バカ共が行くブルーアーカイブ   作:マテリアル

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ドーモ=マテリアルです。日中暑いのに日が落ちるの早くないですかね。バグですか?運営は何をしているのでしょうね。(書くことがない)そんな訳で、対戦よろしくお願いします。


強盗と逃走と発見

(最近金庫から定期的に金がなくなってるから、セキュリティを強化してるってのに本部からはクレームばかり…部下は役に立たずばかり…これじゃ俺の出世街道が…)

そんなことを心中で嘆いていると、唐突に照明が落ちる。

「!?なんだ!?」

状況を把握しようとしていると、

バゴーン!!

爆発音が鳴り響く。

その少しあと、照明が付く。

爆発音が聞こえた方を見てみると、奇妙な7人組が見える。そして、その付近には警備員が横たわっている。

おそらく照明が落ちているの間にやられたのだろう。

…実際には困惑したままだったが後で思い返すとこんな感じだ。

そして、白い覆面を被ったやつが言った。

【ぷりーずどんとむーぶ。いふゆーむーぶ。あーい、きるゆー】

流暢にではなく、まるで子供に言うかのように動けば殺すと言ってきた。

そして、多分だが、その言葉の裏には確かな殺意があったのだろう。その場にいた、全員が硬直した。

そのまま、堂々と窓口の方まで歩いていく集団。

やられていない警備員たちが動いた。

「まっだろうねー」

そんなことが聞こえて、集団から2人動いた。ピンクと赤の覆面だった。

…一瞬と言っていいほどだった。5人いたはずの警備員が数回の銃声の後倒れた。

そして、紙袋を被ったやつが言った。

「動かないでください?皆さん。あのようにはなりたくないですよね?」

全員恐怖で動けなかった。外部と連絡を取ろうにも繋がらず、警備員も動けない。

そこから先はやつらの思うとおりだった。

要求はあるだけの集金記録。

持参してきたカバンに金と本部に今ある集金記録をすべて詰め込み渡す。

やつらは中身を確認し、集金記録と金を別々で持ち、最初に開けた穴の前まで戻った。

脱出する直前、白の覆面が言った。

【これは私たちには必要がないので…置いて行きますね。早いもの勝ちですがっ】

そう言って、金の入ったカバンを置く…かと思ったら投げた。

【私たちは”覆面水着団”です。以後お見知りおきを】

そう言い残して去っていた。

銀行内は大混乱。金を回収しようとする者、強盗を逃がそうとしない者、それを阻止しようとする者。様々な連中が入り乱れた。

 

 

 

 

「ん、ここまでは予定通り」

「でも、ここからが鬼門だよー」

「あ、あはは。ほ、本当にやってしまいました…」

【演技。素晴らしかったですよファウストさん】

『皆さん、油断しないでください合流地点まで何が起こるかわからないんですよ』

アヤネから忠告が来た通り、何があるかわからないため、警戒しながら合流地点まで走り続ける。

ちらほら来る。マーケットガードを避けつつ走ること数分、合流地点まで無事にこれた。

「お疲れ様」

と、先生が声をかけてくる。

「お前らよくやった!」

と、ソウゴも言ってくる。

【敵の追撃はなしです】

「ん、ここからは脱出。全員手筈通りに」

覆面を外し、何もなかったかのように歩き、ブラックマーケットからの脱出を目指す。

雑談がないより、ある。収穫がなかったかのように歩く。

とはいえ、ここはブラックマーケット。警戒は忘れない。

2分ぐらい経った時、前から微速の車に出会う。

「倉過さんでしたか。気を付けてくださいね。騒ぎがあった直後ですので」

「わかってます」

軽く言葉を交わし、それぞれの方向に進んでいく。

 

 

 

突発的に始まった銀行強盗。とは言え、金品は強盗せず欲しいものだけ、集金記録だけを狙った強盗。

対策委員会の部室に戻ってきて、その収穫物をトウが素早く仕分けをし、アビドスの集金記録と、もう一つあった。それを見たセリカは激しく机を叩いた。

「な、何これ!?一体どういうことなのっ!?」

動揺するのも無理はなかった。集金記録はいいのだが、もう一つの方は…

「カタカタヘルメット団に対して『任務補助金800万提供』って記録がある…」

この記録は、アビドスの返済金をヘルメット団に流している事の証明でもあり、学校に対しての攻撃行為の証拠でもある。だから、セリカが言った。

「これをヴァルキューレに出せば借金がなくなるんじゃないの!?だって、証拠があれば動くんでしょ!?トウ先輩!」

その、セリカの問いにトウは少し黙った後、口を開いた。

「どうだろうな」

「えっ!?」

「その場合、カイザーローンだけじゃなくカイザーそのものを相手取ることになる。子会社でさえ黒いこと上等な企業だ。ヴァルキューレへの根回しや、子会社の社長の首を切って逃げる。最悪の場合、うちらの誰かが誘拐されて交渉カードにされることもあり得る」

可能性の一端を挙げていくトウ。

「仮にローンのところの社長の首を切れても次期社長に代わるだけ。謝られて、借金が若干緩くなるだけで終わる」

こんな紙切れ一枚で終わるほど甘くないってこと。と言ってトウは締めくくった。

不満そうな顔をするセリカ。そんな時、ソウゴが言った。

「…なあ、なんでそんな言い争ってるん?」

「…その心は?」

トウが聞き返す。

「だって、敵はカイザーなんやろ?そんなん全部リントに丸投げしたらええやん」

場が、静まり返った。

「そいつにそれだけの力があるならそうすればいいんじゃないか?」

ぺぺろんちーのも乗っかった。

「?なんでとぼけてるん?」

また、場が静まった。

「殺すぞ」

ぺぺろんちーのからそんな発言が飛び出した。

その立ち姿は本当に人を殺しそうな雰囲気で、ゆっくりとソウゴへ向かうぺぺろんちーの。

その時、ホシノが動き、ぺぺろんちーのが付けているサングラスを取った。

「あっちょっ」

「うへー。やっぱりね」

三度目の静寂。

サングラスが取られたぺぺろんちーのの顔はリントにそっくりだった。

「えっと…リント先輩…ですか?」

ノノミが聞いた。

「はぁ…もう…ほっっっんとどう落とし前付けてくれるん?」

その質問は彼の耳に届いてなかった。

「えっあっ!い、言ってなかったん?」

「おまえさあ?」

「ごめんやん!俺てっきり言ってるもんやと思っててさぁ?」

謝罪を認めないかの様に近づいていく。

「いや、あの、ちょっ。すみません。許してください。何でもしますので」

「腹切って詫びろ」

「何でもするとは言ったけどー何でもするとは言ってないのでー」

「なら死ね」

「えっちょひどない?」

「それか俺が引導渡してやるよ」

「ちょちょちょ待って!助けてトッさん!」

「まあうん。しゃーない」

「味方はいねーってのかよ!ちくしょう!」

「ほな殺すからねー」

襟首をつかまれ、そのままずるずると引きずられていくソウゴ。

「イヤッ!イヤッ!」

必死の抵抗もむなしく、廊下へ出て行ってしまった。

「それで、トウ?あれは知ってたの?」

知ってた。と言って、1~10まで説明しだした。

・リント=ぺぺろんちーの

・便利屋とつながってる。

・無意識に二重スパイみたいになってた。

・借金の利子はリントが払っている。

・鹵獲ヘルメット団の物品はほとんどSKNに売ってた。

などなど

ほかにもいろいろなことを言っていたが重要なのはこれぐらいだと思う。

最後にトウはこう言った。

「色々腑に落ちん所はあると思う。だけど、文句はリント(あいつ)じゃなく俺に言ってくれ。黙っておくって判断したのは俺なんでね」

「一ついいですか?」

「どうぞーアヤネッサン」

「文句ではなく疑問なんですけれども、何故リント先輩お店の利益は借金返済に充てられいるのに、ノノミ先輩のカードは充てられないのですか?」

「スゥー…俺が勝手に言っていいような内容じゃないんですけど…。…言って大丈夫ですか…?」

確認を取るかのようにノノミの方を向き丁寧に聞いたトウ。

「えっと、大丈夫ですよ」

「りょーう解しました。…でも、一旦は表面的な話で…」

「それじゃ誰にも伝わらないよ。トウ」

先読みでホシノに発言を潰されるトウ。

「そう…ですね。はい。すみません。えー…はい。えーっと、ノノミさんのカードはノノミさんの両親…両親?…まあ親のカードで、厳密に言ったらノノミさんのお金じゃなく、ノノミさんの親のお金でして。対してリントサンは自分で店を構えて切り盛りしていて自分で稼いだ、自分のお金でなおかつ自分の意思で利息分を払っている。と、言う感じでして」

「どういうこと?」

セリカが言った。

「つまり、借金をする相手が、カイザーからノノミさんの親になる。と言うことですか?」

「阿慈谷さん正解」

「うん?だったらなおさらいいじゃない。だって返済する相手がノノミ先輩の両親になるんでしょ?カイザーより利子は安いだろうしいいじゃない」

「う…うーん…なんと言えばいいのか…」

トウが頭を悩ませる。…それだけ複雑な問題なんだろうか。

「もし、さセリカちゃん。ノノミちゃんのご両親がお金じゃなく別のものを要求してきたらアビドスは断れる?例えば」

一拍を置いてホシノが告げる。

「学校の利権とかさ」

「断るしかないじゃない!!だって、学校の利権を引き渡したらそんなのアビドスじゃなくなるじゃない!」

「そう。断るしかない。でも、断れないんだよ」

「どうしてよ!」

「約九億払って何もなしってのはあまりにも不公平が過ぎるからねー。ギブアンドテイクってやつだよ」

「だったらリント先輩もそうする可能性があるじゃない!!」

「リントの場合はねぇ…自分から出してきてるし、まあ、ユメ先輩に言われてるってのもあるけど、こっちからは自由を提供してるし、不満があるなら言ってくるしで、あんまり考える必要がないんだよ。最悪の場合トウが犠牲になればいいんだし」

「えっ、ひどくないですか?」

いろいろと複雑な…複雑な?理由が絡み合ってこんなことになっているというのを理解した我々アビドス新参者達はまだまだ知らないことがあったんだなと思った。

また、セリカは、ソウゴを絞め終わったリントに謝罪をしたが、何言ってんだ?みたいな態度を取られ、謝罪して損をしたと言った。




ブラックマーケットからの脱出途中、微速の車と別れてすぐぐらいの出来事。
「あれ知り合い?」
「納品先の従業員」
「へー」
「全員が裏方であり、表でも働く謎な業務形態してる」
「うん?」
「ちなみに、あれが治安維持組織」
「へ?」

治安維持組織の名前は『RG』です。覚えておかなくていいですよ。
うーん。今回は長く書いた。久しぶりの3千字以上ですよ。実に八か月以上経っています。多分3千字越えが「初仕事」からないはずです。まあ、だからなんだって話ですが。そういうわけで、誤字・脱字報告や感想などお待ちしております。それではー。対戦ありがとうございました。
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