もしも轟家に天使がいて平和時空ならヒロアカ世界どうなってるだろう 作:黄昏の跡地
時系列で言うならちょっと戻って体育祭前になります
……あとついでに出てきます
雄英体育祭に向けてあれこれ準備する中、いつも通り学校も終わりいざ帰ろうとした所にかつくんが声を掛けてきた……その内容とは
「デート?」
「おお、まあつっても俺ら恋人になってから一回もそれらしい事してねぇだろ?明日休みだし予定合わせてどっか出かけるか」
あぁー確かにいいかも、最近訓練ばっかだから息抜きもしたいし……ありかも。そういや寝間着の新調もしたいんだよね私
「うん、良いよ。集合とかどうする?」
「そこァ俺が決めとくから気にすんな……お前は来る時の格好だけ考えてりゃいい」
「うい、じゃあ荷物持ち宜しくね?」
「任せろ」
楽しみだなぁ
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当日……
「(楽しみとはいえまさか予定の20分前に着いちゃうとは……我ながら浮かれてるなぁ)」
指定された集合場所に早く着いちゃった私は人混みを見ながら姉から貰った腕時計で時間を見る……うん、20分前だ。ちなみに今の私の格好はシンプルな白のロングスカートに紺のYシャツ、上に水色カーディガンを着て伊達メガネと白ベースに青リボンをあしらったクロッシェ帽子を被ってます。靴は歩きやすいように何時ものローファー履いてきてます……ホントはヒール履きたかったけど歩き回るし足疲れるだろうから今日はお休みです
「(しっかしまあ今日は人が多いようで……お休みだからかな?家族連れが多いのなんの)」
暇になってA組女子のグルチャで会話しながら時間を潰すことにした、皆やっぱ思い思いに過ごしてるんだなぁ……ゲームねぇ?うち基本そういうの縛られてないけどどうなんだろ?時間制限ありそうなんか
とか考えていると
「わり、遅れた」
かつくん御登場、見た目通りラフな格好なんだね……黒いけどこれ突っ込んだ方がいい?
「んにゃ大丈夫、変に楽しみで早く来ちゃったから対して怒ってないよ……じゃ行こっか」
「おう、どっから行く?俺服見に行きてぇ」
「おっ同じこと考えてた……夏場に備えてあれこれ見ておきたいんだよねぇ私も。」
半袖もいいんだけど日焼けあんまりしたくないし……後ちょっと寝間着がキツくなってきたし1部新調して買い足しかな?今日は
「あっ」「どした?」
「折角だしさ……手、繋がない?人混み多いし」
「おう、わかった……後さ」「ん?」
「服……似合ってる」
……わかってんじゃん、服褒めてくれるのはできる彼氏の証拠ですよ?
なんて事を考えながら過ごすこと数時間後……
ある程度服も買い揃えていざ寝間着探し……なんだけど
「むー……なんかいいの無いかなぁ」
「寝間着なんざ適当なシャツとズボンで何とかなるだろ普通」
「それは男同士なら通じたろうね……生憎私はその辺は気をつけてる方なんで」
人によってはTシャツにパンイチで過ごす人もいるらしいけど寝間着はしっかりとしたやつを着たい派閥なんで私は
「……こんなんどうだ?」
「ん?げぇ!?ネグリジェじゃん!あんたそんな趣味あったの!?」
「ちげぇよババアの寝間着がネグリジェだからお前に合うやつ見つけちまっただけだ!」
かつくんの手元には長袖ではあるものの袖口が広くなっていて裾が長いが膝からスリットが着いているタイプのネグリジェだった……透けてはいないが袖口と裾にフリルが着いてたり襟周りが胸元が若干見えてたりするけど、しかもカラーリングが私好みっていう
「むーネグリジェねぇ?あんまり着たことないんだよねこういうタイプは」
「そうなのか?」
「普段はもうちょっと生地がしっかりしてるパジャマ着るからさ……でもいっその事着てみるのも悪くない?」
あっ地味に触り心地いい……かつくんってこういうの選ぶセンスあるよね、もしかして親御さんの教育の賜物だったりしない?
「かつくんの親御さんなんの仕事してるの?」
「あっ?デザイナーだよ……衣類とか家具とかの」
「あっそりゃセンスあるわ服の……選んでくれたし勇気出して着てみますか」
流石に試着出来る気はしない……けど入るかは別なので一旦着てみて確認しよううん
試着中……
あのさぁサイズぴったしだったのなんなの?しかも着心地普通に良いし使い勝手良さそうだし……思い切ってこれにしよう
「……これ買うわ」
「あっ?見せねぇのかよ」
「いつの日かかつくんの家に泊まりに行く時があったらその時に見せるから今は……ダメ」
「ヴッ!?……そうかよ」
楽しみは後に取っておいた方がいいもんね……うん。なんかそのうち家に行ってお泊まりしそうなんか
「時間も良いぐれぇだし飯食いに行くぞ」
「あっホントだ、もう13時かぁ……今なら空いてるかな?」
「手早く食えるとこなぁ……ファストフードでもいいか?」
「……ファストフード?」
「お前食ったことねぇのか?ハンバーガーとか」
「んー少なくともないなぁ、別に禁止されてたって訳じゃないんだけど興味なかったって言うか」
実際問題ファストフードってなんなのかが分からない、美味しいのかも分からないし皆こぞって行ってる姿を見かけたことはあるけど
「……行くか」
「あちょ、待ってよぉ!」
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パァッ!「ッ!おいひい!」
初めて食べるハンバーガーはなんだか不思議な味がした、栄養が偏ってる〜だの化学調味料が〜とか言われてたりするけど手軽に食べれて手早く済ませれるのは画期的だと思えた。そりゃ皆こぞって行くわ
「……プッソース口に付いてんぞ」
「ん?とって」「……しゃーねぇな」
夢中になって食べてたから分からなかったけど全然気付かなかった……てかさっき普通に笑われた?私
「……ふぁに?」
「いや、美味そうに食うなって思ってな」
「ゴクッんーまあ初めてだし……そういうかつくんは結構豪快に行くよね」
「俺の場合1口でけぇからそんなふうに見えるんだよ」
喋りながら物食べるのって行儀悪いんだけどこことかじゃ話しながら食べるのが割と普通っぽいのでそのルールに則ってやってみてるけど案外楽しい……悪いことしてるみたいで
「あっ爆豪じゃん!」「珍しい吹雪もいる」
「あ?んで黒目と耳が居るんだよ」
なんて事を考えながらもそもそと食べる手を止め顔を上げると三奈ちゃんと響香ちゃんがトレイを持って立ってた、2人もここ来てたんだ。てか何黒目と耳って
「あっもしかしてデート中だった?」
「……悪ぃかよ」
「いやいや全然!むしろじゃんじゃかやっちゃって!」
三奈ちゃんホントそういうの好きよね?はやく切島くんとくっつけばいいのに……響香ちゃんも上鳴くんとくっつけおら
「あのさ爆豪……悪いんだけど同じ席で食べていい?この時間になっても思ってた以上に混んでてさ」
「……吹雪はいいか?」
「ん?うん、良いよ」
「ありがと〜今度なんかお礼させて」
「いらねぇよ……いやするなら吹雪にしろよ?」
「まそっか許可出したの吹雪だしね」
後日お昼ご飯奢ってもらいました
「美味しかった」
「満足したようで何よりだ……っとわりぃトイレ行き損ねた」
「ん、じゃああそこで待ってるから行ってきていいよ」
「すまん」
お店を出て三奈ちゃんたちと別れて数分、もうちょっと他のところ見に行こうとしたらかつくんが待ったを掛けてトイレに行きたいと言い出した……流石に引き止めるのは悪いから待つ場所決めてそこで待つことにした
「(ふー……流石に帽子被りっぱは暑いなぁ、ちょっと脱ご)」
帽子を脱いでスマホ見て時間を潰す、最近ヒーローニュースを見るようになって来て緑谷くんと話すことが多くなったなと感じながら今ホットなニュース項目を見つけた
「(【ヒーロー殺し《ステイン》、ヴィランとの乱戦にもつれ込んだヒーローに重症を負わせる】かぁ……最近見てるからあれだけどこれでもう22人目なのか再起不能にしたの。しかもその後自分からヴィラン撃破もしてるし何がしたいのかな?)」
ヴィランでもあるヒーロー殺し《ステイン》の動向はよく分からない、ヴィラン的行動をしたと思ったらヒーロー的行動もする。まるで自分のやっている事は正しいと思うかのように
「(確か英雄回帰思想だっけ?それを持ってるみたいな話だった……【元来英雄という物はあらゆる見返りを求めず自己犠牲とも取れる奉仕活動をする存在】だっけ授業で聞いたのは……確かにオールマイトに当てはまりはするけどお金は貰ってるでしょ流石に)」
なんて思考を巡らせていると
「あっ……ねえねえかっくん!見て冷さんそっくりな子いる!」
「あ?何騒いで……いやそっくりだなおい」
顔を上げるとそこには……トイレに行ったはずのかつくんが別の女性といるのが目に映った。同じ白髪ではあるがまるで中身がすげ変わったかのようなそんな印象が強かった
「ッ!」
「あぁー待って待って!別に何もしないからさ……ね?ちょっとだけお話しよ?」
「おい雪花こいつすげぇ警戒してんぞ、猫かよ」
「狐ですけど?……何者?人の嫌がる物を写す個性?」
「いやいやいやいや待って?辻褄が合わない……私八木雪花、雄英ヒーロー科3年A組なの……かっくん自己紹介する!」
「いって叩くんじゃねぇわーっとるわ!……爆豪勝己、同じくヒーロー科3年A組だ」
……ふぁ!?3年!?いやいや騙されるなもしこれがこの人の個性がヴィランがそういう風に見せてるなら話が変わる、まだ警戒は解いちゃダメ
「……轟吹雪です、ヒーロー科1年A組」
「……あれ?」「あ?どうした雪花」
「今この子1年って言わなかった?てか焦凍に妹なんていなかったはずなんだけど」
「てめぇら吹雪に何してんだ!」
トイレから戻ってきたかつくんが大急ぎで私と雪花と名乗る女性との間に入り込んだ……けど……え?かつくんが2人?どゆこと?
「あれ?あはははは!かっくん見て!なんか知らないんだけどかっくんが2人いる……え?2人?」
「……どういう事だ?」
「んで俺がもう一人いるんだ?」
「……何この……何?」
お互い混乱してきた為落ち着くことにした
「あっはははは!やぁーまさか別世界線に飛ばされるなんて思わなかったなぁ、あっ私カルボナーラお願いしまぁーす!」
「俺ァペペロンチーノ、後コーヒーブラックで……お前らは?」
「や、俺らさっき食ってきたんで……俺もコーヒーブラックで」
「私カフェオレでお願いします」
近くの喫茶に入って色々と話をすることになった……まさか別世界線のかつくんとその婚約者だとは思わなかった。恥ずかしい
「その……さっきはすみませんでした雪花さん」
「いやいいよいいよ面白いもの見れたしさ……改めて八木雪花って言うわ、ゆくゆくはNo.1ヒーローになる先輩ヒーローです!宜しくね?」
「轟吹雪と言います、焦凍とは双子の姉です」
「ありゃ、妹じゃなくて姉じゃったか……あでも確かにお姉さんっぽい今見たら。吹雪ちゃんって呼んでいい?」
「はい、大丈夫です」
「「(クソかわ)」」
……うちの彼氏がなんかほのぼのしてるのは突っ込んだ方がいいのかな?
「……かつくん?」「ん?」
「はぁ……さっきから何ほのぼのとしてるのさ!こっちは気が気じゃないんだよ!?」
「イデデデデデデデ!!!!耳引っ張んじゃねぇ!」
「あらこの子強い」「怒られてやんの」「あぁ!?」
呑気か!……これ傍からみたら親子なのなんだろね?バグ?バグだよね?絶対そうだそうに違いないうん
「はぁ……変に警戒した私が馬鹿みたいじゃん」
「んーん?むしろ警戒されてもしょうがないよ、だってさ」
「はぁ!?雪花の方がいい女なんだよ!んなちんちくりんと一緒にすんじゃねぇ!」
「んだと吹雪の方が100倍いい女だ!あと言っとくが吹雪はちんちくりんなんかじゃねぇ!」
「これだし」
「……はぁ、かつくん」
「あぁ!?今大事な……こ……と……」
「ん?……うぇっ!?」
「……あんまり騒ぐなら私も容赦しないよ?凍死か圧死か窒息死か焼死か今ここで好きなの選ばせてあげる……選べよおい」
「すんませんした」「そう言うなら最初から喧嘩しない!」
「イデデデデデデデ!!!!ほほひっはふは!ひひへふ!」
うっかりどす黒いオーラ出しちゃったけど私は悪くない、悪いのはあーだこーだ言い合ってたかつくんの方だからね
「はぁもー……変に疲れる。あと一応言っておきますけど私これでも166はあるんですよ?」
「「あっ普通にでかい」」
「でも胸の大きさは冬姉達よりちっちゃいんだよね……」
「「可愛い」」
むぅ……なんで身長だけおっきくなって胸はおっきくならないんだろ……もうちょっと欲しい
「そんな迷える吹雪ちゃんにお姉ちゃんがアドバイスしてしんぜよう」
「なんですか?」「お耳を拝借ー」
そう言って雪花さんは私の耳元でとんでもないことを吹き込んできた……この時聞かなきゃ良かったと後悔することになるとは思わなかったけどね
「(ボソッ)かっくんに胸揉んで貰えばおっきくなるよ」
「ふにゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!??」
も……もももも!?……揉んで……もらう?え?胸ってそれで大きくなるの?カルシウムいっぱい取って運動も睡眠もちゃんとしたのにそれで大きくなるの?
「おい雪花あんまあることないこと吹き込むんじゃねぇぞ」
「何を言う!私は事実を言ったまでよ!ちなソース私!」
「絶対嘘ですよね!?」
「やー実は私も最初の頃そんなに胸なかったんだぁ、あっこれ1年の時の入学時点の写真ね」
そう言って雪花さんはスマホのとある画像を見せてきた……そこにはまだ真新しいだろう制服を着て正門前に立って笑ってる雪花さんの写真だった。あっ確かにちっちゃい
「……揉んでやろうか?」
「心の準備ってもんがあるでしょうがこのむっつり助平!」
後に語る……爆豪は「吹雪は押すのは好きだろうけど押されると恥ずかしがって弱くなる」と、そう言いながら頬に紅葉を作ったのであった
「へぇーじゃあそっちの燈矢さんと萌さんも結婚するんだ。早いね」
「うん、ただちょっと時期を見計らうつもりでいるらしいから結婚式はもう少し先になりそうで」
「やぁーうちの方はちょい遅めでデキ婚だからさぁ……で?焦凍は?」
「百ちゃんと付き合ってます……まさか」
「実はうちの方も、随分とまあむっつりでさぁ」
意外と話してみるとまともで先輩って言うよりかはお姉ちゃんって感じがして話がいがあった……スケベ思考なのはこの際放棄するとして
「……体育祭かぁ」
「どうしたの?まさか公然でキスしたいの!?」
「そうじゃないよもう……1位とれるかなって」
「ダイジョブダイジョブ!吹雪ちゃんなら絶対取れる!」
「どこからそんな自信出てくるんですか……」
ちなみに戦闘面聞こうと思ったら「私たちを参考にするよりも自分らしさのある戦い方を見つけた方がいいから教えない」と言われました、まあ仕方ないよね
「……そんな迷える吹雪ちゃんにお姉ちゃんからも一つアドバイスをしてしんぜよう」
「……なんですか?」
「……や、これは流石に答えになっちゃうからやっぱ無しで」
「なんですかそれ」
「ごめんごめん、さて!かっくんそろそろ行こっか!」
「おぅ、会計持ってやるから先行け」
「え?でも」「良いからいいから、ヒーローのお節介焼きだと思って」
そう言われながら背中を押されてお店の外に出された……不思議と親近感が湧いちゃったけど何処か掴みどころのない人だった。
「かつくん行こ!(……また、会えるかな)」
「おう」
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デートも無事に終わりお風呂から上がりおニューのネグリジェに袖を通し脱衣所に置いてある鏡の前に立つ……うん、私にはまだ早い気がするけど悪くない気もする
『自分の気持ちに素直になって一歩踏み出す、これ大事だからしっかり覚えといてね?もちろん夜の方もね?』
「(全く雪花さんは……ありがとうございます、私なりに頑張ってみます)」
「あら吹雪、それ新しいパジャマ?可愛らしいわね」
「あっママ……うん、かつくんが選んでくれて……どうかな?」
「似合うわよ、彼氏くんも鼻高でしょうね」
「なになに?あっ吹雪何それ可愛い!」
今日起きたことは……私は忘れない
て訳であならなあさん家の八木雪花さんと爆豪勝己くんを出してみました。これ以降は出てはきません、あくまでゲスト出演なだけだし……時間軸的に言えば3年に進級したてを想定してます
ちなみにお2人は無事元の時空に戻れました
……そういや雪花ちゃんの身長の話ってあったっけ?
今現状の設定でも
-
もっと増やせ
-
十分
-
減らせアホ