もしも轟家に天使がいて平和時空ならヒロアカ世界どうなってるだろう   作:黄昏の跡地

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本来は原作軸で書きたかった作者です

……この主人公ちゃん実は元々個性氷雪操作で荼毘状態の燈矢を職場体験時に遭遇し蒼炎を託されて郡衙山荘での戦闘で覚醒するって流れにしたかったけどあまりにも平和時空で書きたくてこうなりました


エピソード2:最速の先ってなんだろね?

 

「……雄英よ、私は来たぞ」

 

家族に見送られ送迎の車に揺られること数分、雄英高校付近で降りた私は少し歩き無事に雄英の正門前に到着した

 

「(確か正門前に先生が立ってるはずだからその人に話しかければよかったんだっけ?……18禁ヒーローのミッドナイトなのは目を瞑る他ないけどね)」

 

正門前を少しキョロキョロしているとレディーススーツに身を包みヒーローコスチュームと同じサングラスを掛けていたミッドナイトを見つけた……目立つなぁ

 

「おはようございますミッドナイト先生、本日はよろしくお願いします」

 

「あら、あなたが轟吹雪さんね?案内役のミッドナイトよ。こっちよ、着いてきて」

 

軽く挨拶を済ませミッドナイトに案内される事数分、他の皆とは別室での試験となった。まあ内容が推薦組と同じだから分ける必要あるから仕方ないけどなんか一人は寂しい……そんな事を思いながら試験開始前になり受験票と筆記用具を取り出し準備を整える

 

 

「それでは試験……《キーンコーンカーンコーン》始めよ」

 

 

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「……そこまで、筆記試験は終わりよ。次は実技だからお昼ご飯食べて動きやすい格好に着替えて頂戴ね」

 

筆記の感触は上々、ケアレスミスを除けばまあ落ちることは無いと確信出来ただけまあ良しとしましょうかね……しかし次はヴィランロボ撃破TAか……早く終わりそう

 

「よいしょー、一緒に食べましょっか」

 

さっき出ていったはずのミッドナイト先生がお弁当を持って机を反転させてくっ付けてきた……よく見れば他の先生方もここに来て食べ始めた……え?私この中で食べないと行けないの?

 

「……一受験生に加担してて良いんですか?ミッドナイト先生」

 

「いいのいいの、あなたもう合格確定だし……どうして雄英志望したの?」

 

諦めてママから貰ったお弁当を取り出しお昼ご飯食べ始めると面接が始まった……いや面接じゃなくてこれ単純な疑問だわすっごいキラキラした目で見てくるもんと言うか合格確定って受験生の前で言っていいの?

 

「……敬愛する兄や父が雄英卒業生だから、と言うのは建前で私はなりたい自分になりたいんです。私の個性はあまりにも強力で人を容易に殺せる程の威力が出ます……でもこんなにも強力な個性でも人を助け笑顔に出来るようなヒーローになりたいんです」

 

「ふふ、上出来よ。それだけの覚悟があるのは素晴らしい事よ」

 

「……あの、ミッドナイト先生……燈矢兄と萌義姉は学校ではどうだったんですか?あまり話してくれなかったのでよく知らないんですよ」

 

「あら?聞きたい?後輩だから色々と知ってるわよ……そうねぇ先ずは」

 

「Heyミッドナイト!何の話してるんだ?」

 

お弁当を食べながら燈矢兄達の話を聞こうとしたタイミングでヴォイスヒーローのプレゼント・マイクが乱入してきた……話し出したタイミングで入ってくるとか空気読めやインコ頭

 

「……今なんかすっげぇ失礼なこと考えなかったか?リスナー」

 

「タイミング悪すぎるのよマイク……燈矢くんと萌ちゃんが学校ではどうだったか話そうとしてたのよ」

 

「あぁーあの問題児共なぁ……イグニスは個性が強力で熱音響冷却を利用しての蒼炎は凄まじかったしバーニンの炎の扱いもかなりのものだった印象しかないんだよなぁ」

 

「その癖2人揃って優等生だから大体顔を合わせては競ってたわね……まあ二年の文化祭で燈矢くんが告白したのには吃驚したけど青春だったわねぇ」

 

ふむ、そのタイミングで燈矢兄と付き合い始めたのか萌義姉は……いい事知った。

 

「3年の時なんかプロミネンスの威力えぐくなかったか?なあセメントス!」

 

「はい?ああ燈矢くんの?」

 

「ええ、3年の頃の体育祭で使ったプロミネンスバーンの威力普通にエンデヴァー越してたわよね?」

 

「私もその時直接見てましたけど熱音響冷却と併用させた赫灼熱拳 朧を使ってましたね……紫色に発光してて火力が凄いことになったらしくて市街地での使用が禁じられる程に大騒ぎになりましたもん」

 

赫灼熱拳 朧は燈矢兄がパパと共同で完成させた奥義だ、バツ字に外側が紫色、内側が白く発光するその光景は凄まじく熱音響冷却との併用による最大出力プロミネンスは3年の決勝にて大きな印象を残した

 

決勝の相手は萌義姉ではなく別の人で確かベクトルを操る個性だったかな?力の掛かる方向を変えて萌義姉を見事に撃破したけれど最大最高出力かつ全体攻撃のプロミネンスの前には為す術も無く敗退したっけ

 

「ホント燈矢くんには毎回驚かされるわよ」

 

話を聞きながら食べているとあっという間に無くなった……さっさとジャージに着替えよ

 

 

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着替えも終わり場所は移り市街地ステージH、通常はAからGまでの計7箇所で行われるが私のTAの為廃棄前の模擬市街地で行うこととなった。

制限時間は僅か10分、サポートアイテムの持ち込みは可……だけどそれ以前に私からすれば温すぎる(・・・・)と考えてしまう。何せ素で燈矢兄以上の出力を出せるのだから

 

《はいスタート〜》

 

緩い声による開始の合図と同時に扉が開きスタートダッシュを決めようかと思ったがゆっくり入るのことにした……ステージに入った瞬間から私の勝ちは確定しているのだから

 

「……全てよ凍てつきなさい、【冰雪蒼海】」

 

瞬間、市街地ステージHはあっという間に冰によって覆われ空から雪が降り出した。鼻歌で雪やこんこを機嫌良く歌いながら中を歩く……そこかしこに氷漬けになったヴィランロボが点在しており静寂に包まれていてとても居心地が良かった

 

「さて、0Pが出てくるまで暇だし……どうしよっかな?」

 

暇になった私が始めたのは……雪だるま作りだった

 

 

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モニタリングルーム

 

 

『……』

 

教員全員は絶句していた、何故なら開始から僅か5秒も満たない時間で市街地ステージHが氷漬けになった挙句予報に無かった雪がステージHにだけ降り出し暇になったからと余裕ぶっこいて雪だるまを作り出したのだから

 

「……校長、これ彼女に試験させた意味あるんですか?」

 

「うーむ、これを見る限りどうやら不要だったようだね。」

 

「コレ程マデノ出力……燈矢クンノ蒼炎ヲモ遥カニ越エテイル」

 

「えっげつねぇ……個性届を見る限りあれでもまだ力の一端しか使ってないんだろ?」

 

「《冰雪蒼炎》……個性終末論の極致ともとれる個性ですね、僕のブラックホール並に危険ではありますが使い方次第ではとてつもないアドバンテージになりますよ」

 

 

合格が確定した吹雪のいるHから視界を外し他の会場に目を移す、ロボを順調に壊す者、救助に専念する者、漁夫の利を狙う者、逃げ回る者と千差万別だった

 

「ふむ、爆破の個性持ちの子は随分とスタミナがあるな」

 

「順調に壊していってますねぇ、あっこの緑にスパークしてる子動き良い」

 

「堅実ではあるが確実性を取っているのは素晴らしいことだ……校長、そろそろ投入してもいいんじゃないんですか?残り2分を切りましたし」

 

「そうだね、それじゃ投入してみよっか」

 

 

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ズズゥーン!

 

「ん?ようやっとお出ましかな?【赫灼熱拳 冰】!」

 

奥から大きな音が聞こえてきたってことは0Pが出現したという合図でもある為私はすぐさま臨戦態勢に入り両腕と両脚に冰を纏う冰を発動させる

 

「ふぅ……焼き払いなさい!【蒼白煉獄炎】!」

 

掌を地面に押し当てながら蒼炎を噴き出す、瞬間さっきまで静かだった氷雪世界が業火によって溶け落ちビルを倒壊させロボを灰にする。流石に0Pは巨体かつ堅牢な作りなのか被害は特に無かった

 

「さて、せっかく出してくれたし遠慮なくぶっ飛ばしますかぁ……【赫灼熱拳 イクスバーン】!」

 

高圧縮した蒼炎を掌を突き出すと共に頭部に向け放つ、圧縮された炎は前方と後方に向けて放たれ更に威力を上げ頭部を綺麗に消し飛ばし沈黙させる

 

「ふぅー……うん、良き良き」

 

《はいしゅーりょー》

 

 

 

 

 

「それじゃあ合格通知は改めて後日発送させてもらうわ。中には小型プロジェクターと被服届、それから雄英入学までの予定と配送予定日が記載されてる紙を入れてるから必読するようにね」

 

「お世話になりました、また入学式にお会いしましょう」

 

 

 

 

ここからは完全な後日談なんだけど郵送されてきた封筒の中のプロジェクターからオールマイトが出てして当然合格の2文字、被服届に和服と洋服の2種類のコスチュームデザインをパパの事務所系列の会社へ提出、入学式まで待つこととなった




吹雪ちゃんの身内の呼び方

父:炎司→パパ
母:冷→ママ
長男:燈矢→燈矢兄
長女:冬美→冬姉
次男:夏雄→夏兄
三男:焦凍→焦凍

バーニン→萌義姉
ホークス→啓悟義兄

となります。轟家の人ら大体お父さん親父、お母さん呼びだからパパママ呼びは新鮮でいっかなってことでこうなりました。人前だと父とか母呼びだけど素が出てパパママ呼びして弄られてて欲しい(願望)

今現状の設定でも

  • もっと増やせ
  • 十分
  • 減らせアホ
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