転生したら聖剣使いだった件   作:ビシャデスマーチ

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大同盟

前回のあらすじ

キングオブアーサーの力で豚頭魔王を倒した。

 

 

魔王ゲルドを討伐した翌日、それぞれの種族の代表が集まった。

テンペスト側からは俺、リムル、鬼人達だ。

蜥蜴人族からは首領と側近。

そして豚頭族にゴブリン、トレイニ―さんだ。

まずは戦後処理の話し合いから…

なぜかリムルは紫苑に、俺はヒスイに支えられていた。

 

 

「では、議長リムル=テンペスト、並びに副議長トウマ=シングウジ。始めてください。」

 

 

あれぇ?トレイニ―さんが議長じゃないの?

俺が驚いてるとリムルが口を開く。

 

 

「えー…こういう会議は初めてで苦手なんだ。だから思ったことだけを言う。その後はみんなで検討してほしい。」

 

 

リムルの言葉に全員が頷いた。

 

 

「まず最初に明言するが、俺たちは豚頭族の罪を問う考えはない。」

 

 

「え?」

 

 

「は?」

 

 

「被害が大きかった蜥蜴人族からしたら不服だろうが、聞いてほしい。豚頭族が何故侵攻をしたのかを。」

 

 

リムルは、豚頭族の事情を説明した。

 

 

「同じ立場だったならば、他の種族の者であっても、同じ判断をしたのかもしれない。まぁ、これに関しては建前なんだけどな。」

 

 

「では、本音を伺ってもよろしいかな?」

 

 

「豚頭族の罪は全て俺が引き受けた。文句があるなら俺に言え。」

 

 

リムルの言葉に生き残った豚頭将軍が口を開く。

 

 

「お…お待ちいただきたい!いくらなんでも、それでは道理が…‼」

 

 

「それが、魔王ゲルドと交わした約束だ。」

 

 

「あっ…うぅ…」

 

 

その言葉に、言葉を失って豚頭将軍は座り込む。

飢餓者の効果が消えて、罪悪感が募っているようだ。

すると、蜥蜴人族の首領が口を開いた。

 

 

「なるほど、しかしそれは少々狡い答えですな。」

 

 

ベニマルが、前に出る。

 

 

「魔物に共通する、唯一不変のルールがある。弱肉強食。立ち向かった時点で覚悟はできていたはずだ。」

 

 

「お前たちも里を滅ぼされているけど文句はないのか?」

 

 

「ないと言えば、嘘になりますが。次があれば、同じ無様は晒しませんよ。」

 

 

紅丸の言葉に鬼人達は頷く。

 

 

「なるほど。正論ですな。ですが、もう一つ、どうしても確認させていただきたい。」

 

 

「何だ?」

 

 

「豚頭族をどうなさるのですか?」

 

 

「…」

 

 

「豚頭族の罪を問わぬということは、生き残った彼らを、すべて受け入れるおつもりですか?」

 

 

首領の言葉にリムルは俺の方を向いて、互いに頷いた。

 

 

「確かに、数が減ったとはいえ、10万の豚頭族がいる。」

 

 

「それで、だ。夢物語のように聞こえるかもしれないが、皆で協力出来ればと思っている。」

 

 

「協力?」

 

 

「と、いいますと?」

 

 

「どういうことですか?」

 

 

全員の視線が集まる。

 

 

「蜥蜴人族からは、良質な水質源と魚を。ゴブリンからは住む場所を。俺達の街からは、加工品を提供する。」

 

 

「で、その見返りとして、豚頭族からは労働力を提供してもらいたい。」

 

 

「おぉ…‼」

 

 

「ジュラの森の各種族間で、大同盟を結び、相互に協力関係を築く。他種族共生国家とかできたら、おもしろいと思うんだけどなぁ。」

 

 

「わ、我々が…!その…同盟に参加させてもらえるという事ですか?」

 

 

「帰る場所も行く当てもないんだろ?」

 

 

「居場所を用意してあげるから、しっかり働け。サボるなよ?」

 

 

俺とリムルの言葉に豚頭族は涙ぐみ、一斉に頭を下げた。

 

 

「ははっ!」

 

 

「勿論!勿論ですとも!」

 

 

「命懸けで働かせてもらいます!」

 

 

「おぅ。」

 

 

「蜥蜴人族はどうだ?」

 

 

「うむ。是非、協力させていただきたい。」

 

 

「トレイニ―さんも、いいかな?」

 

 

「よろしいでしょう。私の守護する樹人族からも、森の実りを提供いたしましょう。当面、豚頭族の飢えを癒すことは、できると思います。」

 

 

「おぉ…!」

 

 

どうやら、話はまとまったようだ。

トレイニ―さんが立ち上がる。

 

 

「では、森の管理者として、私トレイニ―が宣誓します。リムル様を、ジュラの大森林の新たなる盟主として認め…」

 

 

「俺だけ⁉トウマは…!?」

 

 

「ガンバレ☆」

 

 

「そう言う事で、盟主リムル様の下、ジュラの森大同盟は成立いたしました。」

 

 

「い、いいよやるよやりますよ!じゃあ、あの、そう言う事みたいなんで、皆、よろしく頼む!」

 

 

「ははっ!」

 

 

その後、リムルは皆に名を与えることになった。

 

 

「お前は豚頭魔王ゲルドの遺志を継いでもらうべく、名をゲルドとする。」

 

 

「豚頭族たちを、お前が導いてやれ。」

 

 

「はっ!」

 

 

こうして、新しい王ゲルドは、猪人王(オークキング)へと進化した。

その後、十日かけてリムルは10万の豚頭族に名をつけた。

その結果、リムルはスリープモードになった。

そして、ガビルに判決が下されようとしていた。

 

 

(我輩は死罪だろう。それでいい。そうでなくては示しがつかん。ただ、心残りがあるとすれば…聞いてみたかった。何故、あの2人は我輩を助けてくれたのかと。こんな、何の価値もない間抜けを…)

 

 

「顔を上げい。」

 

 

蜥蜴人族の首領アビルが口を開く。

 

 

「ん…」

 

 

「判決を下す。」

 

 

(せめて、堂々と死罪を受け入れようぞ。)

 

 

「ガビルを破門し、追放する。二度と蜥蜴人族を名乗ることを許さぬ。」

 

 

「はっ?」

 

 

「即刻、追い払うが良い。」

 

 

「なん…だと…!?」

 

 

ガビルは洞窟の外へと放り出された。

 

 

「ぐっ…」

 

 

「忘れ物だ、ほら。」

 

 

そう言って、一つの荷物を渡す。

それは、先ほどまでアビルが持っていた水渦槍だった。

 

 

「あっ…あぁ…」

 

 

ガビルは泣きながら頭を下げる。

 

 

「ガビル様~。」

 

 

「ん?」

 

 

「わ~い。」

 

 

「ガビル様~‼」

 

 

そこにやってきたのは、ガビルの部下たちだった。

 

 

「待ってましたよ!ガビル様。」

 

 

「ったく、待ちくたびれたぜ。」

 

 

「時は金なり。」

 

 

「な…何をしておるのだ、お前達!我輩は破門になったのだぞ⁉」

 

 

「ガビル様が破門なら、皆破門ですよ。」

 

 

「然り!」

 

 

「お前ら…バカだな!」

 

 

ガビルは涙を拭い、前を向いた。

 

 

「しょうがない奴らであるな。分かった。まとめて面倒見てやろう。我輩についてくるが良い!」

 

 

「ヒュウ~さすがだぜ~。」

 

 

「かっくい~‼」

 

 

「至極、当然!」

 

 

そして…

 

 

「ガビル…」

 

 

「お前ら、何してんの?」

 

 

食堂でガビルたちが食事をしていた。

 

 

「あ…いやぁ、ハ、ハハハ!このガビル!リムル様とトウヤ様の力になりたく馳せ参じました!」

 

 

「ガビル様かっこい~」

 

 

「当然である!」

 

 

それを聞いた紫苑は

 

 

「では斬りますね。」

 

 

と言って剛力丸を構えた。

 

 

「あ!いやいや、是非とも我輩たちを配下に加えていただきたいのです!必ず、お役に立って御覧に入れますので、何卒!」

 

 

「何卒…」

 

 

「ガビル様もこう言ってるので…」

 

 

「兄は反省しているのです。」

 

 

「彼に償いの機会をお与えください。」

 

 

親衛隊長と副隊長、その他が現れた。

 

 

「来てたのか。」

 

 

「私達は兄と違って勘当になったわけではありません。」

 

 

「何⁉」

 

 

「首領アビルが、見聞を広めよと私達を送り出してくれたのです。」

 

 

「我輩をしたって来たのでは?」

 

 

「違います。」

 

 

「ガーン!」

 

 

「なるほどね。」

 

 

そして、ガビルたちにも名前を付けたが1体、俺が名付けした龍人族(ドラゴニュート)のコモドラが、土豪剣激土を生み出したのだった。

マジかよ…

 

 

 

 

トウマの変身する追加ライダー2体この中ならどれにする?※注 これらのライダーは、作者の好みです。

  • 仮面ライダー龍騎
  • 仮面ライダーカブト
  • 仮面ライダーイクサ
  • 仮面ライダー鎧武
  • 仮面ライダーブレイブ
  • 仮面ライダークローズ
  • 仮面ライダーゲイツ
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