まれながらだったのでツルギちゃんを筆頭に同級生のみんなは呆れたような目を向けてきましたし、後輩のみんなは不思議そうにしていましたね。

 嬉しいことに報告書はハスミちゃんの方でやってくれるそうなので私さんは今から自由なのです!

 しかし今からだと外に出るには遅いので近くの洋菓子屋さんやモモフレンズグッズに新しいものがないか見て回りましょう。

 

 

 良いですね、ロールケーキがリニューアルされていて以前よりも美味しくなったように感じます。何でも、ティーパーティーの誰かが最近トリニティ中の洋菓子屋さんにロールケーキを熱心に布教しているそうです。

 ……イッタイドコノナギチャンデショウカ、ランワカリマセン。

 

 それは置いといて、モモフレンズショップには新しく入荷したものはありませんでしたが、以前手に入れられなかったスカルマンさんのぬいぐるみがあったので買っちゃいました!

 好きなものに全力を注ぐのは至って普通のことだと思います、たとえ衝動買いしたせいで一瞬お金が足りないかと思っても大丈夫なはずです...。

 

 

 ...何やら揉め事のような会話が繰り広げられていますね。あれは...ハナコちゃんでしょうか?

 ということはまた派閥やら所属組織関連での面倒ごとですか...。本人が断っているなら素直に引けばいいものを不死鳥のごとく何度も勧誘するのは呆れますね...。

 

「はいはい、失礼しますよ~。わかっていると思いますけれど、悪質な勧誘はお咎めの対象ですからね。賢いあなた達ならわかると思うので、ね?」

 

「くっ、引きますか...。」

 

「正義実現委員会に目を付けられたなら仕方ありませんね...。」

 

 うーん、見事に捨て台詞を吐いて去っていきましたね。やはり正義実現委員会という立場があると仲裁がしやすいですね。

 しかし、あの方々も懲りないですね...ここまでくると一周回って称賛の域に入りますよ...。

 

「あの、助けていただきありがとうございます。しかし、何故あなたは私を誘おうとしないのですか?今は私の所属を巡って様々な勧誘が来るのですが...。」

 

「そりゃあ見てればあなたが縛られるのが嫌そうだっていうのわかりますよ。それに嫌がっている子を助けるのが先輩として当然の行いですし、無理矢理勧誘だなんて論外ですよ。まぁ、どうせみんな貴方の才女っぷりに惹かれているだけだと思うので、本当に入りたいと感じた所以外は拒否で良いと思いますよ。」

 

 本当にハナコちゃんの才女っぷりはトリニティで過ごしていれば嫌でも耳に入るほどなので...。本人がどう思っているかはともかく、そんな人を自分の派閥に引き込めばかなり有利になるというのは見えていますからね。私さんとしてはそんなやり方で振り向いてくれるとは思いませんが、少しでもハナコちゃんが不自由なく暮らせるようになれば良いとだけ思いますね。

 

「それじゃ、私さんはそろそろ行きますね。ハナコちゃんもまた厄介なのに絡まれる前に帰った方がいいですよ。」

 

 

 

 ────────

 

 

 

 今日から夏休みです!夏休みといったら夏限定のスカルマンさんのグッズです!

 しかし、憎いことに買い占められて転売の対象にされてしまいました...。噂によるとブラックマーケットで売りに出されているそうです。こうなったら行く以外の選択肢はありませんね、それでは行きましょう!

 

 

 

 ────この辺りにあると聞いたのですが...。

 

 あそこですね。それでは早速購入...何ですかこの値段は!?完全にぼったくりじゃないですか!それでも変に騒いでマーケットガードに目をつけられると面倒ですし、何よりここ以外に売っているところを探したらいつになるかわかりません...。

 

「これを一つお願いします。お金はあります。」

 

「はいよ、それじゃ金は貰っていくぜ。」

 

 ぐぅ...中々吹っ掛けられましたね。しかし手に入らない可能性と天秤にかけたらまだ致命傷で済んでいます...。

 最近はスカルマンさんだけでなくモモフレンズ全体のグッズが転売の対象になってしまっています...。トリニティ内ならともかく、こうして無法地帯で行われるとどうしようもないのが歯痒いですね...。

 

 

 

「何ですかこの値段は!?ペロロ様にこれだけの価値があるのは分かりますがいくら何でも高すぎます!!」

 

 あちゃあ...何やってるんですかヒフミちゃん...。そもそもトリニティの校則ではブラックマーケットに入るのはダメだったはずですが...。それにこんなところで事を荒立ててしまったら...。

 

「貴様ら何をしている!!」

 

 ほらぁ、マーケットガードやら野次馬の不良やらわらわら集まってきましたよ...。

 流石にこれ以上見ているだけにはいきませんし、何とか隙を見て救出&逃亡しますか。

 

 うん、そろそろ人が多くなってきたので上手くやれば何とかなりそうですね。

 

「おいてめぇ!こんな大ごとにしやがってどう落とし前つけるつもりだよ、あぁ!?」

 

「ひ、ひぃ...。」

 

 

 ドンッ!!

 

 

「何だ!何処から撃たれている!?」

 

 上手く気を惹けていますね~。それではお嬢さまを回収しましょうか。

 

 

 ■

 

 

「さて、上手く撒けましたね。」

 

「あ、あの、助けていただきありがとうございます!」

 

「あぁ、それは大丈夫ですよ。それはそれとして...ブラックマーケットに居たことに何か言い訳はありますかヒフミちゃん?」

 

「そ、それはそのぉ...。」

 

 全く...今回も私さんがいたから何とかなりましたが、一歩間違えば酷いことになっていた可能性もあるのでそう簡単にお咎めなしで終わらせる訳にはいきません。

 

「それじゃあ、正義実現委員会の本部に行きましょうか。」

 

「それだけは!もう二度と行かないので!」

 

「...その言葉を信じますよ。次は無いですからね。」

 

「はい...。」

 

 

 ────────

 

 

 何でしょうか...落ち着いた日々の筈なのに思い返してみると、そこそこ厄介ごとに巻き込まれている気がしますね...。

 そろそろ何もない平穏な日々が欲しいですね...。

 

先生赴任初日にハスミと一緒に連邦生徒会に突撃させる?

  • 突撃させる
  • させずに後でシャーレ発足を知る
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