外宇宙の妖精   作:裏ラ

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8話

皇帝の書斎で空中に寝転がり賢いトロールという本を読む

表紙には大きなメガネをかけたトロールが描かれている

 

本の内容は商人から知恵を学び、王国との戦争にて重要な砦を建築したことが記されている

よく働き、よく食べ、商人から文字を習得し

建築家の資格をとり、王国との戦争に重要な砦を3つ建築し、帝都の闘技場もトロールが関わっているようだ

最後には生涯得た金銭を寄付し誕生した森へと帰ったとされる

 

 

読み終えしまい込む

 

次の本を手に取る

外が少し慌ただしく思える、そういえばこの時期になると王国との戦争という睨み合いが発生することを思い出す

まさか100年以上続くとは、これはもはや伝統と言ってもいいでは無いだろうか

手に菓子を掴み、口に入れる

 

 

薄い紙を手に取る

数百年前カッツェ平野に霧が突如出現し、当時の人々の混乱が描かれる

 

帝都からカッツェ平野に向かい霧を見つめる

アンデットが生成されている、ただ冥界が完成した時点で、アンデットが集まるとより強いアンデットを生み出す機能は無くなった

そこまで脅威でもない、今も帝国兵が暇そうにアンデット退治をしている

 

 

カッツェ平野の中心地に近づく、妙な穴があり入ってみる

廃墟が見える

足を踏み入れた、割れたガラス、くすんだ旗何が描かれているのかは全く分からない

ネコ科の骨、どれも大事そうにガラス製の箱に入れられていた

1部割られている

足を進める

大きなネコ科の骸が玉座の横で横たわる

玉座だけは何故かピカピカだ

奇妙な感覚を覚える、玉座に星の100年以上のエネルギーが注ぎ込まれていた

すごい力技だ、これを具現化した者はかなり星の権限があったようだ

 

廃墟を探索して見たがどこも機能していなかった

玉座の近くに落ちている箱を手に取る

とんでもなく効率が悪い変換ボックスだ

玉座の後ろに金貨が120枚落ちていた

手に取り、兜を被った女性、ヴァルキリーが刻まれ少しだけマナーが込められている

金貨を1枚持ち帰り、最近知った第ゼロ階位魔法で紙を出し今日の出来事を描く

 

この第ゼロ階位魔法を作ったひとは凄まじい才能だった事が伺える、元素のイツパロトルに紹介したいぐらいだ

マナーを物質に変える偉業は称えられるべきなのに、誰が作成したか全く記録に残らないのはいささか気がかりだ

 

星由来のタレントならばできるか?後で過去を覗いてみよう

 

玉座を破壊もしくは、エネルギーが尽きるのを待てばカッツェ平野の霧は晴れることを提出する

 

2日後

報告書類を読んだジクニルフが書斎に来る

「たとえ待ったとして、どのぐらいの年月で晴れる?」

あと1300年待てばエネルギーが尽きると答えた

「では、2年後に破壊してくれ、また予算が増えるな、土壌はどうであった?」

長年骨を分解しカルシウムたっぷりの最高の土壌だよ

作物に必要な養分は十分にあることを伝えた

 

「それはいい、今のうちに開拓者の選定でもするか、ではな私は事務に戻る」

 

帝国4騎士の激風ニンブルが護衛に着いていることを横目に見た

この帝都でジクニルフをピンチにできる者はいないと思うが

闘技場のトロールと暗部の忍者以外はもういなさそうに思える

 

 

 

夜になり、睡眠をとる、起きて本を読み漁り、菓子を食らう

その繰り返しでたまに冒険譚に描かれた場所を訪れる生活

 

竜退治の英雄譚を見かける一通り読み終わり

都市アベルに飛んだ

墓標識はもう無くなっていた、骨もなく、肉体も魂がないことはあなたが1番わかっているし何となく来てみたくなった、本を墓の箱に入れ埋めた

 

 

 

 

アゼルリシア山脈に飛び、ドワーフの旧王都に住処を移したフロストドラゴンロードを見に来た

体は140年程前よりさらにでかくなりアーグランド評議国の永久議員と同じぐらいの力量を感じ取れる

妻が沢山いるようだ

しばらく旧王国を散策し

太ったフロストドラゴンを見た、メガネを掛け本を読み漁っている

カルチャーショックを受けた

太ったドラゴンなど400年生きて初めて見た

 

触ってみた、ドラゴンの強靭な鱗に覆われているがとてもフニフニしていた、耐久力はかなりありそうだ

 

満足し帰路に進む

 

道中

山脈の近くにこじんまりとした家が建ててある場所を見つけふわりと降り立つ

2人の子供が剣技を磨いている

話の流れからするとどちらがドラゴンに挑むか勝負しているようだ

なかなか才能ありそうな子達だとりあえず帝国騎士の募集チラシと金貨20枚置いた

 

これが帝国騎士団にて噂されている七不思議が1つ

帝都から離れた場所から才能豊かな戦士がとんでもなく上質な紙を持って帝都の兵士募集の受付に来れば必ず大成する

誰がかいつの間にか寝室に置いたチラシ程怖いものはないと

この間騎士団長になった青年が語った

 

 

そろそろまた戦争の時期になりそうだ

帝都に帰りいつも通りの生活をする

 

 

 

 

 

 

世界が揺れた

 

どこかで何かが具現化した感覚がする

 

なるほど、山の頂上や海の中、土の中に埋まるドラゴン達が稀に竜帝の汚物と呼んでいたのゲームサービス終了したプレイヤー達が具現化されることなのか

あなたはアーグランド評議国の永久議員がアベルにプレイヤーか?と質問した理由がわかった

 

あの宙に浮く調停者の骸が竜帝だったのか

式の起点はそこから起動したらしい、別の生命体が竜帝の骸に干渉したような気もする、この前の顔の無い神格と比べ邪悪さは感じない

ほっておいてもいいみたいだ

 

 

今はそんな事より気になる本の続きだ

この作家には会ってみたいな、会いに行ってみよう




ジクニルフ・ルーン・ファーロード・エル=ニクス
Lv14
エンペラーLv5
ハイエンペラーLv3
カリスマLv3
読書家Lv1
食品検定師Lv2


神域で英雄チーズを食べて以来それが好物になった
10年間の間週一は出して貰っている
体力だけならばLv14でありながらLv100のレイドボスに匹敵する

とある妖精が護衛ほんとにいる?と疑問を抱いた原因でもある

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