近所のクールお姉さんポジの英雄が俺の前だけ甘えてくるんだが?   作:だけたけ

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はい。だけたけでございます。連日更新です。前回の投稿が遅くなったためその分の埋め合わせとして上げさせて頂きます.......いつもより長めになっておりますのでこれで許してください。

さて!謝罪は終わったあああ!!!お前ら!蛍の可愛いところ見たいかー?!?!ウンウンそうだよな。もちろん俺には聞こえないけど俺は見たい!ってな訳で甘くしました。今後はこの甘さが基準、つまりノーマルになるからみんな着いてきてな!では本編どぞ!!!


9話 天使の手作り料理

目が覚める。薄い布地から透けてくる太陽の光を感じながら回らない頭でボーッと「昨日は色々あったなぁ」と考える。

 

正直目が回るほどの濃密な日だった。ドラスパデートかと思ったら迷子になり気絶して、蛍さんに起こされたと思えば殴られる。謝罪会見と思いきやそのままお悩み相談教室。ん〜....説明だけじゃ何が起きてんのかわからんな。

 

まぁそんなことどうでもいいかと思いながら今見張りをしている蛍さんが呼びに来るまで寝ることを心に決めた。

 

「野宿って、こんなに快適だったっけ.......?布団から出れないんだが....」

 

なんて1人で言ってみたり。そんなことをする位には不自由なく、気持ちよく寝れていた。そんな中、少しの冷気が布団に入ってくる。

 

手が出たのだろうか....?

 

そう考えたのだろう。その冷気の原因をどうにかしようとモゾモゾと動いてみるがてんで上手くいかない。快適な布団からちょっと寝心地が悪い布団に変わってしまった。仕方ない、起きるか。

 

と考えたその瞬間、ふっと冷気が消えた。続いて感じたのはさっきまでなかった確かな温もりだった。

 

眠気が抜けない、そんな状態でまともに思考は働くはずは無い。そのせいで事件が起きた。

 

さて、問題です。寝ている間寒くなってそれが解消されました。近くには暖かい何かがあります。体は無意識に何を行うでしょうか?

 

結果

 

何かわからないけどとりあえず抱き枕のごとくしがみつく。

 

「きゃっ.......」

 

....

 

........

 

............ん?

 

気のせいか。そんなはずないよな。

 

にしてもこの抱き枕、いい匂いするな。何か匂いをつけているわけでは無いのだろう。香水などのわざとらしい匂いではなくミルクのような優しい匂いだった。そして触り心地もいい。少々形は複雑で全容が分からないがそんなのはどうでもいい。サラサラとしていて適度な弾力がある。

 

「ぁ.......ゃっ.......」

 

....

 

........

 

............

 

おかしいな。なんか声が聞こえる。それに息遣いも。

 

俺の触り心地を堪能する手と連動して声が聞こえる。妄想か?俺の変態度は上限突破ってか?ははっ.......

 

「んなわけあるかぁッ?!」

「っ?!」

 

抱き枕がビクッと震える。

 

もう完全に目が覚めた!これ、抱き枕じゃねぇわ。いや、たしかに最高ではあったけど.......やっべ、目を開けたくねぇ、現実見たくねえ.......

 

「ナギ....?」

「ッ....な、なんで布団に入ってきてるんすか?蛍さんや.......」

 

声がかかった瞬間布団を引っペがして起き上がって距離を取ろうとした。おしむらくは蛍さんを痛い目に合わせまいと気を使った上での最大限の速度だったが故に蛍さんの全容を見てしまったくらいだ。

 

「パイモンと見張りを交代した後、寝るためにだけど....」

「いや、さも当然とばかりに言われても.......他の布団に入るとかの選択肢は....」

「....えへへ....布団はこれ1枚だけなんだ....」

 

まじか、この人まじか?!んなもん俺をたたき起こせばいいじゃん?!英雄の仮面剥がれたら無防備すぎるだろこの人?!まじ何考えてんだ?!本当にありがとうございます!!!!

 

「ね、ネグリジェ....似合ってますね.......」

「....ふふっ、ありがと」

 

あああッ!俺の馬鹿野郎ッ!!いや、笑顔が眩しいな?!もう俺の思考が無茶苦茶だよ!なんか感謝していいのか謝るべきなのかもうわかんねぇよ!生地薄いんだよッ!なんか、こうッ.......色々危ねぇぞ?!

 

「お、俺、だいぶ堪能してたんだけど.......///変なとこ触ってない、よね?」

「....」

 

そう聞いた瞬間、蛍は毎回恒例になりつつある自分の体を抱く動作をした。

 

「まじ....?」

「腕をさすられた.....」

「紛らわしいわッ!!!!」

 

無意識に襲ってしまったのかと本気で焦ったわッ!腕がセーフって訳では無いけどな?!

 

「あははっ.......もう朝だし、そろそろモンドに戻ろうか」

「え?あっちょっ....ドラスパは?」

「それはまた今度。先に偽りのないナギの実力を見てから。」

 

そう言ってテントを開けて外に出ていくのを黙って見ているしかなかった。

 

ふつうに脳の回路がショートしていたというのもある。

 

 

それから暫くはその場から動けなかった。

 

 

__________________________

 

 

 

テントから出てきた。

 

周りは朝露が滴っているが清々しい朝だ。天気だっていいし襲撃はなかった。街の中と比べてしまったら敵わないが....

 

顔はカァーッと熱を持っていて普段の寝起きよりも体がふわふわとしている。どこか現実離れをしていて心臓の音が大きく聞こえるのにどこか心地いい気分だった。

 

「....」

 

ふと抱きしめられた時のことを思い出す。嫌な気持ちは無かった。男の力はもっと強引なものかと思っていた。ただナギは無意識にもかかわらずそれが私だって理解もしていなかっただろうにあんなに優しく撫でるんだもんね...

 

「まぁ撫でる場所が腕だったのは驚いたけど....ふふっ、まぁいいか。」

 

もちろん、そんなことが起こることは考慮に入れていた。考えずに一緒の布団に入ったわけでは無い。襲われることは緊張しっぱなしの彼には出来ないだろうし、仮にされたとしても嫌だと言えば辞めてくれるだろう。という考えはあった。最悪、外にいたパイモンに人を呼んでもらえばいいし。

 

「どうしたんだ?顔がユルユルだぞ?」

「へうぁっ?!パパパパイモン?!」

 

思考にトリップしていた私に声をかけた主は不思議そうにこちらを見てくる。

 

「ど、どうしたんだ?」

「....別になんでもないよ。」

 

そう咄嗟に誤魔化すも....長い間連れ添った相棒には見抜かれそうで怖い。

 

「ナギと何かあったのか?」

「....」

 

ほらね?呑気でマイペースなのにたまに鋭い勘を発揮するから怖い。

 

さて、どう答えたものか。

 

「そんなことより、朝ごはん作るから薪になるようなもの拾ってきて?」

「ご飯?!任せろ!大量に持ってくる!!」

 

結果、誤魔化した。何を言っても勝手な自己補完をしていい未来が見えないし、訂正してもどこかで誤解をしているだろう。なのでこれに関してはもう少し秘密でいいと思う。

 

「...」

 

あの日の夜、結局ナギが隠していた秘密は聞かなかった。隠していた理由を聞いてみたらどうやら私のためだったらしいからだ。そんな彼を怒る気にもなれなかった。もちろん自覚はある。優先順位はいつだって兄が1番上ではあるが、ナギがうなぎ登りで上がってきているのも自覚している。

 

「変態騎士とか呼ばれてるくせにね....私ってこんなにチョロかったかな.......」

 

普段おちゃらけてるのに真剣な話になればちゃんと態度を改めて、緊張もしているだろうに目と目を合わせて離そうとするあの態度はすごい好ましいものだった。そういうことがあるからふざけていても周りからの人気があるのかもしれない。

 

「まぁ、逃げてた人もいたけど.......」

「何が?」

「ん〜?ナギって変態だなぁって話」

「マジで許して?!わざとじゃないの!ほんとだよ?!?!」

 

テントからでてきたナギが声をかけてきたので軽くジャブを放つ。

 

ああ、こんなに心から笑えたのはいつぶりだろう、今まではどこかに壁があって、おもしろくて笑っていたことはあったけどこんなにも深く、心から笑った事なんて最近はなかったような気がする。

 

改めて思う。自覚しているつもりだったけどそれ以上に辛かったんだなとそう思う。

 

「手をニギニギし放題.......」

「結局、その権利行使してないからな?!冤罪だ!!!」

 

声高らかにそう抗議している。そんな彼を見て楽しくなって笑っていると....

 

ガサッという音が草むらの方から聞こえた。その瞬間咄嗟に剣を出現させて手に握る。

 

緊張が走った。

 

隣を見ると既にナギは戦闘態勢になっていた。やはり実力を隠していたのは本当のようだ。まぁ騎士団の幹部を任せられる人が一般兵と同じ実力なら人員不足にも程があると言うものだが。

 

「Gya!」

「ッ....「蛍待てッ!!」」

 

ヒルチャールが見えた瞬間足に力を入れて地面をけろうとする。その寸前でナギから静止の声が聞こえた。

 

「何してるの?!」

「いいか、こいつは敵じゃない。」

 

ナギの方を見ると既に武器を消してしまっている。あれでは襲われた時に対応などできない。

 

「蛍さん、こいつは俺を助けてくれたやつだ。迷子の時、仲良くなったんだよ。」

 

耳を疑った。疑って疑って.....考えるのを辞めた。

 

「なんだろう、ナギって突拍子もない事ばかり言うよね。」

「それが俺なんだけどね、ほら、こっち来い。今から飯だからあの時のお礼してやるよ。」

 

手招きすると私を警戒しながらこちらに近づいて来るのがわかった。ヒルチャールというのは確かに攻撃的な個体が多いが少なくとも目の前の個体は違った。

 

「ナギ、説明」

「それは....兄を追ってればわかる事だ。必ず。」

 

やはり聞かないと決めても気になることはやめられない。この知りたいという気持ちは兄と再開したい想いと同義だから。これを失ってしまっては私からは何も無くなってしまう。

 

ーーあんたに惚れてる相手だ。好きに使えーー

 

いや、ひとつは残るか。

 

ほんとに彼は私の価値観をどれだけ壊せば気が済むのだろう。この世界で培った常識を全て潰されたような感覚。それでも悪い気はしないのは私も彼に負けず劣らず変だからだろうか?まぁ考えても答えは出ないと思うが

 

「薪とってきたぞー....ヒルチャール?!」

「おー、パイ公、おはよー」

「おはようじゃないぞ!なんでそんなに冷静なんだ?!」

「私も何がなんだか........」

 

パイモンが腕いっぱいに抱えた薪を落として私の後ろに隠れた。

 

「こいつは敵じゃない。薪に火をつけるぞ。」

「そんな早く火はつかないよ。待ってて?」

 

火元素を使える人はこの場には居ない。原始的な方法でしか火をつけることができないので早く火がつくはずもなく地道な長期戦になるのは自明の理だった。

 

と思っていたのだが.......

 

「大丈夫大丈夫。」

「え?」

 

そう言ったナギの顔は何故かドヤ顔で、手はサムズアップしていた。

 

この時は何を言っているんだ?で済んでいた。

 

ただこの後の言葉が自分の認識を改めざる負えないと嫌々ながらも思い知らされたのだ。

 

 

__________________________

 

 

まぁ、そろそろ言わなきゃ行けないし、隠し事は蛍さんの兄の件だけにしておきたい。俺の身の上なんていつかはバレるんだし、今言っておいた方がいいよな。

 

「昔、ある組織にいたって言ったことあっただろ?」

「うん。」

「ファデュイに居たんだ、俺。」

 

沈黙が流れた。ヒルチャールだけがそこでソワソワとみなの顔を順に見ており、言葉が通じない事で何が起こっているか分からないようだった。

 

「「えぇぇええ?!?!?!」」

「まぁそうなるわな。まぁ、見てて?」

 

驚きの声がハモリで聞こえた。これは想像してた展開とほぼ同じで、まぁさすがに斬りかかっては来ないだろうというのは想像できるので先を促す。

 

さすがに鈍感主人公では無いのでそんなことで嫌われることはないとわかっている。だから言えたのだ....

 

うん、だから心配ない....

 

無い、よね?

 

やっぱり俺ヘタレですわ!でも後になってバレた方が気まづいし、もっと酷いことになるのは分かってんだもん!今言うしかないじゃん!いい機会だと思ったんだよ!きっと今までどうにかなってたんだからなんとかなるって!多分!!

 

『....け、螢火(けいか)

 

ボッと炎が現れて揺れる。

 

「話はあとにして蛍さんの手作り食いたい!」

 

務めて明るく言うが本心である。このヒルチャールがいるところでは言葉が通じないとはいえ論外。出来ればパイモンも居ない2人きりでこの話がしたい。

 

「う、裏切り者!」

「だよねー....」

「ずっとオイラたちを騙してたんだな?!」

「だよねぇ.......そうなるよねぇ....」

「パイモン、今はもう辞めてるんだからいいでしょ?ほら手伝って。」

「そう思われてとうぜ....ぇええ?!?!」

 

待って、今何起こった?まず整理しろ。

 

①世間的にファデュイはタチの悪い団体、または敵だと思われている。

②その団体に入っていたとうちあけた。

③裏切り者と言われるがそれも当然。

④蛍さんが俺の味方をした。

 

うん。④がどうしてもわからん。蛍さんは優しい。だから周りに迷惑をかけてばかりのファデュイにいい印象は抱かないはずだ。

大体ずっと戦ってきた事実があることや大体俺が話してマイナスだと思っていること全部「その程度か」と言わんばかりに切り捨てられるのを考えるとどうしてもおかしいと言わざるおえない

 

「....全肯定蛍....」

「違うよ?」

「ハイッ....」

 

ぼそっと言ったつもりだったのに聞かれていたらしい。

 

でもな、俺にだって切れる手札はあるんだ。それも割と強力な一手が!見てろ!これが俺の最後のドロー!!!

 

「俺の布団に潜り込んできたくせに....」

「あ、あれはっ....ふ、布団がひとつしか無かったから....///」

「シリアスだったのにいつの間にかピンクになってる?!.....なんか毒気が抜けたぞ....」

 

ふっふっふっ.......効いたな。これで俺の勝ちだ。後、蛍さんまじ可愛いマジ尊いマジで嫁になってください!裂けても口には出せないけど。

 

「....ナギ....」

「ん〜?」

「朝ごはん無しね」

「待って?!マジでごめんなさいッ!!!俺、マジで楽しみだったのに....蛍さんの手料理取り上げないでッ!!!!」

 

負けました。完璧にフルミンチです。アホみたいな馬鹿みたいな。でもな、これが現実なんだよ。惚れた弱みです。結局ですね、好きな人のことになると捨てられないものが多すぎるんだよ。ここで意地張ってみ?ふつうにご飯無しになる未来が見える。俺にはわかる。

 

「じゃあ大人しく待ってて。」

「はい.......」

「なんだかナギが可哀想に思えてきたぞ....ご飯が無いのは辛いよな」

「わかるか....パイ公....いや、パイモン....」

「おう!オイラも獣肉のハリケーンのハリケーン部分がなくなっちゃったら耐えられないぞ!」

 

ごめん、それはちょっと分からない。ハリケーン部分ってどこを指すの?あのマヨネーズみたいなタレか?ソースか?

 

「ヒルチャールさん....俺の味方はもう君だけだよ....」

「Gaa....」

「だよなぁ....」

「会話し始めたぞ.......」

「え?言葉なんてわかんないけど?」

「ムキー!!!良い奴だって見直したのになんだよ!!!」

 

空中で器用に地団駄を踏むその姿。ごめんなパイモン、正直、まだ俺はお前のことを疑ってる。直接聞くのもありか....いや、なんかデカイものに繋がってる気がする....

 

「そういえばパイモンって性別どっちなんだ?」

「それは「はい。できたよ」おお!美味しそうだぞ〜!!」

「うおっ!これ絶対美味いやつだ....」

 

目の前に出されたのはキノコと芋が煮込まれたシチューとパン。野宿での朝ごはんとしては贅沢すぎるくらいだ。

 

だが、俺にはトラウマがある。必ず確認しなければいけないことがあるのだ。

 

「こ、これ、辛くないよな....?」

「大丈夫だよ、熱いくらいかな、冷まして食べてね。」

「お、おう....///」

 

なんだこれ、同棲してるみたいなやり取りなのなに?!マジでなんなん?!俺、せっかくのご飯の味が分からなくなるって!

 

「....ぇ.......美味すぎね?」

「余ってたもので作ったんだけど、良かった。」

「余り物でこれとかどうなってんだこれ?!?!」

「んん〜!!!これ美味しいぞ!!!」

「あ"!俺の肉、盗んな!!!」

 

こいつやりやがった。俺の命の肉をとりやがった。もう許さん。背中と服の間に平べったい氷入れてやる。

 

「ぎゃあああ!!つめだい!!!何すんだ!」

「お前が何すんだ!!!いつもお前は食ってるだろ!!」

「2人とも?」

「「ハイッ....」」

 

私、学びました。可愛い子がドスの効いた声で凄むとマジで怖い。

 

ほら、パイモンなんて全身震えて...震えて....

 

「もしかしてパイ公、笑ってる?」

「わ、笑ってなんか.......ぷっ」

「パイモン?」

 

あ、あれは完全に目が据わってらっしゃる。パイモン、今までありがとう。あんまりお世話にならなかったけど、良い奴かもまだ分からないけど、さよなら....

 

「さて、俺はゆっくり食べますか。」

 

巻き込まれたくない一心で心を無にしてなるべく蛍さんの方を見ずに黙々と手を動かした。

 

そう言ってパンをシチューに浸して口に運ぶのであった。

 

それにしても美味すぎる。

 

「これも惚れたって言うバフがかかってるからかなぁ」

「なッ....こ、こほん.......」

 

声が思いのほか近くから聞こえたため反射的に振り向いてしまう。そして....

 

顔を真っ赤にして怒っている蛍....ではなく、

 

顔を真っ赤にして口元を手の甲で隠しながらこちらを見てくる蛍がいた。

 

よし。久しぶりにみんな、やるよ。

 

3.......2.......1.......

 

「尊ぉぉおおおおおおおい!!!!!!!」

「や、やめて?!」

「無理です!!!」

 

もう遠慮なんかするか。こんなもんずっと心の中に留めておくには感情が大きすぎるんじゃい。叫んで少しでも外に出さないとこっちがオーバーヒートするわ!!

 

「ん?でもそれより恥ずかしいことしてたような....」

「そ、それは....不意打ちだったから....」

 

体制は変わらず、口元を隠したまま顔ごと視線をふいっとずらされた。

 

「え?抱きしめたい」

「えっ///」

「え?あっ、いや、待って?!今のなし!!流石にダメだわ、今のはッ.......」

 

もう助けて(泣き)

 

体と口と感情が言うことを聞かないんです....蛍さんが次々にツァリ○ンバ波の威力たたきだしてくるんです....

 

あのね、キモさを隠さずに言います。今すぐ嫁にしたい」

 

「も、もう勘弁して..../////」

 

両手で顔を覆ってその場に踞る蛍。ってか俺声に出してた?

 

「う....」

「う?うってなんだ?というか何が起きてるんだ?!おいどうしたんだよ旅人!!!」

 

そのままその場から俺は走り出して適度に離れたところで炎元素を解放。元素を地面に叩き込んで土を掘り返した。

 

「ごめんなさああああいッ!!!!!」

 

そうして、何故か謝りながらその中に飛び込んで氷にて蓋をしたのだった。

 

「た、旅人?!ナギが埋まったぞ?!旅人!!!もう一体全体どうなってるんだ?!?!」

 

そんな悲痛な叫びがカオスな空間を突き破って辺り一面に響き渡ったという....

 

 

ちなみにヒルチャールはといえばちゃっかりシチューを完食してその場から既に居なくなっていたという....

 

 

 

 

「誰か助けてぇぇぇぇ!!!!!!」

 

 




読んで頂きありがとうござます〜

さてと.......ね?言ったでしょ?甘々になるって。でもこれじゃまだ俺の中ではバカップルの域ではない。そもそもカップルじゃないし。つまり.......毎回さんざん言う通り、カップルになればさらに甘くなります。というかもう今が練乳トーストならカップルになったらストレート練乳です。練乳のみです。少なくとも今はその予定です。いやぁ俺も楽しみ。プロットでは色んなシチュエーション、色んなセリフ、思いつく限り用意してますから。

皆さんと共有したいことが一つだけあります。からかう蛍さんもいいけど、照れる蛍さんもいいよね.......むしろ照れる蛍さんの方が俺は好きです。

イカダ様!ご感想ありがとうございます!いやぁ、イカダ様は複数の感想をくれて嬉しい限りですね.......もう感想楽譜だけでも嬉しいのに3回となると、もう////(照れ)

26名の方、お気に入り登録ありがとうございますッ!!!大変恐縮でございます!というか毎回本気で嬉しい笑笑

というわけでまた次回!

どうする?

  • ストーリー重視
  • 日常回多め
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