小説書くのは難しいですね汗
まだまだ修正するつもりですが、エタる可能性があるので第一話の途中まで出してます。
夜の奈木病院の屋上に立つと、いつもとは違う不穏な空気が漂っているのを感じた。ハルヒは相変わらず無邪気な顔をして、満天の星空を見上げていたが、俺はなんだか嫌な予感がしていた。
「絶対に来るはずよ、今夜こそ! UFOはこの場所に集まってるって噂があるんだから!」とハルヒが元気よく叫んだ。
やれやれ。また始まったか。俺は腕を組んで彼女を見ながら、これがいつもの空騒ぎで終わると確信していた。何度もこうやって、ハルヒの突飛な発想に付き合わされてきたが、実際にUFOなんて出てくるわけがない。
「そんな簡単に来るわけないだろう。もし本当に来たら、どうするつもりなんだ?」
俺は半ば冗談のつもりで聞いたが、ハルヒは目を輝かせて即答する。
「決まってるじゃない! 宇宙人とコンタクトよ! SOS団の名にかけて、彼らをこの手で捕まえてみせるわ!」
その自信満々の顔を見て、俺はさらに深くため息をついた。このパターン、もう慣れたものだ。しかし、次の瞬間、俺の予想は大きく裏切られた。
空が、突然異様な輝きを放ち始めたんだ。
「な、なんだ?」
俺は思わず声を上げ、周囲を見渡した。すると、夜空に浮かぶ光の輪がどんどん大きくなり、俺たちの真上で静かにホバリングしていた。
「来たわ……来たわよ、キョン! 本物のUFOよ!」
ハルヒは狂喜乱舞しながら、その光を指差した。俺は冷や汗をかきながら、その光景に呆然と立ち尽くしていた。
まさか、本当にUFOが……?
その瞬間、青白い光を放つ円盤型の物体がゆっくりと姿を現した。周りの連中も、俺と同じように固まっていた。ハルヒのいつもの妄想に付き合わされているだけだと思っていたのに、こんなことが現実に起こるなんて……
「やっぱり! 私が正しかったのよ!」
ハルヒは満足そうに言うと、その物体に向かって勢いよく歩み寄ろうとした。
「涼宮さん、危ないです! 近づかないでください!」
古泉が慌てて止めようとするが、ハルヒがそんな警告を聞くわけがない。
「ねぇ、どこから来たの? 名前は? 地球には何しに来たの?」
俺は額に手を当てて大きなため息をついた。まさか、本当にこんなことが起きるなんて……。
その時、長門が静かに前に出た。
「涼宮ハルヒ、彼らはあなたの質問には答えない」
「なんでそんなことが分かるの?」
ハルヒが不満げに振り返った。
長門は、いつもと変わらぬ無表情で続けた。
「彼らはセルポ星人。私たちと同じ宇宙の住人だが、進化の過程で異なる選択をした存在」
ハルヒは興味津々で目を輝かせた。
「進化の過程で? どういうこと?」
「彼らは感情を捨て、クローン技術によって種を保存している。生物としての多様性を失い、今や人類の生殖能力が必要」
俺は驚きながら、無意識に口を挟んだ。
「感情を捨てた? そんなことがあり得るのか?」
「彼らは合理性のみに基づいて行動する。だから……」
その時、セルポ星人の一人が一歩前に出て、冷たく機械的な声で言った。
「バナナ(生殖器)をください」
俺たちは全員、その言葉に凍りついた。