もしも轟家に天使がいて平和時空ならヒロアカ世界どうなってるだろう 作:黄昏の跡地
まず言わせて欲しい……さみぃ!
急に冬空になってきたせいで風邪引くわこんなん!
皆さんも体調管理と服選びはしっかりとしましょうね
「はっはっはっはっはっ……」
何時ものジャージに着替えイヤホンを付け音楽を聴きながら例の公園へと向かう、当時はあの日以降から行くことが少なくなっちゃったけどこうして自由に行けるようになったのは普通にありがたかった
「はっ……はっ……はっ……ふぅ」
近くまでついて一息着く、近くの自販機からミネラルウォーターを買い1口2口飲みながら公園へと入った……中はガラガラで人の気配は無かった
「……気の所為……よね?はぁー、夢の中で会えたからこっちでも会えると思ったのに見当違いだったのかなぁ」
愚痴を零しながらブランコへ座る……良かった図体でかくなったせいで座れないとか洒落にならないしあまりにもダサすぎるよ「ヒーロー科の女の子がブランコから抜け出せなくなりましてー」みたいなの流れたら死ゾ?
片耳を外してスマホを弄っていると肩を叩かれた感覚がした……おぉーいホラー展開するには時期外れだぞぉ幽霊さぁんと思って振り返ると夢で見たことある外見の人がそこに居た
「……(シュバッ!)フシュウー!」
「そんなに警戒しないでよ……昔会ったことあるだろう?僕たち」
「私は少なくとも覚えてませんね……なんて言えないんだよなぁ。11年程ですかね?お久しぶりですアビスさん」
余りの恐怖に猫みたいに飛び退けて警戒したけど肩を叩いたのは渦中の人アビスさんだった……相も変わらず黒髪で海月のようにキラキラ光っていた
「うん、久しぶりだね白髪ちゃん……これも何かの縁だからお名前教えてくれるかな?」
「……雄英ヒーロー科1年A組の轟吹雪です、何か御用で?」
「へぇー!雄英合格したんだ、おめでとう……(原作を変えた甲斐があって良かったよ)弟くんは元気にやってるかい?」
「お陰様でぱやぱやしてますよ……要件は?まさか氷結界を返せなんて言いませんよね?」
自分から地雷を踏みに行く馬鹿がここに居ます、普通に危険なの分かってるなら踏みに行く必要性なんてないのになぁ
「あははは!いいよいいよ、僕は【付与】しか出来なくて【剥奪】することは出来ないんだ……そのまま使ってていいよ。うーんそうだねぇ……代わりと言ってはなんだけど吹雪ちゃん、ちょっとだけ時間貰える?お話がしたくて」
「時間……ですか?」
スマホの時計を見ると現在時刻は午前4時半、多少の猶予はある……なら私の選択は
「あまり長くは話せませんが……良いですよ」
是だった
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彼女……吹雪ちゃんは僕と会話する時間を取れると言って近くのベンチに腰掛けた……格好からしてロードワークをしていたんだろう、貴重な時間を貰ってしまって申し訳ないなぁ
「いやあ、こうして君と話すのも11年振りだね……幼い頃に顔合わせたくらいだから覚えてないのかと思ってたよ」
「つい昨日まで覚えてませんでしたけどね……父があなたについて話してくれた折りに多少思い出して夢で完全に思い出したって感じです」
「そういうパターンかぁまあ仕方ないか、改めて【深海ヒーロー《アビス》】の【深海 深月】って言います。個性は「【ゴーティス】」……正解」
ありゃりゃ先回りされちゃった。しかも個性の名称まできっちり覚えてるなんて……エンデヴァーめこういう所は余念ないんだよなぁ
「昨日説明を受けましたが個性の名称だけじゃよく分かりません……なんなんですか?ゴーティスって」
「うーん……口頭での説明をするにはちょっと難しいんだよねぇこの個性は、端的に言えば【宇宙の様な深海に住む生物の力を使う】個性なんだ……おそらく聞いてるだろうけど深海落としもあくまで個性の名残りから来ているんだ」
ゴーティスデッキに脳焼かれて以降使ってみたいと思ってた力だからヒロアカ世界は正に僥倖だと思えた……そしてついでと言わんばかりに氷結界の力を十全に扱える人材探しをしていたら見付けてしまったよ同業者を!ただこの子記憶が無くて自分が転生者だと気づいてないっぽいんだよなぁまあ思い出さない方が幸せか
「ふーん……随分と奇妙ですね、自分でも把握出来ない個性があるなんて」
「気味悪がらないんだね……君は」
「個性の善し悪しはその持ち主が決めますから……少なくとも私は凄くいいと思いますよ?ゴーティスっていう個性は」
この子はいい子だ……それは昔から変わらない事だ。ある程度動向は探ってみたけど素直で優しい子、けれどちょっと悪戯好きな所があるのが魅力的に感じた……なら少しだけ自語りしても許されるよね?
「……僕の親、無個性だったんだ。生まれてきた僕を見て毎日のように生きずらい世界に生ませてしまってごめんって懺悔を聞いてたんだ……個性が発現するまではね」
「突然変異且つ異常能力だからですか?」
「それもあった……それ以前に無個性家系だったから突然個性を持ってしまったら周りから咎められ続けたよ。それでもヒーローになりたくて努力を重ねてこうしてヒーローをやらせて貰ってる……その様子からだとAFOについても聞いてるね?」
「ええ、地上から突然深海8000mに叩き落としたっていうゲテモノじみた武勇伝を少し……ひとつ疑問があるんですけどいいですか?」
「げ、ゲテモノかぁ……何?」
「深夜に悪い事をしたら深海に連れていかれるっていう都市伝説が流れてるんですが事実ですか?「ブフゥ!」深月さん!?」
ゲホッ!ゲホッ!誰だそんな噂を流したたわけは!?思わず飲んでた飲み物気管に入って噎せてしまったじゃないか!?初耳だぞ?どこで……流れ……
「……(冷汗)」
「……自覚あるんですね?」
その問いに僕はハイとしか答えれなかった……ホント馬鹿だなぁ僕は
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「そろそろ時間なんで私は失礼しますね深月さん」
面白い話が聞けた、個性【ゴーティス】の詳細は勿論アビスの正体についても聞けた……そして何よりも【氷結界】についても、そりゃ氷と炎の出力がバグる訳だ
「うん、気をつけて帰るんだよ」
深月さんに見送られる形で私は家に帰った、帰ってくるやいなやパパが起きてたのはちょっと吃驚した……朝出勤だから仕方ないのか
「〜♪」
「朝から随分とご機嫌だな姉さん」
「ん?そんな事ないよ?」
おっとと、深月さんと話せたのがバレるのは不味いから隠しとかなきゃ。そんなことを考えながら学校に行く時間になり近くまで送って貰って歩いて向かっている……が少し気になることが多い
「……なんかテレビ局の車多くない?」
「多いな確かに」
至る所にテレビ局の車が無断駐車されてるのが見える見える……訴えられても知らないよ?
「「……うわぁ……」」
私たちが見た光景は大量のカメラマンやキャスターが道行く生徒に話を聞いている……正門で死ぬ程邪魔してるしこんのマスゴミ共がよぉ
「あっやべ」
こっちに気付いたであろうテレビ局の人らが焦凍へ群がる……砂糖に群がる蟻かよ気色悪!?てかムカついてくるだけどアイツら正当防衛で良いよね?やります怒られるのは私一人で十分よ
「……寒っ!?えっ!?何!?」
氷結界と併用した冷風を最大限に出す……するとどうだろう?彼らが持っている電子機器が子気味のいい音を立てながら壊れていくではないか
『あぁー!?折角の取材記録がァ!?』
マスコミの人らがそう叫ぶがそんなこと知ったことじゃない
「選びなさい、エンデヴァーの名において法の元に裁かれるか……今ここで私に氷漬けにされるか……尻尾を巻いて無断駐車している車に乗ってトンズラするか……選べ」
『ご、ごめんなさぁーい!』
はぁ……最初から大人しくすればよかったじゃないざまあないわ
ちなみにこの後口頭注意だけで済まされました、正当防衛だったからそこまで咎められることは無かったのは有難かったです
この世界線転狐らは普通の人生を歩んでる為ヴィラン連合はありません……なのでUSJのヴィラン乱入の下りは無いです
て言うか深月くんどうしてこうなった?
今現状の設定でも
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もっと増やせ
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十分
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減らせアホ