ガンダムSEED 架空国家の憂鬱   作:zero3 ガイル

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プロローグ・架空国家紹介

 

CE95年 9月26日

 

私が生まれる前に大きな戦争があった。いや、戦争というのは昔から何度も存在しており、宇宙開発が進み、太陽系は人類の生活拠点となってある有名人は現実が旧西暦時代のSF映画に追いついたと表現し、あと何年かしたら太陽系外にまで勢力圏を伸ばす事に現実味が帯びており、実際に今は宇宙はフロンティアだと言わんばかりに宇宙開拓事業に多くの企業が参加しているが、そんな時代に進もうとしてるのに戦争はないが人類は戦いをやめられない。

 

その代表格達はコーディネイターを滅さんとしている昔は地球全土の超大物の政治家や経済人にまで影響力を保持していたが今では影響力が奈落の底まで下がり、コーディネイター憎しで行動しており、かつての自然回帰の崇高なる思想をとっくの昔に投げ捨てたブルーコスモス。

 

そんなブルーコスモスと同じ様にナチュラル撲滅の筆頭格のパトリック・ザラを崇拝し、今でも地球連合とプラントが交わした終戦協定に納得がいかないで終戦のドサクサに紛れて行方をくらまし、地球や宇宙で過激な活動を続けてナチュラル滅亡を叫ぶザフト脱走兵。

 

そんな世界の二大テロ組織と言われている組織に大きく関わってるのは第四次世界大戦、または連合・プラント大戦と呼ばれたCE初の世界全体に波及した大戦争だ。

 

新米ジャーナリストの私に対して上司はCE初の世界大戦という地獄を戦い抜いた歴戦の古兵達の取材を命じられた。そんな古兵達に取材する前に私は改めて再構築戦争の頃より時を遡り、人類が歩んだ歴史を勉強しようと思っている。

 

 

第三次世界大戦、または再構築戦争と呼ばれた戦争は総人口の半分をなくしてようやく終結した。

 

しかし、再構築戦争で受けたダメージは各国共に深刻なダメージを受けた事により戦争終結後も社会的混乱は免れず、本格的に平和が訪れたのは戦争終結後から数年は待たなければいけなかった。

 

この混乱を素早く終結させるにはこれまでの既存の国家の枠組みでは限界という事を実感した各国は新たな国家勢力を構築する事になる。

 

旧アメリカ合衆国を中心とした『大西洋連邦』。南アメリカ大陸を中心とした『南アメリカ合衆国』北アフリカを『アフリカ共同体』南アフリカ勢力が中心の『南アフリカ統一機構』旧EU及びヨーロッパ各国を中心とした『ユーラシア連邦』ユーラシア連邦とは別に北ヨーロッパ中心に設立された王政国家『スカンジナビア王国』東南アジア、南アジアを中心の『赤道連合』、中東各国を中心の『汎ムスリム会議』旧中国、韓国、モンゴルの勢力が合併した新国家『東アジア共和国』。オセアニア地域を中心とした『太洋州連合』に加えてソロモン諸島に誕生した『オーブ連邦首長国』再構築戦争終結後も同じ国家の枠組みとして勢力を保っている我が国の極東連邦です。

 

西暦が終わり年号がCEに変わった後は問題がなかった訳ではなかったが国家対国家による全面戦争は回避されて、宇宙開発も活発に行われ、宇宙を第二の故郷とするプロジェクトも順調に進んでいた。

 

しかし、CE69年頃になると世界情勢は一変し、地球と宇宙に拠点を移して地球の理事国と呼ばれた大西洋連邦・ユーラシア連邦・東アジア共和国・極東連邦の投資によって開発された宇宙コロニープラントに住むコーディネイターの独立運動が活発になり、プラントが地球に独立宣言をした時に、ナチュラルとコーディネイターの溝が最も深まった第四次世界大戦、または連合・プラント大戦の幕開けであった。

 

ーーー。

 

国家名 極東連邦

 

 

現実世界の日本列島が五倍化して大陸化した日本を含めた台湾・沖縄・尖閣諸島を含めた国家。

 

史実世界同様に日清戦争、日露戦争に勝利した事により列強の仲間入りした段階までは同じだが、第一次世界大戦からは同盟関係者のイギリスに呼応する様に本格的までとは言わないが準軍事的参戦して陸軍二個師団と戦艦二隻中心とした艦隊をヨーロッパに派遣しており、第一次世界大戦は日露戦争が可愛く見える程の地獄であった。

 

航空機、潜水艦、塹壕戦に毒ガスのetc.etcと新兵器のオンパレードに華々しい戦争を期待して戦う事を夢を見ていた新兵たちの理想を一瞬で打ち砕いた。

 

陸軍はヨーロッパの戦いで日露戦争の陸上戦が可愛く見える近代戦を骨身に染みる程に痛感して科学力・戦術・補給を軽視して精神力を重要視していた派閥の声は小さくなり、やはり列強の軍隊侮り難しと認識し、海軍もドイツ海軍の潜水艦攻撃に被害は甚大で日本海海戦で完勝した実例はすでに過去のものと認識して艦隊決戦に傾倒しては危険と判断して大艦巨砲主義者達の勢力も縮小した。

 

次に起きた第二次世界大戦も史実以上に軍備が増強されてアメリカとガチンコで戦えるだけの戦力を保有していた事もあって完全なる勝利とまでは行かなかったが双方痛み分けに終わりアメリカと何とか講和に持ち込む事に成功しており、日本本土が空襲を受けたり、原爆を投下された歴史はなくなったが、その代わりにドイツのベルリンに原爆が投下されることになった。

 

第二次世界大戦終結後は史実世界同様に西側陣営に参加するが、アメリカと引き分けに近い事もあってアメリカによる干渉は最低限にすまされた事により、日本におけるアメリカの影響力は史実世界より少ない。

 

その後は大きな戦争に参加する事なく日本は平和に暮らしていたが、再構築戦争では日本も例外なく甚大な被害を受けて再構築戦争終結後は日本大陸・台湾・沖縄・尖閣諸島を中心とした極東連邦を設立する。

 

経済力はCE世界では大西洋連邦の次に高い第二位におり、宇宙開発にも積極的でL3宙域には独自の工業・食料コロニーを多数建造して宇宙移民も積極的に行っており、CE50年代には火星・木星に資源衛星・コロニーによる研究を開始して、将来的に移住が可能な様にテラフォーミングする研究を行っている。

 

CE20年代に本格的なコロニー移民が開始される。移民初期の段階はまだコロニーという地球とはまた異なった居住空間に戸惑いを覚えて移民同士の混乱により内政が不安定だった事もあって混乱が回復するまでは地球より派遣された政治家がコロニーの代表として政治を行っていた、CE30年代あたりからは徐々にコロニー出身者の政治家も出現し、CE40年代に入るとコロニー出身者によって政治が完全に運営される様になって、この辺りの段階で極東連邦政府から県知事と同等の権限を与えてある程度の内政自治権を認められる様になり、宇宙コロニーも極東連邦の一つの県として認知される様になる。

 

プラントに対する対応は、一応理事国に属しているが独自に工業コロニーを多数保有してる事もあってプラントの出資は他の理事国と比べて少ない為にプラントの依存度はかなり低い。

 

コーディネイターに対する対応は旧日本の政治・文化的影響力が強い事もあってブルーコスモスやロゴスの影響力も小さい。そのため国民の比率の殆どはナチュラルだが、他の理事国に比べてコーディネーター差別が少ない為に地球国家ではオーブの次にコーディネイターの比率は高い。それでも差別は少なからず存在するため、近年はブルーコスモスのテロを警戒して最近の移民者にはトラブルを避けてもらう為に昔からコーディネイター移民が多い極東連邦所有のコロニーに移住を勧めている。

 

 

 

 

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