正義実現委員会の指揮者   作:くろゆみ

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正義実現委員会活動初日

 正義実現委員会に入った私さん!今日から活動が始まるということで楽しみです!戦うのはちょっとめんどくさいですが、ツルギちゃんというお友達がいるので頑張ります!

 

 ん、ミカちゃんからモモトークが来てますね。全く気づきませんでした...。

 

『ランちゃんって確かサントゥクス派だったよね?今日ね、セイアちゃんって子とお友達になったの☆それでね、セイアちゃんがねランちゃんと話したいって言ってたんだけど今日のお昼休みに話せないかな?』

 

 セイアちゃんですか、中等部からのお友達ですね。トリニティ入ってから会う機会がなくてお話できてませんでしたしいい機会ですね。ただ、前から事あるごとに何故か生徒会に勧誘されていたのでちょっとだけそこは諦めが悪いなぁって思ってましたね。だがしかし、私さんは正義実現委員会に入ると決めたので問題はありません!

 

『良いですよ!じゃあお昼ご飯の時に!』

 

 セイアちゃんとミカちゃんが友達ですか...。冷静沈着で思慮的なセイアちゃんと自由奔放で感情的なミカちゃんがどうやって友達に?気になりますが、私さんのお友達同士が友達になっているのは嬉しいですね。

 ...多分ですけどナギちゃん大変そうですね。労わりましょうか。

 

 ■

 

 お昼休みになったのでミカちゃんたちのところに行きましょう。

 多分このあたりのはずですが...。

 

「あ、ランちゃんこっちこっち!おーい!」

 

 いつものように騒がしいというか元気なミカちゃんの声が聞こえてきました。目を凝らしてみるとナギちゃんとセイアちゃんも居ますね。

 

「ミカちゃん、ナギちゃんこんにちは。...それにセイアちゃんもお久しぶりです。」

 

「ああ、トリニティに入学してから君と会う機会がなかったからね。それでミカとナギサから会ったと聞いたときは年甲斐もなく嫉妬してしまったものだよ。」

 

 あのセイアちゃんが嫉妬...!?にわかには信じられませんね。昔からなつかれているというか好意を向けられているのは分かってましたがまさかここまでとは...。でも、それだけ大事に思われているってことなので悪い気はしませんね // 。

 

「というか年甲斐もなくってセイアちゃんも私さんたちと同じ一年生じゃないですか!まったく一人だけ大人みたいな言い方をして...。でも、私さんも会えて嬉しいですよ。」

 

 そうなのです。何度も勧誘を受けてそれは少し嫌でした。それでも長い間お友達なので憎むに憎みきれないのです。

 

「むー!二人だけでお話しないでよ!ねえナギちゃん!」

 

「え?ミカさん?え?」

 

「ふふっ、もちろん君たちを忘れたわけではないよ。だけどね、親友に久しぶりに会ったのだからこれくらいは許してくれたまえよ。」

 

 え...。何でセイアちゃんが私さんの腕に!?可愛くてモフモフだから嬉しいけれど何で突然!?

 

「プシュ₋...」

 

「ランちゃんが壊れた!?」

 

「全くミカさんもセイアさんもお二人とも落ち着いてください。ランさんから一回離れてあげてください。」

 

 ナギサがそういうと二人はしぶしぶ、本当にしぶしぶといった様子でランから少し離れた。

 

「あ、ありがと...。ナギちゃん今度お礼するね。」

 

「ナギちゃんだけなの私は!?」

 

「ラン、私にもくれたまえよ。」

 

「ふ、二人のせいだから。二人にはありません!」

 

 ────────────

 

「そういえば、やっぱりセイアちゃんもティーパーティーなの?」

 

「ああ、私は元から勧誘を受けていたこともあってティーパーティーに入ったよ。」

 

「そっかあ、私さんは正義実現委員会に入ったから少しは関われるかなぁ。」

 

「「「正義実現委員会(なの/ですか/なのか/)!?」」」

 

「みんな...私さんをなんだと思っているのですか...。」

 

「自由奔放の塊じゃないかな☆」「ミカさんと同類なのでは?」「少なくとも秩序側ではないだろう...。」

 

 何故なのですか!?私さんは普段の行いはちょっとだけあれですけど自称まともですよ!

 ただ、ブラックマーケットに行ってスカルマンさんのグッズを買い漁ったり、スケバンのアジトをいくつも壊滅させたり...みんなの意見も少しだけ理解できますね...。

 

「そ、それは置いておきましょう!とりあえず私さんは正義実現委員会でこれから頑張るのです!」

 

 そう言うと三人は応援してくれました。みんなに応援されているのでもっと頑張ろうという気持ちが大きくなりました!

 今日の放課後から始まる活動が楽しみです!

 

 

 ────────────

 

 

 授業が終わって正義実現委員会の活動が始まると思ったら、まずは本部に全員集合と先輩に呼ばれました。いったい何が始まるのでしょうか?

 

「みんな集まってくれてありがとう。今日から一年生も加えて活動をしていくことになる。そこで、だ。一年生それぞれの現時点での実力がわからないと仕事を任せづらいのはわかるだろう?だから、今日は一年生と私たち二、三年生で1VS1を行う。なお、勝敗は問わないから一年生は今持ち得るすべてを使って戦ってくれ。」

 

 先輩とタイマンですか...。私さんの愛銃は対物ライフルですからちょっと難しいかもしれませんね。それに、私さんが得意なのは乱戦なのでタイマンとなると辛いですかね...。それでもできるだけ頑張ります!

 

 ■

 

 私さんが知ってる子だと、まずはツルギちゃんの番ですか観戦してみましょう。ツルギちゃんは一体どんな戦い方をするのでしょうか。

 

 ツルギちゃんと先輩の試合が始まりました。

 ツルギちゃんはSG二丁持ちで、先輩はARですか。有効な射程、地形の使い方や戦闘経験では先輩の方が上であると思いますがツルギちゃんはどう対抗していくのでしょうか。

 

「!」

 

 まさかの戦法でした...。先輩から撃たれているにも関わらず正面から突進していきました!傍から見ると愚直に前に進んでいるだけに見えますが、よく見ると岩や木などの遮蔽物を上手く使って動きを読ませないようにしています!さらに、大きな音を立てて移動していたと思ったら急にスニーキングに移行して先輩を翻弄しています。

 ツルギちゃんと先輩の距離が詰まると先輩も気づき、引きながらツルギちゃんを撃ってますね。それでもトリッキーで素早い動きで弾を避けながら更に近づいてます...。そして、先輩に至近距離でSGを直撃させてツルギちゃんが勝ちました...。

 まさかツルギちゃんがあんなに強いなんて...。これは私さんも下手な戦いはできませんね...。

 

「ツルギちゃんお疲れ様です!怪我とか大丈夫なのですか?」

 

「ああ、私は...人より回復が早いからな...。」

 

「そうなんですね、でもちょっとびっくりしました。」

 

 ツルギちゃんの回復が早いというのは本当のようでさっき受けた傷の大半が既に塞がっています。体質だとは思いますが凄いですね。

 

「ん、あの子見学のときの子じゃないですか?」

 

「...私たちに注意してきた...。」

 

 そうです、見覚えがある子だと思ったら見学のときに私さんたちに注意してきた背と胸が大きい子でした。ちょっとあの子の試合を見てみますか。

 

 えっと、あの子も先輩もSRですか。と、なると出来るだけ気配を悟らせない狙撃勝負になりそうですね。これはちょっと面白そうですね。

 初手は先輩が岩の影に隠れて機会を伺ってますね。それに対してあの子は森の木々の中...木の上!?にいますね...。なんともハイレベルな試合ですね。二人とも待ちの姿勢でなかなか状況が動きませんね...。

 しびれを切らしたのか先輩が先に仕掛けましたね。ですが、それは悪手だと私さんは思いますね。姿の見えない狙撃手を狙っても当たるわけないですし、逆に位置がバレて返り討ちにされてしまいますので。それをわかっていたのかあの子も先輩が撃った直後にカウンターの一射を放って勝利してますね。

 

「あの子も同じ一年生ながら凄いですね~。」

 

「ああ、正直私は相手にしたくないな...。」

 

 ツルギちゃんといい、あの子といい今年の一年生は強い上に戦闘IQが高い子が多いですね。ん?私さんですか?まあ、そろそろ出番なので見ておいてください!

 

「それじゃあ行って来ますね。」

 

「応援している...。」

 

 ツルギちゃんに応援してもらっちゃいました!頑張るしかないですね!

 

 ■

 

 よし、行きますか。

 

「先輩、よろしくお願いいたします。」

 

「ええ、ですがあなたもSRですか...。こちらこそよろしくお願いします。

 

"それでは初め!!"

 

 開幕、先輩が姿を隠したと同時に私さんは先程まで先輩がいた方向に走り出します。私さんの銃はSR。スナイパーがメジャーですが、突撃してその火力を敵に叩き込むという戦法、つまり凸砂が私さんメインの戦い方です。

 

「先輩!来ましたよ!」

 

「嘘でしょ!?凸砂だなんて...。あなた狂ってるの!?」

 

 先輩が焦りながらもこちらに狙いを定めて撃ってきます。その銃撃を銃床を使い受け流す、反射神経で避ける、受けてもダメージが少ないところで受ける。私さんもそろそろ射撃を開始します。ここまで近づけば普段からこの距離で戦う私さんとそうでない先輩とでは相性が悪く、私さんが危なげなく勝利しました。

 

「勝ってきました!」

 

「ラン、強かったんだな...。」

 

「私さんをなんだと思ってたんですか!?」

 

 

 ────────────

 

 

「全員の試合が終わった。この結果をもとに明日、活動する班を発表する。今日はこれで終わりだ。では解散!」

 

 今日はこれで終わりですか。明日班が発表されるんですね、ツルギちゃんと一緒に戦ってみたいなぁ。

 それにしても今日は疲れましたね。今日は「アレ」しますか。

 

『セイアちゃん、今日良いですか?では、行きますね』

 

『え、急に言われても困るのだが...。』

 

『ラン?本当に来るのかい?ラン?』

 

 ■

 

 セイアちゃんの家に来ました!

 

「セイアちゃーん!開けてくださーい!」

 

「全く君は...。来るならあらかじめ言ってくれていると助かるのだが...。」

 

 そうです!セイアちゃんと一緒に寝て、あのモフモフに癒されるのです!

 

 

 

 ──モフモフ、あったかい、心地よい、Zzz...。

 

 




セイアとランはかなりの親友という関係性でイメージして頂ければ...。

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いずれ何人か絡ませるので多い順に書いていきます

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