外宇宙の妖精   作:裏ラ

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冥界の循環システムの完成により
魂の漂白が行われる際の経験値は星のエネルギーに変換され寿命問題は解決されました
不死系統の発生は意図して発生させない限り
野生の不死者は強力な意思を持つ者以外出現しません


7話

神域に招いた金髪の少年は

周囲の雰囲気が変わるのを目を見開い驚いていた

 

神域に人を招くのは初めてだ

どう接すればいいのだろうか

 

 

お互い沈黙が続く

 

沈黙がさらに続く

 

 

金髪の少年が名乗りをあげる

「私はジルクニフ、君は曽祖父が残した書斎に記された花神だろうか?」

 

やはりラインハルト皇帝の子孫のようだ

そうだと返す

 

しばし見られる

その金髪はかなり整えられていてふわふわしている、目からは少年の覇気とは思えないほど覚悟しているものだ

 

 

ジルクニフが口を開く

曰く、貴族に宮廷が乗っ取られた、現皇帝が黙認し、腐りゆく政権

曰く、味方は少なく、絶望的状況、騎士団2つを味方につけたが未だに打開策にはならない、やることはやったがここで詰みだった

口に入る食事は全て警戒するがどうしても毒が体に入る

初代皇帝の書斎に花神の信仰方法が書かれていて、思ったより簡単だったから、ヤケクソにやってみたらここに来てしまったと

 

 

 

人間の世界は大変だなと心で思った

ここに招いたのはあなただと伝える

覇気で誤魔化されて居たが、かなり目に隈がある

激しいストレスで体の能力が下がり腸の栄養吸収が悪いようだ

 

あなたはジルクニフを食事に誘った

「はは、神の食事を最後に死ぬのも悪くはないか」

 

ジクニルフの勘違いを正す、別に取って食べる気はないし

ただ久しぶりに信仰を捧げられたから嬉しかっただけなのだと

「そうか」

信じていないようだ、疑い深い子だな

 

 

甘いマジックフルーツを前菜に出し、羊のミルクを飲料に出す

メインにレットドラゴンのステーキに英雄チーズをかけ

主食はパンにする、食べ慣れているようだし

 

 

ここは外の時間と流れが違うからゆっくり食べていいと伝える

 

 

食事が進む、さすがは皇室の子、とても綺麗な作法で完食した

これも1種の芸術なのだろうか

 

外界を覗く、確かに上層部は腐敗しているようだ

 

政治に対するものも正義感から生まれるものではなく天性のものだろう

味方が少ない中よくこれだけ隠しながらやれているものだ

 

イルヴァの未来を見た時神々と人類の戦争で活躍した人間に雰囲気が似ていて、目を惹かれる、これがカリスマと言うやつだろうか

 

 

ジルクニフが完食し僅かに驚いた顔をしていた

「これが神の食事か、何の肉かは分からないが食べるだけで強くなる実感があるとはいささか反則ではないか」

「感謝しよう花神様、私は折れない、必ず帝国を導く、続きの策を考えなくては」

スッキリした顔で食事を終えたジルクニフ

 

何故そこまではっきりとした意思で動けるのかと妖精脳の好奇心が止まらない

あなた穏やかな眠りをジクニルフに提供することにした

 

幸せのベットをジルクニフに渡す

「あぁこれを授けてくれるのかな?ありがとう、でもこの大きさだと私じゃ持って帰れないよ」

あなたはこれに重量はないと説明し、確かにベットがでかいように感じた

ジルクニフのマナーを活性化させアイテムボックスの倉庫を開く感覚を覚えさせた

 

「これは使えるぞ」

 

何やら目がギラギラとしている

ベットには時間の魔法をかけた、そこで過ごす10時間は外の1分程度だと説明する

 

あなたはジルクニフについて行くことを伝える

「ハハハハ、どこに打開策があるものかほんとに分からないものだな、よろしく頼むぞ、花神様」

 

様はいらないことを伝える

あなたは正式にジルクニフに信仰を勧めた

自らを信仰する利点を述べ、熱心に信者を勧誘した

 

 

少し呆気に取られているようだが、信者が増えるのは嬉しいことであるこれこそ神の性だ

やめたくて辞めれるものじゃない。だからそんなうんざりした目で見ないで欲しい

ちゃんと利点もあるよ!

「初代皇帝が花神の存在を秘匿し書斎を隠した理由がわかったぞ、君は良くも悪くも純粋すぎる、広めてしまえば信仰が依存に変わりそうだ」

あなたは帝国相談役として雇われた

 

 

10年後

 

ジルクニフは手紙を出し、兄弟達の視線を掻い潜り、暗部を使い裏切り者を密かに処分した

暗部に忍者がいた!200年前の忍者の里がまだ存在しているのだろうか

静かに帝位に即位した、周囲の貴族が反発するが騎士団の睨みが発動する

大粛清が始まった

 

 

 

2年後

邪悪な気配を感じる、宙から眺める不快な視線、目を凝らすと顔のない神格が見える

あれは神じゃない、世界を騙すのが上手なようだがあなたの目は誤魔化されない

 

顔は無いはずだかニヤニヤと不快な笑みを浮かべている気がする

近頃邪教が出現したのも奴の信者だろうか

宇宙に跳び広い空間を作成し引きずり込む

エーテル爆発を無数に浴びせる、神格は消滅した

 

化身のようだ、出現場所を確認し、とある作家の小説がたまたまどこかの世界の神格の生き様を言い当てて接続したらしい

どこかで見たことある小説だイルヴァの巣窟にもあったような

 

いずれ本体を消し飛ばしたいが位置が掴めないので諦める他ない

危うく宇宙が汚染されるところだった

困る

 

発狂する者が多数現れ、聖浄の光を癒しの雨に紛れ帝都全体にかけた

まだ帝都の外には出ていないようだ良かった

 

 

 

 

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