もしも轟家に天使がいて平和時空ならヒロアカ世界どうなってるだろう   作:黄昏の跡地

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珍しくB組視点です……どう映るのかなぁ(にっこり)


エピソード33:A組のやべぇやつら(取蔭&骨抜視点)

 

肝試しが始まって数十分、A組はだいぶ時間かけて用意したこともあってものっそい暗かった……まあ柔造いるし大丈夫……だと信じたい

 

「それじゃあ取蔭キティと骨抜キティ!最初はあなた達よ!行ってらっしゃい!」

「初っ端私らかよ……まあいっか、行こ柔造」

「足元気をつけろよ?暗いから」

「分かってるって」

 

A組ほどじゃないにしてもB組でもカップルの成立はかなり多かった、とは言え現状は私と柔造、鉄哲と茨、物間と一佳、黒色と希乃子と計4組が出来てるくらいで残りは唯とポニー、レイ子だけになった……売れ残り感が半端ないけど良い出会いがあるといいな

 

 

「あら?珍しいわねここを通る者が居るとは……ここから先は亡者の森となっててね、数多の亡霊たちがひしめき合っているのさ……時にはポルターガイストが、時にはかつて敗戦し死んで行った鎧武者が、時には不気味な幽霊が、そんな奴らのいる森を潜り抜ける際には後ろは決して振り向いちゃいけねぇよ?幸運を祈るよ」

 

入口に来ると顔を隠しつつも緑色の着物を着て三味線を弾いている女性がいた……声的に蛙水かな?着物姿で三味線弾いてる姿は語り部としての側面を見せつつ何処か不気味さを醸し出していた……後で服装の感想でも言ってあげよ

 

「……ヒィっ!?」

「おいおい入口から飛ばしすぎだろ」

 

なんて事を考えながら入った途端下から赤いライトが照らされていてその上には合計20個のA組メンバーの生首のマネキンがズラリと置かれていた……しかもかなりクオリティの高いやつを、台座はそこそこ大きく等間隔で置かれていてより恐怖感を上げている……ここまでするか?

 

「……う、動いたりしない……よな?」

「……多分」

 

あまりにも精巧に出来たマネキンをよく観察すると血糊が付いていて赤く染っていた……ライトも赤いから分かりにくいなこれ足元は見やすくなるけど

 

すると……

 

 

カタカタカタカタカタカタカタカタカ!!!!!

 

 

幾つかのマネキンが動いたのだ……多分動いてないのは他所に配置してると思うけどそんなの考えてる余裕なんてないよ!

 

「「ヒイッ/うおっ!?」」

「い、今!動いた!絶対動いた!」

「走り抜けるぞ!こんな不気味すぎる場所留まってたら気が狂いそうになる!」

 

そう言って後ろを振り返ることなく私たちは生首ゾーンを抜ける……こんな調子で大丈夫なのかなぁ?

 

ドシャ!

 

「ひゃあ!?もう今度は何!」

「……切島か?こいつ」

 

走り抜けたと思ったら今度は上から鎧甲冑を身に付けた赤髪の男が降ってきた……いくら個性が硬化だからと言って無茶させすぎじゃ?

 

「……て……け……」

「……なんて?」

 

掠れた声で何を言っているのかが分からなかった……すると急にグリンと此方を見てきた

 

「首を置いてけぇ!」

「「ぎゃああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」」

「逃げるぞ!」「言われなくたってそうする!」

 

特殊メイクしたやつ誰だよ!?怖すぎるわ!

 

「首を置いてけぇ!」

「うおあっぶねぇ!今度は瀬呂かよ!これでも喰らいやがれ!」

 

そう言うと辺り一帯を柔化させて瀬呂と切島を沈める、やるぅ

 

「「ぐおぉぉぉぉ!?く、首を置いてけぇ!」」

「今のうちだ!」「ナイス判断!」

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

落ち(物理的に落下してきた)武者ゾーンを抜け出し歩いて行くと道中の草むらが不意にガサガサと音を立てられたりしてビクビクしながら歩いて中間地点まで目指してるけど……どの辺だろ

 

「そこそこ歩いたけど中間地点何処だ?」

「……あっあそこ!ラグドールがいる!」

「うおおぉ良かったぁ……中間地点は安全だろ流石に」

「柔造すまん、そのセリフはフラグにしか聞こえないから勘弁してくれ」

 

冗談だろうなぁって思いラグドールのいる中間地点へ向かうと……まあ予想的中だ

 

「……もおぉぉぉぉぉ!!!!だから言ったのにぃ!」

「うおぉい!?吃驚したぁ……」

「ねーこねこねこねこねこ!ビックリするよね!あちきも初めて見た時凄いびっくりしたもん!ものっそい精巧なんだよこれ!」

 

ラグドールのいる中間地点はランプのお陰で明るく照らされてはいるが足元や草むら、木に横たわる様に緑谷、麗日、飯田、轟の弟の方が転がっていた……流石にこれもマネキン……だよね?

 

「……あつい」

「「ぶはっ!」」

「ちょ!?轟くん!?」

「素で言っとるwww!」

「轟くん、確かに暑いのは分かるが堪えてくれ……俺も暑いんだ」

 

少し観察しているとしばらくその場で待機してた影響なんだろうか、轟が汗だくの状態でマスクを外して喋り出したのだ。流石に不味いと思ったのか残りの3人もマスクを外し説得しだした……笑うわ流石にこれは

 

「ああそうだ取蔭さん!骨抜くん!一つだけ忠告、ここから先は歩いて行くようにね!どれだけ怖くとも歩いていけば安全だから」

「え?信用出来るのそれって」

「ああ、信用してくれて構わない。話を聞いていたが脅かしのルート上どうしても歩いて欲しいんだ……危ないから」

「……何か飛んでくるのか?」

「行って見りゃ分かるさ」

 

ええ……何があるっての?とりあえず折り返し地点はこ……え……

 

「……ひっ!?」

「どした?」

「じゅ……柔造……あ、あれ」

「ん?なんも見えねぇけど?」

「えっ!?嘘!?」

 

少し奥の方にやたらと怖い顔が見えたけどちょっと視界が外れただけで居なかった……あれマジモンの幽霊とかじゃないよね?大丈夫よね?

 

バチン!

 

「っでぇ!?」

「柔造!?」

「いまものっそいビリって来た!上鳴かよ!?」

「殺意高すぎるだろ!?ていうかさっきからやたらと怖い音出てるの何!?」

 

パチパチパチパチパチパチ!!!!!

 

「「うおおぉぉぉぉぉ!!??」」

 

後半からめっちゃ畳み掛けてくる!やばいめっちゃ怖い!兎に角怖い!言語化すら難しいぐらい怖い!

 

ヒュ!ガァン!

 

「「…………え?」」

 

と……突然視界外から高速で何かが飛んできた……え?何が飛んできたの?

 

「……木?」

「にしては形がバラバラだ……もしかして椅子?」

「こんだけの速度出せるとしたら……障子くらいか?」

「ワンチャン常闇のダークシャドウ説」

「「……ありうるなぁ」」

 

まさか緑谷が言っていた歩いて行くのが安全ってこの事?もしこの速度の椅子?に直撃してたら……辞めよう考えるの!恐しいわ!

 

「あっ」「ん?」

 

漸く出口に近付いたのか見慣れた白髪で狐耳と尻尾を生やした和服美少女が岩に座りながら三味線を弾いていた……えっ凄い様になってる

 

「おや?えらい珍しいこともあんねんなこの亡者の森を抜け出せた人らがおるなんて……おめでとさんこのまま真っ直ぐ行けば抜けれるよ、その手ぇ離さんようにな……ああそうそう最後まで気ぃ抜いたらあかんで?特に興味本位で後ろ振り向くとかな?ほな気ぃつけて行きや」

 

……吹雪なんだけど喋り方とか服装のせいでその地の人に見えた、吹雪って格好とか喋り方変わったらこんなにも印象変わるんだ。ていうか三味線上手すぎない?

 

「……結局後ろ何があるんだろうな?」

「え”っ!?振り向くの!?」

「や……だって気になるだろ?あんだけ釘刺すように言ってきてるんだから……虚仮威しの可能性もあるぞ?」

「……あぁーもう!わかったわかったわよ!せーので行くよ?」

「わかった」

 

私はこの時やめとけば良かった……

 

 

「「せぇーっの!……ヒッ!?」」

 

 

 

 

 

「あーあ、折角親切に言うたのに……勿体ないことしはんねんなあんさんら」

 

 

 

 

 

口と瞳の向きが縦になっていて髪が赤黒くて同じように縦に目が夥しい数ある顔が真正面にあったのだから……

 

 

 

 

「「……ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」」

 

 

 

 

 

今日、いや過去一叫んだ……夢に出て来たらA組と一緒になって寝よ……怖いわあれ




て訳で配分でゲス

入口の女性:梅雨ちゃん

20個の生首ゾーン:砂糖、尾白、百、三奈、口田

落武者:切島、瀬呂

草むら:常闇、峰田

中間地点:緑谷、飯田、お茶子、焦凍

謎の怖い顔・不気味な音:響香

突然の電撃:上鳴

爆竹:かつくん

椅子投擲:障子、海月(組立係)

白い狐:吹雪

後ろのお化け:透

生首ゾーンのマネキンの数が20なのは敢えてです……まだB組メンバーには透ちゃんの素顔わからないんでね、普段は透明化のまま過ごしてるんでこの子

ラストのお化けの顔のイメージはオチョナンさん+深夜廻の怪物化したユイの頭を足した感じです。それをほぼゼロ距離で視認したら絶対怖いだろ……俺でも叫ぶ自信しかない

で、椅子投げは危なっかしいけどタイミング見計らって当たらない位置にぶん投げてもらってます。イメージ的にはThe backrooms 1998のやつです

今現状の設定でも

  • もっと増やせ
  • 十分
  • 減らせアホ
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