堅物剣鬼が双子姉妹に”捕食”べられるまで   作:タク@DMP

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第6話:夢に向かって飛んだ結果がこれだよ!

 ※※※

 

 

 

 何とかマンションの部屋に帰り、つるぎはベッドに雷花を寝かせた。

 

 

 

「う、うう、バッタが一匹、バッタが二匹……」

「──姉さん……うう……私が居ればバッタなんて相手にならないのに」

「雷花は虫が本当に苦手だからな……パニックを起こすのも無理はない」

 

 

 

 雷花が虫が苦手になったのは、動物霊に憑りつかれてからだ。

 

 小学生の頃に古代ゴキブリの動物霊・プロトファスマの大群に襲われた事があり、それ以来虫と付くものが苦手になってしまったのである。

 

 野山を走り回っていた頃は気にならなかったバッタやカマキリを見ただけでも悲鳴を上げて逃げるようになり、決まってその時は能力の制御が出来なくなっている。

 

 今回も、力任せに放電をした結果、一瞬で電気を使い果たしてしまった。彼女の電気は体に纏わせて相手に叩きこむのには向いているが、体外に大量に放出するのは非常に効率が悪いのである。

 

 そして霊能力が一度暴走してしまうと、術士の手で荒ぶる霊を鎮めなければならない。さもなくば、霊の力に人体が徐々に蝕まれていくのである。

 

「”封”を使う」

「──先ずは胸元を緩くしましょう」

「……ああ」

 

 ふい、とつるぎは目を逸らした。目の前で凍花が慣れた手つきで雷花の服を捲り上げ、ブラのホック(前についているタイプ)を外す。

 

「これで多少は楽になったはずです」

「……ああ、そうだな……」

「何故目を逸らすのですか?」

「ジロジロ見るものでもないだろうッ!?」

「遅かれ早かれ見るんです、この程度で動じてどうするのですか」

「おい遅かれ早かれとはどういう意味だ」

「何でも良いので早く”封”を」

「あ、ああ……」

 

 心頭滅却すれば火もまた涼し。

 

 つるぎは呪霊刀を抜き、雷花の胸元に翳す。

 

「ぐぅっ、ぁんっ……!!」

 

 びくり、と雷花が体をくねらせ、悩ましい声を上げた。同時にバチバチと音を立てて電気が鳴り響く。

 

 同時に刀を通してつるぎの体にも稲光が血管を通るような激痛が走る。

 

「苦しいだろうが我慢しろよ──雷花ッ」

「ん……ぁ、つるぎぃ……!!」

 

 程なくして稲光は収まった。

 

 胸元をはだけさせたまま、すぅすぅと寝息を立てる雷花。一先ず、暴走した力を抑え込む事には成功するのだった。

 

「……終わったか」

「姉さん。大丈夫ですか? 姉さん」

「う、うぇ、あえ?」

 

 しばらくして──雷花は目を醒ました。そして、ガバッと起き上がる。

 

「ボクどうしたの!?」

「バッタの群れを見て暴走したんです」

「バ、バッタ……バッタ!? 虫、虫虫虫虫──ッ」

「安心しろ、敵は撤退した。もう居ない」

「嫌だぁ……虫は嫌ぁ……虫だけは無理なんだよう……」

 

 ぞぞぞ、と鳥肌を立たせながら彼女は布団を頭に被るのだった。

 

「すまんな、助けに来てくれたのに嫌な思いをさせて……」

「うう……つるぎぃ、つるぎは大丈夫だったの?」

「俺は平気だ。服と下着は丸ごとお釈迦になったがな」

「全然大丈夫じゃないッ」

「しかし困りましたね。バッタの能力の持ち主、ですか」

「なにか心当たりがあるのか」

「絶滅したバッタと言えば、ロッキートビバッタ。19世紀のアメリカで大量発生し、世界最大規模の蝗害を引き起こしたバッタです」

 

 ──このロッキートビバッタの群れの規模は12兆匹にも渡ったとされている。

 

 現生するサバクトビバッタの群生相ですら数億匹規模で食糧危機を招いているため、文字通り規格外の群生相バッタである。

 

 こんなものが人類の手でどうにかなるはずもなく、アメリカでは懸賞金をかけた対策も効果が無く、このまま人類はバッタに蹂躙されるのか──と思われた。

 

 しかし。

 

「ロッキートビバッタは何故かぱったりと20年ほどで絶滅してしまったんです。急激に数が減っていき、ある日居なくなってしまった」

「それほど増えたバッタが何故絶滅してしまったんだ?」

「未だに分かりません。説としては、増える数は爆発的でも、繁殖できる場所が限定的で、そこが開発されてしまった所為……と言われてますが、腑に落ちないですね」

 

 となると、そもそも何故あそこまで大量発生したのかが説明がつかないのである。結局、ロッキートビバッタ絶滅の理由は世界最大のミステリーのままだ。

 

「うう、バッタの事は良いよ。あいつを倒す方法は無いの!?」

「物理攻撃は効かない。敵は体をバラバラにしてバッタに変える事が出来る。それに、バッタ1匹2匹を殺しても、敵本体は痛くも痒くも無いだろう」

 

 かと言って、このまま敵を放置することはできない。

 

 つるぎを邪魔ものとして排除しに掛かってきたという事は、何かしらコトを起こすつもりなのだ、と考えられる。

 

「故に、私の出番です。昆虫は変温動物、冷気に弱いですから」

「トーカぁ……」

「大丈夫ですよ、姉さん。私と──つるぎさんに任せてください」

「……ああ。必ず、バッタは封じてみせる」

 

 

 ※※※

 

 

 

「ぅーん、ぅーん……」

 

 

 

 しかし、悪夢は続く。

 

 ベッドで仲良く二人で寝る双子だったが、雷花はずっと魘されていた。

 

 雷花が見るのは在りし日のトラウマ。古代ゴキブリ・プロトファスマとの戦いである。

 

 学校付近に現れた動物霊だったプロトファスマだったが、1人で居る時に雷花は狙われてしまったのだ。

 

 修業時代だったのもあって、パニックになって電気を使い果たしてしまった雷花は、そのまま全身をプロトファスマに集られてしまったのである。

 

 凍花たちが駆け付けた頃には、死んだような目で雷花はプロトファスマに齧られていたのである。

 

「嫌ッ!! 嫌嫌嫌嫌ッ!! 虫は嫌ッ!!」

 

 ぜぇぜぇと息を切らせながら、雷花は起き上がる。そして──隣で寝る凍花を見てほっとするのだった。

 

「ゆ、夢……」

「姉さん」

「ッ!? トーカ!?」

 

 びくり、と雷花は肩を震わせた。

 

 凍花がぱちぱち、と目を開けている。どうやら──魘された声で起こしてしまったらしい。

 

「……ごめん、起こしちゃったね」

「姉さんにとって虫はトラウマですから。仕方ないです」

「……うう。ボク、迷惑かけてばっかりだよ」

「誰にでも苦手なものはあるので、仕方がありません。大丈夫、バッタ対策は私達に任せて下さい」

「……うん」

「それでも怖いなら──つるぎさんに頼れば良いです。姉さん、つるぎさんの傍が一番落ち着いて寝られるんですよね」

「……ッ」

「プロトファスマの時もそうでした」

 

 ──雷花ッ!! しっかりしろ!? 雷花ッ!!

 

 ──う、うう……。

 

 ──もう大丈夫だ。安心しろ。怖かったな……。

 

(つるぎは、普段は無口なのに……ボクを落ち着かせる時は、すっごく喋る……)

 

 雷花はぎゅっ、と寝間着の裾を掴んだ。自分が一番怖かった時、抱き締めて落ち着かせてくれた小学生のつるぎ。

 

 しばらく、ぐずって寝不足が続いた雷花だったが、その度につるぎは優しく抱きしめてくれた。休みの日は、つるぎの傍で寝ている雷花の姿を見て、凍花は安心していた。

 

(結局私は姉さんにとっては守るべき対象……でも、つるぎさんは、数少ない姉さんを守ってくれる存在なんです)

 

「で、でも、つるぎに迷惑掛かっちゃうよ」

「怖い思いをしたんだから、少しでも良い思いをしてチャラにすれば良いんですよ」

「……」

 

 こくり、と雷花は頷いた。

 

「甘えたいときに甘えないと」

「ん……ごめんね、なんだか抜け駆けしちゃったみたいで」

「いっつも抜け駆けしてるじゃないですか」

「それもそっかぁ」

 

 

 

 ※※※

 

 

 

 コンコン。コンコン。

 

 

 

 つるぎの寝室をノックする。

 

 流石に寝てるよね、とダメ元ではあったが──しばらくしてのっしのっし、と熊のような足音が聞こえて扉が開いた。

 

 眠そうな目を擦るつるぎが目の前に立っていた。

 

「雷花……?」

「……つるぎ。一緒に寝てほしいんだけど」

「いや、待て──それは」

「違うのっ。ホントに怖いの……!!」

 

 首を横に振り、雷花は飛びつく。

 

 雷花の顔は涙がにじんでいた。その姿は、小学生の頃を思い出させるものだった。

 

 いつもは扇情的に、そして蠱惑的につるぎを誘惑してくる雷花だが、今日の彼女は普段からは考えられない程に怯えている。

 

 足は震え、生まれたての小鹿のようだ。

 

(……仕方ない、か)

 

「信じてくれないかもしれないけど、ボク、本当に怖くて、夢にも出てきて……!!」

「……雷花」

「つるぎ……お願い。昔みたいに、一緒に寝てほしい。抱き締めてほしい……」

「……はぁ」

 

 こんな顔をされると断ることなど出来はしない。まして経緯が経緯だ。つるぎは「着いてこい」と言って彼女を招き入れるのだった。

 

(俺は……甘いのかもしれん)

 

 最初は床で寝ようとしたつるぎだったが「ダメーッ!! 床ならボクも床で寝る!!」と言って聞かなかったので、結局仲良くシングルベッドで同衾することに。

 

 そっぽを向いているつるぎだが、背中から雷花が抱き締めており、嫌でも体温が伝わってくる。

 

 だが、雷花の声はいつにもなく弱々しかった。

 

「……ごめんね、迷惑だったよね」

「……迷惑だなんて思ってない」

「でも、つるぎはいっつも、ボク達がアピールしても素っ気ないし、鬱陶しそうだし。それにボク、ドジでいつも失敗ばかりだし」

「……違う。俺は、お前達の事を一番に考えてる。そうじゃなきゃ、一緒に居ない」

「ッ……!」

 

 ぎゅう、雷花の抱き締める力がいっそう強くなる。

 

「じゃあ、ボク達の事、嫌いじゃないってこと……だよね」

「……当たり前だ。それに、責任がある。お前達に動物霊を憑かせてしまった、責任が」

「責任とか、考えなくて良い。ボク達の中じゃ、つるぎはずっと……困った時助けてくれる、カッコいいつるぎのままだ」

「……俺も……そう在りたいと思っているよ」

「つるぎがボク達といるのは、責任を感じてるから?」

「……」

「ボク達は、つるぎの事を恨んだことなんてない。祠の件の時だって、ボク達を背負って、おんぶして、連れ帰ってくれた」

「俺は……」

「つるぎ。ボクね──つるぎの傍が一番安心できるんだ。つるぎは──どうなの?」

 

 声がとろん、としてきた。間もなく、穏やかな寝息が聞こえてくる。

 

(……俺だって……お前達の傍が一番安心できるさ)

 

 自分一人で突破できない動物霊が現れても、二人が居るならきっとどうにかなる。ずっとそう考えていた。

 

 何より、辛い修行の中でも、自分を怖がらずに接してくれた双子がつるぎにとっては救いだったのだ。

 

「だから、大事にしたいんだ──お前達を」

 

 

 

 ※※※

 

 

 

 ──その昔、”仮面サイボーグ セロワン”という特撮ヒーロードラマが放送されていた。

 

 当時小学生だった少年は、人の夢を守る為に戦うセロワンの雄姿にほれ込み、毎週応援していた。

 

 そのヒーロー・セロワンは、機械の体から大量に鋼鉄のバッタを飛ばして、敵を攻撃する技を持っており、その格好良さに少年は脳を焼かれた。

 

「俺はサイボーグだ! だから叶える夢なんて無い……だからこそ、人の夢を守るために戦う! 夢に向かって、飛べッ!!」

「がんばれーっ!! セロワーン!! 負けるなセロワーン!!」

 

 少年はヒーローを通し、夢を追う事を諦めてはいけないということを学んだ。そして──

 

 

 

「これ、バッタの力を使えば女の子の服ひん剥けるんじゃね? 完全犯罪じゃね?」

 

 

 

 ──要らん事まで学んでしまった。

 

 

 

「夢に向かって、飛べッ!! 俺ッ!!」

 

【白亜高校2年”バッタ使い” 在都蛇(あるとじゃ) 内人(ないと)

 

 在都蛇はごく普通の高校生だった。しかしある日、ふとしたことで突然動物霊に憑りつかれ、自分の身体を分裂させてバッタに変換できる能力を手に入れてしまったのである。

 

 そして思いついたのは──在りし日に思い浮かべた完全犯罪。

 

 こいつはヒーロー番組から一体何を学んだのだろうか。セロワンもきっと泣いている。頼むから全ての仮面サイボーグの関係者に謝ってほしい所である。

 

 屋上から見下ろし、下校途中の女子生徒を前に舌なめずり。そして、自身の身体をバッタに変換させると、一気に急降下。その女子に襲い掛かる。

 

 

 

「キャーッッッ!?」

 

 

 

 バッタの群れは一瞬で女子の制服を食い荒らし、あられもない姿にしてしまうのだった。

 

 一瞬で制服は食われ、スカートもボロボロ。下着を露にしてしまった女子は涙目でバッタの群れを前に怯える。

 

「う、うそ、制服が……!?」

 

(ヒャハハハハハハ!! 全裸に引ん剝クより、ボロボロの方がコーフンできルぜ!! このまま学校中の女子の制服をボロボロにしてやる!!)

 

「ひ、ひぃっ!? バ、バッタ!?」

 

(ギャハハハハハッ!! 怯エた顔!! 最高だッ!! 最高だぜ、この能力!! 次次ーッ!!)

 

 そのままバッタの群れは飛び去って行く。

 

 証拠は残らない。誰も在都蛇がやったとは分からない。文字通り完全犯罪だ。

 

 

 

「──残念ですが、そこまでです」

 

 

 

 ──ただし、動物霊を知る術士たちには意味を成さない。

 

 バッタの群れの前に現れたのは、凍花だった。しかし、双子の見分けがつかない在都蛇からすれば、昨日出くわした雷花にしか見えない。

 

「お前は──昨日のビリビリ女ッ!! 確か、1年の城ケ崎雷花か!! だガ──お前、虫が怖イんだろッ!!」

「……姉さんを怖がらせた罪、万死に値します」

「ああ!? 知るか!! 電気ナんか怖かねえ!! 虫が怖ェんだろ!? お前もひん剥いてやる!!」

 

 バッタの群れから声がする。

 

 襲い掛かるバッタの群れ。それを前にして、凍花は表情一つ変えずにジャージを脱ぎ捨て、変身する。

 

「生憎私は──姉さんと違って、虫が怖くありません」

 

 周囲の気温が一気に下がり、彼女の首元に白いモフモフの体毛が生える。両腕には被膜が張られ、飛ぶための羽根へと変わる。

 

 

 

「──凍土の颶風(コールドボレアス)

 

 

 

 そして、凍花の口からは凍えるブレスが吐き出された。

 

 寒さから逃れるように、バッタの群れは方向転換。それでも逃れられなかった何匹かは氷漬けになり、地面に落ちる。

 

「チッ、ブレスを避けられる程度には速い、ですか」

「昨日はビリビリ、今日は冷気だと!? どうなっテやがる!!」

 

 ブレスから逃れたバッタの群れは大きく距離を取り、固まっていく。その姿は最早人間からはかけ離れたバッタの怪人と化すのだった。

 

【ロッキー(とび)鬼 節足動物 昆虫網 バッタ科】

 

 ロッキートビバッタ。史上最大規模の蝗害を出した生物。

 

 彼らは非常に貪欲で貪食、時には人間の衣服にすら噛みついた。そして動物霊になった今、人の衣服を食い荒らす事すら出来るようになったのである。

 

「ははぁん、そうか、思い出したぞ! お前ら双子か!」

「ロッキード山脈には、氷漬けのバッタが眠る凍土があるようですね。貴方もバッタと同じ運命を辿りますか?」

「抜かせッ!! 此処は──夢に向かって飛ぶッ!!」

 

 一気に分裂したロッキー飛鬼は、そのまま一目散に逃げていく。

 

 想像以上の速度。飛んでもクリオドラコンでは追いつけはしない。バッタたちはバラバラに逃げており、いずれまた何処かで集合して1人の人間に戻るのだろう。

 

 しかし──収穫もあった。

 

「……やっぱり。バッタは冷気に弱い、ですね。問題は、アレを祓うまでにどれ程の被害が出るか分かりません」

 

 すぐにスマホでつるぎと雷花に連絡を入れる。犯人は──学校内の人間だ。変身を解除し、凍花は考える。

 

「……やれるなら犠牲者が出る前にケリを付けてしまいたいところです」

「あ、あのぉ、そこの貴女……」

「うん?」

「ジャージで良いので服を貸してほしいのですが……信じられないかもしれないけど、バッタに制服食べられちゃってぇ……」

 

 声の先には──胸元を腕で隠す眼鏡を掛けた女子生徒の姿。凍花は頭を抱えそうになった。もう既に被害が出てしまっている。

 

 

 

「……あの全乙女の敵め。生かしておけませんね」

 

 

 

 ※※※

 

 

 

「まさか、双子だったとは……だが、誰にも俺の夢は邪魔させねえ……!!」

 

 

 

 バッタは一日で200km近くを飛ぶことができる。何とか、東京タワーの上まで逃げ果せたロッキー飛鬼は、バッタを集合させて元の姿に戻るのだった。

 

 雷花ではないならば、あれは双子の妹の城ケ崎凍花である。確か、双子の根暗の方だ、と彼は考えた。

 

(つまり根明な方が電気使い、根暗の方が冷気使いか! そして、術士の荒神つるぎ……!!)

 

『気を付けろ在都蛇ぁ……荒神家の人間は動物霊を封じる術を持つホパァ』

 

「ッ!」

 

 ロッキートビバッタの動物霊が在都蛇に囁いた。

 

 

 

『くれぐれも正体はバレちゃいけねえホパァ、分かったホパァ?』

「まるでヒーローみたいじゃないか……そうだ! 俺はヒーロー!! 全国の男子に夢を与えるバッタのヒーロー!! 夢に向かって飛べッ!! 俺ッ!!」

 

 

 

 こんな邪悪なバッタのヒーローが居て堪るか。




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双子はどっち派ですか?

  • 雷花
  • 凍花
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