近所のクールお姉さんポジの英雄が俺の前だけ甘えてくるんだが?   作:だけたけ

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はい。こんにちわ皆さん。

えっとですね、割と当初より蛇足なんですよねぇ。書いてて楽しいからいいけども。でも長々書かないと結局拙い文になるというジレンマ。小説書いたことある人ならわかるはず。それ悔いの技量しか持ってない自分としましては結構死活問題でして....

今回から新章入ります。新章にしてプロットの途切れ。この章までしかプロットは作っておりません。正直、書いてきた中で1番の伸びをしていてここで終わるのはもったいない。多分続きというか番外編って形で当初予定になかった描きたいものを書くかと思います。時系列に割り込ませる気がないイチャイチャやストーリー重視のものの数々を....

長くなりました。それでは最終章、その冒頭をご覧下さい


過去の清算編
24話 天使と久しぶりの休み


フィルタとの一件があってからはや1週間。俺は....

 

「ぁぁぁぁ....」

「ナギ、行儀悪いよ」

 

溶けていた。

 

テーブルの側に腰掛けて、グデーンと擬音が鳴りそうなほどに寝そべりながら....

 

蛍を愛でていた。

 

「あぁぁ....蛍の髪の毛サラサラだぁ....」

「ナギもね?」

 

やら

 

「暖かいなぁこのこのぉ....」

「くすぐったいってば」

 

とか。

 

もうやりたい放題だった。それでも蛍が受け入れてくれる理由と言ったら、やっぱり色々あったからだろうか?

 

まぁ無くても苦笑しながら甘んじてくれるとは思うけども。嫌ではないみたいだし。

 

「ん?蛍....香水付けてる?」

「あ、わかった?フィル....コロンビーナに教えてもらったんだけど、」

「元の匂いの方が好きだなぁ....」

 

そういうと蛍の体温が一瞬で少し上がった気がした。抱きしめているのを緩めて顔を見ようとすると見るなと言うように頬を割と強めに押される。

 

拒絶では無い。そんなことわかりきっているからこそ俺は冷静にこう返した。

 

「痛いなぁ、蛍にぶたれた顔が痛いよー」

「も、もうとっくに治ってるでしょ?!」

 

そう言いながらも押しのけようとする力が弱まるのを感じて少し強引に蛍の顔を覗き込む。

 

真っ赤だった。

 

それはそれは林檎もかくやという程に頬が....いや、顔全体が上気していた。何だこの可愛い動物は....

 

「み、見ない、で///」

「ん、んなこと言われたってッ!可愛すぎる蛍のせいで体が硬直して目をそらせませんッ!」

「嘘!嘘だ!絶対に嘘だぁ!」

「嘘じゃないもーん!ここから1ミリだって....痛い痛い痛いッ!」

 

今度は本気で拒絶してきた。英雄の本気の腕力。女性に使っていい言葉ではないけどぶっちゃけ尋常じゃない力だ。でも俺からしてみたら幸せの以外、何も感じない。こういう何気ないスキンシップが大切なのだ。多分....

 

「....ほっぺた、痛い?」

「ん?ああ、あいおうふ(大丈夫)

 

コロンビーナことフィルタは俺の首を持って行った。流石に本物を持たせる訳には行かないし、そもそもこの世界では死ねば無に帰す。首から上だけなど持っていきようもないのだ。だから俺の邪眼を持ってかせた。

 

その割にはたまに骸骨を見たりするのだが....蛍との旅が終わったらそれを研究しながら穏やかに2人で暮らすのも悪くないだろう。

 

「帰ったぞー!」

「ちぇっ、2人っきりは終わりか。」

「ふふっ....ほら、離して?」

 

渋々と蛍の体に回していた腕を解く。

 

ほんとに名残惜しい....

 

「なんか英雄グッツとか言うのがあったから買って来t「見せろッ!!!」うぇえ?!」

 

だがそんな感情はすぐに吹き飛ぶ。

 

だって目の前には人の身長位ある抱き枕の存在があるから....ある、あ....るんだけど....

 

「なんだぁ....そんなものか。」

「そんなものって....喜ぶと思って買ってきたんだぞ?!」

「いいか?!俺は!!!本物を抱きしめる権利も地位もあるんだよ!!!そんなもの本物には遠く及ばないッ!!」

 

当たり前だろう?!あの柔らかさ、あのスベスベ感。そんなもの綿とかで再現出来るはずがない!そうだ!はずが無いんだ!!!

 

というかだな、正直、俺が作るならもうちょっとましなもの作れるしな?ぶっちゃけると微塵も魅力を感じない。ちょっとシェフを呼んでちょうだい?

 

「というか誰だッ!俺の彼女をそんないかがわしいグッツにしたやつは!!!」

「な、ナギ、どうどう....」

「蛍ッ!!!俺がお前を救うッ!とりあえず悪用されないように俺が受け取っておく!!」

「いや、やっぱり欲しいんじゃないか!」

 

な、なななにををいってるのかかな?!?!お俺は別にそんなこと微塵も無いけど?!いちごショートケーキとチョコショートケーキの違いくらいしかないけども?!って例え下手くそかッ?!アホ!俺のアホがッ!!

 

「あ、汗ダラダラ出てるぞ....」

「欲しかったんだね....」

 

哀れみの目をやめろ!!いいだろ?!蛍が居ない時に寂しさ紛らわせるものがあったってッ!四六時中、蛍に抱きついている訳にも行かないししょうがないことなんだよッ!

 

「まぁ、ちょっと恥ずかしいけど....私じゃ我慢できない?」

「んなちくしょぉぉおおおッ!!!」

 

手に持っていた抱き枕を両手で引きちぎる。パイモンがなにか騒いでいるが知ったことか。

 

ほら、俺ともなればこの通り蛍がまっぷ、た....つ

 

「ぎゃああああ!!!抱き枕があぁぁぁぁッ!!!」

「お前がやったんだろ!!ああ、せっかく買ってきたのに....」

 

訂正しよう。1秒前の自分など知ったことでは無いのだ。

 

なんて割り切れるかよッなにやってんの俺?!抱き枕でパンプアップするやつ初めて見たんだけど?!

 

「泣くぐらいなら全然良かったんだけど........まぁ嬉しいからいいか。引きちぎっちゃったけど....」

「うわああああッ!蛍が真っ二つに....」

「なってないよ?!」

 

鋭い蛍のツッコミ。

 

いや、抱き枕のっていう言葉が抜けてただけで蛍が真っ二つになってるとは思ってないけどさ、でも俺からしたら愛しい(抱き枕)第2号、第2の蛍なわけで....え?これ浮気?抱き枕って浮気のうちに入るの?!え?!やばくないっすか!!え?大ピンチだってまじで!どうするんだってばよ?!浮気した上に引きちぎっちゃったんですけど?!

 

「....」

「な、なんだ?!いきなり止まったかと思えばガタガタ震えだしたぞ?!」

「蛍うぅ、捨てないでえええ....!」

「えっと、抱き枕のこと?」

「おれのごどおおお!!!」

 

もう見聞も何もない。蛍に捨てられない為ならばなんだってしてやる。2人とも困惑しているな。うむ。え?じゃあ運気じゃないってこと?そんなに気にしてないってことだよね?

 

「おれ、うわぎじでない!!」

「なんでいきなり浮気?!なにか心当たりあるのか聞くところだけど....ナギに限ってそんな事ある筈ないってわかるからなぁ....」

 

ああ、考え込んでしまった。俺の処罰を決めるのか?!1時間くすぐり位で許して?!相手有機物じゃないから!!無機物だから!!!浮気相手生きてないのッ!分かって?!

 

「お願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますッ!」

「よし。決めた。耐久しよう。」

「オワッタ。おわりました。慈悲は無いのか?!慈悲をください!お願いしますッ!剣で?それとも拳?どこを?どれくらいするの?!怖いって!蛍のなら全部受け入れる所存だけど暴力反対ッ!!!」

 

俺は喚き散らす。アホみたいに。まぁ実際アホやってるんだけどもそれはもう様式美ということで....

 

「....そんなに言うなら辞める?4時間、人抱き枕耐久」

「謹んでやらせて頂きます。」

 

そんなの断るわけないだろ?(イケボっぽいブサボ)

 

いやぁ、そういうことなら言ってくれればいいじゃないですか。そんなのいくらでも耐久できる気しかしないんですけど。一日中だって出来ますが?飯抜きも苦じゃないっていうか?あ、でも蛍が辛いか。なら食べさせてあげなきゃいけな「相手、パイモンだけど」

 

「謹んでお断りさせていただきます。」

「おい!!酷いぞ!」

 

嫌だって訳じゃないんだよ?体の大きさ的にとかボディの起伏的にとか色々あるけどまるっきり好みではないもん。マスコット的には100点満点だとは思うけど。恋愛対象としては見れないし....

 

「まぁ......うん。おいで、蛍。」

「....むぅ、なんか家の中じゃやっぱり勝てない....」

 

勝ち負けとかあるのだろうか?まぁ蛍が悔しいならもっと悔しがってもらおう。むくれてる蛍も可愛いし、普段見せない顔で正直すごい好きだ。

 

蛍が少し顔を膨らませてこちらのあぐらの上に腰を下ろす。金髪越しにチラチラと見える色白のうなじ。そこを横から指でつんつんと突いてみた。

 

「....なに?」

「いやぁ?こんな蛍、誰にも見せたくないなぁって思ってな。」

「パイモン見てるけどね」

「パイモンはいいんだよ。家族だろ?」

 

少し蛍の口角が上がった。きっと嬉しかったのだろう。思えばパイモンを仲間だと認めたということを態度では示してなかったかもしれない。蛍の事だ。きっと最初、俺が警戒していたのにも気づいていただろう。

 

まぁこの状況の前では全ての思考がどうでも良くなる。難しいことなんて考えずに気楽に過ごそう。何せ色々ありすぎた。

 

「まぁパイモン耐久はやらないけどね。」

「じゃあ私だったら?」

「ん?やらないかなぁ....」

「....え?」

 

だって、と言葉を繋ぐように目の前の頭を撫でながら続けた。

 

「スキンシップって義務感じゃないだろ?いつでも抱きしめて、いつでもこうやって頭撫でて、そんな関係がいい。」

「...ナギは鈍感じゃないけどタラシだね....」

 

あらら、なんか拗ねちゃった。今回は別に狙ってた訳じゃないんだけどなぁ....紛うことなき本心だ。まぁ普通ならこんな小っ恥ずかしい言葉、言うのに躊躇するものだけど、俺の場合、それ以上の恥を晒してるから別に抵抗は微塵もなかったりする。

 

「蛍限定の、な?」

 

だから、こんなことも言える。今のは狙った。くらえ、真っ赤になっちゃえ。

 

「なッ........ッ!」

「ふぁ?!」

 

足の上にあった重さがふと消えた。その瞬間、口に柔らかい感触を感じる。

 

「....あ、赤くなるならやるなよッ!」

「....別に」

 

別に....何?!え?!すっごい柔らかかった。え?初めて触れたんだけど?!初めてがマウストゥーマウスでいいの?!え?普通マウストゥー頬とかマウストゥー額とかじゃないの?!え?!

 

「....蛍さん、」

「は、はい」

「....男はね?獣なんです。」

「....うん。」

「襲われたいの?」

「....」

 

説教だこんなもん!いくらなんでもやり過ぎだ!俺が紳士じゃなかったらとっくに襲ってるからな?!女性はそばにいると満足するらしいけど男はそばに居ると満足どころか欲が大きくなるんだよッ!!!!ほんとに勘弁してくれ!せめて空に挨拶してからにしてくれよ....

 

「襲われたいって訳じゃないけど....嫌でも、ない。」

「ッ....心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却ッ!!」

 

耐えろ天使ぃぃぃいい!!!その俺の耳元で良くないことを囁く悪魔を抑えろぉぉおおおッ!!!!助けてえええッ!!!なんか家の中の蛍が天使から小悪魔にクラスチェンジしたってッ!!!

 

「....ふふ....やっぱり優しい。なんでこんな俺に、とか思ってるんだろうけど....こういうところがあるから好きになったんだよ。」

「心頭滅却ッ!!!!!」

 

あああ、正面向き合って俺の足の上に腰を下ろさないでえええ?!?!好きになってくれたのはマジで嬉しいし人生最高の幸せなのはもう疑う余地もないけどもッ!!!そのまましだれかかるな!!俺の胸に耳を当てるなッ!!!!心臓の音しか聞こえねぇぞ?!

 

いいか?!柔らかいふたつのものが当たってるんですよ、それどころか蛍の頬っていう3つ目もプラスして来てる自覚ありますか?!俺、部屋着!!It’s部屋着!!薄いの!感触もろに伝わるの!!!

 

「あ、あの、あた、あたあたあたって....」

「....もうちょっとだけ....」

 

ああ、もうダメだ。

 

 

ああ、久しぶりの意識が遠のく感覚....ああ、

 

ぁぁ....

 

 

 

ぁ....

 

 

あ、鼻血でそ

 

__________________________

 

 

同時刻

 

「な、なな、ななななにあれ?!///」

「何やってるのー?」

 

ジン団長に言われて旅人たちを呼びに来たはいいけど....

 

最初に見たのはナギが蛍に手を広げて居るところ。そしてちょっと不満げに疑問の様子もなく自然にその中に収まる蛍だった。

 

ーーき、きゃああああ!!!あ、あんなこと?!え?た、旅人が?!あんな顔するの?!初めて見たんだけど?!ナギが見えないところでなんかすっごい幸せそうににやにやしてるんだけど?!ーー

 

「ねぇ、アンバーお姉ちゃん。早く呼ばないとジン団長に怒られるよ?」

「い、今はダメ!」

「えー、はーい」

 

この雰囲気を台無しにする気は起きない。何よりもこの先、どうなるかがどうしても気になる!

 

野次馬根性とは、騎士にあるまじきことではあると思うけどカーテンを閉めてない旅人たちも旅人たちだ。

 

そして何より、この乙女心がその行動を辞めるという選択肢を塗りつぶして消していた。

 

「ああっ!お腹に手を回した!....すっごい幸せそう....いいなぁ、私にもあんな人居ないかな....」

 

蛍の赤くなった顔。上がって下がらないのであろう口角。さりげなく回された腕に自身の手を重ねる仕草。何をとって見ても理想の彼氏彼女像に他ならなかった。

 

「こんにちわー!ナギお兄ち....むぐっ!むぐぐ!」

「ち、ちょっと静かにしてて!!今いい所なんだから!!!」

 

ダメだ。もう辞めよう。これ以上は本当に蛍たちに悪い。

 

と思った矢先だった。

 

「ぇ?」

「アンバーお姉ちゃん!見えない〜!!」

 

部屋の中で2人はキスしていたのだ。

 

顔がカァっと暑くなる。

 

さっきまでこちらものぼせるほどのあまあまな雰囲気だったから不思議はないけどそれでもパイモンがいる前で?!

 

い、いや、大胆ッ!今旅人の方からしたよね?!ナギ先輩は奥手だからわかるにはわかるけどさ?!いや、やっぱり分からないよ!!こ、これ、いつドアノックすればいいの?!わかんなくなっちゃったんだけど?!

 

「と、とりあえず待とう」

「おじゃましまーす!」

「ちょっとぉ?!?!」

 

私は思わず叫んでしまった。

 

慌てた様子で玄関に出てくる2人....

 

 

悪いことしたなぁと思いながらも覗いていたことを知られまいと赤い顔で対応した。何事も無かったかのように。

 

 

__________________________

 

 

「これが退団の書類だ。」

「悪いね。帰ってきてそうそうこんな事頼んじまって」

「いや、いいさ。いや、ファデュイが騎士団に入り込んでたのは褒められたことじゃないが....」

 

苦笑しながらそれでもいつでも戻ってきてくれと言葉を続けるジン。ほんとに周りに恵まれたなと心から思った。

 

酷い過去。そのトラウマは未だに自身の中で燻ってはいるけれどその過去のしわ寄せとばかりに周りには暖かい人が集まっている。

 

「これで、正式に蛍の旅についていけるな....」

「私みたいに籍を置いとけばいいのに」

「冗談言うな。もう周りの人と蛍1人、どっちかしか守れないんだったら蛍を選ぶ自信しかない。そんな奴が騎士団とか....アホかってんだ」

 

民衆と愛する人。もう間違えない。自分の手のひらで守れる範囲はもうわかってる。どれだけ強くなろうと多分救える人はそう多くなくて、結局....

 

「だから、みんなを守る役は蛍に任せるよ。」

「なるほどな。英雄にも頼る相手は必要、か....」

 

考えてみれば当たり前。そんな物語など腐るほどある。にも関わらずそれに気づけない、気付かないふりをするのはやっぱり人だからしょうがないのだろう。

 

「まっ、ジンが心配してた通りにはならなかったしな!」

「ん?なんの事だ?」

「蛍とまともに話せないってやつ。今ではこんなにラブラぶへっ!」

 

ラブラブカップルと口走りそうになり脇腹を素早く撃ち抜かれる俺。もうこれは様式美と言うやつだろう。ほんとに可愛いやつだ....ほれほれ〜!もっと照れて見せてくれよ!

 

「い、いだいっ!痛いって!」

 

連続でかましてきた。さすがの俺もちょっと抵抗するが外行きの顔のまま手は速度を増している。

 

バレてんだから堂々とすればいいのに....

 

他の人が聞けばお前と一緒にするなと言われそうなものだが思うだけならタダだ。四六時中いちゃついていたら飽きるとも言うしこれくらいがちょうどいいのだろうが、それでもまぁ悲しくないと言ったら嘘になる。

 

「この様子なら敵なんて出来ないな」

「いや、出来るだろ。こんな可愛い生物、いくらでも食いつく人間はいるぞ。」

「っ....もうナギは黙る!///」

「あい。」

 

可愛いなぁ、蛍。可愛いぞ蛍。自覚しろぉ?蛍ぅ!

 

....キモイな、だいぶキモイな俺。

 

「....どういうところが好きなんだ?」

「ジン?!」

「お?それ言わせちゃう?まずは容姿端麗だろ?」

「容姿から入るんだな....」

 

当たり前だろ。人間、どれだけ取り繕ったって汚かったり自分の見た目に気を使ってない人に興味湧かないって。そして俺はその事を否定しない。最初は容姿に惚れた。はっきり言ってやる。まぁ、だから美人とか可愛い人とか言うのが先に立って緊張で上手く喋れなかったわけだけども。

 

「あとは...助けたいって、思った。俺の知ってる誰よりも影で頑張ってて、それから逃げずに戦ってた。まぁ結果的にどんどん深みにハマっていっちゃったわけだけど....」

 

まぁ、何が言いたいか自分でもわかんなくなってきたけれど、これだけは言える。

 

「ひとつの事にこれだけ頑張れるのに他の人はそれを見ない。結果だけ見て英雄と持ち上げて。そんなのいつか潰れる。」

 

1呼吸おいてにヘラと笑って見せて結論を口に出した。

 

「まぁ、性格かな。」

「なんか、すごい一般的なんだな」

「特別なことなんてねぇよ?ただ、蛍には人に好かれるだけのポテンシャルが十分にあって、運良く第1号が俺だっただけだ。」

 

羨ましいなと一言ジンが呟いた。

 

まぁこの世界ではジンはもう結婚している歳だし、そろそろいい人が出来てもいい頃ではあるんだけど....職業が邪魔してる節はある。ディルックあたりどうだ?あのツンデレ先輩、1回好きになったらとことん甘やかすタイプだぞ。

 

「....旅人はどうだ?」

「ふぇ?///」

 

何それ、俺の事悶え殺させる気か?!俺を止めないなとか思ってたけど照れまくってそれどころじゃなかったのか!もうなんなんだよ言葉で言い表せない猫可愛がりしたいこの衝動どうにかしろ!!!助けて!!!!

 

「わ、私?///」

 

うん。君です。

 

うんあぁああああッ!!!!死ぬううう!!!!なんなん?!ねぇなんなの?!びっくりするくらい心臓に悪いんだけど?!もうこの先答えるのか答えないのかとか答えられたら俺どうなるとかもう色んなことで頭の中ぐっちゃぐちゃなんだけど?!

 

「こ、こほん....ナギはね....気付いてくれるから....」

「俺に隠し事はできないってな!!はっはっは!」

「あとは気取らない。自分の思ったことを表に出せる素直で優しい人だから、かな....」

 

お、おおう....なんか思ったよりも凄い回答が来たぞ?なんで蛍の中で俺はそんなに高評価なんだ?俺、いつもは騒いでるだけなんだけど....

 

「ま、まぁ、好きな人相手だからな!!!」

「うん。私を好きなナギが好き」

「う"、心臓が止まりそう....」

 

胸を抑えている俺の横で蛍が「だからね?」と続ける。

 

「ナギが私の事、好きじゃなくなったらやだよ?」

「....」

 

ここはどこ....私はだれ?

 

「な、ナギが痙攣し始めたぞ?!おい!ナギ!しっかりしろ!!」

「大丈夫。いつもの事だから。」

「普段どんなことしてるんだお前らは!!!」

 

あ、ああ、あああ....

 

 

我が人生、幸福しかないっす....

 

それはそれとして冷静になったつもりでこっちにやり返しをしたつもりかもしれないけどあなたの顔、今までにないくらい真っ赤ですよ?

 

これはやり返しが必要だな....うん。別に照れる蛍が見たい訳では無い!いや、見たいんだけどもそれが目的じゃないからな?!

 

「俺のこと好きすぎるだろ....尊すぎて死ぬ」

「ッッ〜!!!////」

 

 

結局、最後には蛍が負けるのであった。

 




ああ、久しぶりの蛍成分....もうたまらんですわ。

ってことで、なんか最初にとったアンケートのイチャイチャ重視って言うの守られてない気がするの俺だけ?だいぶまずいんじゃないか?これw

コロンビーナ....聡いみなさんならもうお気づきかと。はい。この作品には今までオリジナルキャラは主人公しか出てきていません。ということは....?

はい。【少女】さんでした。

ビジュアルが好きすぎて性格も喋り方もわかってないのに出しちゃいました。要は俺の趣味ですね。ごめんなさい

とまぁそんなことを思いつつ、最近、投稿が遅れていたのはある理由がありまして、私、昔のそのまた昔にイラストレーターとして活動していた時期がありましてですね....まぁ売れない駄作ばかり生み出してたけど....まぁその頃を思い出しながら

フィルタを描きました。色塗りはぶっちゃけめんどくてやってない。どうか皆さん、暖かい目でご覧下さい。


【挿絵表示】


霙友紀さん、猪狩の兄貴さん、感想あざます!!!いやぁ....頼んでみるものですね。ぶっちゃけテンションいつもより爆アゲですよ。リアルに飛び跳ねたもんね。部屋の中で....


ではまた次話で

稲妻編の先、見たい?

  • 見たい!
  • 最近飽きてきたからいい
  • とりあえず空救済まではやれ
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