もしも轟家に天使がいて平和時空ならヒロアカ世界どうなってるだろう 作:黄昏の跡地
「前回のあらすじ!」
「還零冰龍、相手は死ぬ」
「実際そうだけど雑過ぎない?」
「なお普通にデメリットが重いもよう、そして若干シリアスなのが増えちゃったからここいらでほのぼの要素混ぜよう」
「海月ちゃんモチモチしてる……」
「吹雪さんがひんやりしてて気持ちいいです」
「キマシタワー建設現場はここですか!?」
『ヤオモモそんなキャラだっけ!?』
「ケロ……無茶苦茶だわ」
職場体験も無事(一部無事じゃないけど)に終わり学校に帰ってきた私たち、緑谷くんと飯田くんは結局終了間際まで入院してたし焦凍に至っては訓練期間が少なかったことに落ち込んでいた……まあこれから作ればいいようん。
で、そんな私はと言うと
「ふ……ふ……ふ!」
『吹雪/ちゃん/さん/義姉様どうしたのその髪ぃ!』
「どうってイメチェンだけど?」
「まさか爆豪くんに呆れられて捨てられたとか!」
「捨てとらんわ阿呆!……すげぇ似合ってる」
そう、髪をバッサリ切ってミディアムショートにしているのだ。動いている時邪魔になるっていうのもあるけど夏場絶対暑くて鬱陶しくなるからね
「ありがと、まあ冬毛から夏毛に変わったと思ってくれればいいよ」
「……シマエナガ?」
「あれ可愛いけど私狐だよ?」
「にしても思い切ったねぇ……あっハーフアップにしていい?」
「どじょー」
響香ちゃんが私の後ろに行き髪を触り出す……うむ、優しい手つきだと褒めて遣わす
「吹雪髪やっわ!ふわふわしてる!しかもサラサラ!」
「焦凍と一緒にママに似たからね、くせっ毛要素がアホ毛しかないし」
「ずっと触ってたい……羨ましいなぁ爆豪は」
「あ?んでだよ」
「だって将来約束できてるんでしょ?だからずっとこのふわふわサラサラな髪を堪能できるって考えたらさぁ」
……一応言っておこう、かつくんの髪もふわふわなんだよねあんなイガグリみたいにトゲトゲしてるくせして触った瞬間のふわふわ感が凄いんだよね癖になる
「で、今のうちに聞いときたいけど海月ちゃんいつの間に障子くんと付き合ってたの?」
「えと……初日から……一目惚れして」
『あ、甘酸っぱァい!』
おぉーい恋バナ大好物なそこのお二人、言ってやらないのもっとやりなさい
「ホイ出来た、吹雪ってルックスもいいから髪型なんでも似合うのいいよね。ヤオモモもだけど弄りがいがある」
「そうかな?あっでも百の髪は弄りがいがあるのは同意する。三つ編みふたつ作ったことあるし……ちなみに海月ちゃんや」
「な、何?」
「障子くんと付き合おうと思った決め手は?」
「え……えっと……め」
『め?』
「……メンダコみたいで可愛かったから」
……メンダコ?あの深海のアイドル?確かにタコだけど障子くん格好いい方だし紳士的だからメンダコとは程遠いんじゃないのかな?って言おうと思ったけど思い切り飲み込んだ、他人の恋愛や決め手にあれこれ言うのは野暮なんでね
「そっか、良かったね」
「……ッ!うん!」
あら眩しい笑顔、可愛い
場所は変わりグラウンドβの市街地演習場、要するにヒーロー基礎学の時間だ
「よし!それじゃあこれより戦闘訓練を開始する!本来はレースの予定だったんだがお生憎今日のゲストの予定だったホークス君がイグニス君の結婚式の準備に駆り出されたため急遽変更となった!代わりに彼に来てもらった!」
あっそっか、もうそんな時期か……この歳でヴェールガールやることになるってマジ?ちなみに百も結婚式に参列します。なんてどうでもいいことを考えているとすっごい見覚えのある人が来た
「ども」
「あっお父さん」
「えっアビスさん!ご無沙汰してます!」
そう、噂になっていたアビスさんだ。この人いまなにしてるんだろ?
「うん久しぶり……海月と吹雪ちゃん以外は初めましてだね深海深月と言います。ヒーロー名はアビスなんでそのままアビスで呼称してくれると嬉しいよ、さて!今回の戦闘訓練は1on1の形式で行うことになっている……クジ引きで決めるけど吹雪さんだけ2回やって貰うよ」
「ああまあそうですよね、相手はランダムですか?2回目も」
「うん、元よりそのつもりだから気兼ねなくやろうね」
「了解です!」
……うん、やる前に突っ込ませて
「なんでみんな揃いも揃ってオールマイトの後ろに隠れてんのさ!」
「あはは、噂のせいでそう思うのは仕方ないことだとは思うけど……実際にやられると落ち込むね」
「まあまあ、とりあえず皆!くじ引いてやってくよ!」
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一回目は焦凍だったんで容赦なく保須での宣言通り還零冰龍+二天三花ノ五月雨込のアヴァランチダッシュ7連エクリプスバーン叩き込んで速攻K.O.させました、V
「さあーて……2人目はっと」
全員の番が終わったから私は2回目のくじを引いていた……うん、皆私のあれ見て終わったって思ってるだろうね。けど今身体ダルいからだいぶ弱いと思う
「んーよっ!お?透ちゃんだ」
「終わったぁー!」
あっそうそう、前々からだけどステルスガールって事でくノ一のようなコスチュームに変わった透ちゃん、衣装もちゃんと透明になるからあれだけど顔が見えてたらすごい似合うんだろうね。色合いもエメラルドグリーンだし……まあ当人今貧乏くじ当たって叫んでるけど
「そんな透ちゃんに大チャンス、実は私今くっそダルいです」
「え?なんで?」
「還零冰龍のデメリットで一時的に身体機能が落ちるの……だから今結構キツいの」
「それって大丈夫なの?」
「ある程度休めば治るよ……まあ完全回復するには寝ないといけないんだどね」
けれど……負ける気はさらさらないけどね
「じゃあ私頑張る!勝ったら食堂のデザート奢ってね!」
「はいよー、じゃあ配置につこっか」
ダルい体を無理やり動かして配置に着く……うーんこれ速攻で終われるかな?いやキツいか……て言うか原作だと確か透ちゃんネビルレーザー屈折させてたよね?行けるかな?
『試合始め!』
「行っくよぉー!」
「二天鶴翼、よっとと……バランス保つのむっず」
開始直後普通に接近してきたから鶴翼使って空に飛んでみたけど身体機能ダウンしてるからバランス取るのムズい……けど戦えないことはないから十種神鏡陣を構えて発動!
「避けてご覧なさい!【氷結界 十種神鏡陣】!」
「うえぇー!?身体ダルいとか言ってるくせして殺意高いやつ使わないでよぉ!」
「身体がダルくとも戦えずしてなんとする!そんな言い訳してたら助けれる人も助けれないのよ!でもぶっちゃけると死ぬほどきつい!」
実際今キツい……気合いで何とかしてるけど何時落ちるか分かんなくてビクビクしてるのは言えないよ?それにしても綺麗に避けてる避けてる、上手い具合に遮蔽使って回避してるの良いねじゃあ追加するね(鬼畜)
「乱れ撃つわ!【イクスカノン・フルール】!」
十種神鏡陣の発射角を弄って回転するようにしつつイクスカノンをこれでもかと両手からばら撒く
「ぎゃあー!吹雪ちゃんの鬼!悪魔!九尾の狐!」
「はっはっはー化かして脅かして嘲り笑うのが狐でしてねぇ!十種神鏡陣のレーザー位跳ね返してみなさいよ!」
「うぬぬぬ……言わせておけば!即興必殺!【集光屈折・十種神鏡陣】!」
身体のダルさで結構威力落ちてるのか知らないけど十種神鏡陣の1本のレーザーが跳ね返されてフルールの弾幕に直撃し掻き消される……これ一本に纏めるとどうなるんだろ?
「……えい」
「おあぁー!?なんかいっぱい飛んできたァ!けど普通に屈折出来たァ!」
「おわっととと!十種神鏡陣の発射口潰すとは随分とまあ器用なことをってん?」
「どうしたの?」
十種神鏡陣の氷を潰されたことで強制解除し次の攻撃に移ろうとしたら透ちゃんに異変が起きた……え?なんか素の顔が見えるんですがそれは
「……」ジジ……ジジジ……
暫くするとノイズのようなものが収まり姿が完全に見えた……あっこれ許容範囲越えたわね?十種神鏡陣の十本のレーザーだけで変異するってまじ?
「……嘘ぉーん!?」
「まさかの素顔公開!?てか可愛い!」
「えっこれ透明になれ……なれた……えじゃあ……えい!」
なにかコツを掴んだのか完全視認状態と不可視状態になれるようになった透ちゃん、おめでとう!これですっぽんぽんを晒さずに済んだね!
「……やったぁー!任意発動できるようになったぁー!」
「まあだとしても私倒せるか五分だけどね」
「あ……そうじゃん!?透明化出来るようになったのに近接も強い吹雪ちゃんに勝てるかわかんないじゃん!?」
結局ヘッドギアに内蔵されてたサーモグラフィーによってとっ捕まった透ちゃんなのであった……結構ギリギリだったけど勝ててよかった
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「……」ジー……
「……あの、響香ちゃん?そんなに見られると着替えずらいんだけど?」
戦闘訓練も終わり更衣室にて、上を脱いでいると響香ちゃんが女の嫉妬の目線をこれでもかと女の象徴に向けていた。き、着替えずらい
「……吹雪、あんたやっぱサイズアップしてるよね?」
「気の所為じゃない?」
「いいや!ウチの目は誤魔化されないよ!白状しなさい!」
「ヴッ!?……実は85に上がりました」
「えっ!?前まで70とかだったよね!?……まさか」
「……育てられました」
身内の中じゃいちばん小さかった私も今や立派な果実を付けました……かつくんが丹精込めて育てたからなのかとても大きく育ちました。勿論下の方もね、何88って
「寧ろよくそこまで大きくなったよね」
「爆豪くんに大事にされてる証拠だね」
「え?でも服着てる時そんな感じしなかったけど?」
「私基本ピッチリ系よりゆったり系の服が好きだし……着痩せする方だから目の錯覚が起きたんだと思う」
「そういえば八百万ちゃんの方はどうなの?」
「わ、私ですか!?」
白羽の矢が百にも立った……でしれっとブラのサイズを見るとまさかの95だった……今漸く85に到達したのに?いやいやそれで僻んじゃ響香ちゃんが不味いわ
「……割と思ったけど百って随分とえっちぃ下着つけるんだね、お姉ちゃん泣きそう」
「そういう吹雪お義姉様だって随分と気合いの入られた下着をされてるではありませんか!」
「私のはメインカラーで清楚感出せるやつにしてるんですぅ黒くて透けてて如何にもあなたを誘惑してますと言わんばかりの下着をつけてる百には言われたくないわよ」
オーダーメイドで頼むってこんなにも有難いんだねカップ数がごつくなっても可愛いの作ってもらえるし。
「ふぇっ!?うぬぬぬぬぬ……そ、そう言えばお身体は大丈夫なのですの?吹雪お義姉様?」
はっはぁー恥ずかしくなって話題逸らしてぇーら
「大丈夫だよ、若干休める時間もあったから普通に動けるし」
「無理だけしないようにね……というかウチ以外なんで皆そんなにスタイル良いのさ」
「適切な運動と栄養、睡眠を取ったからかな?……後は愛する人に育てて貰ったから」
「なぁーもぉー!答えが目の前にあるのが余計に腹立つ!ちょっとは寄越せ!その胸!」
「愛しの彼に育てて貰いなよ……ちなみに大きすぎても弊害出るからね?裏側汗ガンガンにかくし肩凝るし邪魔になるだけなんだよね……ぶっちゃけサラシで潰したい程なんだけど」
「えっそんなに?」
「だって大きいと腕振る時邪魔になるもん、トリシューラ振り回せれないし……サラシ代わりの下着でも作ってもらおうかな?」
なんてボヤいたら響香が胸を揉みしだいで来た……痛いからやめちくり
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「……んーなんか違うような?」
放課後、私は体操着に着替えてTDLで還零冰龍の見直しをしていた。明らかにエネルギー効率悪いし持続時間短いしデメリットの身体機能低下が顕著に出てきている……プロ入りしたらこれ絶対響くんだろうなぁ
「短期決戦向けって言われればそれまでだけど持続時間長くしてデメリット打ち消せて尚且つエネルギー効率良くするにも欲張りすぎだしある程度は軽減したいなぁ」
『……お前欲張りすぎだろ』
「人間欲張りなくらいが丁度いいのよ……力の凝縮と力を一点に溜めて放つねぇ?」
『燐がやっぱりいい見本なんじゃないのか?』
「……や、逆だ燐を参考にしすぎてるんだ。だから余分なエネルギーを体内で循環させすぎてるからダルくなってるんだ」
『なるほどな、そこの解消点さえ見つかればって感じか』
「そこなんだよねぇ……どうしよ」
課題が見つかったのはいい事だ、だけどその課題をどう突破するかが鍵になってくると思っている……けどその突破方法が曖昧すぎるからなぁ
「おい轟姉、そろそろ貸出時間終わるぞ」
「げっ!?マジか……はーあ次回にお預けか……分かりました帰ります」
相澤先生が扉を開けてそう告げられて時間を見ると気が付けば午後6時、色々と考えてるとあっという間に過ぎるなぁ
「……何を悩んでたんだ?」
「還零冰龍のデメリットをどう打ち消すかで悩んでたんですよ……相澤先生から見てどう思います?」
「急にどうした?」
「自分の視点からじゃ分かりにくかったりもするんで第三者の目線からの意見も聞いてみたくてですね」
「……なるほどななら遠慮なく、簡潔に言えば無駄が多すぎる。自身の体内で熱を発して強制的に臨界状態にして身体機能を大幅に向上させるのは合理的だがムラがありすぎるしエネルギー効率が悪すぎるのも頷ける、果てにはそのエネルギー効率の悪さが尾を引いて短い発動時間と身体機能低下がデカすぎる。そこさえ直せば強力な必殺技にもなるから気張れよ」
ふむ……やっぱり相澤先生もそこに行き着くのか
「なんだその顔は」
「いえ、相澤先生も同じことを思ってるんだなって」
「は?」
「私もそれは思ってたんですよ……発動時間の短さ、エネルギー効率の劣悪さ、身体機能の著しい低下、これらをどう解消するかで悩んでたんですがまさか同じ意見が出るとは思わなくて……還零冰龍って実は焦凍の爀灼熱拳 燐を参考にしてるんですよ。」
「それは初耳だな」
「今言いましたから……でその燐を参考にしてる都合上燐のデメリットをそのまま引き継いでて余計にエネルギーをバカ食いする羽目になってるんですよ」
「なら参考元を変えるか?個人的にだが緑谷のフルカウルがいい例だとは思う、あれも身体機能向上のための技で任意解除に加えて半永久的に持続するからな」
「……成程フルカウルか、まあ大まかな部分はできてるんで後は細部詰めていきます。ご意見ありがとうございました!また明日!」
制服の入った鞄を抱えてTDLから出て正門へ向かうとパパが車を停めていた……これしっぽり怒られない……よね?
「む?来たか、お帰り吹雪」
「た……ただいま」
「その様子は怒られると思ってるな?」
「ヴッ!?……はい」
「そんな心配はするな、だがまあ少しだけ言わせて欲しい。熱心なのは良いが帰りの時間を忘れないようにな」
「はぁーい」
かぁーるく言われて車の中に入る、中には私服姿で髪が降りてる燈矢兄が乗っていた
「あっ燈矢兄」
「よっす吹雪、お疲れ」
「ありがと……今帰り?」
「ああ、漸く式場の準備も出来て指輪も用意してドレスとスーツも用意した。後は日程だけだな」
「そっかぁ」
「出すぞ」
車の中じゃ皆基本的にいつもの雰囲気、ゆるぅい感じのこの空気好きです……ギスギスしてるよりかはマシだしね
「にしても珍しいね吹雪がこの時間まで学校に残ってたなんて」
「還零冰龍の見直しをしてたの……デメリットがゴツすぎるから軽減するにはどうしたらいいのか考えてて」
「確かにあれは無駄が多すぎるし持続時間が短すぎる、そこをどう改善していくかだな」
「よくお分かりで」
「何年プロをやっていると思う……確かあれは燐を参考にしてると言っていたな?」
「うん、で相澤先生に聞いてみたら緑谷くんのフルカウルはどうだって言われて」
「そういや吹雪のあれって熱だけでやってるの?」
「うん……あっそっか!炎だけでやってるからか!」
そりゃエネルギー効率悪いし身体ダルくなるわ!
翌日……
「オラオラオラオラァ!」
「なんか今日絶好調過ぎない!?」
「はっはっはぁー!還零冰龍の改善点見つけちゃったから修正してみたら凄い良くなったからね!おら行くぞ!アヴァランチダッシュ10連!」
「10連は理不尽すぎるよぉー!」
結果、なんか身体からスパークするようになったけど機能低下陥る心配もなくなり持続時間も延長、エネルギー効率もかなり良くなり要のアヴァランチダッシュも10連まで使えるようになりました、V
……頭白上フブキで首から下がキタサンブラックな吹雪ちゃんと首から下がジェンティルドンナな百ちゃんって普通に考えて身体アンバランスすぎね?って思えてるけどどうなんだろね?
因みに人体倫理観を無視したサイズアップは外敵とみなしてますのでうちではこれ以上百ちゃんと吹雪ちゃんがサイズアップすることはありません、加減、大事
今現状の設定でも
-
もっと増やせ
-
十分
-
減らせアホ