もしも轟家に天使がいて平和時空ならヒロアカ世界どうなってるだろう 作:黄昏の跡地
「前回のあらすじノコ〜」
「抜け道あるの知らなかった!というかA組強すぎ!」
「大体あってるのがなんとも言えねぇ〜」
「羨ましい限りです」
「それはそうと前回狐出てきたけど大丈夫なのかな?」
『……まあ吹雪だし大丈夫でしょ』
「ヘックシュ!……誰か噂してるのかなぁ」
「つーわけでおはよう諸君」
『おはようございます……』
早朝4時半……まだ暗い中私たちは少し奥にて朝礼を始めてはいるんだけど……皆まだ船漕いでるし眠たい目を擦ってるしでヤバそう
「早朝から起きてもらって悪いね……けど時間は有限なんだ、今日から個性伸ばしをやって行くがその前に爆豪、これ投げてみろ」
「あ?これ把握テストん時の」
「全力でやってみろ、今の自分の実力を推し量るには十分だ」
そう言ってかつくんは少し前に出て投げる構えをとり……
「んじゃあまあ……よっこらくたばれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!」
((……くたばれ))
凄まじい轟音と共に爆風に乗って飛んで行ったボールは高くかなりの飛距離を飛……んだかに思えたが先生が見せてきた計測器には855.2と記載されていた
「855.2」
「っ!?」
「すげぇ!入学当初から150も伸びてる!」
「嘘でしょ……全然伸びてない」
『え?』
「全力で個性使って投げたのにも関わらず150ぽっち……つまりはそういうこったな?先生」
「そ、君らはあくまで精神面が強くなったにしか過ぎない……完全な意味で個性を伸ばし続けている緑谷や爆豪、轟姉弟らと比べてもレベリングの練度が足りなさ過ぎているんだ。ただ爆豪でこれだ……折角だ轟姉
、やって……どうしたその耳と尻尾は」
あっ今気付いたんだおっそだいぶ分かりやすいはずなんだけどなぁ
「今朝起きたらこうなってました」
「いやなんでそうなった?心当たりは?」
「あるにはあるんですけどぶっちゃけた話非常識すぎて先生頭抱えますよ?」
「なんでもいい、話してみろ」
少女説明中……
「ね?非常識すぎるでしょ?」
「……そうだな、だが個性事故によるものでは無いとするなら信じる他ないな。身体に異常は?」
「特にないです、強いて挙げるとするならば音が二重に聞こえてくることでしょうか……まあ暫く過ごしてれば慣れるでしょうしやりますね」
尻尾をゆらゆらと揺らしながら私は相澤先生からボールを受け取り二天三花ノ五月雨と還零冰龍を発動させ思い切り
「【赫灼熱拳 エクリプスバーン】!」
投げた、飛距離はかなりのものだろうなぁってぼんやり考えてたけどどうなんだろうね結果は
「……5000ジャスト」
『うええぇぇぇぇぇ!!??』
「ええ……めっちゃ飛んだ、単純計算でも2400追加で飛んだってことですよね?」
「まあ才能の差とレベリング具合によるものだろうな、とまあこんな感じに伸びてるやつもいれば伸びてないやつもいる……そこで」
「煌めく瞳でロックオン!」
「猫の手 手助けやって来る!」
「どこからともなくやって来る!」
「キュートにキャットにスティンガー!」
「「「「ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツ!」」」」
わぁーフルバージョンだ、ほんとこうやって見ると昔やってた女児アニメっぽさもあるね……興奮してる緑谷くんは放置するとして
「プッシーキャッツの人らに見てもらうことになった、翌日は他のプロヒーローも追加投入するから……精々死なない様にな」
うっわ相澤先生いい笑顔だなぁ
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「おらぁ!」
「あっははは!やるね狐少女!そら追加よ!」
「あーもぉ!鬱陶しい!【千花繚乱】!」
という訳で始まった個性伸ばし、私は今のこの状態に慣れるためひたすらピクシーボブが作り出す土魔獣を叩き潰し続ける修行をしております……炎と冰の威力職場体験より更に高くなってる?もしかして
『その調子よぉ〜』
『住民が増えやがったんだが……どうなってんだ?』
「(あっ普通に会話に参加してきた……あのぉこの狐耳と尻尾ってどうしたら元に戻りますかぁ?)」
『自分の元の姿を想像したら戻るわ、私の時よりねじれ現象の状態が少し変化してるみたいだから容易に人とねじれの姿を変えれるわ』
「(あっそんなに楽に変えれるんですね、取り敢えず慣らしで暫くこのまま居ますね)」
『んな雑で良いのかよてめぇ……』
うっさい荼毘、氷花さん(名前教えてもらった)も取り敢えずお静かにお願いしますね?集中したいんで
『おいコラなんで俺の対応雑くてこの狐ババアは丁寧に言うんだよ!』
「(ファザコンのあんたと比べて落ち着きもあって素直に教えてくれるからよ!ちょっとは素直になれやこのアホ兄貴!)」
『喧嘩は駄目よ?仲良くしなきゃ』
「ちょっとぉ?集中切れてきてるんじゃない!そら罰として100体追加よ!」
「げぇ!?……いやまあ多対一は私の得意分野だからいいのか、薙ぎ払いなさい!【十種神鏡陣】!」
下から薙ぎ払うように十種神鏡陣のレーザーを放ち皆に届かないように冰で反射させて他の土魔獣を吹き飛ばす、そのまま歪曲・拡散・収束を行い一気に殲滅する
「うげぇマジか……バフ無しでこれってもしかしてやばい?」
「ピクシーボブさん?私まだ二天三花ノ五月雨と還零冰龍使ってないんですけど?」
「うざ!?よぉーしお姉さん本気出して500体大盤振る舞いだ!やってみなさいよ後輩!」
「おおーこれまた歯応えある数だこと……それじゃあ遠慮なく、【二天三花ノ五月雨】+【還零冰龍】!【アヴァランチダッシュ】10連、イグニッション!」
500体とまあヤバい数の土魔獣を出してきたけどそんなものは関係ないと言わんばかりに臨界状態になりアヴァランチダッシュを10連で薙ぎ倒していく……えっ楽しこれ
「壁蹴りの応用で加速しながら潰して回るとかやば過ぎない?」
「飛んで跳ねるのも狐ですよ?さあもっと加速しますよ!」
アヴァランチダッシュで木を蹴り加速しつつ翼ですれ違いざまに切り裂き尾から炎のレーザーを、両手に冰の爪を伸ばし炎を纏わせ斬撃波を放ち炎を纏った足で蹴り砕く……やってる事は野蛮だけど効率と速度を重視するとこうなるのは致し方ないことだ、しかもこれ結構効くのよ微細なコントロールと速度の調整、状況判断と位置の特定とか……マルチタスクの方がレベリング早いってま?
「ラスト!」
あれだけ大量にいた土魔獣も残り一体となりその最後の一体目掛けて最高速を維持しながら蹴り砕きフィニッシュ……一旦休憩かな?流石に
「うっわぁマジかぁ……一旦休憩よ吹雪さん」
「はぁーい、B組も来てるっぽいしちょっと見に行こ」
あっ尻尾は流石に1本にするけどね、邪魔になるし
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広間に向かうと案の定B組もヒーヒー言ってた……初日からこれって大分きついのでは?
「やほー一佳、調子いかが?」
「あっ吹雪ってその頭と尻尾どうしたの!?」
「一言で言うと非常識すぎる事が起きた、まあ身体に支障は無いから無視してくれていいよ。んでどうよ」
「むっちゃしんどい!」
「でしょうね、でもこれ乗り越えれたらだいぶレベル上がるよ?頑張れ!」
正直話そう……実践形式でやりたい特にかつくんらと!でも大人しく自分の面倒見とこ
「リーダーアドバイス頂戴〜」
「あっごめん呼ばれたから失礼するね」
「あぁーい、頑張れぇ」
なんて思ってたら呼び出し喰らいまして一佳らと別れ呼ばれた場所へ向かうと尾白くんと切島くんがスパーリングをしていた
「なあリーダーちょっとだけで良いんだけどよ!アドバイス欲しいんだ!」
「おkおk、尾白くんは?」
「俺は良いよ、ある程度は固まってるからさ」
「了解、んでアドバイスとな?」
「おう!実は
「うーん……切島くんはさ、どんなヒーローになりたい?」
「お?そりゃあ漢気溢れるヒーローだ!」
「それだけでいいの?」「え?」
そう、今の切島くんはただそれだけなのだ……後ろにいる人たちの血を流させない漢気溢れるヒーローになるにはもう少し先に進まないと会得しない、けど少しでも私が手伝えるなら容赦なく手伝うつもりでもある
「私もさ、最初はオールマイトみたいに皆を助けて勝つヒーローを目指してた……けどそれはあくまでも【模倣】に過ぎないの」
「模倣……」
「そう、だから私は私だけの目指すヒーロー像を作る必要があったの。それが【守り抜く勇気】あるヒーロー、皆の笑顔を守り抜き続ける勇気あるヒーローになりたいって思ったの……切島くんはどう?ただ漢気溢れるだけのヒーローになりたい?」
「……それじゃ駄目だ、そんだけじゃ守りてぇ人も守れねぇ!俺自身が皆を守れる盾になりてぇ!リーダー頼む!稽古つけてくれ!もしかしたらなんか見えるかもしんねぇ!」
「ふふん、良かろう!部下の面倒を見るのもリーダーの勤めよ!」
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スパーリングの準備も整い万端、切島くんもやる気満々で宜しい!お姉ちゃんは嬉しいぞぉ?そういうやる気ある子は好きだからね
「それじゃあ本気で行くから……気を抜けば死ぬと思えよ?」
「おう!ばっちこい!」
「それじゃあ、始め!」
尾白くんの合図と同時に二天三花ノ五月雨と還零冰龍、ねじれ全開状態になり腹めがけて蹴り飛ばす、容赦ないと思うけど腕だけ硬化してる方が悪いんだよねぇ
「ぶは!初撃からえっげついの叩き込むのかよ!」
「本気で行くって言ったでしょう!というか胴体硬化してない方が悪いんでしょうが!続けるよ!」
「ス、スパルタだねぇ」
そのまま私は加速し硬化されていない脚や背中、頭、胴を狙う……こっちの意図に気付いてくれるかな流石に
「ぐあっ!?ゲホッゲホッ!……硬化出来てねぇとこばっか狙ってきてるんか……」
「おっ気付いてくれた、そう今切島くんに攻撃を加えた場所は硬化出来ていない場所よ。私たちヒーローは【自分の動きをどれだけ相手に押し付けれるか】が勝敗の鍵よ!私は高機動高火力で動きを制限させて速攻を決める、でも切島くんはその境地に至っていないのよ!切島くんに足りないのは【覚悟】よ!己の肉体全てを盾にし後ろにいる人らを守り抜く覚悟が足りないのよ!」
「覚悟……そっか、俺……自分が変われたと思ってたけどまだ変わり切れてねぇんだな……ありがとうリーダー!お陰で見えた気がする!」
そう言うと切島くんは髪のてっぺんから爪先まで全身をガチガチに硬化し鋭くなる……早期的だけど遂に習得した!
「うし……来いやリーダー!」
「アハ、精々壊れない様にね!」
数秒後……
最高速を維持しながらねじれ状態で殴り続けてると1分と経たずガス欠を起こして切島くんがダウン、一旦休憩することにした
「うへぇ……きっつ」
「最初からフルスロットルは不味かったかぁ……けど見えたんじゃない?自分のなりたいヒーロー像は」
「おう!あんがとなリーダー!爆豪も言ってたけど小技じゃなくて自分のやりてぇことをゴリ押しで相手に押し付けるっつーのは理にかなってんだな!」
「宜しい!頑張る子は私好きだよ!その調子で三奈ちゃんとロマンティクスしなさいな」
「ブッ!?……頑張る」
「うむうむ、吉報待ってるからね」
「お前ら、一旦昼休憩だ!訓練止めて身体休めろ!」
およお昼ですかもう、お腹空いたしかつくんと一緒にたーべよ
《おまけ》
「ねえ吹雪」
「んー?」
「翼生えて耳生えて尻尾9本生えてるけど何目指してるのさ」
「んー……究極生命体?」
「何処のカーズ様よ」
「て言うか絶対動かしにくいでしょ翼」
「結構面白いよ?翼で斬って脚で蹴り飛ばして尻尾からレーザー撃ったり出来るし」
『キメラかよ!?』
ふぶちゃんの攻撃法がどんどん豊富になってく……尻尾からレーザーとかどっから引っ張ってきてんだよ
氷叢氷花(ひむら ひょうか)
・概要
氷叢家のご令嬢の一人、年代は母の冷から数えて曾祖母の代の人でかなり昔の人。ねじれ現象による影響で肉体年齢が変わることなくほぼ永久的にその生命を生き続けていたが自身のねじれとしての力を受け継ぐ存在でもある吹雪と出会ったことにより彼女の命は全うし現在では吹雪ちゃんのよき相談役として意識体として荼毘と同居してる
《ねじれ》
・玉藻前
かつての傾国の美女とうたわれた存在と同じ名前、9つの尾を持ち純白の毛並みの狐の姿をしており氷と雪を使った幻影を見せる。
しかしねじれ化した氷花は戦うことを好まず山奥で狐の姿でのんびり自由自適にスローライフを送っていた為戦闘記録は残されていない
今現状の設定でも
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もっと増やせ
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十分
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減らせアホ