バカ共が行くブルーアーカイブ 作:マテリアル
学校から車をぶんどることに成功した今日この頃。俺たちはソウゴのドライビングテクニックにより、モンタのところまで爆速で向かっている最中だ。
「ソウゴ!飛ばせ飛ばせ!!」
「オッケイ!」
ソウゴがエンジンをさらに踏み込む。スピードメーターをチラッと見てみたが、学園で規定されている走行速度を優に超えていた。まあ、そんなことは気にしない気にしない。男ってのはスピードが出てたらテンションが上がる生き物だから。(適当)
「気分爽快だぜ!!なぁお前らぁ!!」
「「Wooohoooo!!」」
事実、車内の盛り上がりは異常なぐらいだ。
「そういやリント!現場に着いたらどうするん?」
「そんなのは決めてない!」
「無計画〜」
「とりあえず、程々に向こうのアジトを荒らして、モンタを誘拐して、即ラーメンや!」
「こっちが誘拐するんか〜い!」
「お前たち、最悪だぜ〜!」
「「Foooooo!!」」
場所は変わって廃工場入口。そこでは警備員2人が暇そうにしていた。
「なあなあ、しりとりしようぜ」
「分かった、"い"からな。家」
「え、え、駅」
「
「え、え、エクササイズ」
「
「え、え、餌!」
「サザエ」
「え、え、え…演歌!」
「カフェ」
「え、え…って、おい!さっきから"え"ばっかりじゃないか!」
「これも作戦だ」
「畜生…!え、え、え…」
「ほら、"え"ぐらい一杯あるだろ?早く出せって?」
「…え?」
「…ん、どうした?遂に"え"という文字はなんなのかという哲学の域に入ったか?」
「いや…そうじゃなくて…」
「じゃあなんなんだ?」
「…あの敵意増し増しで突っ込んで来てる車は何?」
片方の警備員が指差す先には、法外の速度で走行する車両が。
「…おいおいおいおい!ととと、とりあえず迎え撃つしか!」
一方、車内では。
「入口に警備らしき奴がおるで!」
「数は?」
「2!」
「おっけ、ナイスケイタ。ソウゴは速度そのままに突っ込んでくれ。警備はこっちで片付ける」
そう言って、俺は横窓を開けて身体と銃を外に出す。揺れはあるが、狙えない距離では無い。
ダン!ダン!
まずは2発の鉛玉を片方のやつの頭にプレゼント。
ダン!ダン!
間髪入れずにもう片方にも同じのを同じ場所に。
「…Да。無力化完了」
「ナイスショット!」
「おっし!んだらもうじきで工場に突っ込むで!しっかり掴まっとけよ!」
「「頼んだ!!」」
工場まであと100m弱、ソウゴは更にスピードを上げる。そしてついに…工場の壁を突き破った。
突入の少し前。
「…おかしいな、もう電話してから1時間半だそ?なんで返事が来ないんだ?」
首を傾げるヌイ。
「もしや胡酢谷モンタ…お前、見捨てられたか?」
「いや、そんな訳…あるかもしれへん…」
「…なんだか可哀想な奴だな」
「言わんといてくれ…」
弱々しい声のモンタ。完全に元気がなくなってしまっている。
と、そこへヌイの部下が慌ただしく報告する。
「リ、リーダー!」
「どうした?そんな慌ただしくして」
「く、車が!」
「車が?」
「車が突っ込んできます!」
ドカシャーン!!
衝突の瞬間、身体中にその衝撃が伝わる。痛ぇ。でもそんなことは関係ない。まずは周囲の確認だ。
「な、何だ何だ!?」
「うわぁ!?何事?」
「車突っ込んで来てんじゃん!」
どうやら見た感じ敵の数は20〜30といったところ。モンタは…いた、縄でぐるぐる巻きにされてやんの。
「ケイタ」
「うっ、うう…な、なんや?」
とりあえず、衝撃で1番満足に動けなさそうなケイタを、モンタ確保に当てる。
「俺とソウゴでこの場を荒らすから、隙を見てモンタの確保に行ってくれ、場所はあっこや」
「りょ…了解!」
「よし…ソウゴ!動けるか!」
「あ↑あ↑あ↑痛い!でも行ける!」
「んだらひと暴れや!俺右な!」
「オッケー!」
車の右側のドアを開け、素早く降車する。
「よっと…うん、まあそうだよな」
しかし、相手が黙ってそれを見ているわけもなく、数多の銃口が此方へ向けられる。
「武器を捨てろ!」
「抵抗するんじゃないぞ!」
「この野郎!よくもアジトを!」
…でもなー、すまない。近接は俺の十八番なんだわ。
「ypaaaa!」
いつもの掛け声。1人の敵に向かって走り出し、向こうが撃つより早く腹に銃を突き刺す。
ドスッ
「うっ!!」
いくらキヴォトス人と言えども、腹に衝撃を受けると悶絶もの。そいつはその場に倒れた。
「は!?」
「何で突っ込んd」
「おらぁ!!」
間髪入れずに、今度は右にいた奴を蹴り飛ばす。
「がはっ!!」
「こ、このやr」
ドスッ
左にいる奴が此方に銃を向けるので、お腹に一刺し。
「うぁ…」バタッ
「な、なんだこいつ!」
「う、撃て!早く撃て!」
「うわあああぁぁ!」
ダダダダダダダダ!!
短時間で三人をダウンさせた俺に、四方八方から銃弾が浴びせられる。…まあ、多少は当たるのは仕方がないので、同士打ちを誘うように立ち回る。
「おい!当たってるぞ!!」
「しょ、しょうがないだろ!!多少は我慢しろ!」
「んー、仲間割れはいかんよ?」
「は?い、いつの間に近くに!」
「あと、ちょっとこれ貰うね~」
そう言って、そいつが持っている銃を素早く奪う。さっきリロードしてたのは確認済みなので、とりあえず1マガジン撃ちっぱにして、出来る限り多くの敵を無力化する。
ダダダダダダダ!!
「ぐあっ!!」
「がはっ!!」
「あがっ!!」
これで、残りの敵は片手で数えられるほどに減ったので、あとは自分の愛銃で片づける。
ダン!ダン!ダン!ダン!
一方その頃、ソウゴの方では...
「おい!なんで銃弾が当たらないんだよ!」
「弾の軌道が曲がってるぞ!?」
「どうなってんだよ!!」
「ふっふっふ…これは電磁フォースバリア!電磁石によって弾丸が当たらないようになる代物なのだ!!(モンタ曰く)」
「はぁ!?チートだ!チート!」
「こんなん勝てるわけないだろ!」
「俺らに喧嘩売ったお前らが悪いんだよなぁ…と、言うことで」
「な、なんだ!」
「さっさとこの勝負、終わらせてもらいますか!」
ソウゴがそう言う。その瞬間、カチャカチャヘルメット団達の背中に悪寒が走った。理由は分からないが、凄く嫌な予感がする。…そして、それは無情にも的中してしまった。
ブロロロロ!!
突然現れた謎の車、それが円を描くように回転し始める。
「「「!!!???」」」
全員が、突然のことにそうなっていると、ソウゴが数人をまとめて車が描く円の中へと蹴飛ばした。
「「「うわああぁぁぁ!!」」」
そして、次の瞬間。ソウゴも円の中へと入り、タイミングよく車を踏み台にして、円の中へ蹴飛ばした数人に向かってジャンプをする。
「「「!!!!????」」」
ジャンプをしたソウゴは、その勢いのまま数人へ強烈な蹴りを食らわせた後、上手く方向転換をして、また車の方へと着地&踏み台にしてまた彼女らの方へ向けてジャンプ。また蹴りを食らわせて、上手く方向転換をして…これを数十回ほど高速で繰り返した後、ソウゴは足の裏から炎と煙を出しながら地面へと着地をする。
…その数秒後、
チュドーン!!
先ほどまでソウゴによってボコボコに蹴られていた彼女たちは爆発した。何故か爆発した。黒煙が晴れると、そこには気絶した彼女たちの姿が。
「...どうだ、俺の渾身のスピードロップは!」
「「「…もうめちゃくちゃだよ」」」
戦意を喪失した他メンバーは武器を捨てた。
「ご、胡酢谷モンタ!あ、あいつらがお前の仲間か!?」
「うん、せやなぁ」
「な、なんてめちゃくちゃな戦い方だ!いくらなんでも馬鹿げてるぞ!」
「俺も正直そう思うわ」
ヌイの言葉に同情をするモンタ。この間にも、メンバーは次々に蹂躙されていく。
「「「ぐわあああぁぁ!!」」」ダン!ダン!ドガーン!
「畜生!とにもかくにも逃げるしかない!このままじゃ全滅だ!お前ら!胡酢谷モンタを連れ…て?」
ヌイが後ろを振り向く。視界には、倒れている側近と、ナイフを持ったケイタ、縄から開放されたモンタの姿があった。
「あっ、…ハジメマシテ」
「…久しぶりの自由やわ」
「一体!?いつの間に!!」
「「あいつらがお前の仲間か!?」のとこからやな?」
「ま、全く気付かなかった…!」
「んー、俺らが暴れ散らかしてたのもあるんじゃあないかな?」
「久しぶりのスピードロップは楽しかったわ!」
「!?」
後ろからした声に対し、ヌイは咄嗟に振り返る。
「やあ?お前がモンタを誘拐した張本人か?」
「…あ、ああ…そうだ、私が誘拐した張本人だ」
「ふーん。じゃ、俺たちのモンタを返してくれるかい?」
「「そうだそうだ!」」
「お、お前ら!!(喜)」
「こっちは、そいつにラーメンを奢って貰わなければいけんのでね」
「「そうだそうだ!!」」
「お、お前ら?(困惑)」
ラーメンズメンバーの空気に置いてかれるヌイ。大きくため息をつく。
「…どうやら私は、相手を間違えたようだな…」
「おっ?てことはー?」
「…はぁ、お前達の要求を呑もう」
「テッテレー!モンタの誘拐に成功したぜ!」
喜びを表現するリント。他の衆もそれを聞いてより一層うるさくなる。
「奢り!奢り!」
「心配させた罰やで、ラーメン奢れよ」
「俺の扱い酷ない!?」
「ははっ!気にするなモンタ!さっさとラーメン行くぞ!」
「ほらモンT、早くしろよ!」
「運転は任せろ!」
「ちょ、お前ら待てって!そもそも俺金持ってな「うるせぇ!ケイタ、ソウゴ。車乗せろ」ちょ、う、うわあああぁぁぁ!!」
モンタは抵抗虚しく引きずられ、車へと乗せられる。それをボーッと見ていた鎌世ヌイに、リントが言葉をかける。
「えーと、鎌世ヌイだったか?」
「…?」
「もしかしたら会う機会があるかもな。ま、そん時は仲良く駄弁ろうぜ?」
先程まで敵だった奴に対する発言としては、非常におかしなもの。でも、ヌイにはそれが酷く面白く感じられた。
「…はっはっは!!そうだな、私としてはお前に二度と会うのはお断りしたいが…もし、会うことになったらそうしよう!」
「そりゃいい返事だ。…じゃ、今回は失礼したな」
「ああ、本当にな?賠償を請求してもいいか?」
「やるなら倉過トウって奴に請求してくれ」
それだけ言って、リントは車へ乗る。車は、自分でぶち開けた穴を通って去っていった。
〜ラーメン屋〜
「…お前らさぁ…確かに(脅迫の末)奢るとは言ったで?でもさぁ…」
リント→特製鶏白湯ラーメン大盛り(1100円)+チャーシュートッピング(200円)+海苔トッピング(100円) 計1400円
ケイタ→特製豚骨ラーメン並盛(1000円)+海苔トッピング(100円)+炒飯並盛(350円) 計1450円
ソウゴ→特製醤油ラーメン並盛(1000円)+海苔トッピング(100円)+ご飯並盛(200円) 計1300円
「いつもより多ない?気のせい?」
「気のせい気のせい」
「いつも通りやで?」
「ソウダゾー。それより早くモンタも頼めよー」
「…あぁぁ!!もうっ!!」
モンタの悲痛な叫びが響く。しかし、それとは対照的に、俺たちの気分はタダ飯が食える喜び…ゲフンゲフン。これから出会うラーメンの想像で、非常に良いものだった。
「普通にラーメン美味かったな」
「また来年期待」
「"来たい"の間違いだろ」
「メタイわ」
「金が…俺の金が…」
公開可能な情報
和坂ソウゴは、某日朝特撮の必殺技の再現(エフェクトまで)を行うことが出来る。自身の知識にあればどんな必殺技でも撃てる。威力は当たれば確定気絶。
33話以降の戦闘描写について
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ガッツリ書け
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ダイジェスト方式で書け
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なんでもいいから書け