正義実現委員会の指揮者   作:くろゆみ

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約2ヶ月半ぶりの投稿となります
投稿が遅くなってしまい申し訳ないです
しかしこの小説は投稿間隔が空くことはあれどエタるつもりは無いため、何があろうと完結までは書ききる予定です
これからもよろしくお願いいたします



ティーパーティーの瓦解

とある荒唐無稽で愚かな考えを語ろうか

 

私達の行動の意味についてだ

 

私を含めキヴォトスに存在するありとあらゆる生命は今を生きている

 

それでもどのような選択をしようとも未来が定まっているかのように感じるのだよ

 

どれだけ皆が行動しようと私が見た終着点は変わらない

 

全ての世界線はどのような道筋を辿ろうと、あの悍ましく想起するだけで絶望を否応なく覚えさせられる捻じれて歪んだ終着点につながっているのではないだろうか

 

それならば私の行動に意味はあるのだろうか

 

あの悲惨な未来を避けることは不可能なのだろうか

 

もはや私には何が正しい行いなのか分からない

 

これではどちらが愚か者か分からないな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──────ミカ

 

 

 

 

 

──

 

────

 

──────

 

 

今日もトリニティは太陽の暖かい光が降り注ぎ、生徒の皆の笑顔に溢れています。最近は大きい問題が無いこともあって各所も落ち着いた様子で活動していて当たり前の日常というものが大切に思います。

そんな中ですがティーパーティーの三人の様子が少しおかしいです......。ミカちゃんは度々どこかに行っているようですし、セイアちゃんは何か思いつめながらも相談しようとしませんし、ナギちゃんはそんな二人の様子すら分からないほど例の条約にかかりきりですし......。

仲がとても良い三人のことなので一時的なものだとは思いますが見ていてそわそわしますね。とは言っても私さんが変に口出しを出来るような事でもないので悶々とした気持ちを抱えているのも事実で......。

 

今までこんなことは無かったのでどうすれば良いのか......私さんはそういった経験が無いので何も思い付きませんし......。

そうですね、こういう時は頼れるお友達にちょっと相談してみましょうか。

手始めにハスミちゃんですかね、ツルギちゃんは少し人付き合いが不器用なのでこういうことを相談するのは気がとがめますし…。

 

 

 

 

私さんは今日非番なのですが、ツルギちゃんやハスミちゃんはその能力の高さから次期委員長、副委員長候補としてほとんど毎日頑張っています。ですから二人に用がある時は正義実現委員会の本部に向かえばほとんどの場合は会うことが出来ます。能力の高さだけで言えば私さんも候補だったらしいのですが、何故か性格に難アリと評されたらしくそういった話は降りてきませんでした……。

 

さて、本部の中にも色々な部屋がありますが今回は委員長室に向かいましょう。一般の委員であれば本来そこまで出入りすることが無い筈なのです。しかし私さんの場合、合法で他自治区に干渉するためのこの立場と、普段の素行で少しお説教などでよく呼び出されているのですよね……。

こんなことを考えていてもどうしようもないので潔く入りますか。委員長達には何の用かと疑われるかもしれませんがその辺りは上手く誤魔化しましょう。

 

「失礼します、ハスミちゃんは居ますか?」

 

「ランですか、ハスミは居ますが何の用でしょうか。」

 

ここからが勝負です!上手くそれっぽいことを言って連れ出すのです。

いや、適当なことを言っても委員長にはバレそうですね……。それならばちゃんと正面から用件を伝えてみましょう!

 

「少し相談したいことがありまして、よろしいでしょうか?」

 

「ふむ、今は特に急ぎの件も無いですし良いでしょう。」

 

「ありがとうございます!!」

 

意外と何とかなるものですね……。やはり誠実さが大事なのでしょう!

 

それではハスミちゃんを無事呼べましたし本題に入りましょうか。

 

「それで私に何を相談したいのですか?」

 

「最近ティーパーティーの三人の様子がおかしくて……。」

 

「その三人とはランがよく茶会をしている方達でしょうか?」

 

少し言葉が足りませんでしたね、ちゃんと丁寧に説明できないといけませんね……。

 

「そうです、それで三人とも何かに没頭していると言いますか……。今ではいつも行われていたお茶会すらも集まらないようになってしまったのです。」

 

セイアちゃんとはまだお話したり出来ていますが、ミカちゃんとナギちゃんは忙しそうで誘ってもやんわりと断られてしまっているのです。

 

「そうですか……。ラン達の仲の良さは誰が見ても分かるほどでしたから考えられませんね……。」

 

「それで、どうにか何とかしてみんなと一緒にお茶をしたいと思ったいるのですが……。」

 

そうは思っていても私さんだけで考えていてもあまり良い案は思い付かなかったのでハスミちゃんに相談してみたのですが……。

 

「そうは言いましても皆さん相応の立場ですし、何かしら事情があるのでしょう。あまり気にしすぎるのも良くないかと思いますよ。」

 

「そう、ですよね……。少し焦っていたかもしれません、一回頭を冷やそうと思います……。」

 

あぁ……諭されてしまいました……。確かにみんなもうティーパーティーの中でも上の方の立場になっていますしやることも多いのでしょう。

今まで通りにはいかないと分かってはいたはずなのですが、少し変化があるだけでかなり取り乱してしまいました……。

 

「落ち着いたようですね。ランの友人を想うことは良いとは思いますが、自身のことも大事にして下さいね。あなたのことを心配する人が周りにいることを忘れないで下さい。」

 

どうしましょう、ハスミちゃんが良い子すぎます。こんなに心配されてしまったら嬉しさというよりも少し恥ずかしさの方が勝ってきます……。

 

何かあったのかと少し心配するような目でハスミちゃんがこちらわ見てきますが、ここまで純粋な好意に触れることが中々無いので耳が熱いですし顔を直視出来ません。勝手に口角も上がって笑顔になってしまいます……!

 

「ラン?どうかしましたか?!

 

「……ぃや、何でもありません。」

 

深呼吸をしましょう、一回息を整えて心を落ち着かせるのです。

 

 

ーーーー落ち着いてきましたね。

 

何はともあれハスミちゃんに相談して正解でしたね。きっと私さん一人で考えていたら悶々としたままどうしようもなかったと思います。

一回三人のことはそのまま見守るだけに留めておいて私さんの方から何か変に行動はしないようにしましょうか。今は信頼していることが大切だと思います!

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 

「みんなにはセイアちゃんのことを少し驚かせて欲しいの!」

 

「……百合園セイアか。何故貴様がそれを要求する?貴様とやつは友人関係の筈だろう?」

 

「ちょっと、ね……。とにかくお願いね!!あ、ただ怪我だけはさせないように気を付けてね!」

 

「……承知した。貴様も私たちのことを漏らすなよ。」

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

さあ、今宵始まるは二人の少女の確執を切っ掛けとしたトリニティ総合学園を包む大事件

 

役者は既に揃っている

 

何が起こるかは先生方ならご存知でしょう

 

本来なら正史において存在し得なかった彼女の存在がどのように働くのか

 

あの惨く悲しみに満ち溢れた物語がどのように変わりゆくのか

 

皆々様においては彼女らの物語をただ見守るのみとなります

 

それでは今宵最大の主演目、

 

 

「百合園セイア暗殺事件」

 

 

幕開けとなります

 

 

 

 

 

 

 




本編はこれからアレな中ですが、最近の先ちょのミカとナギサとセイアがとても良いですね

先生赴任初日にハスミと一緒に連邦生徒会に突撃させる?

  • 突撃させる
  • させずに後でシャーレ発足を知る
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