前回のあらすじ
ガビル参上!
ガビルたちが去ってから、俺たちは今後の方針を立てることにした。
始まってすぐに、蒼影の報告に驚かされることになる。
「20万の豚頭族。その本隊が、大河に向かって北上している。そして、本隊と別動隊の動きから予想できる合流地点は…ここより東の湿地帯。」
「つまり蜥蜴人族の支配領域、ということですな?」
「うん。」
「20万か…」
「かなり多いな…。それにしても、豚頭族の目的は何だ?」
リムルの言葉に全員が考え始めた。
そんな中、カイジンが口を開いた。
「う~ん…豚頭族はそもそも、あまり知能の高い魔物じゃねぇ…。この侵攻に本能以外の目的があるってんなら、何かしらバックの存在を疑うべきだろうな…」
「バックの存在だべか?」
「例えば…」
「魔王とかか?」
「紅丸たちの村に来た魔族、ゲルミュッドが関係してるのは間違いないけどな。」
「ま、今のところなんの根拠もないが…」
紅丸が口を開く。
「魔王が絡んでいるかどうかは分からん…だが…」
「だが…なんだ?」
「
「確か、数百年に一度、豚頭族の中から生まれるユニークモンスターだったよな?」
「はい。20万もの軍勢を、普通の豚頭族が統率できるとは思えませんから。」
「ふむ…」
紅丸の言葉に、リグルドが口を開く。
「いないと楽観視するよりは、警戒すべきだと思います。」
「そうだな。」
「じゃあ今後の方針も、豚頭帝がいると仮定して進めるべきだろうな。」
リグルドの意見に皆が頷くと、蒼影の様子が変わる。
「あっ!」
「どうした?」
「偵察中の分身態に接触してきたものがいます。」
「接触?」
「リムル様とトウマ様に取り次いでもらいたいとのこと。如何致しましょう?」
「誰だ?」
「ガビルみたいな変なのは嫌だからな。」
「変…ではありませんが大変珍しい相手でして。その…
「あ…!」
「
「
俺の記憶が正しければ木の妖精だったな…
「
「か、構わん。」
「ここに呼んでくれ。」
「はっ。」
蒼影が呼びに行くと、机上から風が巻き起こる。
そこから、1人の女性が現れた。
「魔物を統べる者と、本の剣士、及びその従者たる皆様。突然の訪問、相すみません。私は
「俺は、リムル=テンペストです。」
「俺はトウマです。で、トレイニ―さん。一体何用で?」
「本日は、お願いがあってまかり越しました。」
「それは、何ですか?」
「リムル=テンペスト…魔物を統べる者。トウマ・シングウジ…本の剣士よ。あなた方に
いきなりだな…
「
「えぇと…俺たちがですか?」
「えぇそうです。リムル=テンペスト様、トウマ様。」
トレイニ―さんは俺たちの質問に満面の笑みで答えた。
すると、紅丸が前に出る。
「紅丸?」
「いきなり現れて、ずいぶん勝手な物言いじゃないか。
「そうですわね。大鬼族の里が健在でしたら、そちらに出向いてたでしょう。」
「おぉ…」
「まぁ、そうであったとしても、この方々の存在を無視することはできないのですけれど。」
「ん?」
「我々の集落が
「
「よく、
それを聞いた一同は騒ぎ出す。
「
「ならば…本当に…」
俺とリムルは少し考え、答えを出す。
「返事は少し待ってくれ。」
「あぁ。鬼人たちの援護はするが、率先して藪を突くつもりはないんだ。情報を整理してから答えを出させてくれ。こう見えても、ここの主なんでな。」
「フフ…」
トレイニ―さんはさりげなく会議に参加した。
「会議を続けるぞ。」
「豚頭族の目的について、何か意見がある人はいないか?」
朱菜が言った。
「思い当たることが一つあります。」
「ほぅ。」
「何だ?」
朱菜に聞くと、朱菜は蒼影に聞いた。
「蒼影、私達の里、調査してきましたか?」
「はい。」
「その様子では…やはりなかったのですね。」
「はい。」
「ん?」
「同胞の者も豚頭族の者も…ただの一つも…」
「まさか…死体か?」
「そうです。」
え…死体食べたの…?
マジで…?
「20万もの大軍が食えるだけの食料をどうやって賄っているのか疑問だったが…」
「それって、まさか…」
「豚頭族も、襲った種族も物も関係なく食べてるって事だろうな…今、進軍中の豚頭族は…」
トレイニ―さんが口を開く。
「ユニークスキル、
「
「それは…どんなスキルだ?」
「世に混乱を齋す災厄の魔物、豚頭帝が生まれながらにして保有しているスキルで、豚頭帝の支配下にある全ての者に影響を及ぼし、イナゴのように周囲の物を食べつくす。喰らった相手の力や能力までも取り込み、自分の糧とするのですわ。…リムル様の捕食者と似ていますわね。」
それを聞いて、俺はゾッとした。
「
「となるとだな、うちも安全とは言い難いな。嵐牙狼族に鬼人、ホフゴブリン。」
「確かに、味はともかく豚頭族達の欲しがりそうな力を持ったエサだらけだな。」
俺とリムルが話してると、紅丸が言う。
「一番奴らの食いつきそうなエサを、忘れてやいませんか?」
「あぁ?」
「いるでしょう。最強のスライムと、本の力で戦う聖剣士が。」
「どこにだ?」
「俺知~らない♪」
「それに、豚頭帝誕生のきっかけとして、魔人の存在を確認しております。あなた様方は放っておけない相手だと思いますけど…」
「魔人か…」
「いずれかの魔王の手の者ですからね…」
「うぅん…」
トレイニ―さんが急に立ち上がる。
「リムル=テンペスト様、トウマ様。改めて、豚頭帝の討伐を依頼します。暴風竜ヴェルドラの加護を受け、牙狼族を下し、鬼人を庇護するあなた様方なら、豚頭帝に後れを取ることはないでしょう。」
「う~ん…」
「そっか~」
俺とリムルが頭を抱えていると、紫苑が立ち上がる。
「当然です!」
「うえ…」
「あ…」
「リムル様とトウマ様ならば、豚頭帝など敵ではありません。御二人ならば、豚頭帝を倒して見せるでしょう!」
「うわぁ!やっぱりそうですよね!」
紫苑さぁ~ん⁉何言ってくれちゃってんのぉ!?
「分かったよ。豚頭帝の件は俺たちが引き受ける。」
「皆もそのつもりでいてくれ。」
「勿論です!リムル様!トウマ様!」
「どうせ、最初からそのつもりだ‼」
「えぇ。」
「俺たちゃ旦那を信じてついて行くだけさ。」
「その通りですぞ!我らの力を見せつけてやりましょう!」
俺とリムルは、腹をくくった。
「20万の軍勢となると…蜥蜴人族との同盟を前向きに検討したいとこだけど…」
「使者が、あれじゃあな…」
悩んでいると、蒼影が出てきた。
「リムル様、トウマ様。」
「ん、どうした蒼影?」
「蜥蜴人族の首領に、直接話をつけても宜しいですか?」
「できるのか?」
「はい。」
「分かった。蒼影、蜥蜴人族への使者を頼む。決戦は蜥蜴人族の支配地である湿地帯になる。これは蜥蜴人族との共同戦線が前提条件だ。頼んだぞ!」
「お任せを。」
蒼影は、湿地帯へと向かった。
そろそろ新しいワンダーライドブックできないかなぁ…?
トウマの変身する追加ライダー2体この中ならどれにする?※注 これらのライダーは、作者の好みです。
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仮面ライダー龍騎
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仮面ライダーカブト
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仮面ライダーイクサ
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仮面ライダー鎧武
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仮面ライダークローズ
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仮面ライダーゲイツ