もしも轟家に天使がいて平和時空ならヒロアカ世界どうなってるだろう   作:黄昏の跡地

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……あの、正直言っていい?

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……うちの最高記録普通に更新したの何?AFO居ない弊害+先駆者兄貴に目を付けられたからか?おのれ許さんぞダークライ


エピソード15:幼馴染の殴り合い宇宙

 

「ふー、よいしょっと」

「声出して行動するのって老化の現れらしいよ?」

「シバくぞおら」「理不尽すぎない?」

 

よからぬ事を考えてしまって頭を冷やして戻ってみたらたらいつの間にか2人がステージに居た……間に合ってよかった。

 

「そういや最近の轟って口悪くなったよな」

「「え?」」「あすまん姉貴の方」

 

切島くんやいややこしいからくんさんで区別つけてくれぬか?梅雨ちゃん以外皆基本呼び捨てにしてるから判別つかないし二人一緒にいるとこっちも反応しちゃうから

 

「かつくんの影響かな?たまに口悪くなるから」

『あぁー』「満場一致で草」

 

実際口が悪くてお母さんの事をババア呼びするし黒目、醤油顔、アホズラ、クソ髪、ポニテその他etc……ボキャブラリ多くない?頑張って矯正しないとこの先きっついぞぉ?

 

《さぁ聞いてみたらこの2人なんと幼馴染!殴り合いという名のコミュニケーションは上手くいくのかぁ!?》

《一見すると爆豪が優勢っぽいが平均しての強さで行くなら緑谷にも当てはまる……純粋な火力とスタミナ勝負になったら爆豪が勝つだろうなこの様子だと》

《要は短期決戦で何とかしろって事だな!?こいつはシヴィー!てな訳でスタート!》

 

開始と同時に個性発動、初っ端から顔面行く辺り溜まってるものあるんだなって

 

《初手から顔面行くとか容赦ねぇ!?》

《速度で緑谷が早かったな……いやほぼ同時か?》

 

「俺ぁよぉ出久!てめぇの事が死ぬ程気に食わなかった!俺よりも下で!没個性通り越して無個性だったお前が!今も尚こうして俺の前に立ってやがる!ガキの頃からそうだった!あん時だってそうだ!自分の命顧みずに手を伸ばしやがって!……てめぇのそういう所がムカつくんだよ!」

 

「お節介はヒーローの本質だろう!だから手を伸ばすんだ!オールマイトのように守って!助けて!勝つヒーローに憧れたから!そこに強固性も没個性も無個性も関係ない!僕は君にも憧れた!強くてかっこよくて!誰よりもキラキラしていた君を!だからここで!乗り越えてみせる!」

 

「やってみろやオールマイトモドキぃ!」

 

そこからは殴る、蹴る、爆発すると長い長い……途中で手を止めては言い争ってるし、やっぱ溜まってたんだなぁ2人揃って。かつくんの親御さんに根掘り葉掘り聞いてみよっかな中学生以降の話

 

「……デクくん」

 

隣を見るとすっごい心配そうにみるお茶子ちゃんが居た、それもそうだあんだけ殴り合ってるんだから心配にもなるわ

 

「……お茶子ちゃん、こういう時は黙って見てあげた方がいいよ?旦那の為にもね」

「ふえぇ!?だ……旦那って……今そんな関係やないし」

ピクッ?『今?そんな関係?』

「あっ……」「……三奈ちゃん透ちゃん?」

「「了解」」「墓穴掘ってもうたぁ!」

 

茶化しただけなのにストライクした……あの二人もいつの間にそんな関係に?いやいやそんな事気にしてる余裕は無い、こっちに集中しよう

 

「オラァ!」

「ぐあっ!?こんのぉ!」

「ゴッ!?……やるじゃねぇか!」

「かっちゃんも相変わらずの精度!羨ましいよ!」

 

暴言吐きまくってると思ったら褒めてるしツンデレかあの二人

 

「すっげぇ漢らしい戦いだ!爆豪!緑谷!頑張れ!」

『頑張れー緑の坊主ー!』

『根性見せろよ爆発くーん!』

『やれー!そこだぁ!』

 

「……良い!泥臭くて!」

 

ミッドナイト先生?何言ってるの?いや皆もだいぶボルテージ上がってるねぇそりゃあんだけボコスカと殴りあってりゃそうなるわな今までワンサイドゲーム続いちゃってたし

 

「喰らえやぁ!【A.P.ショット】!」BOOM!

「ぐうぅっ!!??なんて威力だ、一方方向に対して爆破を集中させて威力を上げてるのか!【デラウェア スマッシュ】!」

「ガッ!?オラァ!」「オッ!?……でやぁ!」

 

……え?あれ大丈夫なの?個性関係無しに殴り合い始めたけど、いやでもミッドナイト先生とか他の先生達止めてないから大丈夫……なのかな?

 

 

 

 

 

10分後……

 

 

ドガッ!バキィ!ゴシャア!

 

『うっわぁ……』

 

 

ええー開始して10分が経過しました、まだあの二人は殴り合ってます……ヤバすぎん?流石に

「10分も殴り合えるってどんだけスタミナあるん?あの二人」

「お、漢らしいけど流石にヤバくないか?」

「血ぃめっちゃ出てるし腫れてるしでストップ案件じゃ?」

 

はい、みーんな心配し始めております。流石の先生らもこれには困惑

 

 

「……2人とも!次の一撃で最後です!それ以降の攻撃は過剰と見なします!」

 

ミッドナイト先生直々に終了宣言入りました。てことはでかいの撃つなこれ

 

「ハァ……ハァ……ちっ!ならデケェのぶつけるまでだ!」

「ゼェ……ゼェ……そうだね、正直まだ言い足りないしやり足りない」

「んなの今後の戦闘訓練でやりゃあいい!行くぞ出久!」

「こい勝己ぃ!」

 

「【ハウザー】!」

「ワンフォーオール・フルカウル10%!【デトロイト】!」

 

2人が今……

 

 

「「【インパクト/スマッシュ】!!!!!」」

 

 

激突した

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

お互いの最大威力の一撃によって異常なまでの爆煙が起きたのちその煙が晴れるまで10秒近くは掛かった……が、勝敗は決していた

 

「ハァ……ハァ……俺の……勝ちだ……出久」

 

 

『……緑谷くん意識消失を確認!よって勝者!爆豪勝己くん!』

 

『ワアァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!』

 

割れんばかりの拍手喝采、最後に立っていたのはかつくんの方だった。って流石にあれは不味いからお茶子ちゃん回収して医務室に連れてかなきゃ!

 

「かつくん!」

「ふ……ぶき……」

 

観客席から飛び降りて2人の元へ向かい近くまでよると糸が切れたかのように倒れ込んできた……顔を見るとだいぶボコボコで派手にやられた感が凄かった

 

「おっとぉ!?大丈夫……じゃないよね、医務室まで運ぶから我慢してね?」

「わり……おい……丸顔」

「誰が丸顔や!?何!」

「出久んこと……頼むわ」

 

丸顔て、あのモチモチ具合がいいんじゃん……けどまあ随分と晴れやかになったねぇ?吐き出すもん吐き出してスッキリしたんだろね。ちなみにそれどっちの意味?かつくんやい

 

「は……将来の方……だな」

 

 

 

声に出してなかったのになんで分かったのエスパーかな?

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

「それじゃあお願いしますねリカバリーガール」

「はいよ、決勝迄にはある程度は治しとくから頑張ってきな」

「はい」

 

 

殴り合い宇宙も終わりインターバルも兼ねて10分の休憩が挟むことになった……まあ次が私と焦凍の試合だから余計ヤバいんだろうけどね

 

「……ルールどうするんだろ変更ないんだったらだいぶやばい気がしてきたぞ?」

 

次の試合の心配をしつつ色々と考える。技のレパートリー、全体の威力で行くなら私の方が高い……が精度や出力等は焦凍の方が上だ、勝てる見込みはあるにはあるけど隙を狙われたら一瞬で瓦解するのは分かってる。奥の手を使ってもいいだろうけど決勝の相手はかつくんだ……正直手の内を明かしてもいいのだろうか?

 

 

……そういえば

 

「(常闇くんとやった後からずっと頭が痛む……心もなんだかゆらゆらと揺れてる様な変な感じがする。まるで【もう1人の自分】があるようなそんな感じがする)」

 

意識しだした瞬間からズキズキと痛みが加速してくる感じがした……知恵熱?いや違うもっとこう、【なにかを思い出そうと】してるような

 

 

ガチャ

 

「おっ」「……何」

 

 

痛みと思考の海に溺れていると不意に扉が開く音がした、そっちを見ると焦凍が驚いたような顔をしながらこっちを見ていた……いやなんか言いなさいよ

 

「……あれ?姉さんこっちだっけ?」

「……あんたは反対側よ、こんなとこで天然発揮しないでよ」

「あ……わりぃ」

 

どうやら焦凍の勘違いでこうなってるらしい、相変わらず抜けてるというかなんというか

 

「なあ姉さん、いい試合にしような」

 

 

 

 

 

焦凍は普通に言ったつもりなのだろう、お互いにベストを尽くせれるいい試合にしたいと……けどそう言われた瞬間何故かその言葉に、私はカチンときた

 

 

 

 

「……何よその言い方、今の自分ならお前に勝てるみたいな言い草ね?宣戦布告のつもりならちゃんと正面から言いなさいよ」

「ね……姉さん?」

「そもそもさぁ……いい気になるのも大概にしなさいよ!」

 

 

 

自分でも何を言っているのか分からなかった、焦凍に酷いことを言ってることは頭の中では自覚している……でも口は止まらなかった。焦凍の胸倉を掴み睨みつけながら、酷く痛む頭で暴言を吐き続ける

 

 

「姉さん!落ち着いてくれ!」

「落ち着いてられると思ってるの!?あんたはいいよね暇な時四六時中パパに個性見てもらってさ!私が中学生に上がっても碌に見てくれなかったんだよ!?」

「ッ!?それは……そうだけど……でも」

「なによ!」

「吹雪?」

 

焦凍が言い淀んでいると別の方から聞き慣れた声が聞こえた……パパだ。言い争っていたのを見かねた先生の一人が連れてきたのだろう

 

「……ごめん焦凍、頭冷やしてくる」

 

焦凍の胸倉を離しパパの隣を通り過ぎる、よく見ればママ達も来ていた……

 

 

「あっ、姉さん!」「吹雪!」

 

「来ないで!……1人にさせて」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

呼び止められたけど私は手放した

 

 

 

 

 

 

 

 

私は初めて……家族を拒絶した





……(ニヤニヤ)
うん、確かにほのぼの平和時空にするとは言った。AFOもいないしヴィラン連合も無いのは確かです。

けどシリアスと曇らせが無いとは一言も言ってねぇんだよなぁ!

加えてステイン健在によるインゲニウム強制引退、死穢八斎會のトリガー問題、挙句異能解放軍との全面戦争……アビスの中途半端な抑制がこうなってるんだよなぁ!


と言うかぶっちゃけるとこうでもしないとA組のメンバー強くならないしOFAの他個性発現しないし個性の覚醒も起きないしで帳尻合わせるとなるとここがターニングポイントなのかなって

あっ次回はちゃんと姉弟対決です……どうなることやら

今現状の設定でも

  • もっと増やせ
  • 十分
  • 減らせアホ
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