バカ共が行くブルーアーカイブ 作:マテリアル
約束の時間からもう30分も過ぎた頃。モンタを除いた俺達の姿は、モンタ宅の前にあった。
ピンポーン
「…出ーへんな」
「俺に任せろ」
ケイタに代わって、インターホンを押す俺。
ピンポーン
「…」
ピンポーン
「…」
ピンpピンポーン
「…」
「あの…サキさん?」
ピンpピnピンpピnppppppppp
「ちょちょちょサキさん!?壊れる壊れる!!」
「あ、すまんすまん」
「…にしても全然出てこーへんやん、モンタ」
「確かにそうやな」
「普段ならこんなことないと思うんやが…」
皆、今回はなんだか普段とは違うと感じる。
「なあ、サキさん。鍵はかかってる?」
ケイタが、俺に確認するように促してくる。別に嫌がることでもないので、直ぐに確認をした。
ガチャガチャ
引いても開かない扉。
「鍵はかかってるわ」
「うわ〜、モンタやったら開けてる思ってんけどなぁ」
「どうにかして中見られへんのか?」
「うーん、ちょっと荒業になるけど。こうするしかないか」
俺は、持っていた銃の銃口を鍵に向ける。
「ちょ、サキさん!?!?」
ダンッ!!
ケイタのストップが入るより早く、俺は引き金を引いた。
「これでよし」
「うん、よしじゃないで?」
真顔でツッコミを入れてくるケイタ。
「安否確認やからいいやろ」
「うん、限度があると思う」
俺とケイタがそんなやり取りをしている間に、ソウゴは扉を開けて中へと入っていく。
「…誰もおらへんで」
「は?嘘やろ?」
ソウゴから放たれる言葉に困惑する。
「んなわけ、探せばおるやろ」
モンタの家の中に入り、少しの間探してみる。
「…ホンマにおらんやん」
「言ったやろ?」
「じゃあモンTはどこにおるんや?」
「…入れ違い、ってことはないやんな」
「それやったら多分モモトークの既読つくはずやん?見てみろよ、まだ既読2しかついてない」
俺はソウゴに自分のスマホの画面を見せる。
「じゃあモンタの奴マジでどこ行ったん?」
「…検討もつかん」
一方その頃。とある廃工場では、縄で手足をがっちりと縛られたモンタと、それを囲うようにヘルメットを被った集団が見受けられた。
「…お前らは誰やねん!」
モンタが、自分を誘拐したであろう張本人の少女に荒っぽく問いかける。
「ふふふ、そう騒ぐな胡酢谷モンタ。自己紹介ならちゃんとしてやる」
少女は格好をつけるように言う。
「私達は、カチャカチャヘルメット団。ここら辺一帯をテリトリーにしている一大組織だ。そして私は、
(いやカチャカチャヘルメット団って、ダサ)
「…お前らが誰なんかは分かったわ、でもなんで俺なんかを誘拐したんや」
「ふふふ、そんなの決まっているだろう?身代金だ」
「身代金?」
「ああ、胡酢谷モンタ。中学生ながら優秀な技術力を持っているのだろう?であれば、その能力に見合った身代金が貰えるに違いない」
(…残念ながら、期待とは違って、俺を誘拐したところで取れる身代金なんてたかが知れてるねんなぁ)
そう考え、モンタは悲しそうな顔をする。
「まあ、こんな話はもういいな。とりあえず、お前の友人にでも誘拐したことを報告するとしよう。さぞかし驚いて慌てふためくだろうな…はっはっはっ!!」
豪快に笑い、ヌイはモンタのスマホを操作する。
(…なんでわざわざ報告の電話を入れるんやろ…アホちゃうんか?)
「ふーむ、誰にしようか迷うな…」
スマホとにらめっこしながら深く考え込むヌイ。
「…!そうだ!胡酢谷モンタ、お前に選ばせてやろう。誰に誘拐されたことを報告して欲しい?…おっと、ヴァルキューレなんて言うなよ?はっはっはっ!!」
何故かそう提案してきたヌイ。
(なんで俺が選ぶんやろ…でもこれは救出してもらえるチャンスやないんか?)
(トウ…ソウ…ケイ…リント…リントか?リントなら通話に出る確率も高いし、もしかしたらケイタとソウゴが一緒かもしれへん…よし)
「…リント、リントってやつにしてくれ」
(頼む、信じてるぞお前ら!!)
公開可能な情報
胡酢谷モンタには制作の方面に特殊な才がある。その内容は、
設計図等を参照した場合発動しないが、自分の脳内設計図のみで制作した場合物理法則に反することが起きる。又、改造の場合も同様である。
33話以降の戦闘描写について
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ガッツリ書け
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ダイジェスト方式で書け
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なんでもいいから書け