固有スキル『ヘッドスライディング』   作:流石兄者

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アンケートの結果、トレーナーは桐生院さんに決まりました。ご協力ありがとうございました。

今回、本格的にレースの描写を書きました。
がっつりと描写したのは初めてなので粗もあるかもしれませんが、よければ見ていってください。

イラストレーターさんに素敵なイラストを描いて頂いたので挿絵として入れさせていただきました。


不可抗力のマッチポンプ

 

 

 ウマ娘にとって、トレーナーとは己の家族と同じレベルで重要な人物である。

 

 三年間共に走る、たったそれだけの存在ではない。

 今後の人生すべてを大きく変えてしまうかもしれない存在なのだ。

 

 知らない人など誰一人いなくなるほど有名なウマ娘になるのか、はたまた誰にも覚えられることなく挫折するか。

 トレーナーの判断一つで命運を分けることだってある。

 

 故に、強いウマ娘は選ぶのだ。

 中央にいるトレーナーは誰も彼も一流だが、さらに条件を付けてふるいにかける。

 

 一心同体になる覚悟があるのか。

 短距離の才能を無視し長距離を走らせてくれるのか。

 血の繋がっていない兄もしくは姉であるか。

 

 すべては、己の未来を全部預けられる存在を探すために。

 

 

 

 今日、晴天の下で開催されようとしている短距離芝選抜レース。

 スカウトしようと集まったトレーナーの中には、ハッピーミークを育成しているはずの桐生院葵の姿がみえた。

 

 桐生院葵をターフから見つめるマネーガール。

 彼女にもトレーナーに求めるものがある。それは──

 

 

 

 

 

(桐生院さんの愛バになったら、卒業後桐生院家に居候とかできたりしないかな……)

 

 

 許してやってくれ。彼女は家がないんだ。

 

 

 

 

 トレーナーを選ぶ基準の一つに、『家が物理的に大きいかどうか』がある。

 そんな今後の人生で一切役に立たなそうな知識をくれた彼女はマネーガール。TS転生ウマ娘である。

 

 知らない男の死因なんぞに興味を持つ方などいらっしゃらないと思うので、前世の話は割愛して『なぜハッピーミークを担当している桐生院さんがスカウトに来ているのか』について話そうか。

 

 と言っても難しい話ではない。

 先日理事長室から聞こえてきたとても力強い「不足ッッッッ!!!!」という言葉。

 その一喝と共に勢いよく開かれた扇子に達筆に書かれていた人手という文字。

 この二つの単語を順番を間違えずに並べかえることができればおのずと謎は解けるだろう。

 

 理事の見えざる手(権力)による2連撃を喰らった桐生院さんが「ミークになんて言おう……」と思ったか、それとも「この無茶ぶりロリ上司め!」と思ったのかは定かではない。

 

 ただ確かなことは困り果てた桐生院さんが空回りし、すったもんだした末に無事にハッピーミークの了承を得てスカウトに来ていることだ。

 

 

 そんな桐生院さんの担当バの席を狙っているマネーガールはいつになく気合が入っていた。トレーナーがつけば、彼女の抱えているクソステータス画面問題も進展するだろう。

 餅は餅屋。ステータスがわからないなら、専門家に見てもらうのが一番だ。

 

 ネームドで、アプリ通りならオールCミークをURA決勝まで連れてくるほどの手腕もある。

 そして何より、実家が名家だ。見たことはないが、きっとTS転生ウマ娘が一匹住めるスペースくらいはあるに違いない。

 

 桐生院葵は彼女の求める理想のトレーナーであった。

 

 

「負けられない……」

 

 ゲートの前で決意を固めながらそう呟くマネーガール。そんな彼女に近づいてきたのは同じレースを走る予定のサイレンススズカだ。

 

「貴方が『光速のピッチャー』マネーガールさんね。今日はよろし──

「待ってください何ですかその異名!?」

 

 デビュー前から自身の知らない異名で呼ばれるというなかなかにレアな体験をしたマネーガール。

 その原因を聞き出そうとしたのだが。

 

『まもなく短距離芝選抜レースが始まります。皆様、ゲートインをお願いします』

「あの、後でお話しできるかしら。私も会長さんがやってたアレをやってみたくって……」

「あー、はい。今予約状況が書いてあるメモ帳持ってないので、後ほど」

「!ありがとう。改めて今日はよろしくね」

 

 会話を終え、2人はゲートに入っていく。一人は嬉しそうに、もう一人は困り眉で頭を搔きながら。

 まあ原因は会長や噂を聞き付けたウマ娘達としばしば行っているレーザービームタッチなのだが、別の機会にでも語られるだろう。多分ね。

 

 

 次々と出走者がゲートインする中、実況によりウマ娘の紹介がされていく。

 

『一番人気はこのウマ娘、サイレンススズカ!』

『非常にいい仕上がりですね。緊張のない落ち着いた表情といい、期待できそうです』

『二番人気、マネーガール。なんともう勝負服らしき格好をしています!

 あれは……ヴィクトリーズのユニフォーム?熱心なファンなのでしょうか、背番号は10番です』

『ここはいっちょかっ飛ばしてほしいですね。野球だけに』

『喧しいですよ、黙ってください』

『解説黙らせちゃいます……?』

 

 

 転生初日に届いていた服『ヴィクトリーズのユニフォーム』を勝負服だと判断したマネーガール。なぜなら他の服が制服と体操服、ジャージしか無かったからである。

 彼女にとって今日は大事なレースなので着てきたのだが、周りがほぼ全員体操服なのにようやく気付きマネちゃんは顔を真っ赤にし俯いた。

 朝レース場に向かう時に彼女を4度見していたご令嬢もいたのだがそれでも気づかなかったらしい。もうちょっと周り見たほうがいいよ。

 

 紹介も終わり、最後のウマ娘がゲートに入り終わる。その直後、待ってましたと言わんばかりにスキルが起動した。

 

 

『威圧感』

『一掃』 

 

 

 周囲のウマ娘の集中力をかき乱しながらも自身のステータスを上げるというクッソ近所迷惑な行為を行うマネーガール。

 スキルにより表情筋が動かされ冷徹な表情に変化しプレッシャーを撒き散らす。だが唯一本人の感情を反映するウマミミは不安そうにピコピコ動いていた。

 

『マネーガール、気合十分といったところでしょうか。実況席からでもその気迫が伝わります』

『あれ、さっきより仕上がりがよくなっている気が……?』

 

 出走ウマ娘が多ければ多いほど能力があがる『一掃』。このレースの出走ウマ娘は12人。

 それは外から見てもわかるほど能力を上げたようだ。

 

 

『さあ各バ一斉にスタート……おおっとサイレンススズカとマネーガール勢いよく抜け出した!』

 

 フライング気味に発動した2つのスキルは大いに主人の役に立った。

 威圧感は周囲のウマ娘を出遅れさせることに成功し。

 

『その勢いは全く落ちる気配がありません!これは、2人とも大逃げでしょうか!?』

 

 一掃は『常に先頭に居たいウマ娘』相手に『逃げって要は一着を維持してゴールすることでしょ?知ってる知ってる』という浅っっっっさい考えの主人を並び立たせることに成功した。

 

 

 

 

 レース場を駆け抜けるは一陣の風二つ。邪魔するものはもはや隣のウマ娘のみ。

 観客の注目は大逃げをかました二人に釘付けとなった。

 

(まさか私と同じ大逃げをしてくるなんて……!)

 

 横に並び立つマネーガールを苦虫を嚙み潰したような顔で見るサイレンススズカ。

 マネーガールが『ペース関係なく常に先頭を走ろうとする』という、自身より酷い習性を持っているとも知らずに。

 

 しかし今はレース中。すぐさま思考を切り替え、いつ仕掛けるかを考え始めたその瞬間。

 

 

 キュピーン

 

『ノビ〇』

 

 

 先に戦況を動かしたのはマネーガールだった。いや、正確には彼女のスキルが。

 サイレンススズカの目に映ったのはさらに加速し自分を突き放そうとするマネーガール。

 

(まだあんなに加速を!?)

 

 まるでラストスパートのような加速。ここで追いすがるのは悪手だろう。

 だが、まだトレーナーがついていないサイレンススズカに抑えるという判断はできなかったようだ。

 

(先頭の景色は、譲らない!)

 

 ギアを上げ、さらに加速し外側から追いかける。

 

 速く、

     速く、

         先頭へ。

 

 その鬼のような加速は僅か数秒で再び彼女を並び立たせることに成功させた。

 サイレンススズカはどうだと言わんばかりに隣を見て。

 

 

隣にいたマネーガールが搔き消えた瞬間を目撃した。

 

 

「嘘でしょ……?」

 

 

 残像か、SPECホルダーか、はたまた天狗の仕業なのか。

 困惑するサイレンススズカに状況を説明をするように実況が流れ出す。

 

 

『突如マネーガールを突き放すように(・・・・・・・)加速したサイレンススズカ、掛かったことに気づいたのか急激にスピードを緩めました!』

『冷静さを取り戻したようですね。しかしタイミングが悪い、後ろから迫ってきているぞ!』

 

 

 ちょうどウマ娘一人分空いた内側の隙間。しかもご丁寧に速度を落としてくれている。

 そこを走り抜けないのは、もはや失礼というものだ。

 

 

 キュピーン

 

『走塁〇』

 

 

スキルで加速した本物のマネーガールが、内側からスズカを追い抜いた。

 

 

 

(後ろから!?じゃあさっき見た彼女は!?)

 

 SAN値チェックが必要そうなイベントに遭遇してしまったサイレンススズカ。

 半ばパニックになるが、彼女の先頭の景色中毒が珍しく良い方向に働いた。

 

(いえ、今はそんなことよりマネーガールさんに追いつく方が先!)

 

 頭を切り替え、背を追い始める。

 

 まだまだ勝負はわからない。

 

 

 

 

 サイレンススズカを追い抜き最終コーナーへとやってきたマネーガール。

 一見優勢に見えるが、ここで彼女の抱えている問題が牙を剥き襲い掛かってきた。

 

 大逃げをかましたことによるスタミナ切れだ。

 

 走力しかわからず、いまいち伸ばせなかったステータスが彼女の足を引っ張る。

 こんな状態ではたづなさんにアドバイスという形で煽られてしまうだろう。

 

 呼吸が荒くなり、それに比例するように足が重くなる。

 だがここでスピードを緩めたら後ろにいる異次元の逃亡者に追い抜かれてしまう。

 振り向く余裕すらないのでわからないが、きっとガンギマリしたようなパッチリおめめで虎視眈々と狙っているに違いない。

 

 

 マネちゃんは激怒した。必ず、かの邪智暴虐のステータス画面を除かなければならぬと決意した。

 マネちゃんは自身のステータスを見れるがステータスがわからぬ。

 マネちゃんはTS転生者である。バレーボールをぶん投げ、ハルウララと遊んで暮して来た。けれども自身とハルウララを脅かすものに対しては、人一倍に敏感であった。

 

 マネちゃんはその怒りを燃料にして懸命に足を動かす。

 

 自身の明るい未来(居候ライフ)の為に、一つでも上の順位を。

 

 大丈夫。競り合いにまで持ち込まれても、それがゴール直前なら私の勝ちになる。

 

 ほら。耳をすませばどこか遠くで、メジロマックイーンの応援歌が聞こえるのだから……。

 

 

 

 

 

 疲労のあまりマネーガールの耳に幻聴が聞こえ始めたころ、観客は選抜レースとは思えないほどの展開に熱狂していた。

 その中の一人、桐生院葵も例外ではなく確かに魅入られていた。

 

 色々と粗が目立つが、それを抜きにしてもあの速さと駆け引き、そしてレースに対する情熱。それらが心をとらえて離さない。

 このレースで桐生院の心はマネーガールへと傾いた。

 

 決め手はあの目だ。マネーガールの『このレースに失敗したら死ぬ』と言わんばかりの目。

 アグネスタキオンでなくても『狂った瞳をしているねぇ!』と評価するだろうその目を見て。

 そして思ったのだ。彼女を担当してみたい、彼女と一緒に歩み、そして支えてあげたい、と。

 

 この時、確かにウマ娘とトレーナーの思いが重なった。ウマ娘側の考えがだいぶ俗物的ではあるのだが、それは知らぬが仏というものだ。

 

 この後口説き落とす予定である、マネーガールのラストスパートを目に焼き付けようと身を乗り出した、その瞬間。

 

 突如『あ、そう?彼女気に入った?いいねぇ、じゃあ担当してみる?』と言わんばかりにブオンと、桐生院葵の目の前にウインドウが現れた。

 それはだいぶマネーガールのものと似たもので。

 

 

 そこにはこう表示されていた──

 

 

 

戦術

 

『伝令』

『おまかせ』

『内角中心』

『外角中心』

『犠牲フライ』

『敬遠』

『待て』

『ラッキーガール』

 

 

 

 中央トレーナーが目の前のレース、ましてやラストスパートをそっちのけで何かを見るなんてことはあってはならないのだが、これは例外中の例外だろう。

 

 目の前に突如現れた非現実的な異物。これは徹夜でハッピーミークへの言い訳を考え、疲れ果てた頭が見せる幻覚なのだろうか?

 それを確かめるために桐生院はウインドウに手を伸ばし。

 

 

 その手は『犠牲フライ』をタップした。

 

 

 

コォォン!

 

 

 レース場に異音が鳴り響く。

 ウマ娘の体から──いや、生物の体からは絶対出てはいけない音が。

 そしてその音の発生源マネーガールは、空を舞っていた。

 

 何が起こったのかさっぱりわからない。そんな表情で天高く宙を舞うその姿は、それはそれは注目を集めた。

 先頭の景色を誰よりも愛するあのサイレンススズカの足を止め、空を見上げさせるほどに。

 

 その場にいるほぼ全員が『背景に宇宙が発生しているミホノブルボン』のような表情でマネーガールを見つめる中、ただ一人彼女に駆け寄るものがいた。

 

 桐生院葵だ。

 

『犠牲フライ』いう単語と目の前の状況がかろうじて、本当にかろうじて結びつき体が動いたのだ。

 理子ちゃんから身体能力をすべて吸い取ったのではないかと思うほどの俊敏さとパルクールを駆使しマネーガールのもとへ駆け寄る。

 レース中にトレーナーが乱入するという前代未聞の事件が起こったが、その前にもう『レース中のウマ娘が打ち上がる』という前代未聞が発生していたため非難の声は一切なかった。

 

「……きゃあああぁぁぁぁあああああ!?!?!?!」

 

 落下し始めた段階でようやく状況を理解したマネーガール。

 男としてのプライドは既にハルウララによって粉々に砕かれ、海に撒かれた後である彼女の悲鳴は絹を裂くような可愛らしいものであった。

 

 ドップラー効果を巧みに使いこなし落下していくマネーガール。

 そんな彼女に襲い掛かった恐怖は、マネちゃんに「短いウマ生であった」と目を閉じさせるには十分なものであった。

 

 無謀にも飛行石なし落下チャレンジを敢行しているマネーガール。

 だが幸運なことに浮力なしでも桐生院さんは間に合った。勝因はおそらく親方を呼ばなかったことだろう。

 

 マネーガールをキャッチした桐生院さん。そしてそれはいわゆる『お姫様抱っこ』というやつで。

【挿絵表示】

 

 思ったよりも柔らかい衝撃を不審に思ったマネーガールは恐る恐る目を開けて、そしてみるみるうちに顔を赤らめた。

 

「大丈夫ですか!?ケガはしてませんか?」

「…………///」

「マネーガールさん?」

 

 汗も滴るいい女と化した桐生院さんを見つめるマネちゃんの表情は、どこか夢を見ているような、心ここにあらずといった感じで。

 

「あの、桐生院さん」

「はい?どうしました?」

「私とおんせ……私のトレーナーになっていただけませんか?」

「え?いえ、もっと話し合ってお互いのことを知ってからの方が──

 

「私のトレーナーになってください!!!!」

 

 言葉を遮り放たれた、まるで情熱的な告白のような叫び。本来は抱えている方が言うべきな気がしないでもないが。

 

 

 

「きゃあああああ!なんて大胆な告白なの!?素敵!」

「見てあのシチュエーション!最高じゃない!?私もあんな逆スカウトしてみたいなー」

「レース場の中心で愛を叫ぶ!次の新刊はこれで決まりですね!」

「あいつらウマぴょいするんだ!」

「かーっ!卑しか女ばい!」

「私も落下しよ!そしてトレーナーに『着地任せた!』って言うの!」

 

 

 外堀がブルドーザーでも使ってんのかというほどの勢いで埋められていくのを感じる。

 だが彼女も中央のトレーナー。簡単に雰囲気には流されない。

 

 これで逆スカウトをしてきたのが担当する気のないウマ娘であったのなら、たとえブーイングを喰らおうとも鋼の意思を用いて断った。

 しかし相手はちょうどスカウトしようとしていたマネーガール。渡りに船と言えなくもない。

 

 そして何より、マネーガールがこうなったのはほぼ不可抗力とはいえ自身のせいな気がするのだ。

 

 そんな彼女が悩みに悩み、最終的に出した結論は

 

 

「こ、こちらこそよろしくお願いいたします……」

「っ!ほんとですか!?」

「後でちゃんと話し合いの場を設けますから!少しでも合わないって思ったらちゃんと言ってくださいね!?」

 

 その返答はドッと会場を沸かせ、拍手喝采に包まれた。

 

 近くにいたサイレンススズカも『なんかよくわかんないけどよかったね』という表情で祝福し。

 

 ハッピーエンドのような雰囲気の中。

 

 

着地点を見失ったこのレースは、中止となった

 

 

 この短距離芝選抜レースは特例で後日またやり直しとなり、マネーガールは2着となった。

 出走前、『レース中に打ち上がってはいけない』という、言っているスタッフ本人もよくわかっていない注意を受けたマネーガールは、何とも言えない味のある表情をしていたという。

 

 

 

 説明

 

〈マネーガール〉

 

 水族館に行ったら「あの魚おいしそうだなぁ」と思うタイプ。

 

 最近ゴルシちゃんなんでも相談センターに「ガラガラを持ったウマ娘が無言でおいでおいでしてくる幻覚が見える」という悩みを相談した。

「今度その幻覚を見たら突撃してみ。通り抜けることができれば脳がまぼろしだと認識し治るんだぜ」というそれっぽい回答をもらったので、今度突撃してみるつもり。

 

【たづなさんのアドバイス】

 

 賢さが不足しているようなので

 重点的に鍛えてみましょう。

 

 

〈桐生(院)ちゃん〉

 

 正真正銘本物の桐生院葵。ほんとだよ。嘘じゃないよ。

 しいて違うところを上げるとするなら、カラオケの十八番が『ばかみたい』なとこくらいだよ。

 

〈サイレンススズカ〉

 

 例えるなら、きれいな景色を観に来たらUFOを目撃してしまった。そんな感じ。

 でも面白かったらしい。よかったね。

 

 

今回登場したりしなかったりしたスキル

 

 

・ノビ〇

 

 スキル発動中、周囲からは実際の速度よりもかなり速く走っているように見える。

 周囲のウマ娘のスタミナを削り、コース取りを甘くする。

 

 偉大なウマ娘というのは、実際より速く見えるものだヨ。

 

 進化先『怪童』

 

・一掃

 

 対戦相手がいればいるほど能力が上がる。

 最大17段階。

 

 ライバルが掃いて捨てるほどいる。全部片付けてやろうぜ。

 

 進化先『スイープ』

 

・スイープ

 

『スイープ』と名のつくウマ娘と交流する時に発動。

 めっちゃ仲良くなれる。

 交流している間、『魔術師』『燃えるウマ娘』が使用可能になる。

 

 わーい!うちらズッ友だよ!

 

 

 戦術(レース仕様)

 

・伝令

 レース中に使用可能。

 レースに出場していない担当ウマ娘を伝令として飛ばし、励ましたり発破をかけたりできる。

 伝令の内容は飛ばしたウマ娘の性格によって変わる。

 

・おまかせ 

 愛バを信頼して、レースを任せる。本来こうあるべき。

 

・内角中心

 内ラチ側を走るようになる。

 

・外角中心

 外ラチ側を走るようになる。

 

・犠牲フライ

 奇妙な音と共に大きく打ち上げられ舞い上がりほぼ全員の注目を集める。順位は大きく下がるがその間にチームメンバーが抜け出しやすくなる。

 

 この戦術を使うときは、チームのウマ娘全員に事前説明しておかないと高確率で犠牲が無駄になります。ミーティングはしっかりと行いましょう。

 

 この戦術は個人戦の時はただの自爆技になります。気をつけましょう。

 

・緩急重視

 緩急をつけた走法で相手を惑わす。

 

・敬遠

 このレースを捨て次に備える。レースに負け、担当ウマ娘に「こいつマジか……」と言いたげな目で見られる代わりに体力が50回復する。

 3回連続で負ける夢を見た時とかには使えるかもしれない。

 というか本当に大丈夫?今現実?ちょっとコマ回してみ?

 

・待て

 今回のレースを見送る。レースに負け、担当ウマ娘に「噓でしょ……」と言いたげな目で見られる代わりに体力が50回復する。

 今日はもう寝ようぜ。

 

・ラッキーガール

『チャンスA』『ハイボールヒッター』『ローボールヒッター』『パワーヒッター』『アベレージヒッター』『広角打法』のいずれかがこのレースの間だけ使用可能になる。

 

・レース場の魔物

 確率でラッキーガールがこの戦術に変化する。(ジュニア0% クラシック20% シニア50%)

 対戦相手全員の掛かり・出遅れする確率を上昇させる。





ネタを思いついてから書き始めるというスタイルなので、投稿スピードは遅めで尚且ついつエタるかわからない状態です。
のんびりと更新を待って頂けると助かります。
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