もしも轟家に天使がいて平和時空ならヒロアカ世界どうなってるだろう 作:黄昏の跡地
ジロちゃんの一人称が「ウチ」な影響で家を意味する「うち」とややこしくなりがちな作者です、て訳で
「前回のあらすじ」
「超雑なお見合い!女になる私!大人の階段登ったよ!」
「描写はされてませんが私と焦凍さんも登りましたわ」
「気持ち良かった」「加虐心煽られるんやべぇわ」
「ちなみに今日は百ちゃんと一緒に響香ちゃん家行ってきます」
「遅くならねぇ様にな」
「「はぁ〜い」」
「あっあとついでにアビス周りの話もしてくんでよろしく」
「「「……え?」」」
「ん……んう?」
朦朧とする意識の中、身体を起こすと腰が死ぬほど違和感があった……ああそっか私無事に卒業出来たのか。隣を見ると服を着ていたかつくんが幸せそうに寝ていた……服?
「(あれ、私いつの間に服着てるんだろ?確か行為する時脱いだ筈なのにってこれかつくんのやつじゃん終わった後着せたのか)」
約7cm程度の差でしかないけどそれでも十分な程にぶかぶかなTシャツとズボンを履かされていた……かつくんの匂いがする
「……えへへ、正真正銘これで身も心もかつくんのものかぁ……嬉しい」
とと、起きたのならやる事はやっとこう!
3時間後……
「吹雪てめぇどこいってやがった!」
「え?日課のロードワーク」
「寝てろや!ただでさえ行為後なのに動くバカが何処にいる!」
「心配してくれるのは有難いけど鈍らせたくないし」
ちょっと長めのルートでロードワークして戻ってくるやいなやかつくんがカンカンになって俵担ぎしてきた……お風呂入りたいんだけど
「沸かしとるからさっさと入ってこいや!残りの後片付けはやっとくから!」
「お願いねぇ〜って言いたいけどいい加減俵担ぎやめぇやかつくん」
……なんかしれっと読まれた気がする
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吹雪▷大人の階段登りました、V
透◁MA☆JI☆DE?
吹雪▷うん、取り敢えず身体慣らすついでに2箱開けた
三奈◁やりすぎじゃん!?よく落ちなかったね!
梅雨◁ケロ、よく持ったわね意識
吹雪▷うん自分でもびっくりした……けどラストで落ちたっぽいからまだまだよ、そういや百ちゃんにも聞いたけど向こうも登ったってさ
響香◁ええ……うちの女子2大トップ早過ぎない?
百◁今はだいぶマシですが腰が痛いですわ、性行為がこんなにもハードだとは思いませんでしたわ
吹雪▷で、もう1個言うと朝起きて直ぐ長めのロードワーク行きました。帰ってきたらかつくんに俵担ぎされてお風呂にボッシュートされたけど
お茶子◁結構体力お化けやね!?
響香◁……ウチこの空気の中で誘わなきゃいけないの?
吹雪▷ん?何の?
響香◁今日さ、休みじゃん?折角だから皆集まってうちに遊びに来て欲しいんよ……お疲れ様会も兼ねて
三奈◁いいじゃんいいじゃん!やろ!あっでも家の人の許可とかは?
響香◁そこは大丈夫、うち基本緩いし……10時頃駅前集合でどう?
吹雪▷さんせーい
透◁異議なーし!
お茶子◁私も良いの?
響香◁うん、皆来て欲しいから
お茶子◁じゃあ行くわ私も
梅雨◁ケロ、楽しみね
百◁私も是非参加させてくださいまし!
三奈◁よーし!聞いちゃうぞぉ?
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チャットで響香ちゃん家に行くことになった私たちは外着に着替え駅へと足を運ぶことにした、朝ごはんはちゃんと食べたし諸々の処理も終わったし心置きなく行く……けど、やっぱり心配だなぁ
「百大丈夫?」
「はい、吹雪お義姉様……今朝方と比べるとかなりマシにはなりましたわ」
「……なんて言うかさ、変な感じよね」
「変……とは?」
「いくら将来的に家族になるからって私が呼び捨てで百ちゃんが私の事義姉様呼びは違和感あるんだよね……お互い普段通りに呼び合わない?」
「ですが形式上はそうなるではないですか義姉様、それに慣れればどうとでもなりますわ!さあ遠慮なく!」
うーんこの子は随分と思い切りが良いって言うかなんて言うか……まあ慣らせば何れはそうなるかな?
「……分かったわ百、あなたがそうしたいのならそうしましょっか。それはそうと本当に轟家に嫁入りでいいの?家のことはどうするの?」
「家はお兄様が継ぐことになっておりますから気にしてませんわ、お父様達からも私の好きな様にするようにって言われておりますし」
「へぇー百ってお兄さん居たんだ……意外」
「はい、燈矢お義兄様や夏雄お義兄様と違ってお堅いですが優しい自慢の兄ですわ。年は夏雄お義兄様と同じで今は国立大学に通っておりまして卒業後は直ぐに家の家督を継ぐことになっておりますわ」
「うーんエリート、割かしスペックの暴力よね百の所って」
「そうは言いますが吹雪お義姉様の方も大概ですわよ?燈矢お義兄様はプロヒーロー、冬美お義姉様は小学校の教師、夏雄お義兄様は医療福祉系を目指しておりますもの……それに萌お義姉様や啓悟お義兄様もプロヒーローですし」
「……前言撤回、お互いスペックの暴力の面々だったってことで片付けよう」
「ですわね」
そういやそうなんだよね、ママは氷叢家のお嬢様、パパはNo.2、燈矢兄と萌義姉はプロヒ、啓悟義兄はNo.4、冬姉は教師だし夏兄は医療福祉目指してるハイスペ一家なんだよね……そりゃ個性婚云々で炎上するわ
「……これ私らの結婚話報道されたらまた個性婚とか言われて炎上するんだろうね」
「ああ……確かにそうですわよね、私の【創造】と焦凍さんの【半冷半燃】、吹雪お義姉様の【冰雪蒼炎】と勝己お義兄様の【爆破】が混ざるんですものね。最悪我が家の総力を持ってして情報規制はしますので「ンフッwww」今の笑うところですの?」
「いや……んふふ……ごめ……あはははははは!!!!かつくんのあの顔でお義兄様ってちょっと違和感凄くて……クククク」
「あ……っぷ……うふふふふふ、そうですわね違和感ありますわねあのお顔は」
「でもね、そんなかつくんが来年にはガチのお兄ちゃんになるんだもん」
「あっお聞きしましたわ!お名前の方も吹雪お義姉様がお決めになられたと!」
「まあまだ本当に女の子って決まった訳じゃないからあれだけどね」
なんて会話をしながら移動していると目的地の駅に着いた……えっみんな早
「あれもしかしてこれ私らで最後?」
「おっ吹雪ぃおっはー!ヤオモモもおっはー!」
「おっ……おっはーですわ……」
「いやまだ梅雨ちゃんが来てないし10分前だから平気」
なんだ良かったてっきり私らで最後かなって思ってたけど珍しい梅雨ちゃんが遅れてるなんてって思ってたら来た
「ケロ、もしかして私で最後かしら?」
「順番的にそうなるね、て言うか台詞が被った」
「あはは、全員集まったし先ずは皆おはよう、ウチのわがままに付き合ってくれてありがとう」
「いいのいいの!むしろ気になってたんだよね響香ちゃんの家!」
「はい、私も一般の家に行くのは初めてですのでウキウキしていますわ!」
「もーも、興奮しすぎないようにね……それじゃ行こっか。響香ちゃんナビお願いね」
『はーい!』
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「ここがウチの家、基本普通だけど父さんと母さんが音楽好きで楽器集めてることもあってちょっと手狭だけど許して欲しい」
ほえぇー楽器かぁ……ちょっと気になるなぁ
「ただいまぁ友達連れてきたよ」
「お帰り響香それと皆さんいらっしゃい、母の美香と言います……娘がいつもお世話になってます」
「いえこちらこそ、今日はお招き頂きありがとうございます」
響香ちゃんのママ美人だ……そして大っきい、そりゃ響香ちゃんもジェラしぃ目で見てくるよね
「どうしたの吹雪?」
「え?ううんなんでもないよ」
「昨晩頑張ってましたもの、お疲れなのでしょう」
「百?言わないのそういうのは」
「ふふひほへえはまひっははふぁいでふふぁはい!(吹雪お義姉様引っ張らないでください!)」
ちょっと1悶着あったけど中に入ることにした……うーん玄関からでもわかる圧倒的音楽系!凄い!見回しているといつの間にか置いてかれてたけどもうちょっと見て回りたい
「ほあぁー……凄」
「うふふ、ありがとうね吹雪ちゃん」
「ああすみません、人の家をジロジロ見るような真似をして……はしたないですよね」
「良いのよ吹雪ちゃん、楽器触ったことある?」
「えっと、学校の授業である程度触りましたけど私あんまりそういった物知らないんですよね……けど憧れるなぁ」
「気になるなら触ってみるかい?あっどうも父の響徳と言います」
「あっどうも、轟吹雪と言います……良いんですか?」
「ああ、こっちへおいで……置いてある楽器は好きに触ってくれていいからね」
そう言われ案内された場所には沢山の楽器が鎮座していた……ここまで来ると圧巻だ
「入口から見て右から順にギター、ベース、キーボード、ドラム、その他って感じだね。DJブースもあるけどどれから見る?」
「えと……じゃあギターから行きます」
右側に足を運ぶと多種多様な姿をしたギターが目に飛び込んできた……見るだけでもこんなに楽しめるんだ楽器って
「わぁー……目移りしちゃいますね、どれを触ろうか迷っちゃいます」
「ははは、響香も同じこと言ってたよ!なぁに自分の直感を信じてビビビっと来たのを選べばいいだけさ」
直感……直感かぁ……うーん……ん?これは
「……響徳さん、これって?」
「ん?ああヘッドレスギターのことか」
「ヘッドレス……ですか?」
「ああ、通常ギターって言うのはこういう風にヘッドっていう弦のチューニング……要は調整を行う大事な部分を無くしたモデルの事を言うんだ。メリットとしてはチューニングの必要性が不要になったり小型化してるから持ち運びが楽になるんだ……ただその分弦の張り方やチューニングが独特なものだから普通のと比べると難しくてねぇ」
……触ってみたい、直感でビビビっと来た
「響徳さんこれ使わせてくれます?」
「おっ?挑戦してみるかい?じゃあ「あっいた!」……響香今教えようとしてた所なのにぃ」
「見当たらないと思ったら……父さんもあんまりあちこち連れ回さないでよ?」
「ごめん響香ちゃん、触らせて欲しいって言ったの私なの」
「え”っ!?……ヘッドレスか、後で教えるからそのまま持ってきていいよ」
「えっでも「いいよいいよ、持ってって」……すみません少しお借りします」
ヘッドレスギターを持ちながら響香ちゃんの後ろをついて行く……ほんとだ軽い
「家の中で友達が迷子になるとか初めてなんだけど」
「ごめんね……私あんまり友達とかの家に遊びに行くことがなくて……迷惑だよね」
「ああいや別に怒ってるわけじゃないから安心して、ね?そりゃ吹雪にとっちゃ物珍しいもんねこういう家は……ヤオモモも着いてきてる時ずっとプリプリしててカァイイしさぁ」
「……ありがとう、響香ちゃん」
「いいっていいって、ホイここがウチの部屋!皆ぁ見つけて来たよ」
部屋の中に入ると皆寛いでた……百に至ってはずっと周りを見渡しながらプリプリしっぱなしだ……ホントだカァイイ
「あっははは!吹雪枝拾ってくるみたいに楽器持ってきてる!」
「響香ちゃんのお父さんから借りてきちゃった」
「にしてもヘッドレスかぁ……難しいよ?」
「むしろドンと来い、だよ」
早く弾いてみたい、ずっとそのワクワクが止まらなかったけど今は我慢しとこう
「そこのスタンドに立てかけといて……うんそうそう、よしじゃあ全員集まったからこれより体育祭お疲れ様兼第1回女子会を始めます!皆の者かんぱぁーい!」
『かんぱぁーい!』
ジュースの入ったグラスを掲げて響香ちゃんの音頭と共に開始、こういうの初めてだからすごく楽しみ
「やぁーにしても吹雪ホント凄いよね入学当初から」
「そうかな?」
「うん、氷と炎の威力は轟くん以上やし全体的に見てもヤバいもん」
「私あれがやばいって思った!両手から炎がごあ〜って出てきたあれ!」
「ああーあれもヤバいけど火の玉1000個はやりすぎじゃかいかなって思えたウチは」
「けどあれ程の氷の出力とか炎の出力はどこから出てるのかしら」
私も正直あれにはビビった……けど……あれ?なんか忘れてるような……あ
「あぁーしまったぁ!?」「どしたの?」
「もしや忘れ物ですの?」
「……違う……えと……これオフレコで頼みたいんだけどいいかな?」
「え?何?」「みんな近くまで寄って欲しい……」
そう言うと皆私の近くまで寄ってきてくれた……うん、かんっぜんに忘れてた!帰ったら言っとかないと!
「実は私……幼少の頃とあの授業があった翌日に会ったの」
「え?誰に?」「……深海ヒーロー《アビス》に」
そう言うと全員壁の方に下がって行った……うんそうよね!そういう反応するよね!そりゃあれだけ怖いこと言われたらそうなるよね!
「大丈夫だから戻ってきてお願いだから」
「……え、それ本当に大丈夫なのですの?」
「うん、本当はパパに伝えないといけないことなんだけど普通に忘れてました」
「そんなんでええん?」
「実際に会ってみてどうだったの?」
「えっとね、普通にいい人だったよ。あれでパパと同い歳ってのが信じれないくらい綺麗な肌してたしよく観察してみると左手薬指に指輪填めてたから結婚もしてるっぽくてさ」
「全部が謎に包まれてる存在がそんなに現れてて良いのかしら?」
わがらんそれは……でも実際にいい人なのは変わりないし子供がいるとするなら私らと同い歳かなって感じもするし……親があれとか子供絶対苦労するだろうなぁ
「ちなみに性別は?」
「男の人だった、一人称は僕だったし髪も私が言った通りだったよ?」
「都市伝説の話は?」
「本人の意図していないところで広まったらしい、因みにドラム缶の話は全部ヤの付く家業の人らがやってたことらしいからそっちはまた別件」
「それはそれで問題あるのでは?」
「……うん、まあそうなんだけどそろそろ女子会らしいこと話そ!この話は終わり!ね!」
無理やり切り飛ばす、こうでもしないとあれやこれやと掘り下げられそうだから
「まあそうだよね……それじゃあ本題行ってみよー!吹雪、ヤオモモ……初夜どうだった」
「うんまあ来るよね知ってた……正直言うと気持ちよかったの一言かな、何もかも初めてだったけど上手い具合に出来て良かったと思ってる……けど胸と口で5、6回出した後に箱2つホントに潰したのには我ながら驚いてる。後男の人が出すあれ思ってた以上に苦かった」
「私もそんな感じでしたわね、ある程度は外でしましたが……残りが押し潰す様にしてきたのには驚きましたわ」
「具体的に2人のフィニッシュはどうなったの?」
「んー……割と曖昧なんだよね私その辺は、視界はチカチカするし頭朦朧としてたし全身が熱くて思考が纏まらなかった……けど覚えてる限りじゃ逃げようとしてた所に頭と右手首押さえ付けられながら耳元囁かれながら終わった……と思う」
「私はシンプルなピストンでしたわ……ただあそこまで足をおっぴろげて囁かれながらされたら抗う術がありませんでしたわ」
2人揃って顔が赤くなるが皆も顔を赤くしている……うんそりゃこんだけ具体例出してりゃそんな反応するよね分かってた
「で、私かつくんから聞いた話だと加虐心煽られるような表情だったらしいの行為中ずっと」
「えっ何それ」
「……私どうやら布団の上だとMっ気出るらしくてさ、耳弱いのも知られたから今後が怖くなる」
「私はお腹が弱くて……」
「絶対今後大変じゃん2人とも」
「そういう皆はどうなのさ、特にお茶子ちゃんは」
「うぇ!?私!?……えと……その……報告が遅れてもうたんやけど父ちゃん母ちゃんと引子さんらと話し合って正式に付き合うことになってん、私と出久くん」
『おぉーおめでとう!』
おぉーめでたい、て事はA組男子3トップは予約済みってことねこれで。やぁー将来が楽しみだなぁ
「それでなんやけど今度の休みに出久くん家に引っ越すことになって……手伝って欲しいんやけど……いい?」
「良いともいいとも!」
「一人暮らしっていうのは聞いてるから保護者と彼氏くんがいる家に移動した方が割と安全だもんね、B組にも声掛けて引越し作業手伝えるか後で打診しとくね」
「ありがとぉ〜吹雪ちゃん」
「じゃ次三奈ちゃん……は切島くんかな?」
「うんまあそうなるよねぇ……あいつとは中学からの付き合いでさ、今じゃ絶対想像出来ないよ?あいつ昔黒髪だったしあんな髪型じゃなかったもん!」
「えっ!?じゃああれ高校デビューなの!?あっははは!やるじゃあん!思い切りの良さはホント凄いよ」
切島くんってたしか
「それにさ……あいつ昔は臆病な性格だったんだ、今でこそああいう明るいヤツだけど」
「えっ何それ何島?」
「何島て……それで?なんで今みたいな性格になったの?」
「……実はさ、私らが中三に上がった春にとある事件があったの……商店街で男の子が人質にされたやつ」
「……あ、もしかしてヘドロヴィラン事件のやつ?」
「知ってるの?」
「うん、かつくんのお母さんの光己さんから聞いてさ……動画にも上がってるって言うの聞いてて、もしかしてそれで?」
「うん、「情けねぇ自分と決別した!」って言ってさ……私ああいうとこ好きなんだぁ鋭児郎の」
うーん乙女、そして切島くんいいなぁそういう変わり方。私好きだよそう言うの
「それじゃあ次は……」
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「やぁー一通り聞いたけどさ……皆予約済みってま?」
『ま』
「ウチ個人としては電気のこと好きになったのが一番の不服」
「私は別に……けど踏陰ちゃんじゃなきゃ嫌」
「猿夫くんは良いよぉあの普通さが」
「鋭児郎のこと中学の頃から見てたからなんか愛着湧いちゃって」
うーんこの……皆いつの間に告白して恋人になったんだろ?
「じゃあさ、次は……」
そう言えば響香ちゃんの部屋の棚にCDいっぱい並んでるけど何入ってるんだろ?
「あっ吹雪何か気になるのある?」
「んー……【Morfonica】と【RAISE A SUIREN】かなぁバンド名だけで言うなら」
「おおー良いとこ行くねぇウチも好きでさ特にRASの方!カバーも良いんだけどオリジナルも良くてさ」
「……Daylight、金色のプレリュード……カッコイイ」
「2つともいい曲なんだよね……あっ!そうだ吹雪、優勝祝いに幾つかあげるよ!」
「えっ!?いいよ別に高いでしょこういうの!」
「ウチ実は自分用と布教用の二つ買いしてるから大丈夫だって!音楽プレーヤーも渡すからさ!」
結局響香ちゃんの押しに負けて渡されました……うぬぬ……絶対出世払いで返さねばならん
「じゃ本題行こっか!皆着いてきて!あっ吹雪はギター持ってきてね!」
「ういー」
「おっ?遂に?」
「そう、先に吹雪が見ちゃったからあれだけど楽器置いてある部屋にご招待します!」
『おおー!』
2階から降り響徳さんに連れられて来た楽器置き場に入る、皆目がキラキラしてるなぁやっぱり
「わぁー凄い!」
「……ッ!響香さんこれどれも触っても良いのですか?」
「んー大丈夫、だけどみんなやりたいやつ触りたいでしょ?」
『触りたい!』
「て訳で先生役として父さんと母さんが見てくれますんで言ってね」
『はぁーい!』
「吹雪はウチとね、ギター教えたげる」
「ありがと」
ーーー
「……ちょっと弾いてもいいかな?」
「あっいいよいいよ、そこ入ってスピーカーにジャック刺して……うんそうそう」
弾くのは聴きながら練習をしていた【R.I.O.T】だ、イントロが始まって直ぐにギターを動かす、本来はドラムのパートだけど……楽しい、がっつりアレンジかけちゃいながら弾いているけど
「あらあら、初めてなのにあんなに綺麗に弾けるなんて」
「センスあるなぁあの子」
「爆豪並に才能マンじゃん……父さん、母さん」
「はぁーい」「久々に腕が鳴るぜ」
夢中になっているとピアノの音、次にドラムの音が入ってきた
響香ちゃんがベースを弾きながら歌う、目線が合ってはにかんでしまう……ああ初めてだけどバンドってこんなに楽しいんだ
私の無茶ぶりなギターにも合わせてくれてる美香さんと響徳さんも凄い、流石長年音楽に関わり続けてるだけはあるなって感じれた
荒々しくも静かに、そして激しく音を奏でる……
ギターソロ、本来はラスサビ手前の所だけれど今回は短縮版ってことで1番の盛り上がり所を弾き……終わる
『おぉー!』
「はぁ……はぁ……響香ちゃん」
「ん?」
「楽器って……こんなに楽しいんだね!」
「あはは!ハマってくれたならウチも嬉しいよ……あっ!そうだ!文化祭でセッションしようよ!吹雪の才能なら色んな曲直ぐに覚えれるしWボーカルも絶対出来る!」
「……!うん!やろ!」
楽しい時間はあっという間に過ぎていく……まさしくその通りだった、名残惜しいけどまた遊びに来た時に弾けばいい、そう思っていた
「吹雪ちゃん吹雪ちゃん」
「あれ、響徳さんどうしたんですか?」
「これ、貰ってって」
そう言って渡してきたのはギターケースだった、中を開けてみるとそこには私が触っていたヘッドレスギターだった
「えっ!?貰えませんよこれ!響香ちゃんから色々貰っちゃってるのにギターまで貰っちゃ」
「いいのいいの……元々集めるだけ集めて満足してたってのもあるしあんなに綺麗に弾けれる姿を見たのは初めてだからね、未来への投資ってことでここは1つ。それにホコリ被らせる訳にはいかないし……君ももっと弾きたいだろ?」
「う……はい」
「ふーぶき、貰って欲しいの。もし納得いかないって言うなら出世払いの分割で支払いお願い!」
そう言われると……逃げ場ないじゃん
「……分かりました、有難く頂戴致します」
「分かれば宜しい!文化祭期待してるよ」
「はい!」
そう言って私たちは帰路に着いた……趣味も増えたし、もっと色んなもの調べてみよっと
おまけー
「んー……なるへそ調整の仕方とメンテナンス方法ってそうするのか、でこれがこうで」
「……あのギターどうしたんだろ?」
「友達が要らないって言って貰ったんですって」
「マジか……じゃあ文化祭期待出来そうだな」
「吹雪……趣味が増えてよかったな」
ヘッドレスギターのイメージはまんまロックちゃんのです。でここのバンドリ組は普通にバンドとして名が売れててCDも出してるって設定です
吹雪ちゃん才能マンだからアニメバンドリのロックちゃんの滅茶苦茶弾きもできるでしょっていう回でした。
……て言うか響香マッマがキーボード弾いてる姿とか絶対映えるだろ
タグねぇけど取り敢えずそう言う感じです!やりたかっただけ!次回から保須編+新キャラ追加です
今現状の設定でも
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もっと増やせ
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十分
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減らせアホ