もしも轟家に天使がいて平和時空ならヒロアカ世界どうなってるだろう   作:黄昏の跡地

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吹雪ちゃんのフィジカルつよつよでスタミナ結構ある方だと思ってる作者です、ラスボス枠居ないから最終決戦がどう足掻いても異能解放軍の面々っていうね


エピソード38:真の個性圧縮訓練

 

朝4時……入寮初日とはいえ諸々の鍛錬を怠るわけにはいかないということで私はかつくんらと一緒にロードワークに行こうとしていたらなんか入口のとこに相澤先生が居た

 

「おはようさん、相変わらず早いなお前らは」

「……おはようございます?」

「なんで疑問形になる?」

「いえ、早朝から相澤先生のお顔を見るのが不思議で仕方なくてですね」

「つか俺ら今からロードワーク行くつもりなんすけど」

「あぁーちょいと待ってくれるか?」

 

 

果たして何をするつもりなのだろうか?私には分からないという事で軽くストレッチする事にした

 

 

ーーーー

 

 

「うし全員揃ったな?」

『お……おはようございます』

「なんか凄いデジャヴ」

「合宿2日目思い出すなぁ」

「やね」

 

皆眠たい目を擦りながら体操着に着替えてアライアンスの入口前に整列していた、私はかつくんに抱き着かれてますけどね!

 

「つーわけで今日から本格的に個性圧縮訓練を始めていく……先ずは自力を上げるために個性抜きで朝めいっぱいランニングと筋トレから始めて昼からTDL使って個性訓練だ」

「うっわ……朝からきっつ」

「ランニングってどこ走るんですか?」

「雄英敷地の外周」

『めっちゃ広いじゃん!』

「……かつくん、20周行くよ」

「いいぜ、んでそっから戻って朝飯とプロテイン飲んでがっちり筋トレやって」

「昼間に個性訓練だね、付いてくよ」

「私も行く!」「俺も」「私も同行致しますわ!」

 

個性抜きでガチの筋トレ出来るなら十分!むしろ有難い!てな訳でレッツゴー!

 

「あっおい!まだ話は終わってねぇ……行っちまったか」

 

 

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相澤先生の静止を振り切り私たちは雄英敷地外周のスタートラインを決めていた……

 

「スタートラインはここね、20周行ったら終わりだけど多分気付かずにずっと走り続けると思うよ私は」

「……俺らもなんか似たような感じになりそう」

「吐くまで走るかもしれないって考えたらちょっとあれだね」

「自力上げだからスタミナ強化と体力増強かな?腕が鳴る!」

「この場合足ですが……ご自分のペースで行きましょ?」

「うし、んじゃあ始めっぞ!」

 

三者三葉とは言うがまあバラバラ……だけど割と考えは似通ってるとかいうA組三強とその妻組である

 

「間に合った……計測器使うからそこから動くなよ?お前らもさっさと並べ!時間は有限だぞ!」

「あいつらやる気あり過ぎだろ……」

「朝っぱらから良くあそこまで動けるよね」

「しかしそれぐらいやる気を出さないとプロは難しいという事だ!俺達もやる気出していくぞ!」

 

飯田くんホント委員長向いてるなぁ……朝から元気なのはいい事である、私も女の子の日以外はスパッと起きれる派だから分かりみが深い。あっそういえば

 

「相澤先生B組は?」

「そろそろ来ると思うからその場で待機な」

「えっ?ヤです」

「頼むから我慢してくれ」

 

早く走りたいんだけど?……めんどくせぇ!

 

「お先ー」

「あっ!?待ちやがれ!」

「ちょっ!?吹雪さん!?」

「お義姉様!?」

「ちっ俺も行く」「私も!」

 

ふはははははは!態々B組の面々と歩幅合わせる気は更々ないんでね!しかも敷地内で思いっきり爆走出来るって言うなら尚更よ!

 

「くっそあの野郎普通にはえぇ!」

「スタミナ度外視してない!?あれ!」

「……姉さん元の足の速さは尋常じゃねぇからな、食いついていかねぇと」

 

流石は三強、出遅れた割には私についてきてる。けど百とお茶子ちゃんはランニングのペースで走ってるっぽいね……まあいっか自分のペースで走ればいいだけだし

 

「……さすがに気分が高揚してくるわね」

 

私は前傾姿勢になりつつ速度を上げ走り続ける……コンクリートの地面でガチ走りする用のシューズ用意して正解だった下手したら一瞬で靴潰してた

 

 

 

ー開始から約2時間後

 

「ゼェ……ゼェ……あいつらどんだけスタミナあんだよ!」

「後から来た私らでも追いつけない速度って何!?ってまた追い抜かれた!?」

 

ノルマの20周があっという間に終わり私はとりあえずスタミナの許す限り走り続ける……けど正直ぶっ通しで2時間全力ダッシュは中々に来る……後ろを振り返ると

 

「「待てやゴラァァァァァァァ!!!!!!」」

「ぶはははははは!緑谷くん口わっる!」

 

最後の最後まで追いつかれまいとラストスパートを掛け2人を引き離し機械の前を通ると30周と聞こえたため私は少しずつ足を遅くしゆっくりと止まる

 

「はぁー……ふぅー……」

「……30周ってお前随分と走り込んだな」

「普段は2時間かけてじっくりジョギングするんですけど折角なんで爆走しました……けど流石にちょっと疲れました」

「まあノルマはクリアしたんだから大目に見てやるから朝飯食ってこい、腹減らしてるだろ?ランチラッシュがモーニングセット作ってくれてるから学校の食堂行ってこい」

「はぁーい」

 

相澤先生とある程度話していると若干遅れて緑谷くんとかつくんがゴールインした……かつくんは割と平気そうだけど緑谷くん顔青いけど大丈夫かな?

 

「だぁーっクソ!全然追いつけねぇ!」

「ゼェ……ゼェ……ゲホッゲホ……きっつ」

「2人ともお疲れさん、轟姉と一緒に食堂行ってこい。ランチラッシュがモーニングセット用意してくれてるから」

「あっその前にプロテインセット持っていかないと」

「あぁ?んじゃあ一旦寮戻って取りに行くか、おい出久!動けるか!」

「ごめ……げほっ!ちょっときつい」

「私のペースに合わせるからそうなるのよ、はい吸ってー」

「すぅー……」

「吐いてー」

「はぁー……」

 

数度深呼吸を繰り返すよう指示しながらゆっくりさせると青かった顔が少しずつ色を戻していって落ち着きを取り戻した

 

「ふぅ……ありがとう吹雪さん、お陰で落ち着いたよ」

「よくってよ……おっ焦凍も到着か」

「ゼェ……ゼェ……姉さんら……速すぎんだろ」

 

反応が遅れてスタートした焦凍はそこそこ周回遅れしてノルマ達成、続けて百とお茶子ちゃんが同時ゴールとなった

 

「「しんどい(ですわ)!」」

「お疲れさん、ランチラッシュがモーニングセット用意してくれてるから息整えて食堂行ってこい」

 

 

……お腹減ったから早く行こ

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

朝ごはん食べてプロテイン飲んで筋トレやってお昼ご飯食べてTDLに来ました……やっと硬血試せる

 

「で?何するんですか?」

「ああ、君らには【必殺技】を作ってもらう」

『胸膨らむやつ来たぁー!』

「必殺技トハ!ソレマサニ必勝ノ型!ソシテ何ヨリモ己ヲ象徴スルモノナリ!」

「エクトプラズムの個性を使って一人一人に付いてもらって必殺技の開発に取り組んでもらう、既に出来てるものは新しい物を、まだ個性に不安が残るやつは個性訓練をしてもらって構わない……仮免までには確実に1つは間に合わせるぞ気合い入れていけ!」

『はい!』

 

さて私はどうしよ……あまり広く使えないから仕方ないけど多分エクトプラズム先生じゃ速度的には無理なんだよね

 

「ふーぶき、愛しの最速の兄が見に来たよ」

「あっ啓悟義兄……丁度良かったちょっと付き合ってよっていう前になんでいるのさ」

「いやぁ折角だから後輩らに色々とアドバイス兼ねて来たんだけど……いいっすか?吹雪とマンツーマンで」

「……まあそいつの気が済むまでやらせてやってくれホークス」

 

わーい先生からの許可もーらい、取り敢えずトリシューラと冰魔鏡抜きでやろうそっからだ

 

「(還零冰龍と五月雨ノ天だけにしつつアヴァランチダッシュを常時発動状態を維持する)んでこっから氷で剣作って……行くよー?」

「ばっちこーい」

 

少し踏み込むと一瞬にして間合いを詰めて連撃を放つ、双剣から剣に、槍と切り替えつつ弓を放ちすぐ近接に戻す……いや思ってた以上にむっずこれ

 

「もっと早く……早く!速く!疾く!」

 

自分に言い聞かせるようにしながら振るうと少しずつ武器の展開速度と攻撃速度が上昇していってる気がしてきた……ホントに気だけどね?

 

「うおっ!?複数回矢を放つのばりいやらしか……ん?強化状態が切れてる?」

「はぁー!」

「いや自力でやるのかよ!」

 

しれっと解除してるのも一種の訓練のひとつで【個性に頼りきりにならない】という課題を終わらせるためでもある……まあちゃんと訓練はするけれども少なくとも亜流とかの剣術周りは個性の使用は控えるつもりではあるけど……

 

「は……やぁ……ひあっ!?」

 

流石は現最速を誇る人、目で追いつけない速度で両手に持っていた冰の剣を弾き飛ばされた……これ思っていた以上にきついのでは?

 

「あっごめん吹雪ちゃん!勢い余りすぎた!」

「いえ……はっや、目で追いつけない」

「トリシューラ使った方がいいんじゃない?」

「いえ、トリシューラを使うと武器の切り替えにラグが発生するんで極力使用はしない方面にしたいんです……最速で武器を振るい切り替える必要がありますから素の冰でやった方が速いんですよ」

「途中から個性使ってなかったのは?」

「個性に頼りきりにならない為ですね、鬼血家の盟友でもあった人は無個性ながらドンキホーテ亜流硬血を使い高機動戦闘してたとかいうよく分からない記述を見たので」

 

相澤先生に焦るなとは言われたけどこれは焦るよ流石に……何か他にヒントのようなものあればいいんだけどなぁ

 

「はぁ……ふう、もう1回お願いします!」

 

まだ始まったばかりだ、身体に徹底的に叩き込みつつ慣らして行こう

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

あれから夕方になるまでTDLで訓練していたが……結果はと言うと

 

ボロ……

 

……まあ一言で言うなら惨敗である

 

「ふ……吹雪ボロボロじゃん何してたのさ」

「個性を武器生成に集中させる以外の使用禁止状態でホークスとガチ戦闘」

『え?』

「し……師を前にして何たることを」

「ちなみに後半ある程度目が慣れてきたから追えたけど身体がおっ付いてくれなかったからボロ負けした」

『いやそれでも凄いよ!?』

 

ともかく一日目の個性圧縮訓練は終了、武器の生成速度と反応は出来るようになって来たけど結局この日私は負け越すことになった……それに一から戦術組むのって難しいんだね途中追加で棍とか薙刀とかダブルセイバーとか増やしたけど負けました悔しい

 

「くっそー最近負け越してるなぁ」

「久々じゃないか?雪姉が負けっぱなしなのは」

「んあー言われてみれば確かに……小6か5位から中2に掛けてだっけ1番多かった黒星の数」

「その辺だった、燈矢兄らと組手してて大体は返り討ちにあって壁に頭激突して気絶しては起きてを繰り返して……その大体の理由がスランプに陥ってる時が多かったな、今回も似たような理由っぽいしそのうちスパッと解決して勝ち星取れるだろうな姉さんなら」

「そんなものかねぇ?……そういや皆どうなの?」

「いまいちー……まあ始まったばっかだからね!こっから地道に練ってくよ!」

「うむ!そう考えると今回進捗あったのは緑谷くんだな」

「うん、とは言えコスチュームの改良とか検討しないといけないから」

「そう言うと思って明日はコスチュームの改良含めて休日にしてあるからゆっくり休め、ああそうそう轟姉に1つ伝言があったんだ」

 

 

珍しい、伝言とな?誰からだろ?

 

「親父さんから『明日は轟家の本家に行くぞ』との事だ……外出準備はちゃんとしとけよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……ファ!?本家!?





次回は覚醒フラグ1つ手前の回収です

今現状の設定でも

  • もっと増やせ
  • 十分
  • 減らせアホ
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