ノーザンブリア大公国 とある農村
『あたーらしい朝が来た♪』
朝6時、ノーザンブリアの健康な国民は地域の広場に集まりレコードから流れる音楽に合わせて体を動かす。
50年前キツネが思い付きで始めたノーザンブリア体操であったが地域住民の交流や病人の早期発見など意外な利点があった
「今日、シュバルタさんの家誰も来てない。何があったんじゃないか?」
「確かに。すみませーん、シュバルタさんの家の人が誰も来てないので誰か一緒に見に行ってくれませんかー」
「ああ、なら私が行きます。今日の警邏担当は私なので」
誰も参加してない世帯を不審に思った人が近くにいた遊撃士と共に不参加の世帯に赴く場合もあり
「!!見るな!誰でもいいから駐屯所から応援呼んできてくれ!事件だ!」
この様に事件が早期発見されるケースも少なくないのである
1:北国の女狐
ノーザンブリア国内でD∴G教団のロッジ確認、総員戦闘準備をお願いします
2:名無しのゼムリア民
武装は何処まで使って大丈夫?
3:北国の女狐
対幻獣用装備までOKです
4:名無しのゼムリア民
うぉ、すっげ
5:名無しのゼムリア民
狩りじゃ、狩りじゃ
6:名無しのゼムリア民
俺達の上司は基本過激だぜ
7:北国の女狐
ソレでは仕事開始です。D∴G教団員は根絶やしにしてしまいましょう
僕の家族は沢山います。パパとママとグランマとグランパ、妹が2人と犬のボンちゃんの大家族です
「っくぁ!逃げろ!皆逃げろ!」
何時もみたいに夜ご飯を食べて妹たちと毛布に包まっていたらリビングの方からおじいちゃんの大声が聞こえたんだ
「D∴Gの為に、D∴Gの為に」
そして知らない人たちがやって来て家族は離れ離れになった
「パパ、ママ、ボンちゃん。アンリ、シエス。みんな大丈夫かな」
変な人達に連れられて暗い洞窟に鎖で繋がれて、ソレでもみんなとまた会えますようにってエイドス様にお願いしていたんだ、エイドス様は僕達を見守って下さっているって村の神父様が言ってたから
そうしたら牢屋の外が凄くうるさくなって女神さまの遣いの方が助けに来てくれたと思った
ドッガアァァァン!!
「ったく、壁を殴り壊すのも楽じゃねえぜ。お、坊主無事みてえだな、遅くなって悪いな助けに来たぞ」
女神様の遣いってこんなにマッチョなんだね
8:崑崙脱走者
最後の保護対象発見、鎖引きちぎって脱出中。外出たら足枷外してやってくれ
9:北国の女狐
でかしました。ソレでは皆さん殺傷兵器の使用解禁です、降伏しない連中は好きにして構いませんよ
10:名無しのゼムリア民
っしゃぁ!逃げる奴はD∴Gだ逃げない奴は訓練されたD∴Gだ、全くD∴G狩りは地獄だぜ!
11:名無しのゼムリア民
いいですか?暴力を振るって良い相手は悪魔共と異教徒共だけです
12:名無しのゼムリア民
じゃあコイツ等には何したっていいな!
13:名無しのゼムリア民
タノシイ、タノシイ、キャハハハハハ!
14:崑崙脱走者
何で知能まで低下してるんすかね
15:北国の女狐
ちょっとハードな訓練をさせ過ぎたせいか。ウォーモンガーみたいになってしまいました
16:崑崙脱走者
もはや、どっちが蛮族か分かんねえな
17:名無しのゼムリア民
さて、取り合えず中にいた連中は制圧したが、10人ぐらい逃げられちまった
18:名無しのゼムリア民
まさか壁が外れて脱出路があるとは
19:名無しのゼムリア民
うわぁ!いきなり!落ち着くな!
20:北国の女狐
ふむ、実験レポートなどは確保成功。捕まえた教団員は軍とギルドに押し付けましたし後は逃げた連中だけですか
21:名無しのゼムリア民
山狩りしやすか?
22:北国の女狐
いえ、そもそもこの洞窟に裏道がある事は知っていましたので最初から脱出路には待ち伏せを置いています
捕まった方がマシだと思いますよ
23:名無しのゼムリア民
え?誰置いたの?
24:名無しのゼムリア民
嫌な予感が
25:元木馬団
キツネさーん、脱出しようとした奴みんな捕まえたー
26:名無しのゼムリア民
あ、やっぱり
27:名無しのゼムリア民
哀れ、D∴G教団員の人生は此処で終わってしまった
28:北国の女狐
捕まえた方々は誰にも見られない様に実験施設の地下にどうぞ。好きに実験してくださいな
29:元木馬団
マジ!?ちょうど実験機材欲しかったからマジ助かる
30:崑崙脱走者
本当にどっちが外道か分かんねえな