もしも轟家に天使がいて平和時空ならヒロアカ世界どうなってるだろう   作:黄昏の跡地

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「前回のあらすじだよ」
「ジーンズ履かされたが普通に始まった職場体験」
「それお前んとこだけなんだよな爆豪」
「俺は果たして大丈夫なのだろうか?不安で仕方がないよ!」
「まあなんとかなるだろ……雪姉もいるし」

『確かに』
「てめぇらうちの嫁に対してのその信頼度なんだ?」


エピソード23:ステイン包囲網

 

翌日、あの後は特に何も起こることも無く保須入りしパトロールをしていた……至る所にヒーローヒーローヒーローばっか……厳戒態勢なのは分かるけどこれ程とは

 

「む?袴田か」

「おや、轟先輩じゃないですかお久しぶりです」

 

なんてことを考えていると正面からパパとイグニス兄、インフェルノが歩いてきた……圧が凄い。てか2人って先輩後輩の関係なんだ

 

「おっ、雪姉も来てたんだ」

「あっ焦凍……まあね、正直これだけプロヒーローいればステインも落とせる気はするけど油断ならないんだよねぇ」

「そういう事だ……それはそうと新しいコスかっけぇな吹雪、ガントレットとアンクルも似合ってる。ヘッドギアもいいアクセントになってて様になってるよ」

「ありがとう燈矢兄、正直着られてる感は否めないんだけどね」

 

「ニクス、パトロールの続きをしよう」

「はい!じゃあ2人とも私行くね」

「ああ」「気を付けろよー」

 

兄らと別れジーニストの後ろに着いていく、爆心地とツクヨミはホークスの元で軌道訓練をしながらパトロールと称して扱かれてる最中だ

 

「ジーニストってパパとどんな関係だったんですか?」

「ん?私も雄英生でね、上に轟先輩がいたから一時期世話になってたんだ。あの人ああ見えて面倒見がいいからね」

「……想像もつかないや」

「家では厳しいのかい?」

「いえ、私が若干放置され気味だっただけですんで……ほら私ってこんな性格じゃないですか?それに焦凍と燈矢兄優先してたりしたんでちょっと……」

「……済まない、軽率だったね」

「いえいいんですよ、ん?」

 

正面から何かが騒ぐ音が聞こえた……その音は段々と近付いてきて何かと思いヘッドギアをスコープモードにし確認するとトラックのようなものが暴走しながら走っているのをリューキュウらが追い掛けていたのだ

 

「っ!?ジーニストさん!」

「ああ!」

 

今こそ実践の時!

 

「新必殺【クリスタライズブルーローズ】+【氷結界 六条氷花】!」

 

袖から合計8本もの荊棘を放ちながらトラックを絡め取りつつ六条氷花で正面から受け止め減速、ジーニストさんの拘束も入り動けなくなり完全停止した後犯人を捕縛した

 

「ふぅー……どうでした?」

「とてもよい判断だった、だがまだまだ荒削りだ。精進したまえ」

「はい!」

 

やりぃ褒められた。靴底?炎張ってたから削れは無しです、V

 

「助かったわジーニスト、あのトラックの暴走まさか個性由来だとは思わなかったわ」

「凄い不思議よねぇあっ何なにこれ氷?すごーい!」

 

わぁーリューキュウさんだぁ、後なんかキャラの濃い人もいる……いやこの人もタイツかい何?女子って皆タイツにしたがるの?

 

「えと……溶かすんで離れてて貰えますかね?」

「はぁーい!」

 

素直……なんだけど如何せんキャラが変な感じがする、そう思いながら氷を溶かして中の人を見ると受け止めた衝撃で気絶したのだろう意識を失っていた

 

「君凄いねぇ!氷と炎を使えるなんて!ねえねえなんで!しかも蒼いよね!なんで!」

「え……え……ええとぉ……ジーニストさんリューキュウさん助けてぇ!」

 

この人押しが強い!我も性格もかつくんとは別ベクトルで強い!

 

「こらねじれ、後輩を困らせちゃダメでしょ」

「だって凄く気になるんだもん!」

「えと……取り敢えず自己紹介をさせて頂きます。ベストジーニストの所で職場体験をさせて頂いてます雄英ヒーロー科1年A組の轟吹雪と申します、ヒーロー名はニクスです」

「ご丁寧にどうも、ドラグーンヒーローのリューキュウよ……体育祭見させてもらったわ。あなたも龍なのね」

「あくまで意識してるだけですけどね……折角指名してくださったのに蹴ってしまいすみません」

「いいのいいの、インターンはどうするつもりなの?やっぱりお父さんの所へ?」

「まあはい……それでそちらの方は」

「波動ねじれ、あなたの先輩よ」

 

波動……ねじれ……あっ雄英BIG3の一角の人か!個性普通に強いし汎用性もあるから一時期ちょっと参考にしてたこともあった!

 

「ヒーロー名はネジレチャンだよ!ねえねえ教えて!」

「えと……私の個性は《冰雪蒼炎》で氷と炎、雪を扱える個性なんです」

「すごぉーい3つも使えるんだ!なんでなんで!」

「……母が氷結系の家系で父がエンデヴァーでして……突然変異に近いレベルの複合で発現したんです。初期段階から出力も高くて耐性も完全なレベルに近いほど高いです」

「それ扱うのって難しくなかった?」

「慣れれば容易いですよ?ある程度はコントロール訓練はしてくれて後は我流です」

 

握ったり開いたりしていると片手から炎が吹き出る……また暴れてる

 

「今なんで炎出たの?なんで?」

「まあちょっと訳ありでして……最近出力が上がってたまに出てくるんですよ」

「個性が成長してる証拠ね、いい傾向よ」

「そうなんですか?……成長してるんだ私」

 

少しだけ嬉しくなった、我流であっても大きく成長してるのは私の努力の証なんだなって

 

「溜めて……撃つ、ねえ?」

「?どうしたの?」

「いえ、今弟が父の元で扱かれてまして……力を凝縮して一点に放つって言うのがピンと来ないんですよ」

 

うーん……トリシューラ周りでなんかいい話……アビスさん入ればなぁもっと分かるんだろうけどあの人に頼るのはちょっと癪に障る

 

『お前よくもまあ出来てないなんて言えるよな……イクスバーナーとか言う教材あるくせしてよ』

「ビッ……(くりしたぁ荼毘あんた話せたの?)」

『ああ、なんか話せるようになった……んでだ、溜めて撃つって言うのはもう実践できてんだぞお前』

「(イクスバーナーの事?あれ凝縮してるって言うか)」

『圧縮してる時点で同じだろ……爀灼熱拳 燐をイメージしてみろ、上手くいくかもな』

 

んな無茶な……とりあえず三花雪月を纏って実演……何かいいの……いいの……

 

 

瞬間内側から熱の帯びる感覚があり目を開けてみると……腕や脚から赤い光が漏れ出ていたのだ

 

「……何これぇー?」

『出来たじゃねぇか、言い方を変えればお前は言わば炉心だ。それを臨界状態にすりゃあどうなる?』

「……熱の効力が強くなる」

「すごぉーい!赤く光ってる!片目も光ってる!」

「……これは見たことないわね」

 

ショーウィンドウに反射する自分を見ると右目から赤い光が迸っていた……もしかして

 

「決めた……零番目の氷結界、【還零冰龍】」

 

 

 

 

氷結界が覚醒したってこと?

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

その日の夜、私たちはステイン対策の為周囲の警戒に当たっていた。ちなみにかつくんはジーニストと一緒にいて私は焦凍とパパと燈矢兄で夜間警備に入ってます

 

「姉さんなんか雰囲気変わった?」

「ふぇ?急にどうしたの?」

「いや、昼間ちらっと会った程度だけどあれよりかはなんか変わった気がして……なんか掴んだんか?」

「ああーまあね……そういうそっちは?」

「まだまだ親父には火力面じゃ勝てねぇけどある程度は掴めた気がするし移動方法が確立して楽になった、つっても炎と氷を併用しての加速と移動が出来るようになったくらいだな」

 

もしかして原作のあれかな?そういやトリシューラって臨界状態になるみたいな話ってあったっけ?今度深月さんにあったら聞いてみよっと

 

「移動出来る手段が増えたのはいい事だと思うよ?私なんて翼からのジェット噴射に両手両足からも使えるようになったし」

「しかもそれで攻撃も出来るの強いんだよな姉さんは」

「2人とも集中しろ……お互いの収穫を聞くのは良い事だが今はことが事だから控えるようにな」

「「はい」」

 

ま、また今度聞けばいいか

 

「む?総員警戒態勢!」

 

パパの声と共に全員が臨戦態勢にはいる……このヘッドギア地味に集音声高いからなのか奥の方からザッザッと何人もの人が歩いてこっちに来ているのが聞こえてきた

 

「前方より人影!数は……1万!?」

「は?んだよそのデタラメな数は!」

 

 

人影が鮮明になっていき、1番前には仰々しいマスクを付けた男性が歩いていた……誰?

 

『お初にお目にかかります、ヒーロー諸君……我々は【異能解放軍】、私はその幹部の《トランペット》と申すものだ』

 

「音声照合……合成、性別は見たまんま男性、識別不可でジャミングを掛けてるかと」

「その異能解放軍が一体何の用だ!此方は今1番重要なことをしている最中だぞ!」

 

『はははは!これは手厳しい……我々は常に悩まされてきた、個性の前身でもある【異能】を持っているだけで迫害され追い込まれ蔑まれる……そんな社会は嫌なのですよ。だからこそ』パチン!

 

その男が指を鳴らすと後ろにいた人達が力を出し始めて構える……まさかこのタイミングで御目見になるとはね

 

『あなたがたを排除するんですよ』

「総員!全員を取り抑えろ!彼らはヴィランでは無く一般の人だ!決して殺すな!」

 

双方の発言とともに戦闘が勃発、私達も戦闘に参加し幾らか叩いて意識を刈り取り続けるけど……数が多い!

 

『ふぅーん、誰かと思ったが【心求党】の党首《花畑孔腔》じゃねぇか……確かこいつの異能は』

「(扇動……でしょ?特殊な電磁波を放って賛同した人の能力値をブーストさせるっていう)」

『さすがに知ってっか、そりゃ前世で俺らの戦いを見てただけはあるな』

「(あくまで漫画の中だけどね!)【クリスタライズブルーローズ】!」

 

荼毘からのあれこれを聞きつつ意識を刈り取り拘束もする……1万って結構な数だし下手に殺せないから困るのよね……ん?

 

「(グループチャットに座標送信?緑谷くんから?……っ!保須の路地!)エンデヴァー!友人からの救難信号を受け取りました!至急向かわせて下さい!」

「この状況でか!」

「恐らくステインかと!インフェルノと同行を!」

「……わかった、この場は任せろ!インフェルノ!ニクス!フレイムヒーローエンデヴァーの名において戦闘許可・個性使用許可を言い渡す!俺達が着くまで持ち堪えて見せろ!」

「「はい!」」

 

 

私は二天鶴翼を使い焦凍を抱えて座標の路地へと飛んで行った

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

「……いた!あそこだ!焦凍、投下するよ!」

「ああ、やってくれ!【爀灼熱拳 燐】!」

 

指定された座標へ到着してすぐ私は焦凍を落とし私も降りる、無論【三花雪月】と【五月雨の天】を発動した状態でトリシューラを抜刀、牽制の斬撃波を放つが避けられる

 

「お待たせ」

「わりぃ、待たせた」

「轟くん!吹雪さん!」

「なんで二人が!?」

 

あらら、流石に2人はノックアウト状態か……やっぱ侮れないなぁステインって

 

「はぁ……また増えたか……いくら増えようが偽物には変わりない……粛清するだけだ」

「させないよ、アンタの悪運もここで尽きるわ」

「大人しく捕まってくれりゃあいいんだが……そうは行かねぇよな」

 

「なんで……なんで来たんだ!これは俺の問題なんだぞ!」

「焦凍にも言われたけどさ、私たちは仲間なんだからもっと頼りなよ?」

「ああ、ヒーローはお節介が本質だ……やるぞ姉さん」

「オーライ!」

 

思いっきり踏み込んで一気に近付き切り結ぶ、刃こぼれしているはずなのにやたらと強度が良いのはステインの使い方が丁寧な証拠だろう……普通に考えて叩き折られても不思議じゃない程だ

 

「【爀灼熱拳 ヘルスパイダー】!」

「【クリスタライズブルーローズ】!」

 

焦凍のヘルスパイダーで動きを抑制しつつブルーローズで足場をある程度作りながらより封じる……けど向こうからしても足場が増えたようなものだからメリットばかりじゃない

 

「はぁ……鬱陶しい程の氷と炎だな……ああそうか貴様らあのエンデヴァーの子か……」

「あんたからしたらブチギレ案件でしょうね、万年二位で力だけでねじ伏せようとする父親の娘息子なんだから……けどあんたも大概よステイン?【英雄回帰思想】、元来ヒーローとは対価を貰わずその命を使い奉仕活動に従事する……今のヒーロー社会の根幹を真っ向から否定してるんだもの」

「だったらなんだ!」

「別にあんたがどうこう騒ごうがこっちからしたら知ったことじゃないわ!けどもっと他にやり方はあったでしょうが!」

 

言い合いながら切り結び時折炎が通過し距離を開けてはまた切り結ぶ……強いけどレスバしてる都合少し雑になりだしている感じはしてきた

 

「轟さん……君は奴の発言を肯定するって言うのか!」

「べっつにー?肯定しようが否定しようが私からしたらどーでもいいし……それにさ、もっとやり方はあったでしょ?例えば社会的に訴える為に議員になったりとかさ」

「なっ!?」

「頭お堅いのよ……なによ真っ向から変えるには自分からヒール役にならなきゃいけないとか、もっと柔軟に考えようよ」

「……貴様、名は?」

「轟吹雪……ヒーロー名はニクスよ」

「そうか……ニクスか……確かに貴様の言う通りあっただろうなそんな道も……だがもう全てが遅い!」

「……なら私はあなたをヴィランとして撃破・拘束させてもらうわ!【氷結界 還零冰龍】!」

 

翼、両腕両脚の隙間から赤く発光し右目から赤い閃光が迸る……実際どういう効果なのかは使ってみないと分からないしね

 

「っ!?新しい氷結界!?」

「なんだ……あれは」

「さあ!蹂躙して差し上げますわ!」

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

還零冰龍を発動してからステインと切り結ぶこと1時間かな?焦凍は凝血にやられてダウン、緑谷くんも一旦後退してステインを寄せないようにしてくれている……ちょくちょく切られて切り傷ができるけど個性使わないようにしてるのはちょっと頂けないかなぁ?

 

「はぁ……勿体ないな、これ程の実力を持っていながら何故お前は偽物なんだ」

 

「お褒めに預かり光栄よ……ああそっか、成程そういう使い方もできるのか」

 

唐突に思いついちゃったよ、力の凝縮の使い方を……まあ身体が耐えれるかは知らないけどねぇ

 

「3連……バースト!」

 

両足に炎を瞬間的に力を溜めて炎を圧縮、3回分割して放出し速度を出しながら刺突を繰り出すとステインは反応が遅れて肩部を切り裂かれる……けど若干反応できたのか私の頬に切り傷が出来た

 

「ひゅー!出来た!やれば行けるものなんだね」

「なんて速さだ……ギリギリだったぞ」

 

お褒めのお言葉頂きましたぁ、うん今までやってたのがどれだけ雑に圧縮してたのか痛感した……インターンは絶対パパのとこ行こ

 

「轟さん……もういい!もういいんだ!これ以上君が戦う必要なんてないんだ!そいつは僕がやらなきゃいけないんだ!」

「飯田くん、君それで本当にいいの?復讐したところでお兄さんが復帰出来るわけじゃないしもしかしたら君が死ぬかもしれないんだよ?」

 

後ろの方から飯田くんが叫んでくるけど私はすんなり返す、すると普通に負けたのか黙って「じゃあどうすればいいんだ……どうすれば君はやめてくれるんだ!」って叫んできた。焦凍が私を引っ張ってくれたように私も彼を引っ張ってあげよう、だってヒーローはお節介焼きだもの

 

パァン!

 

「……え?」

「スゥ……甘ったれてんじゃねぇよ坊ちゃんが!他人に委ねてばっかで事態が好転するとでも思ってんのか!自分が変わらなきゃ意味ねぇだろうが!あぁ!?」

 

思わずかつくんみたいに叫んじゃったけど知りません地味にプッツンきてるんで

「ふ……吹雪さんがかっちゃんみたいなこと言ってる」

「影響受けすぎだろ」

「だぁってろクソデク!愚弟!」

「「理不尽すぎる」」

 

外野も黙らせて再度飯田くんをみる、後ろの方にステインいるのは知ってるけど敢えて動かなかった……うん、こういうとこ律儀だよねなんか

 

「いいか!今ここでてめぇが死ねばそれこそインゲニウムは死ぬ!それが嫌なら立てや自分の脚で!やめて欲しけりゃ立って!なりてぇもんちゃんと見やがれや!」

 

最後にそう吐き捨てて投げ飛ばす、すると飯田くんは漸く目が覚めたのか覚悟の決まった瞳をしていた……そうそれでいい

 

「……ありがとう轟さん、お陰で目が覚めた」

「私は謝るつもりはないからね。私は焦凍に発破を掛けられたけど私は皆に発破を掛けるわ……例えどれだけ酷いことを言ってもね、それこそ委員長みたいに復讐に身を投じようとか考えてる阿呆程きつく言うつもり」

「はは、手厳しいな……けどそうだね、今ここで僕が死ねばそれこそインゲニウムが死んでしまう!轟くん、緑谷くん、心配かけさせて済まない!ここからは」

「ああ、俺らで」

「ステインを撃破しよう!」

「……どれだけ取り繕うが偽物は偽物だ、粛清するに変わりない!」

 

漸く発破を掛け終えて全員が並んだタイミングでステインは切り付けにきたが私が横入りし受け止める、そのまま焦凍が炎を出し避けさせたタイミングで緑谷くんが殴り付けてダメージを与える……よし、焦ってる!

 

「っ!?」

「ふぅー……行きます!【氷結界 アヴァランチダッシュ】7連!」

 

気が逸れてる瞬間に7回にわたる異常加速を行いステインを翻弄し回転しながらもう片方の肩を切り付ける……今度は反応できてなかった、なら今!

 

「3人とも!フィニッシュは任せた!」

「レシプロ!」「デトロイト!」「プロミネンス!」

 

いつの間にか取り囲まれてたのか切られた方を見てたせいで反応出来なかったステインが今……

 

「「「エクステンド/スマッシュ/バーン!!!!」」」

 

3人の攻撃によって沈んだ

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

「はふぅー!終わったぁ!」

 

クリスタライズブルーローズで捕縛し動けなくし3人をみる……うーん圧倒的裏路地組、仲良くなってら。ていうか身体がダルい

 

「ネイティヴさん、動けますか?」

「ああ、済まない……ごめんね、本来だったら年上の俺がもっと動かないといけないんだけど」

「相手がステインだったので仕方ないですよ、後で病院行きましょう……おらそこ!話してる暇あるならステイン担げ!私じゃ重くて無理!」

「姉さんこういう時女の子ぶるよな」

「あぁん!?女ですけど!?あんた次の戦闘訓練覚えてなさいよ!アヴァランチダッシュ7連のエクリプスバーン叩き込んでやるからね!?」

「轟さん……改めてお礼を言わせて欲しい、ありがとう」

「いいってこと!飯田くんは胸張ってシャキッとしてた方が落ち着くのよ」

「にしても凄いな吹雪さんは、拘束技に高機動技、更なる強化技まで習得してるなんて……僕も負けてられないな!」

 

動けないように両腕両脚をガッチガチに拘束し緑谷くんと焦凍でステインを、飯田くんは足をちょっとやってるっぽかったからそのままで比較的軽傷な私はマニュアルさんに肩を貸して路地から抜ける……すると突入前だったのかパパがいた

 

「っ!吹雪!焦凍!」

「あっ!パパ!遅い!」

「さっきまでトランペットの相手をしていたんだぞ……ステインは?」

「ん」

 

首で指すとそこにはステインが氷で俵巻きにされたのを担いでいる二人が目に入りプロヒやサイドキックの人らがどよめく……そりゃそうだ、年端も行かない学生4人でステインを撃破したんだから

 

「……よくやった4人とも、よく無事に帰ってきた!」

「パパ痛い……トランペットはどうしたの?」

「部下を盾にされて逃げられた……だが現場に来た1万の軍勢は抑えることは出来た」

「やるぅ、さっすがはNo.2……ステインの処遇はそっちに任せるよ、功績もそっちに任せる」

「なっ!?」「雪姉本気か!?」

 

え?私なんかまずいこと言った?私ら学生が潰したってよりかはエンデヴァーが倒したって方が安全な気がするんだけど

 

「……言っとくけどパパの功績作りの為に渡すんじゃないの、私らの身柄のためよ。学生4人がかりとはいえ倒したなんて報道してみなさいよ?炎上待ったなしよ?それだったらパパが倒したことにした方がまだ美談として終わるのよ……丁度焦凍のプロミネンスで出来た火傷痕があるしね」

 

原作でもそうだったけど焦凍が炎を使いだしたお陰でそう言った方面の防護は出来たのだから……けどステインの火付けが無くなっちゃったのは残念かな?あのセリフ結構グッと来たのに

 

 

 

こうして、ヒーロー殺し《ステイン》は捕縛、保須での大規模戦闘は私たちヒーローサイドが勝利を収めた

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

あの後私たちは病院に入ることになった、私は比較的軽傷だったけど念の為1日入院。焦凍も比較的軽傷だったが個性の使い過ぎで両手が凍傷と火傷を負い一時入院、緑谷くんと飯田くんはがっつり刺されたってこともあって普通にお世話になることになった……その夜、皆就寝している中私は荼毘と会話していた

 

「(……荼毘、あんたやたらと静かだったけど何してたの?)」

『あ?いや、我流とはいえあそこまで使いこなせれるようになったのはすげぇなって……俺の火を渡したかいがあったってもんだ』

「(まあ、その点に関しては素直に感謝するわ)」

 

そもそもとして何故会話出来るようになったのかが完全に分からない、まさか向こうの燈矢兄が完全に息絶えた?で意識だけこっちに転移して私に乗り移ったとか……何そのホラーチックな転生ストーリーは今どき流行んないよ?

 

『にしても見てたけどお父さんすげぇ丸いな、焦凍も火傷痕無かったしよ……それに俺の身体ツギハギじゃなかったし』

「(パパが見てくれてたお陰よ、今じゃ燈矢兄炎熱耐性凄い高いからね?しかも氷も使えるっていう)」

『はぁー!?死に間際で漸く使えるようになったってのにンでこっちの俺はそんなすんなり使えんだよ巫山戯んなよ!……って叫んだところで変わる訳ねぇわな、一概にゃ言えねぇけどお前がいるお陰だろうな』

「(褒めても炎と氷が出て来るだけよ?もう寝るからあんたも静かにね)」

『へいへい、お休み』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その夜は……何故か異様にぐっすりと眠れた気がした




……割かし思うけど冷さん似で地味長身な吹雪ちゃんと母親の因子ガン積みかつくんの娘息子って顔だけのスペック死ぬほど高そうになるのやばくね?

んで二人揃って個性強いしスペック高いから何やらせてもなんでも出来るハイスペ一家になる……うん、脳壊れる

技紹介

【クリスタライズブルーローズ】
珍しく爀灼熱拳とか氷結界とかが入っていない純正オリジナル技。形状は荊棘だけどやってるのことは黒鞭で捕縛から加速時の起動変更、壁に貼り付けて足場にしたりと割かし万能……あと何故か鞭にもなる

【氷結界 還零冰龍】
遂に登場氷結界覚醒技、零番目って事で臨界トリシューラを意識した技にしました(ちょうど名前も氷結界の還零龍だしね) 全体の技の威力向上に加えて炎の純度を上げての加速を行える。加えて脳のリミッターもある程度は外されるため反応速度や動体視力が大きく向上しているが解除後は一時的に身体機能がダウンする

【氷結界 アヴァランチダッシュ】
変速と発勁を再現した技、溜めて放つの延長線上で考えついた技で異常なまでに増幅した炎の使い道にもなっている。現時点では最大7連が限界ではあるものの加速時の速度はかなりのもの

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