私さんがトリニティに入学してから結構経ちました。そして今の季節は太陽がさんさんと照りつける夏です。
学校と夏の組み合わせといったらそうです夏休みです!夏休みがあるからこそ私さんは今日まで正実*1の活動と勉強を頑張れたのです。
明日から私さんは自由です。お友達のみんなと一緒にたくさん遊んで夏を満喫するのです!
「ラン、委員長から召集がかかっている。行くぞ...。」
「......え?」
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「えー、明日から夏休みに入ると思うんだがあらかじめ言っておくウチは夏休みも活動がある。なぜかって言うとだな、まあ今年で言うとランみたいなやつが夏休みってことで現をぬかして問題行為を行ったりするからだ。しかも、それがいつもよりも多く起こる。ということでウチは休んでる暇がないんだ。休日はあるから理解してくれるとありがたい。」
嘘ですよね?私さんは今夢の中にいて起きたらきっとセイアちゃんがとなりにいるはずなんです。そうです、きっと悪い夢ですね。まさか、まさか......
夏休みも正義実現委員会に休みがないなんて!!!
そんなぁ...。私さんのキラキラした青春はどこへ?今日まで考えてきた夏を満喫するためのプランは?全部なかったことになるんですか?
もう、ダメです...。私さんのトリニティ生活は終わりなのです...夏休みが夏休みじゃないなんて......。
しかも、なんで問題生徒の例として私さんを使うんですか!別に普段から少しやんちゃして怒られてるだけです!
「ラン、そんなにしょんぼりしないでください。確かに夏休みにも活動があるのは少し大変ですが、休日はありますからそこで満足できるようにしましょう...。」
「ハスミちゃん...でもぉ......。嫌なの!私さんは休日じゃなくて夏休みが欲しいんです!一日二日の休みじゃないんです!!」
「ラン...気持ちはわかるが行くぞ......。」
ガンッ!!!
「へ?」
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Side 羽川ハスミ
全くランはいつも通りでしたね...。
確かに彼女があのような反応をするのは予想が出来ていましたが、まさかここまで駄々をこねるとは...ある意味尊敬できますね。
いつものようにツルギがランを気絶させて引っ張って来てくれていますね。なんだかんだ言ってここまですればランはしぶしぶといった感じではありますが納得して働いてくれるんですよね。
しかしランはいつもこんな調子で委員長からも「アイツは確かにデキるんだがもう少し言動というか性格がなんとかなればなぁ...。」と言われるほどです。それでもちゃんとやるべき場面ではしっかりと結果を出してくれるので私もツルギもあまり強く言えないんですよね...。
「ツルギ、ありがとうございます。しかしわかってはいましたがやはりこうなりましたか...。」
「ああ、最近は教室でもあんな感じだったからな。夏休みにも活動があるとわかればああもなるだろう。もう少し抑えては欲しいが...。」
「本当にそう思いますね...。」
彼女のあの性格は私とツルギにはないものなので見ていて微笑ましい気持ちになります。そして私たちや彼女のお友達もあの自由奔放な行動に手を焼いていますが何か放っておけない感じがして絆されてしまっています。
ここまでの通り彼女のあの性格は良いところも多くあります。
ですが!もう少し自重というものを覚えて欲しいです!!
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Side 竜胆ラン
うぅ、ツルギちゃんに気絶させられました...。私さんがこうやって駄々をこねると毎回こうやって暴力で解決しようとしてくるんです...。
駄々をこねても夏休みにもお仕事があるという事実は変わらないので働きます...。今度こそスカルマンさん探しの旅に出掛けるつもりだったのに...。
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「サクラコちゃん、助けてください...。夏休みに正義実現委員会の活動があるんです。私さんの夏休みをください...。」
「突然、懺悔室にまで押し掛けてきたと聞いたので何かと思いましたが...。ほら仕方ないことですし頑張りましょう?」
「サクラコちゃん...!うぅ気乗りはしませんがやります...ありがとうございました...。」
この鬱憤は誰かに話さないと収まる気がしなかったのでとりあえずシスターフッドに突撃してサクラコちゃんとお話ししました。私さんも仕方ないのはわかっているんですよ...。でも良くないことをする人が増えるからお仕事があるんですよね。
────つまり全員ぶちのめせば私さんの夏休みは帰ってくるのでは?
そうと決まれば委員長とツルギちゃんとハスミちゃんに連絡して早速悪いことしている人たちに「挨拶」しにいきましょう!
少し心が痛みますがこれも私さんの夏休みのため、犠牲になってください!
「委員長、ということで手当たり次第倒していって良いですか?良いですよね?」
「ラン...お前この暑さで気でも狂ったか?私が悪かった、一回休んだらどうだ?」
なぜか委員長は困惑してますね。悪さをする人がいなくなればお仕事もなくなってみんな夏休みを堪能できる素晴らしい提案だったと思うのですが...。
「あ!一回倒して団結して反撃されると大変だから再起不能にしろってことですね!」
「どうしてそうなった!?...一回落ち着け。あぁ頭がいたい...。そうだな、倒して良いのは問題行為を行った者だけだ。それ以外の一般生徒には絶対に手を出すんじゃない。絶対にだ。あと少し休め...。」
なぜか委員長がやつれていますね。やっぱりダメでしたか...。ツルギちゃんにもハスミちゃんにも頭を気遣われるほどでしたし...。一旦みんなして勧めてくるので救護騎士団に行ってミネちゃんに診てもらいますか。
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「おや、ランさんですか。今日は一体どんなところを怪我したのですか?」
「特に怪我とかはないんだけどね、みんな頭を看てもらえって言ってくるんだよ!だから今ここに来たの。」
「そうでしたか...。でしたら頭を冷やしつつこちらのベッドで横になってください。熱中症の可能性がありますので。」
熱中症ですか、最近は暑くなっているので可能性としてはあるかもですね...。ということはみんな私さんの発言を熱中症かもって考えてたんですか!?なんか悲しくなりますね...。
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落ち着きました...。私さんはおかしくなっていました。夏休みがないという事実を聞いてみんなに迷惑をかけてしまいました。あとで謝りましょう、そして活動を頑張って少しでも名誉挽回できるようにします。
「ミネちゃん、ありがとうございました。私さんは大丈夫なのどそろそろ行きますね。」
「そうですか、ですが気分が悪くなったりしたら躊躇せず来てくださいね。」
うぅ、サクラコちゃんにもおかしなことを相談しました。委員長には大分無理難題を提案しました。ミネちゃんには身体に異常がなかったのに診てもらいました。
そうですね、とりあえずツルギちゃんとハスミちゃんに謝りますか。
「ツルギちゃん、ハスミちゃん、私さんが間違ってました。夏休みも頑張りましょう!」
「ラン...大丈夫か?もう一度休んできたらどうだ?」
またですよ!私さんが少し落ち着いて冷静な態度をとると皆さんすぐ心配してくるんですよ!
もちろん普段の私さんはちょっとだけアレなところもあるのは重々承知ですけど、酷くないですか!?ツルギちゃんだって戦闘中はなんかスゴいのに誰も何も言わずに私さんにばっかり言うんですよ...。
「私さんは大丈夫です...。そろそろ私さんへの認識を更新して欲しいです...。」
「そうは言ってもランの普段の様子を見ているとこうなるのは当然のことではありませんか。」
ハスミちゃんもでしたか...。こうなったらとことんやってやりますよ!みんなからの見方を変えることは諦める代わりに私さんも自由にやらせていただきます!
これも全部夏休みに暴れたり問題行為をする人たちが悪いんです!私さんは今とっても不機嫌です、覚悟して待っていてくださいね!!
「ツルギちゃん、ハスミちゃん、行きますよ!!」
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その年のトリニティ自治区の夏休みはある意味スゴかったと話題になった。
問題を起こす生徒がいると即座に正義実現委員会が取り締まりにやってきていた。さらに何やらいつもよりもピリピリしているような雰囲気を出した状態で苛烈に取り締まりを行っていたのでだんだんと問題は少なくなっていた。
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「委員長!私さん頑張ったので休んでも良いですか!?良いですよね!?」
「...少し近いぞ。まあ今年の夏休みの被害が少ないのはどんな形にしろ頑張ってくれた結果だからな、良いだろう。たが羽目を外しすぎないように。わかったな?」
「はい!!ありがとうございます!!!」
とうとう休みをいただけました!結果を出せば委員長もみんなも認めてくれると思ったのでちょっとだけ無茶をして一人で大量に取り締まりを行いました。
そして捕まえる人が少なくなってきた頃を見計らって委員長に直談判したのです!さすが私さん天才ですね。
「セイアちゃん!明日から私さん休みなので一緒に遊びに行きましょう!」
『良いけれども、活動ががあるのではないのか?ラン、サボろうとしているわけではないだろうね。』
「頑張って働いたご褒美として委員長からもらいました!それよりどこに行きます?海とかどうですか?」
『そうか、海だねもちろん行くとも。ただミカとナギサも一緒でも良いかな?』
「もちろんです!詳しい内容はあとで相談しましょう!」
ふっふっふ、夏といったら海ですよね!セイアちゃんと一緒に行こうと思って誘ったらミカちゃんとナギちゃんも一緒に来てくれることになりました!
今からもう楽しみです!私さんの夏を満喫する計画は始まったばかりなのです!!
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これからの方針
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さっさと原作にGO!!
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一年生、二年生時代もしっかり!!