バカ共が行くブルーアーカイブ 作:マテリアル
ホシノとユメ先輩の喧嘩から二日経った。
昨日話した内容は…ほとんどが雑談だったが、先輩が一つだけ言ってきた。
なんでもアビドスの鉄道の利権を買い取っておきたいらしい。
今はネフティスが持っているが、そのネフティスがアビドスから撤退する際に手放すかもしれない。と言う理由らしい。
正直却下する理由もないので賛成はしたが、ホシノと仲直りができてからにしてください。と言っておいた。
聞いてなさそうだった。そんなんだから怒られるんですよ。
あと、ホシノにもお悩み相談の時間を取って欲しいらしい。
理由は心の準備時間と、鉄道利権を買い取り段階までは進めておきたいから。という理由だった。
面倒だったからOKを出した。ただし直前の荷物チェックとリントの同行を強制させた。
そんなこんながあって、迎えた本日。
今日ホシノが来ると言うのは昨夜連絡が来た。のだが…
「…」
来ない。もうすぐ11時が終わるというのに。
「弁当でも食っとくかねぇ」
そうしようとすると、ガラガラと扉の開く音が聞こえた。
「おっ、うぃっす」
「無理があるよ」
「何が無理だ何が。遅れてるそっちが言う台詞じゃねぇ」
「この時間に弁当を食べようとしてる方が無理があるでしょ」
「それもそうだな」
さっきまで座っていた椅子に座り直し、聞く。
「そんで、気分は?」
「悪くはない…けど」
「ならよかった。そんじゃぁこっちの状況をざっくり伝えてくぞ」
「…ん」
「ホシノとユメ先輩の喧嘩後ユメ先輩はだいぶメンタルが削れてた。リントを帰して、嘘を吐くぐらいには」
「…」
「まあ、そんな状況からは表面上は戻ってこさせれた。心の内は知らん」
「今…ユメ先輩は?」
「リントと出掛けてる。詳細はいるか?」
「ううん」
「りょーかい。って言っても状況は伝え終わったけどな」
「え?」
「なんか質問はあるか?」
「…リントは?」
「あんま変わらず。そこまで気にしなくてよし」
「…冷た過ぎない?仮にも親友でしょ?」
「あやつの心は読めん」
「『の』ってことは他の人の心は読めるの?」
「分かりやすい奴なら」
「わかりやすい奴って例えば?」
「んー…心に余裕がない人だとか」
「…そっか」
「急に興味無くすじゃねぇか」
「いや、だって、特別感がなかったし」
「そりゃそうだろ。相手の性格さえ大体把握すればできるもんだし」
「それなら、心に余裕がない人ってのは関係ないじゃんか」
「焦ってたりすると思考が単調になりやすいからな。話題を逸らそうとしたり、辻褄が合わん言い訳をしようとしたり、人の粗を出そうとしたり」
「…」
「話術ってのはすごいよな。極めれば人の心情を読める」
「…そうだね」
「んで、話は変わらんでもないが、どうやホシノさん。話術を磨くってのは」
「…なんでさ」
「単純に言うと、今後のため。だな」
「…」
「今後後輩が入ってくるかもしれない。今のままだったら先輩との喧嘩みたいなんが起こる可能性もある。全員が全員好ましい性格って訳じゃないからな」
「…」
「んで、これから2年ぐらい毎回毎回こんな喧嘩起こされたらたまったもんじゃない。主にこっちが」
「…ごめん」
「いんや、いいよ。人間は失敗から学ぶもんだし」
「でも…」
「でももだってもありゃせん!あるのは行動するかしないかの二つだけじゃい!」
「だったら…」
「なんや。いうてみぃ」
「だったら私は行動するよ。変わるために」
「よぉ言った!それでこそホシノや!」
「…なんなのそのキャラ」
「ん?さぁ。俺もわからん」
性格からの感情メタ読み!がしかし、相手が気分で生きているため意味がなかった!ってやつです。トウがリントの感情を読めないのは。そういえば正月が過ぎていましたね。遅れながら新年のご挨拶をば。あけ(てから2日ほど経っていますが)よろしくお願いします。今年も『バカ共が行くブルーアーカイブ』をよろしくお願いします。それでは。対戦ありがとうございました。
33話以降の戦闘描写について
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