外宇宙の妖精   作:裏ラ

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番外編!転移の真実、こんにちはリアル

妖精はワールドエネミーの討伐を見届け

次元の向こう側の視線を覗き返す

 

【やぁ!僕は花の妖精、君たちは面白い事を思いつくね、竜帝が興味を持ち干渉した電脳空間を発見し尚且つそれを利用し、電気信号で思考を乗っ取るなんて】

 

 

【竜帝のエネルギーをかなり上手く利用できたね、褒めたいぐらいだ】

【それに、竜帝も随分楽しそうだったし、反抗もしなかっただろう?きっと操られてでも君たちの世界に興味を示し続けたんだろうね】

 

 

【ん?妙な事を気にするね、竜という生き物は賢い、それに彼は星の最強種だよ?自分の脳を弄る存在に気づかないはずがないじゃないか。喜ばしい事だ、君たち人類の作品は竜さえも魅了したのさ】

 

【浄化魔法を手にしてから、随分と環境を気にしてくれたね、とても嬉しいよ、君たちは十分頑張った】

 

【そちら側にはいつか観光しにいくね、あぁ、そんなに慌てなくてもいいよ、僕は君たちを滅ぼすつもりなんて全くないよ、ただ歴史に興味があるだけ】

 

【あれ?そんなに信用ないのかな?これでもかなりの善性よりなんだけどな。あ、なら羽の結晶を一欠片あげよう!上手く使うといい、魔力汚染の浄化が捗るよ】

 

 

【それと、第ゼロ位階魔法を創り出したのは君たちだよね?凄かったよ僕も紙だけだけど、愛用してるぐらいに便利だよ!】

 

 

 

 

リアル時系列

2126年

ユグドラシルが発売された

 

2127年

国家予算レベルの課金プレイヤーを確認

 

2128年

金額は現存する全ての企業からの支払いを確認出来ず、複合企業による調査が開始された

 

2129年

複合企業による、1名不正利用者の判明、人類にはない異能を確認

 

2130年

不正利用者の正体が判明、これより【異世界生命体】に仮定

【異世界生命体】のユグドラシルのプレイ時間が下がる

Lv60からLv100の上限解放を実施した

 

【異世界生命体】元のゲームプレイ時間に戻る

引き続き、イベント開催を15日1回に変更、過去作品のコラボを実施

 

スーパーコンピュータによる計測に不明エネルギーを観測した研究に移る

 

2131年

【異世界生命体】の脳波を観測し、意識空間に干渉する、政府のエイジェントが研究に合流

 

2132年

【異世界生命体】の視線から大地を確認した、汚染のない大地、人類の移住に貢献する可能性あり、研究室が拡大される。推定魔法を確認した

 

スーパーコンピュータによる言語解析が開始

 

2133年

研究は概ね完了し、【異世界生命体】の全体図を確認した

目で確認した研究員は「ドラゴンだ」と呟き記録に残した

 

 

 

魔法の理を数式に表す装置が開発される

 

2134年

魔法体系の確立、浄化魔法の開発が行われ、汚染の除去を確認。海外を含め16の複合企業が、異界研究室に莫大な資産を投資し始める

 

2135年

個体名【竜帝】の意識を電脳空間にすり替え、【竜帝】の体の支配権を勝ち取る、星全体を飛び回り、地図を作成、人類の文明段階は絶望的だ

我々が移住しても、文明を始める以前に獣に食われ死滅する可能性が高い

 

2136年

 

研究が最終段階に進み、操った【竜帝】の力による具現化が確認できた

「これは、恐らく我々の世界で言う神の肉体では無いだろうか?」

 

 

ユグドラシルのサービス終了

「100年単位の長き実験になるだろう皆、子孫に託す用意をしてくれ」

【竜帝】異世界への具現化を開始

 

 

2236年

浄化魔法の普及により、1部環境が改善、生活区域の拡大

魔力汚染を確認、解決策を巡る抗争が起きる

 

【竜帝】に保存されたデータの具現化を開始

プレイヤー同士の抗争を確認、具現化したウロボロスによる魔法式拡散、エネルギーが足りず、原始の魔法が縮小される

ウロボロスが暴走し始め、星のエネルギーを吸い取り始めた

「我々はなにかを間違えた」

 

 

 

2???

 

謎のエネルギー生成を確認、研究室が調べ始めたがこれまで確認された一切の現象に該当しない

 

 

2???

星の安定化を確認、【竜帝】の視線から人類が生存できる星の環境を確認

実験の最終段階に入る

研究員の1部意識をデータワールドエネミーに移し周囲の安全の確保を開始

 

 

「観測を切れ!我々は観測された!奴は一切の現象に該当しない!200年前のエネルギー供給は奴が原因だ!」

「エネルギー供給が止まりません!電源が落ちません!司令塔!次の指示を!」

 

「なにか話しています!!」

 

「記録を開始します!」

 

 

研究所の机に薄い結晶の欠片が落ちた

 

 

「..........上層部に繋いでくれ......これは希望か、それとも絶滅への1歩か...」

 

 

 




竜帝、星に期待された最強種でありながら異界からの侵略を導き、子孫の竜王らから嫌われる

彼はユグドラシルや色んなゲームを楽しんだ
満足して死んでいった
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