近所のクールお姉さんポジの英雄が俺の前だけ甘えてくるんだが?   作:だけたけ

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はい皆さん。こんちわこんばんわ。おはようもいるかな。まぁそんなこんなで6話でございます。

えー、まずは最初に前の話で言い忘れていたことをひとつ。アンケート、締め切りました。結果はですね、日常回が多かったんですがストーリーの方も途中からおいあげていまして。結論、ストーリーありきの日常要素前面に出して行くという矛盾にたどり着きました。要約すると『ストーリー進めながらも全力でナギと蛍イチャイチャさせようぜ』ってことですね。

皆さん!投票あざます!投票数見てニヤニヤして、お気に入り数見てニヤニヤして、評価を見てニヤニヤして。感想見てニヤニヤ....もう気持ち悪いくらいにニヤニヤしっぱなしですね。そんな俺の作品をこれからもどうぞご贔屓に!

では本編どぞ!


6話 天使と迷子の俺『ナギ視点』

これはこれは涙ぐましい出来事がありました。

まずはその努力をみなに見てもらいます。ほら、もっとカメラこっち寄って!!よぉし!

 

では!VTRをどうぞ!!

 

 

 

「サンドイッチとか色々含めもうこれはデートでは?!」

 

そう叫んだ俺は現在、蛍さんと一緒に道を歩いている。え?どこの道だって?知らないよそんなの。蛍について行ってるだけだもん。だいたいそんなのに意識をさく暇はありません。

 

「で、い.......ち....って....る....」

(デートとか言っちゃってるぞ.......下心しかないのが丸わかりだ!)

「パイ、ン!...きこ...ち、ぁ...よ」

(パイモン!シー!聞こえちゃうよ!)

 

なにか前で話してるけど聞こえないな。もうちょっと近づくか?いや、でもこれ以上距離を詰めるのはちょっと.......心臓的な意味とか痙攣とかいろいろ問題があるわけでして.......

 

「ねぇねぇ」

 

うーんうーんと悩んでいるといつの間にか目の前に来た蛍さんに肩を叩かれた。

 

「ひ、ひゃい!」

「....ふふっ.......ね?」

「わかってたぞ!!お、オイラはわかってた!」

 

変な声が出た。いきなり目の前に蛍さん。心臓に悪いです。しかもそれを楽しそうに笑ってるし....恥ずか死ぬ。パイモンと相槌を交わすのもなにか納得したようでさっき何話してたか尚更気になる。

 

「な、なに?」

「いや?なんでも。」

「えぇ....」

 

ただ俺の臓器にダメージきただけでした。クールじゃないな。この人小悪魔だ。わかっててやってんだよきっと。

 

「ナギってあんまり自分のこと話さないよね。」

「あ、ああー....自分自身が好きじゃないからな。」

「へぇ?例えばどんなところが嫌いなんだ?」

 

そう言われると....色々思い浮かぶが、大体は自業自得なことをした結果って言うのが大きいかもしれない。

 

「俺はある事をしたくてある組織に入ってたんだけどさ、どうにも俺のめざしてるものと違って逃げた事とか....」

「ふむふむ....」

 

そんな真剣に聞かなくてもいい事なんだけど....俺からしたら大きいことだけど外から見たら小さいことだったっていうオチよくあるじゃん?それだよ。所詮は過去のこと。

 

「ま、割り切ってるからいいんだけどね。お!見えてきたぞぉ!ドラゴンスパイス!」

「美味しそうだなぁ....」

「パイモン、ヨダレ....スパイスじゃなくてスパインね?」

 

食べ物の名前ですらないものでヨダレを垂らすって.....家は貧乏だったのだろうか?同情しないでもないぞ。次からは優しくしてあげよう。

 

「....さっきの話、後で聞かせてね?」

「新参者にそこまで深入りしてくるものじゃありませんよっと....お、これ、なにかに使えるかも....」

「....」

 

少し不自然だったか?気にしてないって言うのはホントのことなんだけど.......割と本気で心配してるような顔で見てくる。ちょっと....いや、結構しくってるなこれ。

 

「ちょっと、先の方偵察してくる!」

「えっ?!あっちょッ.......!」

 

気まずい雰囲気に耐えきれず戦略的撤退。これぞ俺の知力の結晶!だとしたらお前はやっぱりバカだって?バカって言う方がバカなんだからな!!

 

このバーカ!バーカ!!!

 

....

 

........

 

寂しい....

 

ここら辺適当に回って頃合いみて戻るか。そして謝ろう。そうしよう。このまま疎遠になるのは嫌だからな。ってか絶対に御免だそんなもん!

 

「ぉ.......この果実、確かクレーが爆弾に使うとか何とか.......お!こっちにもあるじゃねぇか!」

 

これは俺も少しクレーを見習って工作でもしてみるかね。氷爆弾!とかいいんじゃない?ちょっと作ってみようかな....

 

「袋は確か.......あった。」

 

この袋にさっきの実を入れて、元素力を注ぎ込む。

 

「こんなんでいいのか?まじでわからんけど何とかなるだろ。」

 

足を動かしながら手元で爆弾作りに熱中する。それがいけなかった。これだ本当にダメだった。

 

爆発しないから中に次は哀切なアイスクリスタルを入れてみたり、火属性のトリックフラワーが居たので倒してその花弁を入れてみたり。まぁ、それ以外にもあーだこーだして.......

 

「そぉれい!!!」

 

手から離れた袋は近くの岩に当たって....

 

ドガァンッ!!

 

轟音と共に砕け散った。と思った瞬間、周りに飛び散った岩から周囲がこおり始める。

 

「うそん....」

 

偶然とはいえ兵器を作ってしまった。これらクレーにバレたら根掘り葉掘り聞かれるやつだ.......まぁそもそもアイスクリスタルとか言うコスト度外視のものを使うから実際に利用するとなるとこれぐらいあってもコスト的に見合わないだろうが....

 

「....これ、どうしよ.......」

 

辺り一帯....というのは少し大袈裟だが広範囲が凍ってしまった。元素由来のものだから時期に元に戻りはするだろうがそれでもやりすぎ感は否めない。

 

「そして....ここどこ?」

 

まぁそんなこんなで迷子になりました!

 

その後も氷爆弾の衝撃を警戒してこっちに来たヒルチャールが氷爆弾に興味を示したので数個、アイスクリスタルの欠片を調合したのを渡してみたり。

 

まぁそんなことがありましてですね、前話の伏線回収終わり!!

 

 

とまぁこんな感じで絶賛ヒルチャール達とお茶中であります。

 

「なぁ、俺、そろそろ行かなきゃ.......」

「Gagya!」

 

ガギャ!じゃないのよ。何言ってるかわかんないし、ん?1人住処に入っていったな。え?何?武器取り出しに行った?

 

「このサイコパス!このチビ!アホ!!!」

「....」

 

黙って笑わないで?ニコニコしないで?Mですか?この三段活用、みんな覚えとくと便利だよ。一生使わないと思うけど。

 

というかさ、言葉通じてないからこんなあからさまに言えるのであって通じてたら言えてないからね?普通に心臓チキンだから。

 

「あ、出てき....ゲッ....」

 

なんで剣を持ってきてんの?両手で大事そうに抱えてこっちに来んの?え?リーダーが振り回すのか?やめてさっきから分からないことだらけでハテナばっかりだから。ほんとにやめて。

 

「....」

 

はい終わりました。せめて静かに死のう。助けを求めるなんて無様な真似しない。ほらなんかカッコつけたいじゃん?戦い抜いて死んだみたいな顔して死にたい。

 

ん?いや、蛍さんに会えなくなるじゃん?!

 

「やっぱダメだ!死にたくないぃぃぃぃ!!たぁあああすけええ....ぇぇえ?ん?え?くれるの?」

 

立ち上がって身構える。なんかこちらに剣を差し出してその動きが止まった。よく見てみると剣ではなく布を巻いただけの木の棒。ヒルチャールがよく使う武器であった。

 

「あ、ありがと....」

 

そういうと元気にこちらに手を振ってきた。

 

伝わってたんかい....ってかお土産もくれるとかどんなに優しいんだよ。一瞬でも疑ってほんとごめんなさい。でもいきなり抜き身で武器を持ってくる君たちもどうかと思うけどね!木の棒で抜き身もクソもないけど。

 

「さて、探すかな....」

 

気を取り直して!さぁ迷子になった蛍とパイモンを探そう。ん〜...元素が追える訳でもなし。そんなことは蛍さんしかできません。あの人がすごいだけです。

 

そんな言い訳をつらつらと並べていると近くから水の音が聞こえた。チョロロっというくらいのものだが、それでも宛もなく歩くよりはいいはずだ。

 

「お水〜お水〜」

 

まぁ喉乾いてるのが主な理由だけどね。ヒルチャールが出してくれたお茶は飲んでません。だって怖いもん。ドロドロしてたし。肉みたいなの食っただけ。明日腹壊してるかもしんない....

 

「ま、まぁそんなのはいいとして....ヒルチャールの匂いが着いた体と服も洗いたいしな。」

 

まぁ衛生面では下の下なヒルチャール。個体差はあるものの。総じて匂いはキツイ。だからこその水浴び。

 

「水の量あればいいな....お、見えてきた。」

 

水の匂いだ。

 

ごめん言ってみただけ。水の匂いってなんやねん。しないよそんなの。匂いなんてないって。あるとしたらそれ腐ってるから。

 

「おみずっおみずっおみ....ヒュっ?!」

 

いや、川か?だいぶ寒いし向こう側に雪山が見える。一応ドラゴンスパインには着いたのだろう。

 

上がるテンションに任せて変な歌を歌っているとある状況が目に入ってきて勢いよく空気が喉から出てくる。

 

その光景とは....

 

 

綺麗な湖。太陽が差し込んでキラキラと光る水面は幻想的な雰囲気を醸し出している。一気に気温が下がり、水浴びできるかはギリギリのラインにもかかわらずその水の中ではチラホラと魚が見えた。とても澄んでいる。これぞ大自然の神秘と言えよう。そしてそこにスパイスを加えるかのようにもうひとつの神秘がそこにはあった。湖という尊い景色の中に....

 

裸で水浴びをする蛍さんの後ろ姿があった。

 

 

 

咄嗟に近くの岩場の裏に隠れる。蛍さんはもちろん。パイモンにバレても終わるぞ?!さっき、ヒルチャールの集落から出て助かった命なのになんでここでまた....

 

ち、ちょっとくらいいいよな。

 

いやいやいや!!!....さすがにアウトだって!チキンじゃなくてクレイジーになるから!!完全にダメ!....

 

あ、ちょっ、体が勝手に〜(棒)

 

《水面から顔を出す細いながらもちょうどいいふくらはぎ、そしてその上にあるのはこれまた男の理想を詰め込んだようなボディーライン。後ろから見えるうな(ダメだって言ってんだろ?!?!思い出すな!!!)

 

「はぁ、はぁ、はぁ.......」

 

勝手に覗いて、妄想して。これまた勝手に疲れている。何やってんだ俺は。

 

とか考えたけどさ、普通に落ち着けるわけないよね?!なんなん?!七神はなんでこんな試練を出すんだ?!俺は物語の主人公的なラッキースケベは求めてねぇんだよ!もっとマイルドな恋愛をしたいの!!わかる?!?!

 

あ、でも....蛍さん、綺麗だったな.......

 

「黙らっしゃあああいッ!!!」

 

あっ.......

 

....

 

........

 

............

 

「ナギ?偵察は?」

 

体にタオルを巻きながら岩から頭をこちらに覗かせて居る蛍がそこには居た。

 

なるほど....これが暗黒微笑(ダークネススマイリング)か。

 

顔面に拳が迫ってくるのをスローで見ながら抵抗せずに....

 

 

意識を落とした。

 

 

タオル姿も....良かったです////

 

 




ベタな展開はお好きですか?俺は大好きです。いやほんとに大好きなんすよ。だってあれでしょ?王道展開とか書いたら俺がなんか出来るやつみたいじゃん。....それは違うか。まぁ俺の世迷言はいいとして、えー、次話は蛍視点です。今の蛍の内心が知れるかも.......?お楽しみに!

たくみっち様感想ありがとうございます!

29名の皆様、お気に入り登録ありがとうございます!

こういうの活動報告でやればいいんですけど、やっぱりあとがきの方が皆さんに見える形で感謝できるかなと思っている次第でございます。本当にありがとうございます....ほんとに、俺の糧になってます.......それではまた次回!

どうする?

  • ストーリー重視
  • 日常回多め
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