バカ共が行くブルーアーカイブ   作:マテリアル

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ドーモ=マテリアルです。皆さん昨日はクリスマス(クルシミマス)でしたね。それだけです。それでは、対戦よろしくお願いします。


怒りと不安と冷静

最近腹の立つことばかりだ。

胡散臭い大人からの勧誘、口を開けばコントをしている同級生、夢物語しか言わない先輩、何もせず去っていった連中、アビドスの窮地で何も有効なことができない自分。全部に腹が立つ。

「じゃーん!」

本当に

「ホシノちゃん、リントくん見て見てー!アビドス砂祭りの昔のポスター!やっと手に入れたんだー!」

「ほえー。こんなんがあったんですね」

…本当に

「この時はまだ、オアシスが湖みたいに広がってたんだよねー」

……本当に

「えへへ、すっごく素敵でしょー?もしもう一度何か奇跡が起きたら、またこの時みたいに人がたっくさん集まって―――」

「奇跡なんて起きっこないですよ、先輩」

「そんなもの、あるわけないじゃないですか。それよりも現実を見てください!」

「は、はぅ…」

「こんな砂漠のド真ん中に、もう大勢の人なんて来るわけないでしょう!?夢物語もいい加減にしてください!」

「うえぇ、だってホシノちゃーん…ご、ごめんね?」

「……っ」

「そうやってふわふわと、奇跡だの幸せだの何だの…」

「もっとしっかりしてください!あなたはアビドスの生―――」

「ふんっ!」

不意に殴られる。

「落ち着きやがれぇ!ユメ先輩は反省してるだろうがぁ!」

あぁ、そうだ。こいつも同じだ

「そもそも不満があるなら最初から言っとけってんだい!」

だったらもう、いっか。

まずはやり返さないと。

「っぶねぇっな!」

一発殴ろうとして逸らされた。だからストックで殴ろうとしたらこっちは止められた。

まあ、力で勝ってるしこのまま剝がしながら撃てばいいか。

銃を縦に半回転させて撃とうとする。

半回転まではできた。でも撃つのは止められる

「だめだよ。リントくん、ホシノちゃん」

盾と体を私とリントの間に入れてそう言ってくる。

このまま撃てばいい。そう思ったが体が動かない。

いつにも増してユメ先輩の声のトーンが真剣だったからだ。

どう、収集をつけたらいい?

何も分からなくなった私がとった行動は、

「…」

何も言わずに去ることだった。

 

 

 

 

 

 

「…まあ、話の流れはわかりました」

「それで、その後どうしたんですか?リントがいませんけど」

「リントくんには、帰ってもらったの。一人で、考えたかったから」

「んーあー…一旦敬語で話すのやめときます?」

「ううん。そのままでいいよ」

「わかりました。それじゃあ、ここまでを纏めときましょう」

「ホシノが最近不機嫌だった。それを何とかするためにユメ先輩はポスターを探した。ポスターを見つけ、『奇跡が起こってこんなことになったらいいね』っていう感じのことを言ったらホシノが怒った。…こんな感じであってます?」

「うん」

「んじゃあ、これを元に考えていきましょうか」

ホワイトボードに書きながらだったため忘れることはない。

「最初はホシノが怒った理由から探っていきますか」

「…私が『奇跡』って言ったから」

「それもありますね。後考えられるのは本人が言っている通り調子が悪かった。って言う線もありえますね。」

「ううん。私が『奇跡』なんて言葉に頼ったからだよ」

「…わかりました。ならその線を追いましょう」

「次に、最近ホシノが不機嫌だった理由を―――」

「私が、ずっと夢物語を言ってホシノちゃんを不安にさせて、イライラさせて。だから私に対して―――」

「ユメ先輩」

「っ!?…ごめんね悲観的になっちゃって。もっとちゃんとしっかり―――」

「一度目を閉じてください」

「うえ!?あ、う、うん」

「深呼吸を繰り返してください」

「うん…スー…ハー」

十回ほどユメ先輩が深呼吸をした時

「いいですよ目を開けてください」

「ん…」

「落ち着きました?」

「…ごめんね。こんな不甲斐ない先輩で」

「…まだ落ち着いてない感じですね。もう一回目を閉じてください」

「ううん。落ち着いてるよトウくん」

「じゃあなんです?先輩。欠点なんてない完璧で究極の先輩になりたいんですか?」

「うん?うん…そうなんじゃないかな?」

「いやですねぇ。俺は。そんな完璧超人な先輩が居たら」

「そうなの?『めんどくさい』って言う出来事はなくなると思うけど…」

「そうですね。その人が‘‘在学中‘‘ならなくなりますね。ただ、‘‘卒業‘‘してからがめんどくさいんですよ」

「理由としては、後釜が育ってない可能性もありますし、比べられるっていうのが一番面倒です」

「そっか。そういう問題も残っちゃったりするんだ…」

「まあ、後輩の教育もしていたら別でしょうけど」

「…うん?えっと、つまり?」

「場合によります」

「うーん…場合による。って言うことがないのが完璧超人なんじゃないかな」

「かもしれませんね」

「あれ?まだ別の問題があるの?」

「さあ?あるかもしれませんし、ないかもしれませんね」

「え、えーっと?」

「さてと。今日はお開きにしましょうか先輩。ホシノに関してはまた明日。リントも交えて話しましょう」

「えぇ!?ま、待って!こ、答え、答えはなんなの!?」

「理論と実際は違うのでわからない。ってのが答えです先輩。それではまた明日」




【祝】初2000字達成!いやーそうですね。完走した感想は、「」なしの文をもっと書けば字数を稼げたかなって感じですね。あと、冒頭に関してはユメ先輩の視点で書くべきだったかなと思いました。公開はしています。後悔はしてません。それでは、誤字・脱字報告や感想などあればお願いします。対戦ありがとうございました。

33話以降の戦闘描写について

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