もしも轟家に天使がいて平和時空ならヒロアカ世界どうなってるだろう   作:黄昏の跡地

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珍しく難産になった作者です。

ストーリー構成がオリジナルになる都合上どうしても辻褄合わせをさせる必要があるから結構ムズい


エピソード29:いざ買い物へ!

 

試験から数日後、遂に返却日が来た……さぁーて結果は如何に?

 

「うーしお前ら、試験の補習組の発表行く前に……合宿なんだが全員で行くことになった」

『どんでん返し来たぁー!』

「つってもお前らには関係ない話だけどな」

『……え?』

「A組の補習組は……該当者無し、良くやった」

 

『……よっしゃあぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!

 

良かった……結果が実を結んだ……とりあえずこれで肩の荷が降りたかな?とするなら明日辺りに皆で買い物かな?場所次第じゃ水着も持ってきておきたいところなんだけども

 

「そんじゃ解答用紙返して行くぞ」

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

テスト返却が終わった休み時間、私は隣のB組に顔を出していた

 

 

「HeyB組諸君結果は如何様に?」

「あー……物間だけ補習だよ、そっちは?」

「ふっふーん!なんと全員通過!教えたかいがあったってモノよ!」

「嘘マジで全員通過させたんだ……物間!」

「なんだい拳藤ってA組じゃないか!何しに来たんだい?」

「A組全員通過したってさ」

「……は?」

 

うーん、愉悦!補習が自分一人とかいう地獄みたいな状況になったから物間くん的には屈辱の極みだろうねメシウマです。そういや食堂で土下座云々の話し合ったっけ?

 

「それじゃ物間くん、誠意を見せてもらおっか(にっこり)」

「は?あれは無効試合じゃないかい?だってそっちは「やれ」……」

 

約束は約束だもんね、守らないとソギソギ言ってる人らに裏路地とかに連行されるよ?

 

「うっ……ぐ……ぬああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

「轟姉ちょっといいか」「あはい」

『見てない!』

 

相澤先生に呼ばれて視線が逸れて物間くんの土下座が見れなかったけどまあいっか、とりあえず行ってこ

 

 

 

 

「なぁーんですか先生」

「実技の件なんだか苦情が普通に来た」

「……通形先輩らから?」

「正確には天喰からだな、『あんな理不尽なのは聞いてませんどうなってるんですか』って」

「知りません、というか私舐めて掛かられてたのが1番不服なんですけど……」

「まあそれもそうか、正直俺もお前が負けるなんてビジョンはハナから見てないからな……適当に言っておく。次の授業に遅れんなよ?」

「うーい」

 

まあなんだかんだ言って相澤しぇんしぇ飴渡すタイミングは上手だからね、今は甘んじて受け取っておこううん

 

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「来ました!お買い物デート!」

「買うものは水着にバッグ類、後は新しい服とかか」

「いえす!」

 

翌日、丁度お休みのためかつくんと共に木椰区ショッピングモールにお買い物に来ました……他にも出茶とか芦切とか飯田くんとか常闇くんとか峰田くんとかがいるけど気のせい気のせい。響香ちゃんと海月ちゃんもいるけど私は今日かつくんとのデートに集中する!

 

「……ババアの入れ知恵とは言え似合うなその服」

「ふっふーん今日のためにおろしたてでございますよ、どやや」

「可愛い」

「撫でれ撫でれ」「おう」

 

お義母さんの入れ知恵によってコーディネートした私の服装は思っていた以上に好評で嬉しくなった……ありがとうございます光己さん、これで私は後40年は戦えます。思い切って肩出しのやつに手を出してみたけどこれも大人に成長するためだと心に言い聞かせておく……でも正直ちょっと恥ずかしい

 

「よし行こう!まずは水着から見に行こ!」

「わーったからあんまはしゃぎすぎんなよ?」

「えっへへー今の私はかつくんとのデートに興奮してるのだ!はしゃぐのは当然なのだ!」

 

とはいえデートを楽しもう今は……デート自体は何度もしてるけどどうしてこうもワクワクするんだろうね毎度毎度、まあいいけどさ

 

「あっ試着してる時は覗かないでよ?」

「覗く訳ねぇだろかアホ」

 

なんてやり取りをしながら歩いてるけどかつくん全然こっちを見てくれない……なんじぇ?

 

「かつくんやい私を見なさい」

「……」

「コラ見なさい……首かった……この!抵抗しない!」

「イデデデデデデデデ!!お前が普段から肌見せねぇ癖して急に見せてきて見れねぇんだよ!」

「初心か!?ロマンティクスする時あんなにガン見してた癖してよく言うわね!?」

「それとこれとじゃ話違ぇだろうが!さっさと行くぞ!」

 

耳と顔を真っ赤にして照れてるかつくんを見るのもまあうん新鮮……押したら勝てる説浮上して来たけど止めとこう後が怖くなる

 

 

ーーー

 

 

「うーん……まあこうなるよね」

 

水着売り場に到着してお互い別れて自分の水着を探しているとまあ普通にあったよお目当てのが……上は正面にリボンが付いてて下は腰周りにフリルの付いた水色のビキニにパーカーを思わせるような白のラッシュガードを試着してみたけど中々どうして

 

「このラッシュガード前閉めれるんだ、デザイン超可愛い……これにしよ」

 

紐だから外れそうな気がしたけど結構頑丈、かつくんに育てられた乳房も見事に包み込むような感じで覆えてるから恥ずかしくはなかった……まあ当の本人がどう思うかなんてのは知らないんだけどね

 

「まあこんなものかな……変に飾るよりもシンプルにした方が受け良さそうだし」

「おぉーい、確認終わったか?」

「んー?今終わったとこー」

 

とりあえずこれ買う為に私服に着替えなおして試着室から出る、かつくんも無事に自分の水着をみつけたようで何よりでございます

 

「ん」

「……何その手」

「一緒に会計すっから渡せ」

「いや流石に……いや、後でお金返すね」

「要らん、クソ親父らから腐るほど小遣い貰っとるからこんくれぇで響かねぇよ」

 

愛されてるんだかなんだか……いやお小遣い渡されてる時点で愛されてる証拠か、ちなみに私のはラッシュガード含めて5500円のお会計でございました。お次はバッグかな?

 

 

 

「「あ」」

「あ、響香ちゃんと海月ちゃんだ」

「よう、お前らもバッグ見に来たんか?」

「すっごい丁度いいタイミングで会うねウチら」

「だね」

 

水着を買い終えた私たちはバッグを見に来たら響香ちゃんと海月ちゃんと遭遇した、丁度2人も他の買い物を済ませたのだろうかお店の前でバッタリ会った……タイミングよすぎない?

 

「2人は何買ったの?」

「「靴」」

「あら珍しい、てっきりCDって答えるのかと思った」

「ウチらの事なんだと思ってるのさ……まあ確かに後で見に行くけど、じゃなくて今使ってるやつだいぶ磨り減ってきたから新調しときたくてさ」

「私は外出用に欲しくて」

「……んなに使って小遣い持つのか?」

「予算はいっぱい貰ってるし余ったら他のに回してもいいって言われてるから平気」

「私は家が家だから」

「まあそうだよね……お店の前だと邪魔になるしそろそろ入ろっか」

 

そう言えばそうよね、海月ちゃんの両親ヒーローだし実家が漁業系トップだから手持ちぬっくぬくなんだよね……まあ何はともあれ入店、専門店ってだけあって手前から奥まで全部がカバン・バッグ類ばかりだった

 

「吹雪ってどんなの欲しいの?」

「うーん、ボストンバッグかな?ある程度の着替えとか水着、タオル類とか入れればそれでいいし」

「……ざっくりしすぎじゃない?まあ確かにしおりを見た限り持っていくものは大してなさそうだけど……化粧品とかどうするの?」

「え?邪魔だから持ってかないよ?」

「一応言っとくがこいつずっとスッピンだぞ」

「「スッピンでそれなの!?」」

 

軽くする時はあるけど基本スッピンですはい、制汗剤とかリップクリームとか使うけど使用回数が少なくて冬姉にすっごい心配されたことあった……スキンケアは普通にしてるけどね

 

「素でそれって……スキンケアとかどうしてるの」

「流石にやってる、けど正直一回も荒れたこと無いんだよね」

「まさか炎と冰の影響とか?」

「有り得なくねぇのが逆に怖ぇぞそれ」

 

 

 

 

あっお目当てのボストンバッグは買いましたよ?白ベースに黒をあしらったちょっと大型のやつ……化粧品幾つか持って行こっかな折角だし

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

買うものをある程度買った私たちは服も粗方買い終えて暇になりつつブラブラと歩いていた

 

「お腹減ったしお昼何処で食べる?」

「けど今は何処も混んでんじゃねぇのか?もうちょい待つか」

 

現在午後12時半、ランチラッシュの時間で人の通りはかなり減っていたけどかつくんの言う通り今は混んでそう……お腹減ってるんだけどなぁ今

 

「マップ見て今のうちになに食べるかきーめよ」

「呑気か」

 

失敬な事を言うかつくんにはほっぺむにむにの刑だおら

 

「……たのひいか?」

「かつくんホントお義母さんにそっくりだよね、このもちもち具合と言い」

「ほっとけ、あのクソババアの要素ばっかで嫌気さすわ……辛いのねぇのか?」

「蒙古タンメン見つけたからそこ行こっか」

「おう、俺北極にするけどお前は?」

「私も北極にする、たまにある無性に辛いの食べたくなるやつよ」

「な」

 

お昼のお話をしつつ近くのベンチに座り今後の課題やらをブラッシュアップしていると

 

「あれ?もしかして君ら雄英生?」

 

急に声を掛けられたと思って顔を向けると目元が掻き傷でボロボロになっていて口元にも傷が付いていた青髪の男性が立っていた……ファ!?死柄木!?なんじぇ!?

 

「あっ急に話しかけてごめんね……そりゃ怖がられるよなぁ、ごめんねこんな顔で」

「……どちら様で?」

「俺は志村転弧……【深海組合】って組織に在籍してるヒーローでトムラって名前で活動してるんだ。とは言えまだアマチュアだし名前なんて広まってないから知らないだろうけどね」

「深海……組合?」

「深海ヒーローアビスは分かるかな?彼が立ち上げた組織で湾岸全体を統括してる組織でもあるんだ、元々はヴィラン更生プロジェクトから始まったんだけど人数も増えたってことで組合になったんだ」

 

……初耳すぎる、そんな話今まであったのかな?後で調べてみよっと。というかそこに死柄木……志村さんが居るのは凄い想定外だしこの様子だとヴィラン連合組合に入ってるっぽいね多分だけど

 

「ちょっとだけ話せるかな?自語り多めだけど」

「……はい、大丈夫です」

「なら良かった……実は俺元々は無個性だったんだけど先生、AFOに個性【崩壊】を貰ってさ……家で飼ってた犬を殺しちゃったんだ。それを目撃した深月さんが父さんに直談判して俺を引き取ってくれたんだ……そこから個性のコントロールとかヒーローとしての心得も教えてくれてこうしてヒーロー活動させて貰ってるんだ」

「ご家族とは顔は?」

「姉さんと母さんとは合わせることはあるけど父さんとはろくにあわせてなくてさ……お婆ちゃんが元々ヒーローやってて父さんを捨てたってこともあったらしくてほぼ勘当状態だから実家にも帰ってないんだ」

 

自虐交じりに1本の指だけを覆うタイプのオープンフィンガーグローブを見つめて悲しそうな顔をしながら話す姿は何処か寂しそうだった……家族と離れてヒーロー活動をするのは相応の覚悟がいるんだなって

 

「深海組合はそう言ったやつが多くてさ……個性自体が危険なやつ、普通の人生を歩めなくてヴィランに墜ちかけたやつ、異形型だからと迫害されてきたやつら、皆色んな事情で普通の人生を送れないって嘆いてたんだ……けど深月さんらが拾ってくれて俺らの個性を褒めてくれてより良い使い方も教えてくれたから悪いことばっかじゃないって思えてさ」

「辛くは……無いんですか?」

「そう思えることは度々あるけど助けた人達から「ありがとう」って言われるとさ凄く嬉しくなって頑張れるって思えるからどっこいかな。……さて!俺はここいらで失礼するよ話聞いてくれてありがとね、もし来ることがあるなら是非来て欲しいな、街並みも綺麗だし見た目チンピラみてぇなやつら多いけど優しい連中だし」

「まあ、機会があれば」

「楽しみにしてるよ……ああそうだ、師匠らからの受け売りだけど一個先輩からアドバイス「笑ってるやつが1番強い」だ……頑張れよ」

 

そう言って志村さんは人混みに消えていった……不思議なものだなぁヴィラン連合の人があんな人当たりのいい人として顔合わせて話するのは

 

「……よし、海月ちゃんに尋問するか組合の事」

「程々にしろよ?」

「わかってますぅー、まあその前にお昼ご飯行こ!お腹空いた!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後北極ラーメンを美味しく頂きました、やっぱり辛いのはさいこうだじぇ!




しれっと登場弔くん、死んだ訳じゃ無いから普通に深月さんとこに回収されてるっていうね

吹雪ちゃんの水着なんですが最初はエイシンフラッシュの水着意識してたんですけど折角元ネタが【白上フブキ】なんだからそっちで合わせるかって事でフブちゃんモチーフの水着にしました、あっちもカァイイからイイモンニ!

次回合宿当日!

今現状の設定でも

  • もっと増やせ
  • 十分
  • 減らせアホ
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